LGBTの紙媒体★掲載チェック06●週刊ポストで假屋崎省吾氏が石原慎太郎氏の発言を批判

あのねぇ、思ったんですよ。ネットでは、Googleニュースや検索などでLGBTに言及しているニュースを簡単に探すことができますが、新聞の小さい記事や雑誌・ムック・新書など、紙媒体のみにしか載っていないものは、見逃すことが多いですよね。(←別に見逃したってどうってことないんですけど。笑)けっこう本屋をウロウロしてると、自然に見かけることが多いんですよ最近。 だからここはアナログに立ち返り(笑)、皆で情報を寄せ合えば発掘できるのではないかなぁと、思い立ったわけです。
肯定的なもの、否定的なもの、丁寧に取材された記事、単なる興味本位のもの等々・・・種類は問いません。「あ、これはネットで探しにくいだろうなぁ~。見逃されてそうだなぁ~」と思うものを見つけたら、ぜひコメント欄に情報を寄せてください。感想などをテキトーに語りましょう~。
・・・と、いうわけで復活トップバッターは週刊ポスト。2月1日号の新聞広告で、こんなコピーが躍っていました。
新宿二丁目、おネエタレント全盛で「普通の女」が殺到中
あまり期待しないで誌面を覗いてみたら、けっこうしっかりしたルポルタージュで4ページもありました。山藤章一郎と本誌取材班「ニュースを見に行く!現場の磁力」という連載で、取材対象は新宿二丁目。假屋崎省吾氏のインタビューと、二丁目のゲイバーや売り専バーなどの風俗が交互に描写され、構成が凝っていてなかなか読み応えがあります。
『おネエ★MANS』やIKKOの「どんだけぇ~」効果で新宿2丁目にノンケ女性が増えている・・・というところまでは、まァありがちな視点ではあるのですが。僕が面白いと思ったのは假屋崎省吾さんの発言。
その後、記事は假屋崎さんの大成功ぶりと新宿2丁目に集う市井の人々の風俗を交互に対比させて描くわけですが、当の假屋崎さんが2丁目について、こんな発言もしているんです。「テレビに出ていなければ、今でもゲイを隠してましたよ。ゲイという宿命を負っていましたが、それを逆手にとってカミングアウトして、収入がとてつもなく変わって、こんな家を作れて、普通では考えられないですよ」
ここまではっきりと假屋崎さんが2丁目について言及し、石原慎太郎氏について批判しているとは・・・。驚きましたし、嬉しかったです。ぜひ見てみて!→FC2 同性愛Blog Ranking「2丁目には時間がないし、飲めないし、同居人がいますから行きませんが、あの独特の文化、絶対に残すべきです。石原都知事が、ナマコとオカマは嫌い、ぶっ壊せと叫んでますが、とんでもない。少数の弱者の金欲、性欲、食欲を満たす場は必要です。」
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パフナイト★55●週刊金曜日に伊藤悟さんの記事が掲載されました。

伊藤悟さんの母親が認知症となり、日々の介護の疲れと苦しみの中、共倒れしそうなときに母が入院したときのエピソードとして、次のような発言が紹介されています。
この他にも、当日話された内容の一部ではありますが伊藤さんの発言が紹介されています。→FC2 同性愛Blog Ranking「パートナーが心配して一人で見舞いに行ってくれたが、看護師からどういう関係かと詰問調に根堀り葉堀り聞かれた。公的に認められていないので、『同性パートナーだ』と言いにくい。異性であれば恋人か婚約者だと言えば理解され、詮索されないのに」