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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

パフナイト★49●伊藤悟さんをお迎えしての「他人事じゃない老親介護」終了



 2008年第1弾のパフナイト「パートナーシップ・サバイバル①他人事じゃない老親介護、その時パートナーは!?」が本日14時から行われ、パフスペースにはレズビアン、ゲイ、トランス等々、セクシュアリティーを問わず幅広い人々35名が集まり、ゲストの伊藤悟さんの話に耳を傾けました。

 すこたんソーシャルサービスの活動を続けながらの老親介護。その生活について具体的な事例を挙げながら語ってくださり、まるで情景が目の前に浮かぶようでした。あっという間に1時間半が過ぎたという感じです。

 休憩してからの質疑応答では会場から、同じく介護に直面している方からの質問が出たりしたのですが、伊藤さんは自身の経験と照らし合わせて言葉を探りながらも、「これで応えたことになったかどうかわからないな・・・。今後も連絡取り合って語り合いましょう」と、応じていました。自分の発する言葉に対する誠実さとか、わからないことはわからないと言う正直な態度とか、格好付けずに内面を深く掘り下げて負の部分までをも見つめる姿勢とか。著書の文体に表われている通りの人格が、そこにはありました。

 同性パートナーとの日常生活。しかも中・高年にさしかかってから直面する生活上の様々な出来事について、LGBT当事者は情報を得られる機会がなかなかありません。したがって自分の将来について、なかなか具体的なイメージが湧かないのが現状です。そういった意味でも、今まさに現実の問題として直面している伊藤さんの生々しいエピソードは、「生活者」としてこれから歩む上での貴重な先行例として、僕の脳裏に刻まれました。これからきっと事あるごとに思い出されることになるのでしょう。

 まずは、お忙しい中にも関わらず、自身のことを赤裸々に語ってくださった伊藤さんに感謝です。ありがとうございました。FC2 同性愛Blog Ranking


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