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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

LGBTの紙媒体★掲載チェック08●TV Brosの表紙に注目!

 この表紙すごくないですか?

 現在発売中のTV Bros(2/2号)が画期的なレズビアン特集を掲載しているのを発見!!。♀♀のマークがデカい。しかも重なり合ってる・・・!

 2月2日に「Lの世界」(L word)のDVDが発売されることを記念しての特集ということで、ライターの萩原まみさんが担当した特集記事 「Lカルチャーの波がくる」 が、4ページにわたって載ってます。

 登場する人物も多彩です。「L word」製作総指揮のアイリーン・チェイケンさんのインタビューをはじめ、漫画エッセイ「ハニー&ハニー」でお馴染みの、パフナイトにも来た竹内佐千子さん、サイト「Tokyo Wrestling」のカイザー雪さん、イベント「GOLD FINGER」のプロデューサーCHIGALLIANOさんのインタビューも掲載。尾辻かな子さんや笹野みちるさん、中山可穂さんなどについても言及されていて、往年の「90年代ゲイ・ブーム」の頃の一般誌を見ているかのような錯覚に陥ってしまうほどの充実した掲載ぶり。

 これは買い!しかも200円なんですよ、この雑誌。担当ライターの萩原まみさんはかつて、レズビアン雑誌『フリーネ』『アニース』等で活躍していた方なのだそうです。だから当事者でも違和感なく読むことが出来るんですね。

 それにしても現在、コンビニの店頭でこの表紙が並んでいるという事実が何よりもスゴイ(笑)。こういうの、もっともっと巷に溢れ出すといいなぁ~。FC2 同性愛Blog Ranking
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たかがテレビ042●薔薇と髭と・・・。静香ネエさんのバックレと・・・。

 「オカマ演技」とか「デカ演技」っていうマニュアルでもあるんだろうか。テレビドラマの世界には。

 21時から放送された「相棒」。イマドキ珍しく「類型的なマッチョ男」ばかりが出てくる昭和の世界のような刑事ドラマの中で、異物として存在する「オカマ」としての役割を、深沢敦さんはそつなく期待通りに演じていました。僕は正直、最初の数分見ただけでお腹いっぱい。「このまま一時間見ていたとしても、もう裏切られることはないんだろうなぁ」という諦めの気持ちが湧き、意識は完全に弛緩してしまいました。もっとドキドキ出来る連続ドラマってないのかなぁ。演じてる人たちもサラリーマンみたいに「ルーティン・ワーク」として惰性で演じているようにしか見えないんだけど。冒険も逸脱もありゃしない。

 それにしても。なんだろうねぇ・・・テレビドラマの脇役で「オカマ」がただ単に「賑やかし」として使われた時の、このなんとも言えない「もういいよ」ってな感覚。言うならば、一昔前のハリウッド映画で賑やかし役として日本人が出てきて「メガネで出っ歯でせかせか歩いてるサラリーマン」という類型的なパターンに当てはめて描かれているのを見た時と同じような感覚。「あ~なるほど。やっぱりこう描くのねぇ~」とわかったときの疲労感。「オカマ」である必然性は何処にもない。ただ単に「ものめずらしい存在」として、一時だけ視聴者の興味を惹けばいい。ただそれだけの存在。人間としての生活実感だとか複雑な感情とかは描く必要のない「際物」としての位置づけ。・・・ほんと、もういいよ。こういうノンケ視点からの「イメージの利用と再生産」は。

 極めつけは、ヒロコママが経営しているバーの名前が『薔薇と髭と・・・』だったこと。ほんと、そういうところに至るまで「まるでドラマみたいな」ドラマでした。(現にドラマなんだから、当たりまえっちゃあ当たり前か。爆)

 ヒロコママは単なる「賑やかし」に過ぎないし、あまりにも内容に興味が持てないから『明石家さんちゃんねる』にチャンネルを移動してみたら、ついに静香ネエさんバックれたか!?今日のロケには姿なし。あ~。あのヤル気の無い姿を見て癒されたかった~(←こっちのヤル気の無さは許すのか?←許す。だってファンとはそういうもの。爆)FC2同性愛 Blog Ranking

たかがテレビ041●ドラマ「相棒」に深沢敦さんがゲイバーのママで登場

 今日は新聞のテレビ欄に「ゲイバー」の文字を不意に見つけ、ドキッとしました(笑)。

 本日(1/30)、21時からテレビ朝日系で放送される水谷豊、寺脇康文主演ドラマ「相棒」に、深沢敦さん扮するゲイバーのママが登場するそうです。公式サイトを見ると「あのヒロコママが再登場!」とありますから二度目らしいですよ。「マリリンをさがせ」というタイトルで、河相我聞なんかも出るらしい。→番組表

 深沢敦さんと言えば演劇界きっての「おネェキャラが達者な役者」として、各方面で引っ張りだこ。最近はテレビドラマでゲイバーのママを演じる機会がとても多いそうで、堂に入ったオネェっぷりが見れそうですね。水曜21時といえば僕は「明石家さんちゃんねる」で静香オネェさんのカッタルそうな出演ぶりを見て癒されているのですが(爆)、どっちを見ようか考え中~。FC2 同性愛Blog Ranking

LGBTの紙媒体★掲載チェック07●東京新聞夕刊に「カミングアウト・レターズ」の砂川秀樹さんの寄稿文掲載

 東京新聞を御購読のみなさま~!。本日1月29日付の夕刊・文化面に『カミングアウト・レターズ』編者の砂川秀樹さんが載っているそうです。要チェック~!

 僕はまだ記事の現物を手に取ってはいないのですが、ある情報筋(←最近流行りのSNS。笑)によりますと、 『「カミングアウト」は何をもたらすか 違い超えた絆に希望の光』という見出しで6段ものスペースを使い、砂川秀樹さんの写真入りで寄稿文が掲載されている模様です。読んだらまた改めて紹介しますね。

 さてさて2月2日のパフナイト「カミングアウト・レターズ~編者がパフにやってくる」の方も、いよいよ今週末に迫ってきました。編者の砂川秀樹さん、RYOJIさんから制作にまつわるエピソードを直接聴けるチャンスですし、発行元の太郎次郎社エディタスの谷川理子さんの視点も興味深いです。パネリストと観客の皆さんとの質疑応答や、交流の時間もあります。ぜひ足をお運びください。FC2同性愛 Blog Ranking


関連記事
RYOJI+砂川秀樹 編 「カミングアウト・レターズ」●BOOKレビュー

梅田望夫「ウェブ進化論~本当の大変化はこれから始まる」●BOOKレビュー

 これ、2年前に刊行されて、当時すっごく売れたらしいんだけど・・・お恥ずかしながら最近存在を知りまして(笑)。読んでみたら面白い面白い。というか元気になれる。今の僕にとっては「読むドリンク剤」とでも言えてしまう位、シュワ~っと染み込んで来ましたよ言葉の一つ一つが。おかげで明るい気持ちになれました。

 ブログを書いている人や、ネットを駆使して何かを表現したり事業をしている人にとっては、最高にエネルギーを与えてくれる本ではないかと思われます。日常的にネット空間に付き合いながら漠然と感じていたこととか、気付いていながらもあまり深くは意識せずにいたことが見事に分析されていますし、そのことによってネットの潜在的な可能性について「前向きな視点から」いろんな示唆を与えてくれるんです。

 なにしろ著者の感覚が若い!著者は、あの「9・11」が起こった2001年に41歳だったらしいのですが、あの事件を受けての日本のエスタブリッシュ(社会的な権威を持っている層)の有識者たちが示した反応に、深い失望感を味わったことで目覚めたのだとか。

 あれだけの衝撃が世界をおそったときに、当事者意識を持っていれば必ず動くだろうはずの反射神経が全く働かない「古い日本」。そのことに愕然として力が抜けると同時に、知らず知らずのうちに自分の中にもしみついた「古い日本」を脱却して、「新しい自分」を構築しなければと強く思ったのである。

 そして著者は、それまで「年上の人=既存の権威を持っている人中心」だった付き合いを改め、そんな時間があるのならば次世代を担う若者たちと過ごす時間を優先するようになったのだとか。そして、インターネットというシステムを活用することで生まれる無限大だけど先行き不透明な可能性の大きさに強く惹かれ、ネットの普及によって今後様々な分野で引き起こされるであろう世界的な大変革の可能性にワクワクし、ついにはこのような本を書いたというわけです。

 何事も新たな可能性を切り拓くにはオプティミズム(楽天主義)が必須条件!人は経験を積めば積むほど結果を先回りして予想できるかのような勘違いをし始めたり、やがては口先だけで他人を批判して自らは行動が伴わない隠居中年になってしまったりするものだけれども。

 それって大抵は「過去の社会状況下」だからそう言えたまでのことなので、耳半分にして聞くくらいがちょうどいいのかもしれません・・・僕はそう思うようにしています(笑)。っていうか、自己の経験をひけらかして若者に対して偉ぶる大人になるよりも、そのことの恥ずかしさには敏感でいたいです。そして、いつまでも新たな可能性にワクワクする蒼い心を保っていたいし、歳を取ってもそれが実践できている人のことを「格好いい」と思います、生き方として。

 誰も明日のことはわからない。そういう意味では誰にとっても「未来」は平等。だったらやりたきゃやりゃ~いいんだよ、自然に「やってしまうこと」なんだったらば。人が何を言おうが気にせず、とことん!!・・・と、熱くやわらかく背中を押してくれる素敵な先輩からのアドバイスを受けたような気持ちになる本でした。さて次は「ウェブ時代をゆく」を読も~っと。FC2同性愛 Blog Ranking


「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) (新書) 」
「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687) (新書) 」

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