LGBT可視化に向けて078●LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京04●札幌の親の会の歩み

この会が行われた11月25日は、先日亡くなったスタジオスタッグの春日亮二さん のお別れ会があった翌日だったということもあり、なんと札幌からたけむらさんが来ていました。
たけむらさんは2006年に僕がレインボーマーチ札幌に初めて行った時。前日に行われた「パレード初参加の人のための交流会」を実行委員として仕切っていた人です。久々に当時の記事を読み返してみたら、「なんて素朴でユルユルな交流会(笑)。」とか書いちゃってますね~(爆)。でも、今となっては「超~ドキドキしていた頃の甘酸っぱい思い出」として、とても貴重なものになってます(笑)。
札幌のパレード実行委員を10年近く務めてきたという、たけむらさん。草創期から現在までの歩みを見てきた彼ならではの話をお聞きください。
06●札幌の親の会の歩み
今年の札幌パレードの前日に行われた「にじのおうち」の様子は、LGBTの家族と友人をつなぐ会のブログのこちらの記事に詳しく書かれています。また、2006年のパレードの後に行われた「プライド集会」の場で、札幌の親の会のお母さんが行ったスピーチは、当時の僕にものすごく大きな力を与えてくれました。
関連記事→レインボーマーチ札幌体験記010●天使がウインク
札幌のパレードには、札幌近辺に在住の方のみならず全国からたくさんの人々が参加しています。日常の喧騒を離れて、ちょっとした「旅行気分」でおもいっきり解放感に浸りながら、自分のことをおもいっきり開放できるのです。それは札幌という土地ならではの独特の魅力でしょう。これからも地道に続いて欲しいです。→FC2 同性愛Blog Ranking
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ボーイズ・ラブを読んでみる01●24時間戦えないから。

マッチョじゃないんですよね、世界観が。「強さ」とか「上昇志向」を鼓舞されて追い立てられるような、いわゆる「熱血サラリーマン漫画」のギラギラした暑苦しさとは、まるで対極に位置するであろう柔らかさ。だって主人公はいつも「晩飯なににしよう。あそこのスーパーであれを買って・・・。おっ。今日は大根が安売りだ」とか、そういうことが頭の中を占めているんですよ。会社人間ではなく「生活人間」とでも呼びたくなるような肩の力の抜け加減が、読者をもリラックスさせるんだと思うんです。
そういう生活を「男」が「男」と同居しながらやっているということ。だけど、そのことを殊更に「特殊なこと」として際立たせるのではなく、あくまでも「主人公にとってのフツーの日常生活」として描き出す。実はこれって、ものすごく高度な表現なのではないかと感じました。
まだ全部を読んではいないのですが、この作品が醸し出す独特の「力の抜けた感じ」の魅力に、しばらくハマることが出来ることを「幸せ」だと感じています。この漫画は家で静かに読むよりも、電車の中で吊り革に掴まりながら読むのが似合うような気がします。
「生」の真実とはきっと、なんの変哲もない日常に目を凝らすことで浮かび上がってくる。そんなことを教えてくれるボーイズ・ラブ漫画です。
★「ボーイズ・ラブを読んでみる」という新シリーズを始めます。こちらの記事にコメントをいただいたことをきっかけに、BL市場の大きさと多様性に興味を持ちました。ラフな感じで書いて行こうかな、と思ってます。→FC2 同性愛Blog Ranking