ボーイズ・ラブの森を抜け、ハレンチの心意気に圧倒される。

ケータイカメラで分け入ってみた。BLの森に分け入ってみた。そこには僕の想像を絶するボーイのラブたちが、所狭しと積み重なっていた。

実はほとんど読んだことない。わけはないけど読んだことない。「少女漫画のタッチ」に馴染んでないから?男子が買いにくい絵柄だから?よくわかんないけど縁がなかった。でもやっぱこれも同性愛表現ではあるわけで。他の国の人たちはBL文化に驚くらしい。「日本はなんて同性愛に寛容なの?」って。その誤解は嬉しいような、複雑なような。そのまま誤解し続けてくれて、誤解をそのまま輸入してくれたらいいのになぁなんて思ったりして。

やっぱ男子がレジに持っていくのは抵抗あるよね。今日の僕は勇気がなかった。そのかわり、偶然見つけた有名な「男ふたり暮らし」の日常を描いた漫画を買うことにした。連載中からよくコンビニで立ち読みしてたっけ。そっか。これもBLの部類に入るのか。ん?。僕が思うBLと違うぞ。僕の抱くBLイメージはもしかして、食わず嫌いの妄想なのだろうか。周りの漫画も気になるけれど、今日はとりあえず。買いやすいものから徐々に、ね。

あ。そういえばパフナイトに11月に来た竹内佐千子さんの新作もあるんじゃないかな。隅から隅まで探したけれど見当たらないので検索したら、別の売り場で「スーツ男子」と「カレセン」の並びに置いてあった。表紙。これって全裸?しかも女の子同士。ファンシー・タッチでボカされてるけど、実はかなりすごい表現。帯のコピーも挑発的。その心意気に打たれてつい、そのままレジへ直行した。金を払いながら、男子としての羞恥心がちょっとばかり蘇ったけど、シラ~っとした顔で買ってみちゃえばなんでもないことだった。こうして僕はまたひとつ、ドキドキする要素を失ったのであった。しばらくBL売り場には近付かないようにしておこう。下手すりゃ勢いにまかせて「まとめ買い」しかねないから。まずは買った2冊をじっくりと、味わってからにしよう。→FC2 同性愛Blog Ranking
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