フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-12
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尾辻かな子さんWe're OK!093●煩悩は、板割りで払ってNEW YEAR!



 いろいろありすぎた2007年。でもきっと、後世になってから「面白かったなぁ」と振り返ることが出来るような気がします。こんなに刺激的なことがたくさん起こる年って、そうそう無いでしょうからね。な~んてことを、紅白の家族至上主義的な演出に辟易しながら書いている、大晦日の「孤独なの?」akaboshiです(笑)。

 12月9日(日)に新宿2丁目のclub ArcHで行われた「gakuGAYkai2007~サロン・ド・gakuGAYkai~」。尾辻さんのテコンドー演武を撮影したのですが、直後に体調を崩してしまい載せてませんでした。ヤバイッ!今年中に上げとかないと機を逃がすっ!ってことで、滑り込みアップさせていただきます(笑)。見る人のほとんどは年が明けてからなのでしょうが・・・あはは~ゴメンナサイねぇ。それでは。2007年の煩悩を払う驚異の板割りを、とくとごらんあれ!(新技もあるよ。)

gakuGAYkai 2007●尾辻かな子さんテコンドー演武withG.O.Revolution
  

gakuGAYkai 2007●尾辻かな子さんテコンドー演武withG.O.Revolution&エスムラルダさん
  

 昨年のクリスマスに続いてのgakuGAYkai出演となった尾辻さんですが、今年はJunchan(G.O.Revolution)との板割りでした。昨年のパートナーだったエスムラルダさんは、一年経ってもうすっかり板割りが板に付いてましたね(笑)。

 では皆さん。2008年も引き続き、「新しい希望」をクリエイトしていきましょう!
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YouTubeでふりかえる2007年<中編>

<前編>からの続きです。

5月5日●公認決定が遅れる中、大阪で尾辻さんのイベント開催

尾辻かな子さん大阪イベントRunning to the Rainbow08●弘さん(カケジクさんのお父さん)メッセージ
  

 本来ならば「公認決定報告イベント」として行われるはずだったようです。しかし5月5日に大阪のゲイタウン・堂山で行われた尾辻かな子さんのイベントは「CD発売記念イベント」と名乗らざるを得ませんでした。民主党からの公認決定が大幅に遅れ、ついにはこの日にも間に合わなかったからです。

 当初の見込みでは3月11日の新宿二丁目でのイベントの時点ではとっくに公認は下りていて、あの場で「公認決定報告」が行われる予定だったそうです。しかし、やはり「国政政党がオープンな同性愛者を公認すること」には、厚い壁がありました。党内で様々な意見が出され、決定は大幅に先延ばしになったのです。おかげでキャンペーン計画も予定通りには進まず、マスコミへの露出もなかなか出来ません。「公認された」ということで、はじめて正式に様々な取材に応じられるわけですから、それが出来ないというのは広報戦略上、かなりの痛手となったことでしょう。遅れれば遅れるほど、選挙が迫れば迫るほど、メディアが特定の候補者を扱って報道することは難しくなってしまうのですから。

 尾辻さんの場合は「日本ではじめてのオープンな同性愛者の国会議員、誕生なるか?」という形でメディアに取り上げてもらい、全国の当事者に存在を知らせることも広報戦略の重要な位置を占めていたはずです。特定の政治組織を持たず、知名度もさほど高くない候補者としては、他の候補との違いを明確に打ち出し、メディアを上手に利用することも大事なのです。しかし、だいぶ出遅れてしまいました。現に、尾辻さんを長期にわたって密着取材していた全国ネットのニュース・ドキュメンタリーは、取材ディレクターが必死に局の報道部に働きかけてもなかなか放送枠が取れず、公示日の直前に、ほんの数分間しか放送されませんでした。

 撮影を兼ねてゴールデンウィークに大阪に行った時。石坂わたるさんの選挙以来ひさびさに会った尾辻さんは、心労でかなりやつれていました。「公認、本当に下りるんだろうか。もし下りなかったら、どうすればいいんだろうか」。そんな沈鬱とした追い詰められる寸前の思考が彼女を襲う中、古くからの親友であるカケジクさんらが努めて明るく振る舞い、冗談を言って尾辻さんを笑わせていたのが印象的でした。

 気持ちはそれどころではなくても、告知してしまった以上尾辻さんは、イベントをやらなくてはなりません。せめてイベントの間だけでも心配事を忘れ、キャンペーンソングを唄い、明るい顔でスピーチをする。その姿は撮影しながら正直、痛々しく感じられました。

 そんな煮え切らない状態で行われたイベントですが、大阪近辺の支援者の方々は温かく声援を送っていました。特に司会のカケジクさんのお父さんは、表現としてはユニークだけれど、とても心のこもったスピーチをしていました。隣で嬉しそうに照れているカケジクさんの表情とともに、忘れられない素敵な一場面です。また、自身で作詞した曲を尾辻さんが歌う舞台袖で、感極まって大泣きしていたカケジクさんの姿も、忘れられません。

尾辻かな子「祝福」@堂山VILLAGE
  

尾辻かな子さんCD発売イベント「Running to the Rainbow」 PLAYLIST



5月12日●神戸LGBTIQプライドマーチ、参加者倍増

神戸パレード「市民祭りへの参加」について~ケンゾヲ★さんインタビュー
  

 「市民まつり」の参加団体の一つとしてパレードを歩くことで、セクシュアルマイノリティーが「隣にいるんだ」ということを、大勢の市民に理屈を超えた形でアピールしてきた神戸LGBTIQプライドマーチ。2回目となった2007年は、前年の38人から105人へと一気に増加。Brass MIX!も初参加し、賑やかな隊列となりました。

 上の映像は1月に大阪に行った時、神戸のケンゾヲ★さんに撮らせてもらったものです。スーパーの地下にあるカツラ屋で、ゅまさんと3人でふざけながら撮ったのが楽しかったです(笑)。あ、そういえば。映像の前後にふにゃふにゃっとしたノイズとともに「akaboshi」のロゴを入れるようになったのは、この映像からでした。ケンゾヲ★さんの怪しい雰囲気に合わせて、遊んで入れてみたら気に入ってしまったんですね~(爆)。

尾辻さんも石坂さんも参加していた神戸LGBTIQプライドマーチの全記事はこちら。
神戸LGBTIQプライドマーチ PLAYLIST



5月17日●尾辻かな子さん、IDAHOの日に民主党公認記者会見

尾辻かな子さん記者会見・参院選全国比例民主党公認を受けて01●同性愛を否定する時代が終わった。
  

 宙ぶらりんな状態で行われた大阪でのイベントの10日後。5月15日になってようやく、民主党からの公認が下りました。尾辻さんと木村真紀さんがその報を聞いたのは、意を決して東京に引越しを行う、まさにその移動の最中だったようです。

 そして2日後の5月17日。新宿二丁目の尾辻かな子事務所で、公認決定記者会見が行われました。公示日の7月4日までは残り一ヶ月半しかありません(のちに7月11日に延期)。これからバタバタした日々が始まることが予想されました。また、ちょうどこの日はIDAHOの日。世界的に「反ホモフォビアの日(同性愛嫌悪に反対する日)」でもありました。会見でも尾辻さんが言っていますが、巡り合わせを感じさせました。

 尾辻さんの公認は「同性愛者だから」遅れたことは事実ですが、それでも最終的に下りたということは「同性愛者であること」が票に結びつくのではないかと、積極的な評価が行われたということを意味します。

尾辻かな子さん民主党公認記者会見 PLAYLIST



5月17日●IDAHOイベント「やっぱ愛でしょう~」開催

やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)!12●この差はいったいなんなんでしょうか
  

 尾辻事務所で公認会見が行われた直後の夕方。中野駅と新宿駅で、国際反同性愛嫌悪の日(IDAHO)を記念したイベントが行われました。今年は遠藤まめた君やRonさんらが中心になって呼びかけ、mixiで一言メッセージを募集して街頭で読み上げるというスタイルでした。

 この時期、ネット上にはIDAHOのロゴの様々なバージョンが作られて公開され、それらを集めたパネルも掲げられるなど「遊び」の要素を取り入れながらのパフォーマンス。力の抜けたやわらかい雰囲気の中、笑顔があふれていたのが印象的です。ついつい、こういうアピール型の活動となると肩肘を張ってシュプレヒコールを挙げてしまったりする光景をよく見かけますが、そういう「旧来の活動臭」を巧妙に避けたスタイルが、見ていて心地よかったです。雰囲気が取っつきやすかったためか、「何事?」と興味を持って立ち止まる人の姿を、よく見かけました。

 あたりが暗くなってからも続けられた新宿駅南口でのパフォーマンスでは、皆さん疲れてきたのでしょうか、名(迷?)場面が続出しました(笑)。Binnさんが原稿をバラまいてしまってものほほ~んとしていたり、Ronさんが突然、自らのエピソードをコメントとして挟み込んだり。なんとなくダラダラ~っとカメラを廻していたからこそ撮ることの出来た(笑)、一見ど~でもいいようなささやかな場面が、今でも大好きです。

やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)!の全記事は、こちら。
やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)! PLAYLIST



5月17日●プロモーションビデオ完成。

[ PV ] 尾辻かな子「Running to the rainbow」
  

 実は、この5月17日はゲイ雑誌『バディ』の付録DVDとして急遽、編集を担当することになった『Running to the Rainbow』のプロモーションビデオの納品〆切日だったんです(爆)。にもかかわらず直前に神戸パレードに行ったり、IDAHOイベントをぶっ通しで撮影したりしていたようで・・・。自分でもこの頃、どういう時間の過ごし方をしていたのか思い出せないほど、次から次へと物事に追われていました。こんな無茶は、もう二度と出来ないことでしょう。(若かったんだねぇ~←って、たかだか半年前のことだろっ!爆)

★<後編>は、年またぎます~(笑)FC2 同性愛Blog Ranking

YouTubeでふりかえる2007年<前編>

 2007年は近年まれにみる「政治的な出来事」の連続した年でした。「セクシュアル・マイノリティー」としての僕にとって注目すべき選挙が、3月の東京都知事選挙、4月の統一地方選挙、7月の参議院議員選挙と続きました。関連のイベントが毎月のように何処かで開かれ、興味を持って追いかけていた者としては、本っ当~に忙しかったです!(爆)。その波も一段落した今、少しは「振り返ってみよう」という精神的な余裕も生まれつつあります。今回はこの一年間、このブログを通して公開したYouTube映像の中から、特に僕の印象に残ったものを並べ、ふり返ってみようと思います。



1月~3月●石坂わたるさんの学習会・頻繁に開催される。

セクシュアリティと政治06●90年代ゲイ商業ブームの「祭り」の後に
  

 4月の中野区議会議員選挙に立候補することになる石坂わたるさんは、年初から精力的に学習会を開催。参加者が少ないことが多かったのが残念ですが、様々なゲストが登場し、なかなか面白い話がたくさん聴けました。

 まず1月20日の「多様な生き方を考える」では石坂さんの語る母へのカミングアウトと母親の石坂モモさんの語る息子へのカミングアウトが両者とも具体的なエピソードに富んでいて面白かったですし、僕は石坂モモさんの独特のふわふわしたキャラクターのファンになったりしました(爆)。

 2月18日には北丸雄二さんと平松なつさんをゲストに「老年期の心身の健康」を開催。その流れで3月5日に、なかのZERO和室で行われた「セクシュアリティと政治」には、大阪から尾辻かな子さんも参加。それまでの学習会では最高の30名以上の参加者が集まり、熱気に包まれました。

 NY在住のオープンリーなゲイであるジャーナリスト・北丸雄二さんの話には他にもコミュニティーとは「創る」ものである。「死」についてなど、印象的なものがたくさんあります。時間のある時に、ぜひ見てみてください。

「セクシュアリティと政治」PLAYLIST(出演:北丸雄二、尾辻かな子、石坂わたる)
「老年期の心身の健康について」PLAYLIST(出演:北丸雄二、平松なつ、石坂わたる)
「希望と安全の街へ共に語ろう」PLAYLIST(出演:川田龍平、石坂わたる)

↓北丸雄二さんの翻訳本




2月●薔薇族・旧編集部が取り壊される過程を撮影

薔薇族城落城02●象徴的だなぁ・・・
  

 その頃、ゲイ雑誌の老舗『薔薇族』編集長の伊籐文学さんは、住む家を追われていました。折からのインターネットの普及や競合他誌の隆盛で『薔薇族』の発行部数は21世紀に入ってから急降下。2度の復刊も軌道に乗らず、ついには発行元の第二書房のビル兼自宅が信用金庫の差し押さえに遭い、取り壊されて駐車場になってしまうことになったのです。

 僕は2005年10月に影坂狩人氏プロデュースで行われた男色博覧会の会場で文学さんを知り、人間的な魅力のある面白い人だなと感じました。いつか映像に撮らせてもらおうと思っていたのですが、御自宅が壊されている最中だという情報を聞き、いてもたってもいられなくなってカメラを持って撮影に行き、門柱に貼ってあった連絡先に電話をかけたら、なんと文学さん本人が出てしまい(爆)、そのまま取り壊し現場の中に潜入して撮影することになったのでした。現在の目から見返してみると、この頃の文学さん、かなり憔悴してますね。無理もありません。35年間も住み慣れた我が家を、70歳を超えた今になって追い出されることになったわけですから。

「薔薇族城落城」PLAYLIST





2月●上川あやさんの街頭活動はじまる

上川あやさん街頭活動 in 千歳烏山1~2/24
  

 著書「変えてゆく勇気」を出版直後だった上川あやさんが、2月から世田谷区のあちこちで、街頭に立ち始めました。僕にとって、こうした活動を目にするのは初めての経験であり、見るもの聞くこと全てが新鮮でした。

 それまでの僕は、政治家の方がこうして街頭で立っているのを見かけると「うるさいなぁ」とか「邪魔だなぁ」と思うだけだったのですが、今ではだいぶ思うことが変わってきたように思います。こうした活動を実際に行っている人たちの空気に触れ、その素朴で手作り感覚あふれる姿に、「政治」というものの持つマイナスの先入観を壊してもらったからかもしれません。

上川あやさん街頭活動PLAYLIST



3月11日●尾辻かな子さんのキックオフに200人

We're OK! 尾辻かな子さんキックオフin新宿ニ丁目●新しい希望を創って行きたい
  

 3月11日。新宿二丁目のゲイバー「九州男」で、前代未聞のイベントが行われました。当時大阪府議会議員だった尾辻かな子さんが、夏の参議院選挙に立候補を予定しているということで、キックオフイベントを開いたのです。会場には200名以上の人々が集まり身動きが全く出来ないほど。せっかく来たのに入場出来ない人もいたようです。

 尾辻さんは日本で唯一「同性愛者(レズビアン)である」ことを公表している政治家ということで、オープンな同性愛者が国会へ行くことで「可視化」が進み、未だこの国では取り残されたままになっている政治課題の解決が早まるのではないかと、多くの人が期待し応援しました。

尾辻かな子さんキックオフWe're OK!PLAYLIST



3月31日●都知事候補・浅野史郎さんとの対話に500人

土曜の夜、何かが変わる~新宿2丁目 を守るために!06●浅野史郎さんとトーク前半
  

 4月に行われる東京都知事選挙の直前。有力候補だった浅野史郎氏を新宿二丁目に呼び、対話しようというイベントが行われました。このイベントは告知が開催の3日前だったにも関わらず、二丁目仲通りの交差点には約500人が集まり、政治への関心が高まって来ていることが感じられました。

 発端は、続投を狙う石原慎太郎氏が2005年秋頃から東京五輪の招致に絡み、「「新宿二丁目と歌舞伎町は美観とは言えない」と発言するなどしていたことです。新宿二丁目を守るために、対抗馬の浅野史郎さんに期待しようということで有志によって企画されたイベントではあったのですが、尾辻さんや上川さん、石坂さん、二丁目振興会の福島光生さんの「浅野さんヨイショ」のスピーチで大いに盛り上がったところで登場した当の浅野さんは、ノッケから「ちょっと怯えています」などと問題発言を連発。総じてのらりくらりとした対話しか出来ず、途中で聴衆から罵声が飛んだりしてしまいます。正直、ゲイ当事者である僕としては「ガッカリ感」の漂う対話になりました。・・・期待って、高めすぎると良くないということの好例・・・ですねぇ(爆)。

土曜の夜、何かが変わる~二丁目を守るために! PLAYLIST



4月●石坂わたるさん、はじめてのチャレンジ

石坂わたるさん街頭活動~新中野●その気になれば
  

 4月22日の中野区議会議員選挙に向けて、都知事選挙の終了後から石坂わたるさんの活動が本格化しました。石坂さんは、パートナーの赤杉康伸さんと共に東京メトロポリタン・ゲイフォーラムの活動を通して同性愛者の政治課題に長年取り組んで来た上での立候補。ボランティアにはセクシュアリティーを問わず、さまざまな人々が集まりましたが、なにせほとんどのメンバーが選挙に関しては全くの素人。活動のための体制がきちんと整うまでには、だいぶ時間を要してしまったようです。

 東中野の商店街に設けられた選挙事務所は、もともと花屋だったオープンなガラス張りのスペースで、理屈ではなく「もうゲイは隠花植物ではないんだなぁ」と感じさせてくれるような、開放感のあふれるさわやかな場所でした。

 オープンリーなゲイとして、マイノリティーの視点から「多様性のある中野を作りたい」と街頭で訴え続けた石坂さん。区議会議員選挙に「ゲイであること」を公表しながらの立候補は、日本初の試みでした。選挙活動を重ねるにつれて、次第に石坂さんの表情が引き締まり、生き生きとしてくるのが印象的でした。

石坂わたるさん街頭活動 PLAYLIST



4月23日●上川あやさん当選、石坂わたるさん落選

上川あやさん二期目当選確定日の記録01
  

石坂わたるさんからのメッセージ 選挙結果を受けて
  

 即日開票が行われた世田谷区議会議員選挙では、4月23日の未明に上川あやさんの当選が確定しました。一方、翌日開票の中野区議会議員選挙では、石坂わたるさんが1091票で落選。明暗を分けました。

 落選が決まった直後。石坂さんは落ち込むのかと思いきや、淡々と事実を受け止め、支援者達の一人一人に感謝の電話をかけはじめ、カメラに向かってメッセージを語ってくれました。彼は結構、タフな人なんだと見直した瞬間です。

■その後aktaで「おつかれさま!石坂わたるくん」が行われました。



●更地からの再出発

薔薇族城落城018●ここから始まる
  

 世の中が統一地方選挙で大騒ぎの頃。伊籐文学さんのお宅は「更地」になりました。しかし、こんなことで塞ぎ込んでしまう文学さんではありません。「このことをネタとして書きたい」と編集者魂に火が点き、自費出版でも構わないから薔薇族を発刊し続けようということになったのです。

 たまたま撮影することが出来た瓦礫の映像を画像にしたり、過去の『薔薇族』を引っ張り出したりして、旧・第二書房の建物の歴史をしっかりと記そうということで、自力復刊薔薇族の春号は完成しました。編集委員である影坂狩人(文志奇狩都)氏とakaboshiの共通認識は、「文学さんに、とにかく目標を持たせ続けよう」ということ。読者との交流会や復刊記念パーティーなどを開き、文学さんに元気でいてもらいたかった。それが復刊当初の最大のモチベーションでした。

伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門

中編へ続きます。お楽しみに!FC2 同性愛Blog Ranking

LGBT可視化に向けて078●LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京04●札幌の親の会の歩み



 この会が行われた11月25日は、先日亡くなったスタジオスタッグの春日亮二さん のお別れ会があった翌日だったということもあり、なんと札幌からたけむらさんが来ていました。

 たけむらさんは2006年に僕がレインボーマーチ札幌に初めて行った時。前日に行われた「パレード初参加の人のための交流会」を実行委員として仕切っていた人です。久々に当時の記事を読み返してみたら、「なんて素朴でユルユルな交流会(笑)。」とか書いちゃってますね~(爆)。でも、今となっては「超~ドキドキしていた頃の甘酸っぱい思い出」として、とても貴重なものになってます(笑)。

 札幌のパレード実行委員を10年近く務めてきたという、たけむらさん。草創期から現在までの歩みを見てきた彼ならではの話をお聞きください。

06●札幌の親の会の歩み
  

 今年の札幌パレードの前日に行われた「にじのおうち」の様子は、LGBTの家族と友人をつなぐ会のブログのこちらの記事に詳しく書かれています。また、2006年のパレードの後に行われた「プライド集会」の場で、札幌の親の会のお母さんが行ったスピーチは、当時の僕にものすごく大きな力を与えてくれました。

関連記事→レインボーマーチ札幌体験記010●天使がウインク

 札幌のパレードには、札幌近辺に在住の方のみならず全国からたくさんの人々が参加しています。日常の喧騒を離れて、ちょっとした「旅行気分」でおもいっきり解放感に浸りながら、自分のことをおもいっきり開放できるのです。それは札幌という土地ならではの独特の魅力でしょう。これからも地道に続いて欲しいです。FC2 同性愛Blog Ranking

ボーイズ・ラブを読んでみる01●24時間戦えないから。

 仕事で、ちょっとしたミスをした日。無事にフォローはしたものの精神的に少し疲れながらの帰り道。電車に揺られながら『きのう何食べた?』の単行本を読み始めてみたら、スーッと気分が軽くなってリラックスできました。その時に思いました。「あぁ。BLにハマる人って、こういう気分を知っているのかもしれないなぁ」と。

 マッチョじゃないんですよね、世界観が。「強さ」とか「上昇志向」を鼓舞されて追い立てられるような、いわゆる「熱血サラリーマン漫画」のギラギラした暑苦しさとは、まるで対極に位置するであろう柔らかさ。だって主人公はいつも「晩飯なににしよう。あそこのスーパーであれを買って・・・。おっ。今日は大根が安売りだ」とか、そういうことが頭の中を占めているんですよ。会社人間ではなく「生活人間」とでも呼びたくなるような肩の力の抜け加減が、読者をもリラックスさせるんだと思うんです。

 そういう生活を「男」が「男」と同居しながらやっているということ。だけど、そのことを殊更に「特殊なこと」として際立たせるのではなく、あくまでも「主人公にとってのフツーの日常生活」として描き出す。実はこれって、ものすごく高度な表現なのではないかと感じました。

 まだ全部を読んではいないのですが、この作品が醸し出す独特の「力の抜けた感じ」の魅力に、しばらくハマることが出来ることを「幸せ」だと感じています。この漫画は家で静かに読むよりも、電車の中で吊り革に掴まりながら読むのが似合うような気がします。

 「生」の真実とはきっと、なんの変哲もない日常に目を凝らすことで浮かび上がってくる。そんなことを教えてくれるボーイズ・ラブ漫画です。

★「ボーイズ・ラブを読んでみる」という新シリーズを始めます。こちらの記事にコメントをいただいたことをきっかけに、BL市場の大きさと多様性に興味を持ちました。ラフな感じで書いて行こうかな、と思ってます。FC2 同性愛Blog Ranking


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