性的マイノリティーの当事者が語る「生きづらさ」とは10●尾辻かな子さん03●次の世代のために。

だいぶ間が開いてしまいましてすみません。ここまでの話をおさらいしたい方は、こちらとこちらを観てからにしてくださいね。
04●次の世代のために。
さて今回の映像ではいきなり「ビジビリティー」という単語が出てきたわけですが、こういう意味ですよ。同性愛者や性的マイノリティーの問題を語る際に、かなり頻繁に用いられる単語なのですが、それ以外の場面で耳にすることが無いような気が・・・。「ビジビリティー」の枕詞は、「同性愛者」に固定されてしまっているのでしょうか(爆)。→FC2 同性愛Blog Ranking
ボーイズ・ラブの森を抜け、ハレンチの心意気に圧倒される。

ケータイカメラで分け入ってみた。BLの森に分け入ってみた。そこには僕の想像を絶するボーイのラブたちが、所狭しと積み重なっていた。

実はほとんど読んだことない。わけはないけど読んだことない。「少女漫画のタッチ」に馴染んでないから?男子が買いにくい絵柄だから?よくわかんないけど縁がなかった。でもやっぱこれも同性愛表現ではあるわけで。他の国の人たちはBL文化に驚くらしい。「日本はなんて同性愛に寛容なの?」って。その誤解は嬉しいような、複雑なような。そのまま誤解し続けてくれて、誤解をそのまま輸入してくれたらいいのになぁなんて思ったりして。

やっぱ男子がレジに持っていくのは抵抗あるよね。今日の僕は勇気がなかった。そのかわり、偶然見つけた有名な「男ふたり暮らし」の日常を描いた漫画を買うことにした。連載中からよくコンビニで立ち読みしてたっけ。そっか。これもBLの部類に入るのか。ん?。僕が思うBLと違うぞ。僕の抱くBLイメージはもしかして、食わず嫌いの妄想なのだろうか。周りの漫画も気になるけれど、今日はとりあえず。買いやすいものから徐々に、ね。

あ。そういえばパフナイトに11月に来た竹内佐千子さんの新作もあるんじゃないかな。隅から隅まで探したけれど見当たらないので検索したら、別の売り場で「スーツ男子」と「カレセン」の並びに置いてあった。表紙。これって全裸?しかも女の子同士。ファンシー・タッチでボカされてるけど、実はかなりすごい表現。帯のコピーも挑発的。その心意気に打たれてつい、そのままレジへ直行した。金を払いながら、男子としての羞恥心がちょっとばかり蘇ったけど、シラ~っとした顔で買ってみちゃえばなんでもないことだった。こうして僕はまたひとつ、ドキドキする要素を失ったのであった。しばらくBL売り場には近付かないようにしておこう。下手すりゃ勢いにまかせて「まとめ買い」しかねないから。まずは買った2冊をじっくりと、味わってからにしよう。→FC2 同性愛Blog Ranking
工藤静香リスペクト029●Ice Rainを聴く冬は、「新宿ボーイズ」が見たくなる
●You Tubeより~工藤静香 Ice rain
工藤姉さんのファンならば、肌寒さの増すこの季節につい聴きたくなるのが『Ice Rain』。実はこの曲、あるドキュメンタリー映画の重要な場面で、とても印象的に使用されているのを御存知ですか?
1996年に公開された『新宿ボーイズ』(配給UPLINK)。新宿歌舞伎町の、いわゆる「おなべバー」で働く女性の姿を描き出したドキュメンタリー映画です。撮影・監督はイギリス人の女性2人組、キム・ロンジノットさんとジャノ・ウィリアムズさん。映画についての説明は、こちらのサイトが明確です。
→名古屋シネマテーク公式サイトより『新宿ボーイズ』『ドリームガールズ』
ちょうど撮影の時期が『Ice Rain』が流行っていた1994年頃だったらしく、バーのカラオケで歌われる形で挿入されるわけですが、映画を通して描かれた主人公たちの生のありようを見事に象徴していて、とても胸に迫ってくる印象的な場面を作り出していました。
残念ながら『新宿ボーイズ』は現在、UPLINKの日本での配給が終了し、なかなか観ることの出来ない映画となってしまっています。英語版のビデオ化はされているようですが、法人向けに高値で販売されているようです。気軽に観ることが出来ないというのは、とても残念なことです。
実はこの監督2人組は他にも、宝塚の女性たちを描いた『ドリームガールズ』や、女子プロレス入門に青春を賭ける女性を描いた『ガイア・ガールズ』など、一貫して「女性であるということ」を問い返すことにこだわり、強烈な眼差しで現実と格闘しつつ、映画としての娯楽性を保った作品を作り続けています。「ドキュメンタリー」というとつい、難解だったり社会問題をシビアに描く暗いイメージを持ちがちではありますが、この監督たちの作品はとても「観やすい映画」なので、僕は大好きです。映像に迫力があって圧倒されながらアッという間に映画は終了しますが、不思議なことに、観終わった後になってじわじわと、いろんな場面が思い返されて考えさせられるのです。ぜひ今後も、これらの作品を連ねた特集上映などが行われたり、DVD化が実現することを願います。→FC2 同性愛Blog Ranking

1996年に公開された『新宿ボーイズ』(配給UPLINK)。新宿歌舞伎町の、いわゆる「おなべバー」で働く女性の姿を描き出したドキュメンタリー映画です。撮影・監督はイギリス人の女性2人組、キム・ロンジノットさんとジャノ・ウィリアムズさん。映画についての説明は、こちらのサイトが明確です。
→名古屋シネマテーク公式サイトより『新宿ボーイズ』『ドリームガールズ』
ちょうど撮影の時期が『Ice Rain』が流行っていた1994年頃だったらしく、バーのカラオケで歌われる形で挿入されるわけですが、映画を通して描かれた主人公たちの生のありようを見事に象徴していて、とても胸に迫ってくる印象的な場面を作り出していました。
残念ながら『新宿ボーイズ』は現在、UPLINKの日本での配給が終了し、なかなか観ることの出来ない映画となってしまっています。英語版のビデオ化はされているようですが、法人向けに高値で販売されているようです。気軽に観ることが出来ないというのは、とても残念なことです。
実はこの監督2人組は他にも、宝塚の女性たちを描いた『ドリームガールズ』や、女子プロレス入門に青春を賭ける女性を描いた『ガイア・ガールズ』など、一貫して「女性であるということ」を問い返すことにこだわり、強烈な眼差しで現実と格闘しつつ、映画としての娯楽性を保った作品を作り続けています。「ドキュメンタリー」というとつい、難解だったり社会問題をシビアに描く暗いイメージを持ちがちではありますが、この監督たちの作品はとても「観やすい映画」なので、僕は大好きです。映像に迫力があって圧倒されながらアッという間に映画は終了しますが、不思議なことに、観終わった後になってじわじわと、いろんな場面が思い返されて考えさせられるのです。ぜひ今後も、これらの作品を連ねた特集上映などが行われたり、DVD化が実現することを願います。→FC2 同性愛Blog Ranking
まこという名の不思議顔の猫、ありがとう~!

この「まこ」という名の猫。はっきりいって不細工なんですよ(笑)。目は腫れぼったいし愛嬌もないし、性格はふてぶてしい。でも、いわゆる正統派の「かわいい猫」とはまた違った不思議な魅力があるんです。いわば脱力系の魅力というのでしょうか。僕は一度見たらもう病み付きになってしまいました。同居人が書店でこの本を買ってきてくれてからというもの、ふとした時にページをめくっては癒されて、なごんでいます。恐ろしいことに、いつの間にか体調の悪ささえ、どっかへ飛ばされてしまいました(爆)。
なんでも「まこ」は、ある動物病院が里親募集をネットで呼びかけた際に「不細工」であるため不人気だったそうなのですが、今の飼い主はこの「なんとも言えない不思議な顔」の魅力に気付いて、もらい受けたとのこと。ついにはこうして、見ず知らずの他人を癒して病気を完治させる「魔猫」になったというわけで。この冬、風邪を引いたり調子を崩したときには是非、病院で処方された薬とともに「まこ」を併用することをお奨めします。
そういえばゲイやレズビアンの知り合いがカップルで同居する際に、猫を飼っているという話を本当によく聞きます。「猫はかすがい」なんだとか。なるほどねぇ~理屈じゃないところで癒してくれるんだねぇ。僕も、もし飼うんだったら「まこ」みたいに不細工で、いつも脱力している生意気な猫がいいなぁ~。波長が合いそうだから(爆)→FC2 同性愛Blog Ranking
動きと一瞬

実は僕、写真を撮ることの出来るカメラを持ったことがないんですよ。このブログでこれまで使ってきた画像は、ほぼ全て映像から「ワンフレーム」を抽出したものです(爆)。おもしろいですよ~。ほんの1/30秒ずらすだけで、人って全然違う表情をしているものなんです。自分の好きな「一瞬」を画像として選び出すのって、結構おもしろいです。
そんなことばかりやってるもんだから、いつの間にか「写真」ってものを撮る感覚を忘れてしまっていることに気が付きました。久しぶりにやってみたら・・・フラストレーションが溜まりますねぇ写真って。一発勝負じゃないですか。絶妙の瞬間を撮り逃してしまうことも多いでしょうし。後悔ばかりしてしまいそうで、どうやら僕には向いてなさそう(笑)。きっと「写真」のカメラマンと「映像」のカメラマンって、まったく違う種類の能力が必要とされるんでしょうね。→FC2 同性愛Blog Ranking