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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-11
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春日亮二さんの訃報で気付く「コミュニティー」意識

 僕は一度も面識が無かったのですが、90年代から「コミュニティー活動」において数多くの実績を残され、(有)スタジオスタッグ前社長だった春日亮二さんが、お亡くなりになったとのことです。ご冥福をお祈りいたします。
訃報、春日亮ニ氏 (JapanGayNews(ゲイの最新ニュース)#1201)

 僕が、はじめて春日さんの存在を意識したのは今年の2月に新木場・夢の島でのゲイ・バッシング追悼の献花に出掛ける際、ネットで調べ物をした時です。2003年に行われたという追悼式でギターを弾いたという春日さんの写真が載っていました。
「GB新木場事件三ヶ年を考える集い&交流会」レポート

 その後、パートナーの方と方々で活動を御一緒する機会があったり、石坂わたるさんの選挙の直後の4月30日にaktaで行われた「おつかれさま!石坂わたる君」の際に、スタジオ・スタッグからビールの差し入れがあったりしました。尾辻かな子さんの選挙の際にも、事務所で出会う人との会話に、春日さんの名前が何度も出てきたりしました。

 僕個人とは、そんな感じで間接的なつながりしかなかったのですが…なぜでしょう。今回の訃報は他人事とは思えず、悲しみを覚えるのです。だからこうして記事を書いています。「コミュニティー」とは実体として目に見える形であるものなのではなく「感情共同体」としてあるものなのかもしれない。強固な形で固定しているわけではない分だけ、意識的に繋がりあって行かなければ育まれるものではない。そんなことを感じました。

 今はもうネット上にはなくなってしまった尾辻かな子さんのサポーターサイト「OK!」に、春日亮二さんはコメントを寄せていました。キャッシュでかろうじて残っていたので、ここに掲載させていただきます。

 国政へのチャレンジ、気持の上ではとても応援しています。なにかアクション、お手伝いができればいいのですが、鬱病のため療養しているので、HP製作以外はなかなか難しいのですが、ぜひ国会にLBGTの声を届けて欲しいと思います。

 LBGTが目立つと、辛いのが、LBGT以外の方からの誹謗中傷よりも、LBGTの中からの誹謗中傷であると僕も実感していました。ぜひ、応援している人の顔を思い浮かべながら頑張って下さい。

 「行動者」ならではの経験に裏打ちされたコメントだな、と思いました。この言葉、後に続く者たちの多くを、励まし続けるものだと思います。FC2 同性愛Blog Ranking
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