関西レインボーパレード応援記033●大成功!事故も無く開催できて良かった!

このところ、以前のようなエネルギーが自分の内面から全然湧いてこなくてフニャフニャしてるもんだから、関西レインボーパレードに行くのはやめておきました。日曜はいつも勤務日なので、フツーに働きながら過ごした10月28日でした。今年に入ってから、やれ名古屋だ大阪だ鹿児島だ中野だ二丁目だと撮影に飛び廻ってばかりで有給休暇をだいぶ消化してしまったし、そのたびに代理出勤してもらっている同僚に、あまり迷惑はかけられないので。実行委員会から公式記録を依頼されて一旦は引き受けたのですが、今年の規約によると撮った映像素材は実行委員会の所有物になってしまうということを知り、それは承服しかねるので断りました。そしたら大阪に行こうというモチベーションが、ものすごく下がってしまった。
これまで参加したパレードは常にビデオカメラ持参だったため、撮影せずに隊列を「歩く」ということがどういうことなのか、イメージが湧かないんです。どうやら僕は「活動」としての興味よりも「撮影対象」としての興味の方が強いようなんですよ、コミュニティーの活動に対して。
カメラって不思議。廻している時がいちばん落ち着く。なるべくだったら自分の気配を消したままで現実世界をこっそりと覗いていたいという根暗な僕にはちょうどいい道具。カメラを廻している間はとりあえず「カメラマン」という強固な「役」を引き受けて演じていればいいわけで、アイデンティティーは揺るがない。撮影行為を通して自己が開放できるんです。つまりドラァグ・クイーンにとってのメイクとか衣裳のようなものなのかも、僕にとってのカメラって。
さて。今後しばらくの間はオタクになって、これまで貯めこんだ映像を飲み込んで咀嚼することを優先し、新たな発見を生み出すべく苦闘する作業に没頭しようと思います。→FC2 同性愛Blog Ranking
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