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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-10
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関西レインボーパレード応援記032●当日の朝は風船ふくらましっ!(笑)



 もうすぐ10月28日に行われる関西レインボーパレード2007ですが、公式ブログで当日のスケジュールが発表されましたね。

 5:30 開催決定通知(Webにて)
 9:30 ボランティアさん集合。風船作りをはじめます
14:00 オープニングセレモニー
14:30 隊列誘導開始
15:00 パレードスタート
16:40 隊列最後尾がゴールに到着 
17:00 解散

 天気予報は今のところ良好のようですから、実行委員会の方々のガンバリが報われ、事故もなく無事に行われることを願ってます。

 ところで昨年は当日の朝、中之島公園ではボランティアさんたちが集まって風船を膨らませたわけですが、今年も同じように行われるようです。なにしろパレード参加者が2つや3つずつは持つことになる風船を用意しなければならないわけで、かなりの数の風船を膨らませて、口のところを縛らなければなりません。地味な作業のようですが、けっこう人手が必要なんです。

 昨年のビデオを見返してみたところ、40名近くの方が「当日ボランティア」として駆けつけてくださっていたようなのですが、それでも割と時間がかかっていました。「実行委員会」と言っても関西の場合は人数がさほど多くはありませんので、ボランティアの方々がこうした作業をサポートすることで初めて無事に行うことが出来るんです。

 これもビデオを見返して思い出したことなんですけど、風船を膨らませるための空気が入っているボンベがやたら重いんですよこれが(爆)4人がかりで運んでもかなり重たい代物でした。これを車から公園まで運搬する時に階段を下りたりしなければならないので大変。風船を膨らました後には階段を上って片付けなければならないわけですし、人手が必要です。しかも何本もありますし。

 表には見えないこうした作業を担う人がいるからこそ、こうしたイベントは成り立つんだなぁ~と、ただビデオを廻していただけの僕としては後ろめたく思いながらも学びました(爆)。

 もしもパレードに参加しようと思われている方で当日の午前中、特に用事が無いという方はぜひ、9:30に中之島公園で作業に参加なされてはいかがでしょう。「同じ作業をする」ことで初対面の人とも仲良くなれたりしますよ。

 Brass MIX!の皆さんの朝練の光景も見れますし、中之島公園を訪れる地元の方々に「今日は何があるの?」と尋ねて来られたりして会話も楽しめます。大阪の人ってホント、人懐っこいからしょっちゅう話しかけられました(笑)。「ゲイとかレズビアンとかトランスのパレードですぅ」って説明した時の、一瞬「えっ!?」と硬直する表情が面白いんだなぁこれが。その後どういう反応を示すのかは人それぞれで、そそくさと去って行く人もいれば興味を示す人もいました。パレードが始まってしまうとなかなかそういう落ち着いた時間はありませんから、当日の朝の「まったりムード」は結構オススメです。のんびりできますよ。

■関西レインボーパレード2006映像まつりっ!(爆)
  
  
■今年も大阪府知事と大阪市長からメッセージが届いたようです。そしてほかにも福島みずほさん、保坂展人さん、辻本清美さんらからのメッセージがホームページで公開されています。→こちら。
  
  
  
  
  
  
  
  
  

■昨年は無かったんですが、今年はちゃんとプレ・イベントとアフターパーティーが開催されるみたい(すごい~。)しかもアフターパーティーは2ヶ所で行われるそうですよ。→詳しくはこちら。

■前日には扇町公園で恒例のPLuS+開催。両イベントとセットで参加しやすいため、泊りがけで訪れる人が多いようです。FC2 同性愛Blog Ranking

薔薇族は生きている046●内藤ルネさんを偲ぶ01●半世紀以上の同性パートナーシップに乾杯!

 とてもショックな報せが舞い込みました。薔薇族の初期からイラストレーターとして活躍し、薔薇族の人気編集者だった藤田竜さんと50年以上にもわたる同性パートナーシップを続けて来た内藤ルネさんが、昨夜お亡くなりになりました。

 自力復刊薔薇族では、内藤ルネさんと藤田竜さんに、二人の「パートナーシップ」についての話を近々聞きに行こうと伊豆の修善寺に文学さんと出かけることを構想したりしていたのですが…間に合いませんでした。とてもショックですし残念でなりません。

 1950年代には、街を歩けば多くの女の子が「ルネ・グッズ」を持っていたと言われています。日本のファンシーイラストの草分けとして若い頃から有名だったルネさんは、1970年代に「ルネパンダ」のイラストで更なる大ブームを起こします。1971年に薔薇族が創刊され、パートナーの藤田竜さんが編集に関わるようになるのですが、しばらくは二人の仲は伊藤文学さんにも秘密だったそうです。

 その後、ルネさんは薔薇族にイラストを寄せるようになったのですが「内藤ルネ」という名前があまりにもビックネームだったために薔薇族誌面では名乗ることが出来ず「佐原サム」のペンネームを使っていました。1984年からは表紙のイラストを担当するようになるのですが、皮肉にもその頃は「内藤ルネ・ブーム」が終焉していたため、薔薇族誌上でも本名を使うようになったのです。そして薔薇族の売り上げ全盛期の「顔」として長期にわたって「ファンシーな男の子」の絵を描き続け、大事な役割を担われました。

 ルネさんの急死は、これから各メディアで報道されることでしょうが、竜さんとルネさんのパートナーシップについて言及する記事は、恐らく無いのではないかと思われます。また、「薔薇族」との関わりについてもニュースで報じるメディアが果たしてあるのかどうか…。期待せずに注目しましょう。

 ちなみに産経新聞の報道では、藤田竜さんが本名である本間真夫氏として登場していますが、「友人」と表記されています。50年にわたるパートナーシップを続けていてもいまだなお、同性パートナーは「友人」として表象されてしまうという現実があります。

★伊藤文学さんのブログに、近年の内藤ルネさんに関する記述があります。
心の豊かさだけは持ち続けて(2005年7月31日)
ルネさん、竜さんからの二冊の本の感想文(2006年8月4日)
ルネさん、死なないでよかったね。 2006年9月19日

<再掲載>
伊藤文学「薔薇族」創刊の頃を語る03●日本ゲイマスコミの誕生
…ルネさんと竜さんに関するエピソードが語られています。
  

 実は僕、今年の3月に上野の松坂屋で行われた「内藤ルネ展」でのサイン会で、ルネさんの姿を撮影していました。次回はその模様を御紹介します。FC2 同性愛Blog Ranking

パフナイト★37●知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」07●亭主ヅラしたら蹴る!!



 荷物チェックをした後は休憩タイム。そして第二部がはじまってみて驚いたのは、カメラの右側の「撮影エリア」に座る人の数が増えていたことです。(★左側は「撮影しないエリア」として告知していました。)なんと中には「映してちょうだい」と積極的に言って来る人もいたりなんかして(笑)。「いいのかなぁ~」と少しドキドキしながらカメラを廻している気持ちが緩み、「映せる快感」を楽しみながらの撮影になりました。

09●亭主ヅラされたら蹴る!!
  

 この映像を見返しながら、パネリストの水月モニカさんのスタンスに魅せられました。話がつい抽象的な「印象論」に走りそうになったら必ず「そうなの?」と鋭くツッコミを入れ、自分の実感から生まれる「本音」を語っているから話が発展するんです。

 人ってあくまでも「私はこう思う」ということでしか語れないはずなのに、ついつい「どっかで聞いたような一般論」だとか「どっかで読んだことのある既成の論理」に頼って、格好つけてしまいがち。でも、そういう言葉って上滑りしててつまらない。その理由はきっと、自分の体験や記憶から湧き出る具体的な「実感」がこもっていないからなんでしょうね。僕もよくその罠にハマってカッコつけてしまいがちなので、気をつけなくちゃと思います。

 それにしてもパフナイトはいつも客席が元気だなぁ。なんなんだろ、この不思議なリラックスした開放感は。FC2 同性愛Blog Ranking

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