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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-09
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尾辻かな子さんWe're OK!091●活動再開!映画祭と韓国報告会

 やっぱねぇ。正直コタエましたよ~あの選挙結果は。直後に東京プライドパレードがあったり、パフナイトで「選挙戦をふりかえる」をやったりと、しばらく気を抜く暇が無かったので、どうにか気持ちのテンションは保たれていたのですが・・・。「載せなきゃ」と思っていた全ての映像をブログに載せ終えた後、糸が切れたようにドッと疲れが来ました(爆)。

 っつ~かパフナイトは正直キツかった。自分の内臓がえぐられるような気持ちだった。僕にはまだ、選挙をふりかえるだなんて生々しすぎたよ。ブログに載せるの、ものすごく疲れた。「なんでこんなブログやってんだろ」って思ったし、自分が分裂してしまうんじゃないかとさえ思ったほど(笑)。とてもじゃないけど札幌パレードに行く気力は湧かず、しばらくボーっとすることにしてみました。そしたらまぁなんとか、頭の中のボヤボヤした感じは無くなって来ましたよ。10月28日の関西レインボーパレードは昨年の立ち上げを実行委員として経験したこともあり、今年の成長ぶりをなんとしてでも見に行きたいので気力を復活させねばと思います。昨年の第一回が終わった時点では「来年、無事に開催できるんだろうか」と不安材料だらけだったのですが、今年はすごく順調に準備が進んでいるみたいで本当に良かった。

 さてさて。先日の札幌レインボーマーチに元気に参加したという尾辻かな子さんですが、いよいよ本格的に活動を再開するようです。選挙後しばらく停止していたブログ「尾辻かな子活動日記」 がひさびさに更新されました。

 まずは9月23日に第3回香川レインボー映画祭に参加するとのこと。香川県の高松市と言えば僕にとっては何気に田舎でもあるので、いつかは参加したいと思っているんですが・・・いつのことになるのやら(爆)。今年の上映作品は「トランスアメリカ」 とか「ウエディングバンケット」とか有名どころを揃えてるんですね。個人的には大木裕之監督の「カム」が気になるんですが、たった9分のために仕事を休んでまで高松には行けません(爆)。

 その翌日。9月24日には新宿2丁目のバー「メゾフォルテ」で韓国の報告会を行うそうです。尾辻さんは8/31~9/3まで、韓国ソウルにある性的少数者文化人権センターのフォーラムに、お母さんの尾辻孝子さんと一緒に参加して来たのですが、その話がたくさん聞けるみたいなので要チェック!「選挙」というと敷居が高くて参加できなかった人も、こういう会ならば入りやすいかも。怖がらずにぜひ一度「ナマ尾辻」を見に来てみるのもいいんじゃないっすか~?(「リブ」って呼ばれてる人たちもたくさん見れるかも~。爆)

尾辻かな子 韓国報告会@mf(メゾフォルテ)
とき  9月24日(月・休日)16時~18時
ところ mf(メゾフォルテ)     
会費 最初にワンドリンク500円 
(後、追加で飲まれる方、アルコール500円 ソフトドリンク300円)

 やっぱいいねぇ最新情報を書けるのって。ひさびさに「Running to the rainbow」を見返したくなっちゃった~(←とかやってるから「尾辻信者」とか言われるんだってば。笑)。
  
 っていうか尾辻さんにだって良い所もあれば、正直「まだまだだな」と思う部分もたくさんあるし。あたりまえでしょ人間なんだから。神様だと思って付き合ってるわけでは「さらさらない」ので、ネット上の情報だけで余計な妄想を膨らませないように、お気をつけくださいませ。
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「リブ」という勝手な名付け

 なんでだろうねぇ。政治のネタを書くとすぐに「リブの人」とかいう短絡的なレッテルを貼られて「自分とは関係ない人っ!」といった感じで突き放されたり、あたかも世のため人のために尽くしていて、理想に向かって突進している稀有な人間であるかのように見られるのって。(これも「偏見」の一種だよね。)

 宣言しておきます。「現実の複雑さ」の中で実際にもがいて悩み、汗を流して行動している仲間達のことを「リブの方々」と勝手に一色でくくられた挙句、「聞く耳を持たない」と人格まで断定するような一方的なコメントを面識の無い方から寄せられても、このブログで相手にするつもりは今後いっさいありません。

 このブログは「僕の表現の場」であって、「公的な議論の場」に設定した憶えはありません。取捨選択を行うことも含めて僕の意志表示です。コメントが表示されないからといって暴力的なコメントを連続的に投稿するような人のIPは「コメント記入禁止」に設定します。不意に目にする言葉の暴力に、いつまでも耐えられるほど強い心臓を僕は持ち合わせてはいませんから。

 僕は聖人君子ではありません。「リブのakaboshi」と勝手なイメージを持たれて役割を期待されても、「は?誰それ?」としか思えないのが実際の僕です。そもそも「リブフォビア」を抱えている誰かを「導く」だとか「救う」だとか。そんな大それたことを意図した活動をしてきたつもりはありませんし、これからもするつもりはありません。なぜなら僕だって「リブフォビア」を抱えている当事者だからです(笑)。あくまでも個人的欲求に従って行動し、表現しているだけなので、過剰な期待を押し付けられても困るんです。

 「フォビア」を抱えていることに本人が気付いたのならば、それをどうするのかは当人の問題であって、他者が口を挿む問題ではないように思います。僕は「フォビア」は全て克服されるべきことだとは、単純には考えていません。あえて向き合い続けてみるということも、一つの選択肢ではないでしょうか。なぜ嫌いなのか。なぜ気になってしまうのか。そこにこだわり続けるということが、不思議なパワーを生み出すことだってあるのではないかと思います。

 そういう意味では僕の場合は今、「フォビアの対象」である「リブと呼ばれる活動」に飛び込んでみて、自らの「フォビア」を検証してみている段階なのかもしれませんね。このブログでは映像を通して、その過程を表現しているつもりです。

 とにかく、旧時代的な分類法で自己と他者を切り離して単純に語ってしまうことの不毛は、そろそろ終わりにしませんか。FC2 同性愛Blog Ranking


★後半部分、加筆・修正しました。(9月22日)

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