カミングアウトへの道018●石坂わたるさんの語る母へのカミングアウト07●質疑応答3~前の親子関係に戻りたくて
続いて母親の石坂モモさんに質問がありました。
「友達に『息子がゲイだ』と言えなかった時に、何を一番恐れたのか」
この質問をした方はレズビアンだということで、自分の問題としても関心が強かったようです。(←僕もそうですが。爆)
以前から良好だった親子関係を悪化させたくなかった。
その一心で、モモさんは自分の中の「偏見」と闘い、心理学を学びに大学にまで通って克服したのです。
●石坂モモさんの語る息子へのカミングアウト Playlist
●石坂わたるさんの語る母へのカミングアウト Playlist
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「友達に『息子がゲイだ』と言えなかった時に、何を一番恐れたのか」
この質問をした方はレズビアンだということで、自分の問題としても関心が強かったようです。(←僕もそうですが。爆)

その一心で、モモさんは自分の中の「偏見」と闘い、心理学を学びに大学にまで通って克服したのです。
●石坂モモさんの語る息子へのカミングアウト Playlist
●石坂わたるさんの語る母へのカミングアウト Playlist
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石坂わたるさんのチャレンジ031●朝から街頭おつかれさまです

今朝、10時30分頃まで西武新宿線・野方駅前で行われた石坂わたるさんの街頭活動を見に行きました。パートナーの赤杉康伸さんと共に朝から街頭に立っていた石坂さん。これが今日の3ヵ所目だそうです。(この模様は次回も御紹介します。)

●14日(土)
10:30~12:00頃 中野駅北口/17:30~18:15頃 東中野駅
★19:00~20:00頃 新宿二丁目・・・尾辻かな子さん応援参加
●15日(日)
★14:00~14:30 中野駅前で「レインボーACTION」
・・・尾辻かな子さん参加 →FC2 同性愛Blog Ranking
石坂わたるさんのチャレンジ030●ゲイだからこそ、できることがある。
こちらの映像で登場しました石坂わたるさんの新しいチラシの裏面に掲載されている「石坂わたるのキモチ」の文章を御紹介します。

僕はピンクレディーのレコードを子守唄に聴きながら育ち(笑)、「オカマ」といじめられたり、女の子がしたがるような遊びばかりやってるような子どもでした。5年生の頃にゲイだと気づきました。そこから何年も、誰にも相談できずに悩み、中学のとき、なんだか自分がものすごく無価値な人間だという思いにとらわれて、社会の役に立ちたくて、ハンディキャップを持つ人のためのボランティアに参加しました。そのとき感じた充実感が、養護学校教員になるキッカケでした。
高2のとき、本気で男子に恋をして、初めてカムアウトしました。「恋愛はできないけど、君が同性愛者なのはかまわないよ」と、ずっと友達でいてくれました。その後、ふっきれたように友だちや両親にもカムアウトしました。親とは初めはケンカばかりしてました。母親に泣かれたのは今でも忘れられません。でも、母親は本を読んで勉強してくれたり、母の友人が説得してくれたりして、だんだん理解してくれるようになりました。10年以上経った今は「同じ悩みを持つ方のためにできることをしたい」と、講演会にいっしょに出たりするようにまでなっています。
それからゲイサークルやパソ通でゲイの友達を作り、高3の夏に初めてパレードに参加して「こんなに仲間がいるんだ!」と感動を覚えました。大学時代はゲイのジョギングサークルFront Runnerを立ち上げたり、ゲイゲームズ@アムステルダムで走ったり、AGP(ゲイの医療・福祉等の専門家グループ)やMASH東京(HIV予防啓発団体)にも関わり、活発にいろんなことにチャレンジしました。
卒業して養護学校教員となり、現在のパートナーと知り合い、同性パートナーの法的保障について考え、行動するようになっていきました。ゲイにとって政治がとても大切だという気持ちを強くし、東京メトロポリタンゲイフォーラム(TMGF)を立ち上げたのでした。
僕が区政に挑戦しようと決意したのは、昨年7月に起こった新木場での暴行事件がきっかけでした。加害者の若者は「ゲイだから届け出ないと思った」と語りました。2000年の殺人事件のときと何も変わっていなかったのです。学校教育で同性愛者の人権について取り上げてほしいと東京都に訴えました。そして、自分も立ち上がらなければいけないと決意したのでした。新木場に限らず、ゲイであることを苦にし、あるいは将来に希望が見いだせず、自らの命を絶ってしまうという悲劇もまだ続いています。僕らの仲間の命がもうこれ以上失われないよう、僕は闘います。
Photo:Hiroki Taguchi/Design:Keizan Kano
協力:尾辻かな子サポーターズネットワーク
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僕はピンクレディーのレコードを子守唄に聴きながら育ち(笑)、「オカマ」といじめられたり、女の子がしたがるような遊びばかりやってるような子どもでした。5年生の頃にゲイだと気づきました。そこから何年も、誰にも相談できずに悩み、中学のとき、なんだか自分がものすごく無価値な人間だという思いにとらわれて、社会の役に立ちたくて、ハンディキャップを持つ人のためのボランティアに参加しました。そのとき感じた充実感が、養護学校教員になるキッカケでした。
高2のとき、本気で男子に恋をして、初めてカムアウトしました。「恋愛はできないけど、君が同性愛者なのはかまわないよ」と、ずっと友達でいてくれました。その後、ふっきれたように友だちや両親にもカムアウトしました。親とは初めはケンカばかりしてました。母親に泣かれたのは今でも忘れられません。でも、母親は本を読んで勉強してくれたり、母の友人が説得してくれたりして、だんだん理解してくれるようになりました。10年以上経った今は「同じ悩みを持つ方のためにできることをしたい」と、講演会にいっしょに出たりするようにまでなっています。
それからゲイサークルやパソ通でゲイの友達を作り、高3の夏に初めてパレードに参加して「こんなに仲間がいるんだ!」と感動を覚えました。大学時代はゲイのジョギングサークルFront Runnerを立ち上げたり、ゲイゲームズ@アムステルダムで走ったり、AGP(ゲイの医療・福祉等の専門家グループ)やMASH東京(HIV予防啓発団体)にも関わり、活発にいろんなことにチャレンジしました。
卒業して養護学校教員となり、現在のパートナーと知り合い、同性パートナーの法的保障について考え、行動するようになっていきました。ゲイにとって政治がとても大切だという気持ちを強くし、東京メトロポリタンゲイフォーラム(TMGF)を立ち上げたのでした。

Photo:Hiroki Taguchi/Design:Keizan Kano
協力:尾辻かな子サポーターズネットワーク
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石坂わたるさんのチャレンジ029●10日前の事務所は大賑わい&大忙し

4月12日(木)夜に行われた石坂わたるさんのスタッフ・ミーティングに途中から参加したのですが、事務所に着いたら皆さんが立ったままで喋っているので「何事?」と驚きました(笑)。人数が多すぎて座ると入りきれないので、まるで満員電車の中のような状態で会議が行われているのです。約20名の参加者は、口調も表情も真剣そのもの。あと10日だという緊張感が漂うピリッとしたミーティングでした。
終了後は送付物の封入作業が行われたり、ポスター貼りや街宣の段取りを担当者が細かく詰めたりしていたのですが、部屋の片隅に、ついに到着した新しいチラシを発見!
●石坂わたるさん4/12事務所風景~新チラシ完成!
思った以上に素敵な仕上がりです!裏には石坂さんのライフヒストリーも含めた「キモチ」が書かれています。本当に素敵なチラシなので、中野や新宿近辺等で見かけたら、ぜひ多くの人に広げてくださいね~。→チラシに書かれていたメッセージは、こちら。
●石坂わたるさんの街頭活動予定
(天候などの事情により変更も有り得ます。チラシ配りにご協力いただける方は、事務所に確認の電話をした上で現地に向かってください。)
★確認電話先・・・03-5918-7553(11:00~19:00)
★石坂わたると多様性のある中野を作る会ホームページ

7:00~8:00頃 鷺宮駅
8:30~9:00頃 新井薬師駅
9:30~10:30頃 野方駅
17:30~18:15頃 落合駅
18:30~19:00頃 西新宿5丁目
19:00~20:00頃 新井薬師駅
14日(土)
10:30~12:00頃 中野駅北口
17:30~18:15頃 東中野駅
★19:00~20:00頃 新宿二丁目
・・・尾辻かな子さんも応援参加!
15日(日)
★14:00~14:30 中野駅前で「レインボーACTION」・・・尾辻かな子さんも参加!
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カミングアウトへの道017●石坂わたるさんの語る母へのカミングアウト06●質疑応答2~イメージが悪かったから
人は「よく知らないもの」に対しては、勝手な妄想を抱いて「悪いイメージ」を持ちます。石坂モモさんは、かつての自分が持っていた「同性愛者への偏見」について、とても率直に語ってくださいました。
石坂わたるさんとモモさんは今、連日のように街頭で「同性愛者の親子」の姿を中野の人々にアピールしています。しかし、その姿には少しも「気負い」がありません。ごく「当たり前のこと」として、モモさんが息子と向き合っている。その安心感が、当人にとっても、周囲の人々にとっても、あったかい雰囲気をもたらしています。→FC2 同性愛Blog Ranking
石坂わたるさんとモモさんは今、連日のように街頭で「同性愛者の親子」の姿を中野の人々にアピールしています。しかし、その姿には少しも「気負い」がありません。ごく「当たり前のこと」として、モモさんが息子と向き合っている。その安心感が、当人にとっても、周囲の人々にとっても、あったかい雰囲気をもたらしています。→FC2 同性愛Blog Ranking