石坂わたるさん区政へ向けて015●セクシュアリティと政治05●悲しみに対する想像力は嘘つかない
尾辻かな子さんのお話の後、休憩を挟んでフリートークになりました。次から次へと話は展開しますが、貴重な情報が満載です。
13●ロシアのLGBT事情
関連リンク
●同性愛者のパレードは「悪魔的所業」 モスクワ市長発言(GAY JAPAN NEWS 2007/02/01)
●ロシアのLGBT団体、モスクワ市長を名誉毀損で提訴(GAY JAPAN NEWS 2007/03/07)
14●「人権メタボリック症候群」発言←本来の責任を放棄する政府
関連リンク
●伊吹文科相「日本は同質的な国」 (NIKKEI MET)
●アムネスティ「伊吹文部科学大臣による人権否定の発言に対する申し入れ」
15●人権感覚に乏しい日本の議会
16●悲しみに対する想像力は嘘つかない
トークはまだまだ続きます。→FC2 同性愛Blog Ranking
13●ロシアのLGBT事情
関連リンク
●同性愛者のパレードは「悪魔的所業」 モスクワ市長発言(GAY JAPAN NEWS 2007/02/01)
●ロシアのLGBT団体、モスクワ市長を名誉毀損で提訴(GAY JAPAN NEWS 2007/03/07)
14●「人権メタボリック症候群」発言←本来の責任を放棄する政府
関連リンク
●伊吹文科相「日本は同質的な国」 (NIKKEI MET)
●アムネスティ「伊吹文部科学大臣による人権否定の発言に対する申し入れ」
15●人権感覚に乏しい日本の議会
16●悲しみに対する想像力は嘘つかない
トークはまだまだ続きます。→FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト
上川あやさん・変えてゆく勇気007●「電車でゴー」in世田谷線・上町

世田谷線って小っちゃくて可愛い電車ですね~。東西にばかり発達している東京西部の電車網において「南北」を結ぶ貴重な路線として活躍しています。
学習会「セクシュアリティーと政治」が行われたのと同じ3月4日。上川あやさんたちは「電車でゴー」と題して世田谷線の各駅で、ゲリラ的に街頭活動を行いました。僕はその中盤の2駅に参加してきました。その模様を御覧ください。
★今回、ボランティアの方が一名映り込んでいますが、御本人の了解を得ています。(ありがとうございます!)
★前回の記事で予告したパフナイトの映像は現在調整中。しばらくお待ちください。
こういう小さな駅で地道に活動をするというのも、なかなか面白いものですね。上町(かみまち)駅で街頭に立つのは2回目ということで、チラシをもらってくれる確率も高かったそうです。回数を重ねれば重ねるほど、反応が良くなってくるそうですよ。
しかしこの日は、チラシを配っているボランティアの方に対して突っかかってくるオジさんがいました。理由を聞いても、それが正しい理解の上で、あやさんを批判しているようには到底思えません。あやさんはメッセージを中断して駆けつけ、オジさんの話し相手になったのですが・・・なんでしょうねぇ。理由のない政治不信を抱えてしまっているような物言いで突っかかって来られても、建設的な対話にはならないもんだなぁと、見ていて思いました。
ひとしきり配り終わった後、世田谷線に乗り込み隣駅へと向かいます。幟を持って小さな車両に乗り込む「非日常感覚」に、ワクワクしてしまいました(笑)。
●上川あやさん街頭活動予定
3/11(日)11:30~三軒茶屋/14:00~上町/16:00~千歳烏山
★チラシ配布・応援参加者募集中。事前にmail@ah-yeah.com まで御連絡ください。
★場所の変更も有り得ますので、必ず連絡をしてから現地に向かってください。
★あやさんは組織に属さない「一人会派」なので、ボランティアの方々の参加が「組織」になります。街頭活動だけではなく事務所内作業の人手も必要となってきています。→FC2 同性愛Blog Ranking
薔薇族は生きている006●とにかく撮りたくなったから

伊藤文学さんを初めて見たのは昨年10月の「男色博覧会」の時。著書を買ってサインを貰ったりしたのですが、その時なぜかピーンと来たんです。「僕はこの人を撮ることになる!」と。
飄々としているのに存在感があり、年輩なのに少年みたいなキャラクター。僕、昔からそういう人を見ると「撮影者魂」が疼くんです(笑)。どうやって文学さんと関係を築こうか・・・。そう思いながら著書を読み、機会を窺っていました。
1月26日。Mixiの「伊藤文学◎薔薇族◎第二書房コミュニティー」に、管理人の影坂狩人さんが写真付きで、こんな書き込みをしました。
さよなら、旧「第二書房」
昨日、某社への原稿入稿のために下北沢まで行った折、ちょっと足をのばして伊藤文学邸の様子を見て参りました。外観はまだ以前のままでしたが、内部の解体はかなり進んでいる様子。玄関のドアもはずされ、中からは職人さんらのかけ声が……。外壁にまだ付けられたままの「第二書房」の文字が哀し気で、初代『薔薇族』廃刊以降の関わりしかない私だとというのに、ひどく切ない思いで胸が一杯になりました。
しかし! ただ感傷にひたってばかりいても仕方ありません。たとえ旧社屋は失われても、その核である文学氏は未だ意気軒昂です。
今後の展開をお楽しみに!
第二書房とは薔薇族の発行元。その建物は文学さんの自宅でもあります。それが解体されるとはっ!。以前から「銀行の差し押さえで建物が取られるかもしれない」という噂は影坂さんから聞いていましたが、まさかこんなに早くその時が来るとは・・・。
翌日、僕はとにかく下北沢に行ってみました。そして、既に内装が破壊された建物を見て愕然としました。もっと早く来れば良かった・・・しかし悔やんでも後の祭りです。呆然としながら、ふと門の扉を見ると文学さんの新しい連絡先が手書きで貼ってありました。僕は興奮した気持のまま、そこに書かれていた番号に、とにかく電話をかけました。
すると・・・なんとワンコールで「はい」と出るではありませんか(笑)。
「い・・・伊藤文学さんですか?」
「はい、そうです。」
・・・うっわ~っ!。
心の準備が出来ていなかったので本気で焦りながらも、とにかく会って話したい思いを伝え、近くの喫茶店まで来ていただくことにしました。まさかこんな急展開になるとは・・・緊張が高まります。
現れた文学さんは思った通りの飄々とした可愛らしい人でした。建物が壊されるに至った理由や、薔薇族についての話を一時間、みっちり語ってくださいました。こんな、どこの馬の骨ともわからない者が突然現れたのにも関わらず・・・。
引越作業はほんの数日前。新居は近くのマンションで、狭く日当たりが悪いとのこと。なんでも、第二書房の所有していた日本の同性愛に関する貴重な資料等はトラック7台分もあり、すべて地方に一時避難させているとか。「いろいろ捨てたんだけど、君にもあげれば良かったねぇ」と笑顔でおっしゃっています・・・いくら置き場所が無かったからとはいえ、捨てちゃったなんてもったいない~っ!
そのまま文学さんと僕は、解体が進む建物を見に行きました。そしてビデオを廻させてもらいました。あと数日で完全に解体されてしまう建物と一緒にいる文学さんを、とにかく記録に残しておきたかったんです。

こうして僕と文学さんとの関係は始まり、「薔薇族自力復刊プロジェクト」の一員に加わることになりました。薔薇族のバックナンバーを研究したり、文学さんから直接お話を聞くことは、日本の同性愛の歴史を記録して見つめ返すことに繋がります。そこから発見できる様々なことに、今の僕はとても興味があります。未来を思い描くには、歴史を知ることも大事なことだと思うから。
→FC2 同性愛Blog Ranking