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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-02
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生きるということ。疑うということ。進むということ。


 あまりにも、たくさんの様々なものが津波のようにバーっと、僕の内面に押し寄せてきた一日。

 ICUで行われた堀江有里さんの講演会とその後の交流会での時間の濃度と強度は、現在の僕のキャパシティーを完全に越えていた。一気に流れ込んでくる様々な情報や、様々な人々の発するエネルギー。言葉として交わされ、存在として対面し合う個々人それぞれの思い。それらを今まで想像出来ていなかったり、気付けていなかったり、考えることをしていなかったりした「これまでの自分のあり方」について猛省したくなる気持ちが、沸々と湧いて来るのを感じた。


  「レズビアン」であることと「牧師」であること。その二つを引き受けながら生きるということが、いったいどういうことなのか。堀江有里さんを目の当たりにするまで、僕はそのことを「理解できるのかどうか」と自分に問いかけていたように思う。

 しかし実際に彼女に会ったことで、「理解する/しない」のレベルを越え、彼女という存在がそのまま僕に問いかけてくる「新たな問いの多さ」に身震いがするほどの気持ちの高揚を感じた。 彼女は「正解」を疑う。何に関しても「固まる」ことを拒否して現実の中でまみれながら、常に「考え続けること」を選択する。ちゃんと生きているのだ。人として、真摯に「この世の中」から逃げずに向き合っているのだ。

 「シンドイでしょう」とか「もっと楽に生きればいいのに」とか、外野からの声もたくさん入ってくるだろう彼女の生き方。しかし僕は彼女のように「本当に生きている人」を応援する。その存在を知ることが出来たことに感謝する。そして、自分もそうありたいと心から思った。

 人に、本当の意味での「生きる希望」を与えるものは、上っ面な「言葉」などでは決してなく、真に生き生きと生きている人の「存在」そのものなんだと思う。FC2 同性愛Blog Ranking

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