FC2ブログ

フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2007-01
« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 »

LGBT可視化に向けて051●女性問題に触れながら、LGBT問題を考える。

 「ゲイ・バイ男性向け就職活動フェア」とか、「レズビアン・マザーの方の話を聴く会」とか、以前からいろんな「タダモノではないイベント」に誘ってくれている悠さんのお誘いを受け、20日の午後は水道橋にある「韓国YMCA国際ホール」に出かけました。

 今回は働く女性の全国センター発足記念イベントだったのですが、ゲイの視点から見させてもらっても、なかなか面白いものでした。それよりもまず僕が驚いたのは、今まで日本に、この種の全国組織が存在していなかったという事実。なんでだぁ~っ!

 社会で働いてみると、すぐわかります。この国の「男女平等」なんてのは「タテマエ」でしかないことが。日本では依然として職場などでの待遇格差や賃金格差など、男女差別が平然とまかり通っています。だからこそ、このような組織が「力のあるものとして」育って行くことが求められ、発足に至ったのでしょう。

 これはLGBT問題に置き換えてみても共通の課題だと思います。日本のLGBTは政治的・言論分野における「力のある組織体」を持っていません。LGBT権利運動の先進国には必ずそのような組織が存在し、なにかがあった時には活発な抗議活動を行ったり、企業に問題提起をしたりしているのに、日本にはまだないのです。いろんな意味で日本ってまだまだ「後進国」なんだなぁと感じてしまう一例ですね。

 さて、会場には全国の「女性ユニオン」の代表者たちが集まっていて熱気ムンムンでした。しかし当然のことながら(?)参加者は女性たちばかり。200人以上の参加者中、男性はおそらく「一ケタ」しかいなかったことでしょう。(←それってど~なの。笑)

 しかも、この組織はまだ「出来たてホヤホヤ」で規約も細かいところまでは決まっていないらしく、イベントの後に討議をするとのこと。とにかく「見切り発車でもいいから組織を作るところから始めよう」ということみたいですよ。

 ところで。開会にあたっての挨拶で印象的な言葉に出会いました。 

「セクシュアル・ハラスメントは、1989年に流行語になりました。言葉が広がることによって『女性問題は人権問題なんだ』という認識が広まったのです」

 なるほどね~。例えばこれを、同じ「人権問題」であるLGBT問題に置き換えると・・・「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」という言葉が「セクシュアル・ハラスメント」に該当するのかもしれないですね。

 流行語大賞とまでは行かなくても、言葉を「流行らせる」ことによって世間に浸透させるという手段があるんだなぁと思いました。「それってセクハラっ!」と日常会話で使われているのと同じように「それってホモフォビアっ!」と笑って語れるようになったら、だいぶ意識は向上するんですけどね。

 続いて女性問題の「権威」である田中美津さんの講演がはじまり、ここでも印象的な言葉に出会いました。

 「最近『格差社会』という言葉が使われているけれど、それは男性の若年層にフリーターやニートが増えているから言われるようになっただけ。女性にとって、日本社会はいつでも『格差社会』であり続けてきました。」

 「女にとっての格差社会は、男にとっても格差社会。会社の恋人のようになってしまった男たちは、日々『働け、働け』という号令のもとに急かされ続け、30代だけではなく40代、50代の正社員までもが仕事を抱え込まされ残業の多さに苦しめられています。正社員が減らされる一方で、仕事の負担が増やされた正社員たちの『過労』が問題となっています」

 話を聞きながら思いました。このように「女性が主体となって、女性の目線から発言している言葉」って、実はそれほど触れる機会が多くないんですよね。新聞やテレビ、ネット上のニュースというのは、どこか「男性的な物言い」で埋め尽くされているような気がします。

 もっと「女性目線からの言葉」が溢れかえるようになると世の中は柔らかくなって活性化するんですけどね。『健康で屈強な男たち』が働きやすくなっている社会の構造というのは、そこに当てはまらない者を短絡的に排除する思想を人々に根付かせてしまいます。それって息苦しいし・・・文化として「豊か」じゃないですよね。

 講演のあとは、大阪から来たという若い男性ユニット「杉本緑地公園」のクラシック演奏がありました。女性たちだらけの部屋の中に、息子のような年齢の若い男性が登場すると一気に場が華やぎますね~(笑)。彼らは在日コリアンなので「アリラン」の演奏もありました。しかし演奏時間が約45分も続き、ちょっと疲れてしまったので僕らは第一部で会場を退散し、神保町でお茶をしてから別れました(笑)。

 LGBT絡みのものだけではなく、こういうイベントに出てみるのも視野が広がりますし新たな発見が出来るもんですね。さあ、悠さんは次に、どんなイベントの誘いをかけてくるのでしょうか。密かに楽しみにしてます(笑)。FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト



槇原敬之さんの件~情報一部訂正&捕足

 槇原敬之さんの「同性愛者であることを肯定する場面」が第2日本テレビで流されていた件についてですが、前回の記事の情報を一部訂正させていただきます。

 槇原さんのインタビューが収録されたのは2006年11月23日放送用ではなく、2007年1月15日放送用。つまり先週の放送用に収録されたものだったようです。誤った情報を載せてしまい、たいへん失礼いたしました。

 公式サイトによると「極上の月夜」では美輪明宏さんの特集をこれまでに2回放送したらしく、1回目が2006年11月23日の「愛の賛歌」の回。2回目が2007年1月15日放送の「ヨイトマケの唄」の回。槇原さんのロングインタビューは「ヨイトマケの唄」について熱く語っている内容だったので、2回目の放送用に収録されたものだったようです。僕はどちらのテレビ放映も見ていなかったので公式サイトの情報を「早とちり」してしまいました。恐れ入りますが、前回の記事を参照して放送日を「2006年11月23日」としてブログに記載している方は「2007年1月15日」に訂正していただければと思います。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

 また、現在なぜかWeb公開が打ち止めになっている槇原さんのロングインタビューについてですが、僕がこの情報を知ったのは、こちらの記事のコメント欄にマサキさんが書き込んでくださったからです。つまり「2007-01-18 (Thu) 22:58:38 」よりだいぶ前に公開は開始されていたようです。

 僕は翌日の1月19日の朝にマサキさんのコメントを見て、mixiの「槇原敬之コミュニティー」に記載されている情報から、映像公開が「第2日本テレビ」で行われていることを突き止めました。その際に、パソコンの液晶画面を撮影したもう一枚の画像があります。

←この画像なのですが、槇原さんの傍らにメイク・スタッフが映り込んでいるのがわかると思います。これは事務所のスタッフが「同性愛」に関する発言を始めた直後の場面なのですが、このメイクの男性は突然、画面に映り込んで来ました。つまりインタビューの収録現場では事務所スタッフが「同性愛」に関して話しはじめた途端、撮影が「休憩モード」になったことを意味しています。

 槇原さんを撮影していたカメラマンも、この場面ではフレームをラフに広げましたから、撮影現場に「弛緩した空気」が流れたことが、画面から伝わってきました。だからこそ、槇原さんもリラックスして「はははは・・・」とか「そうだねぇ~」と、事務所のスタッフの発言に返事をしているのです。

 このように、「これって明らかにNGショットでしょう」と感じられるような場面が、堂々とネット上に公開されていることに僕は驚きました。本番中にメイクのスタッフが映りこむなんて通常では有り得ないことですよね。つまり「休憩」の雰囲気になったからこそ、槇原さんは相槌を打っているようだったのです。

 それに、傍らで聞いているはずの事務所スタッフが突然、インタビューを中断してまで「自分が言いたいこと」を発言するなんてことも、本番中という意識の中では有り得ません。つまり槇原さん本人の口からはなかなか語られない「核心部分」を、事務所スタッフが業を煮やして「オフレコなら」という態度で語った様子が伝わってくる映像でした。

 こんな「異例な場面」を、あえて含んだ形でWeb上に流すこと自体、よほどこの場面で話されている内容を「公開したかった」人がいるのだなと感じました。それが槇原さんサイドなのか。第2日本テレビサイドなのかはわかりません。

 しかしその後、19日の昼過ぎあたりから映像公開は中止されたままとなっています。とても残念なことです。たとえNGショットであろうが、「ヨイトマケの唄」に槇原さんや事務所スタッフが心底惚れた理由について「核心」に迫る発言部分だったことは確かなのですから。

 美輪明宏さんが40年以上前に作った「ヨイトマケの唄」。この歌との出会いが、事件によって失意の底にあった歌手・槇原敬之さんの表現者としての復活に向けて、どれほど大きな心の支えとなったのか。それを示す大切な証言として「あえて」公開されていたはずのNGショット。

 ファンとしても彼の「根幹の部分」を知りたいでしょう。ぜひ、映像公開を再開して欲しいと思います。FC2 同性愛Blog Ranking


★不明な点を第2日本テレビに質問し、回答が来ましたのでこちらの記事をご覧ください。

HOME |

無料ホームページ ブログ(blog)