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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2006-12
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北丸雄二さんのサイトがリニューアル

 ニューヨーク在住のゲイ・ジャーナリスト北丸雄二さんが、このたびブログとサイトのアドレスを移動されました。

北丸雄二.com

 北丸さんと言えば僕が存在をちゃんと認識したのはちょうど一年前。『yes』の創刊号での「LGBT TV~what is Logo?」という10ページに渡る特集記事でした。当時、『yes』という雑誌の出現と、ジャーナリスティックな記事の充実ぶりに興奮して連日このブログに書いていたのですが、その時に北丸さんのサイトの存在も知り、さらに興奮した覚えがあります。「ゲイのジャーナリスト」として名前を公表し、しかもかなり尖った発言をしながら活発に活動している方がいる。それだけで本当に嬉しかったんです。
「yes」創刊の波紋001●フツーの感覚で買えるGAY雑誌の衝撃
「yes」創刊の波紋004●アメリカのゲイTV局「Logo」のフツーっぷり

 実は北丸さんがゲイ雑誌『BAdi』に連載を持っていることに気付いたのはそれからだいぶ経ってからのこと(←すいません正直で。笑)。その頃、僕はすでにゲイ雑誌は買わなくなっていたし、買っていた頃は「エログラビア」が第一の目的だったようで・・・テキストのページを全然読んでなかったみたいなんです・・・。(←ほんとスミマセン正直すぎて。笑)

 その後、「yes vol.2」に掲載されていた北丸さんの記事「クローゼットの闇に迷い込まないための、ブロークバック山の案内図」で、雑誌を読みながら号泣するというはじめての経験をしました(笑)。あの号の巻頭特集は本当に良かった。ヒース・レジャーがインタビューで、ゲイに対してものすごくあたたかいコメントをしていたし、その流れで北丸さんの記事を読んだからか、本当に言葉が一つ一つ、ストレートに胸に迫ってきました。どうせ文章を書くなら、こんな風に「本物」が書けるようになりたいと憧れの気持ちを抱きました。
「yes」創刊の波紋010●僕を泣かせた記事のこと

 北丸さんの文章は、読み手に対して「対等な立場で語りかけているところ」が魅力だと思います。とかく知識や経験を蓄えると人は「上の目線から、知識や経験の無い読者に向かって啓蒙するかのような態度で」高邁な文章を書いてしまいがちなのですが、北丸さんの文章から、そのような嫌な感覚を味わったことはありません。だから素直な気持ちで読めるんです。

 実は今年の秋に北丸さんが来日した際、どうしても会いたかったので直訴してリアルな場で会ったことがあります。文章での印象どおり飾らない人柄で嬉しかったです。北丸さんは僕が「ゲイとしてリアルな場に出て行こう」と方向転換するために、このブログのコメントを通して事あるごとに導いてくださった恩人です。勇気を出すきっかけをくださったので本当に感謝しています。今後もサイトや紙媒体での執筆活動で、さらなるご活躍を!FC2 同性愛Blog Ranking
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