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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2006-12
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これからの多様な性&家族&ライフ・スタイル11●可視化のための条件~宮台真司さんからの一言

 LGBT可視化の際に予想される「バックラッシュ」的な動きとの対決。その際に気をつけるべきポイントを、宮台真司さんが述べました。

  
これからの多様な性・家族・ライフスタイル PLAYLIST

 自分に自信がない人=不安な人は、余裕がないから他者にも不寛容になってしまう。

 不安な人を、さらに「不安」にさせないために。

 LGBT可視化は「不安」をもたらすものではないということを、どうアピールして行けるのか。その「戦略」が問われています。FC2 同性愛Blog Ranking

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グループカウンセリング初体験~「レズビアン・ゲイin世田谷」

 及川健二さん主催のシンポジウムで上川あやさんのお話を聴いて衝撃を受け、その日の夜に「まだ参加できるのかどうか」を問い合わせ、ちょうど翌日に開催された「レズビアン・ゲイin世田谷」というイベントに参加しました。(相変わらず猪突猛進。爆)

 これは世田谷在住のレズビアンの方が主催したもので記念すべき第一回。トランスジェンダーの世田谷区議会議員である上川あやさんをゲストに招き、参加者同士で交流もしようという会合でした。

 場所は下北沢。北沢タウンホールと同じビルにある男女共同参画センター「らぷらす」の研修室は、ものっすごく見晴らしが良くて感動的。「都庁が見える~!東京タワーが見える~!」という「お登りさん状態」の感激を味わった後、15名ほどの出席者とともに上川さんのライフヒストリーを聴きました。

 前日にも思ったのですが、上川あやさんって話し始めたら聴衆の関心を惹きつけ続ける魔力を持っている人ですね(笑)。聴きながら映像が思い浮かびやすいですし、独特の迫力があります。トランスジェンダーの人にしかわからない苦労とか悩み、社会のあり方について感じることを、とてもわかりやすい「自分の言葉」で思いを込めて語ってくださるので、あっという間に90分が経過していました。

 上川さんにとっては、もう何十回・何百回と語ってきたライフヒストリーなのかもしれません。それでも感情的になったりちょっと涙を浮かべたり、怒りの感情が湧き上がったりする姿を実際に目の当たりにすると、やっぱり圧倒されます。大変なエネルギーが必要でしょうし毎回これをやっているのでは疲れるのではないかと思いますが、それでもやっぱり「そうなってしまう」のでしょう、こればっかりは。

 辛い体験や、どうしようもない絶望体験も、こうした前向きな行動に「転化」することで人の心を打つ表現へと昇華する。それを伝えることが本人にとって、生きる上でのエネルギー源にもなる。上川さんのお話には、絶望を必死で乗り越えて自分で自分の人生を切り拓いて来た人だけが持つ、本物の炎が宿っていると感じました。


 休憩後、残った10名ほどで輪を作り、「言いっぱなし、聞きっぱなし」というルールで自分のことを語りあいました。これはきっと、先日の就職セミナーで研修医の方が言っていた「グループ・カウンセリング」の一種なんだろうと思います。一人ひとり何を言っても構わない。他の者は議論するのではなく、とにかく「聞く」ことに徹する。ただそれだけのことなのに結構面白いんですよこれが。

 口にしてみることで「あぁ、僕ってこういう人なんだなぁ」と自分で自分のことを整理できるという感じ。そして他の人のことも「この人は自分のことをこういう風に捉えている人なんだなぁ」とわかるんです。

 「言いっぱなし、聞きっぱなし」ですから邪魔が入ることはありませんし、安心して自分の語る時間をコントロール出来ます。そして、その時間を「どのように使うか」によって、その人の人格が見事に浮かび上がるんです。しかもそれは決して独り言ではなく「他者」という証人が聞いているわけですから、明らかに「事実」として自分の中に意識化されるんです。

 人って基本的に「寂しがり屋」なんだと思います。だから、誰かに自分のことを無条件にわかっていてもらいたい。ありのままを受け入れてもらいたい。そういう本質的な部分の気持ちが満たされるかのような、一種独特の雰囲気が生まれるから不思議なもんです。それに、日常の「しがらみ」から解放された場ですから、自由な気持ちで語ることも出来るんです。「グループカウンセリング」の効能って、けっこう効き目がありますよ~ぜひ一度お試しあれ。

 僕は自分のことを語ってみて、このブログを開設する時にテキトーに付けた「akaboshi」という「ゲイとして使っている名前」と、親に名付けられた名前とのダブルネーム化現象を、いずれは一致させたがっているのだということに気が付きました。(だってそういう風に、その時の僕が語ってましたから。笑)。

 ちなみに、会を主催した方が最後にコメントしてくださったのですが、僕に関しては以下のような内容でした。

 「当事者の抱えてしまうフォビアの強さを考えさせられました。でも今はそこから脱却する過程において『この人に会いたい』などの素朴な思いを実際に行動に移し、進んでみることで坂を登って、新しい景色が次から次へと見えてきているのかなぁと感じます。」

 すげ~。まさにその通りだと思います(笑)。なんだか、僕が「現在」感じている脳内映像をそのまま映し出してもらったかのようなコメントだと思いました。言ってもらったことで、どうしてだかわからないけど凄く大きなものに包み込まれたような温かい気持ちが湧き出てきたのを憶えています。

 会を主催してくださった方はきっと、人として大切なポイントをきっちりと見据えていらっしゃる方なのかなと、今この文章を書きながら気が付きました。素敵な機会を与えてくださって、本当にありがとうございました。FC2 同性愛Blog Ranking

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