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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

中村中の歌世界010●なぜか手に汗握ったミュージックステーション視聴

 そ~いえばミュージックステーション(通称Mステ)って、今時めずらしい生放送なんですね。かつては「ザ・ベストテン」とか「歌のトップテン」とか「夜のヒットスタジオ」とか、歌番組は生放送であることが当たり前だったのに、今では「生放送番組」自体が少なくなりましたからね。中学生の頃から工藤静香ファンだった僕は、「今日は音程大丈夫だった・・・」「今日は外しちゃった」と、本人と同じ気持ちでハラハラとしながら見ていたものです(笑)。今夜は久しぶりに、その感覚で歌番組を見てしまいました。だって彼女にとっては始めての「ゴールデンタイム」での歌番組出演。しかも生放送。緊張しないはずがありません。

 白のロングスカートで登場したオープニングでは司会のタモリさんに「これは本名ですか?」と質問され、「ええ。残念ながら本名です」と応え、「山本山とか段田男と同じですね。」とさらに突っ込まれても「そうですね。」とマイペースに応えているのが面白かったです。

 歌の前のトークでは、「考えなくても緊張しちゃうので別のことを考えようと思って、皆さんのライブを見ているのですが・・・考えられてないですね(笑)。」と、シドロモドロなトークを展開。「ヘマをしないようにしなければと思います」と、更に緊張を高める言葉で墓穴を掘っている様子が微笑ましかったです(笑)。コブクロの「風」に続いて披露された「友達の詩」は、歌詞を丁寧に語るように歌っていました。

 彼女の歌い方は「歌い出し」の「つかみ」が、すごく上手いといつも思います。「♪触れるまでもなく先のことが・・・」の部分で、声の魅力と歌い方の誠実さで聴き手を惹き込むのです。あとは歌う度に異なる感情の高ぶりをそのままに、後半の展開を様々なバリエーションで聴かせてくれます。決して安定し切ることのない緊張感のある歌唱方法が魅力です。今夜は生放送の緊張感からか後半は「勢い」の加速度が激しく繊細さには欠けていましたが、こういう歌唱が出来るのはきっとデビュー仕立ての若い頃の特権でしょうから、それもまた魅力の一つではあります。思わず手に汗を握りながら、一緒に歌っているかのような気持ちで歌番組を見たのは、本当に久しぶりのことでした。これって完全に「ファン」の心理ですよね(笑)。

 11月15日には新曲『私の中の「いい女」』が発売。そして来年の1月1日にはファースト・アルバムの発売が決定。舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』への出演も控え、たくさん楽しませてもらえるから、いつの間にかファンになっていた僕としては本当に幸せです~。

●You Tubeで「名唱」が見られます。
中村中「友達の詩」in 音楽戦士
僕らの音楽 中村中×岩崎宏美「友達の詩」
1st SINGLE「汚れた下着」
2nd SINGLE「友達の詩」
3rd SINGLE「私の中の「いい女」」
「友達の詩(1万枚限定生産盤)」
岩崎宏美「Natural」

中村中公式Webブログ「恋愛中毒」
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LGBT可視化に向けて033●尾辻かな子さん早稲田祭講演02~同性愛に関する医学的な見解

 「レズビアン議員の講演会はこちらで~す。」 「レズビアン議員がいらっしゃいますよ~。」

 早稲田祭を見に行って僕が度肝を抜かれたのが、GLOWの人たちによる派手な呼び込み方と宣伝方法。構内のあちこちには「レズビアン議員・尾辻かな子」と大書きされたポスターが貼られ、会場となる教室の前には「未知の世界へようこそ!!」というたて看板も(笑)。「今回の講演会では普段はこっそりと隠れているゲイ・レズビアン早大生も勇気を出してお話します❤」という、とってもフレンドリーなキャッチコピーが書かれていて・・・ジェネレーション・ギャップにくらくらしてしまいました(笑)。でも、この解放感は確実に「いい方向」に進んでいるということであり、大歓迎です。こういう「軽さ」でどんどん、世間の旧い体質をぶっこわして行きたいもんですね。




 さて今回の映像は尾辻さんの講演の続き。「同性愛」が日本で、医学的にどんな扱いをされてきたのかについて語っている場面です。5月にICUでの講演会を聴きに行った時、この部分が特に印象的でした。10年前まで僕らは「病気扱い」されていたらしいんです、この日本においても。視点を世界に広げると、現に今でも病気扱いどころか「死刑」にされてしまう国も存在しているというのが恐ろしい。

  

 こういう歴史的な流れや知識を皆が持つことによって、差別や偏見はずいぶんと解消されると思います。尾辻さんが「当時は」と過去形で語っている内容の多くを、今でも「現在形」で思っている人は少なからず存在しています。早く、こういう基本的な知識が講演会などの限られた場だけではなく、学校教育の現場で広く浸透することを切実に願います。


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「尾辻かな子さん早稲田祭講演」続きはこちら。

ゲイ・パレードは「街頭の破廉恥行為」!?~エルサレムWorld Prideの動向01

 エルサレムで11月10日に予定されているゲイ・パレード が、潰されそうなほどの圧力を受けているそうです。ユダヤ教超正統派が『「聖都」エルサレムの神聖さを冒涜するもの』として抗議運動を展開。ついには最高裁にパレード差し止めを要請しました。
■ 宗教強硬派、ゲイ・パレードに反対 (GAY JAPAN NEWS・11/9)
■ ユダヤ教超正統派が同性愛者のパレード差し止めを最高裁に要請 (GAY JAPAN NEWS・11/9)

 「関西レインボーパレード」を経験した直後ということもあって、こうしたニュースが「我がこと」のように感じられますし、プライド・パレードのことを「街頭の破廉恥行為」と表現する人の頭の硬さ(=悪さ)には呆れます。そんなものを相手にしなきゃならないパレードの主催者たちの苦労や、参加しようとしている人たちの不安や苛立ち、精神的ストレスは、いかばかりかと思います。

 大阪ではとりあえず「目に見える暴力としてのホモフォビア(同性愛嫌悪)」を経験することは、ありませんでした。しかし日本国内でも、最近の都城問題をはじめとして「目に見えない圧力としての」ホモフォビアは依然として燻り続けています。

 こちらの記事のコメントで神戸のケンゾヲ★さんが教えてくれた通り、今年の5月13日に「神戸まつり」の中で行われた「神戸ゲイパレード」の直前には、主催者である神戸市民祭協会へ前日までに121件のホモフォビック(同性愛嫌悪的)な意見が寄せられたため、参加中止勧告をされたりしたこともあったそうです。それを乗り越えたケンゾヲ★さんの書いてくれた言葉が印象的です。

可視化する事で、一般の方々から中傷は、もはや仕方ないですね。
けれど、可視化する事で支援して下さる方も着実に増えますから


 今まさに、エルサレムに集まって活動しようとしている人たちは「直接的・暴力的なホモフォビア」とも対決する恐れを抱えながらプライド・パレードを実行しようとしているわけで、それは大変な覚悟だと思います。しかし、その行動によってこうして世界中に「エルサレムでの強硬なホモフォビアの存在」も可視化されているのですから、その意義は決して小さなものではないはずです。

 YouTubeで「yigaltv」というハンドルメームの33歳の方が、パレード関連の現地のテレビ・ニュースをこちらに投稿し続けているようです。言葉はわかりませんが(笑)映像でチェックは出来るので事態の成り行きに注目しようと思います。

 また、8月11日にエルサレムで行われたという「Worldpride demonstration in Jerusalem」の映像も発見↓。遠い国のことが、一気に身近に感じられる素朴な映像ですね~。

  

関連リンク
神戸ゲイパレード第一回準備会ミーティング・・・2006年11月19日(日)18時30分~神戸三宮にて
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中村中の歌世界009●今夜「ミュージックステーション」で「友達の詩」披露!

 先日、中村中さんの歌をはじめてナマで聴き、本気でゾクゾクしたakaboshiです。詳しくは改めてじっくりと書きますが、彼女は本当に素晴らしい歌声の持ち主だと再確認しましたよ。

 さてさて、ついに本日11/10(金)20:00~テレビ朝日系「ミュージックステーション」に中村中さんが初出演。『友達の詩』を歌うようですから、さらなる大反響を巻き起こすことでしょうね。要チェックです!FC2 同性愛Blog Ranking

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