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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

関西レインボーパレード誕生記025●あなたは独りじゃない~行進07

 「かに道楽」で有名な道頓堀を過ぎたあたりで、パレードの隊列は通行する車道を反対側に移動します。道路を斜めに足早に横切るのがなんとも言えずスリリング。パレードと一緒に歩道を歩いていた皆さんは、突然のことに焦ったのではないでしょうか。(僕もかなり焦りました。笑)

  

 理由は自分でもわからないけど高速道路の下を通過する隊列の様子を、立ち止まって撮影したくなりました。大きな建造物の下を通る小さな私たち。

 一人一人は小さいけれど同じ気持ちで集まっている。細かい違いはあるけれど、世の中の「ある大きなもの」に対して言いたい事がある気持ちは一緒。そこを手がかりにして手を繋ぎ合わないと、いつまで経っても僕らは大きな力にはなれない。そんなことを、よく考えます。

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関西レインボーパレード誕生記024●もう一つのパレードとともに~行進06

 パレードには参加出来ないけれども一緒に歩きたい。そんな人たちがたくさんいたようです。ふと歩道を見ると、もう一つのパレードが出来ていました。ほぼ同じスピードで一緒に歩きながら、数多くの人たちが声援を送ってくれていました。

  

 そして一行は大阪の代表的な繁華街である道頓堀に差し掛かります。車と人の交通量が多いこの道では、警察の方々の交通整理がなければパレードなどとても出来ないことでしょう。事故が起こらないように注意しながら、「私たちは、性の多様性を祝うことが出来る社会にしたいと考えています」というメッセージを、交差点のたくさんの人々に届けます。

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関西レインボーパレード誕生記023●喧騒の中へ~行進05

 御堂筋コースの途中には、歩道側に「自転車専用道路」が設けられている場所があります。パレードの間も自転車が通常通り通れるように、注意しながらの行進でした。

  

 本町から心斎橋のあたりは高級ブランドのブティックが立ち並び、街行く人々もちょっとオシャレな感じです。バスを待っている人々や休日をショッピングで過ごすカップルなどが、沿道に多く見られるようになってきました。ギャラリーが多くなればなるほど、パレード参加者たちの熱気も増して行きます。さあ、いよいよこれからが「本番」といった感じです。

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マスメディアのゲイ描写004●ブラジミール・ルクスリア議員の「トイレ騒動」報道に見る、基礎知識の重要性

 これだけ長くブログをやってると、過去の記事で自分が書いてしまった「間違い」に気がつき顔から炎が出ることもあります・・・。

 北丸雄二さんが最近、ブログ「隔数日刊 | Daily Bullshit」の中で取り上げている朝日新聞の「ゲイの議員」記述問題。正しくは「トランスジェンダー議員」と書くべき所を「ゲイの議員」と見出しに記述していたことに北丸さんが抗議したのですが、それに対する担当記者の回答の問題点などを連日取り上げています。
おいおい、朝日新聞よ(10月30日)
すっかりクレーマー(11月4日)

朝日新聞の記事(北丸さんのブログより)
同じ記事のネット公開版

 問題の記事で朝日新聞が報道したブラジミール・ルクスリア議員といえば・・・5月にイタリア映画祭で上映された『母なる自然』に重要な役どころで登場していた人。議員に当選する前に映画の撮影が行われたらしく、「ドラァグクイーン」としての華麗な活動経験を活かし、演劇活動などを通じて新しいコミュニティセンターを作るリーダーの姿を生き生きと演じていて、とても魅力的な人でした。5月にも「トイレ騒動」があって報道されたりしています。
TransNews Annex
Vladimir luxuria議員の公式サイト

 僕は5月8日の時点で、映画を見ての感想を、このブログに書いたのですが・・・
マッシモ・アンドレイ「母なる自然」●MOVIEレビュー
 なんと自分も朝日新聞の記者と同じような間違いをしでかしたまま、ネット上にこの記事を公開し続けていたことに気付きました(!)恥ずかしい~。問題の箇所は次の通り。

 ゲイには大まかにわけて二種類あると思う。「男として」男に欲望されたい人と、「女として」男に欲望されたい人。後者は、いわゆる「トランスセクシャル(性転換者。)」と呼ばれ、女性としての身体を手に入れるために胸にシリコンを入れたり、女性ホルモンを投与したり、男性器を切除したりする。

 僕の、この文章における間違いは2つありまして。

冒頭で「ゲイには大まかにわけて二種類ある」と書き、「トランスジェンダー」のことをゲイの中に含めてしまっているところ。(←これが、朝日新聞の記者と同じ間違い)
「身体の性」を変えた時点で(あるいは変えたいと本人が希求し、自分はトランス指向なのだと認識している時点で)、その人は「ゲイ」ではなく「トランスジェンダー」なのだと言うべきなのは、いまや僕らにとっての常識。

「女として男に欲望されたい人」をすべて「トランスセクシュアル(性転換者)」なのだと言い切ってしまっているところ。
ゲイにだって「オンナとして男に欲望されたい人」はいますよね。「身体の性」を変えようとは思わなくても「心の性」が女性的な人って、けっこうたくさん見かけます。

 こんな基礎的な知識をなぜ?と今の自分としては気付くのですが、半年前の僕はどうして気付くことが出来なかったのか・・・当時は知識がテキトーで曖昧だったからです。たいへん失礼しました。

 ここで、自分の過ちを棚にあげて原因を分析してしまいますが(笑)、僕らは当事者であっても僕らのことについてちゃんと言及した「性についての基礎知識」を学校では習いません。だって学校ではカミングアウトすらままならないわけですから。意識的に自ら「学ぼう」と思って行動しなければ、自分らのことについての根本的な理解すら怪しいものなのです。

 現に、僕が「性についての基礎知識」を知ったのは、今年の5月23日にICUで行われた尾辻かな子さんの講演会「虹色の社会をめざして」の時でした。「ほほ~ぅ、そういうことだったのか~ぁ」と、目から鱗が落ちた記憶があります・・・遅すぎますね(爆)。でも。けっこういると思うんですよね。当事者でもその辺の知識が曖昧で、たとえば今回の朝日新聞の見出しを見ても「変だよ、コレ」と気付かない人って。現に半年前までの自分は、そうでしたから(爆)。

 基礎知識を広めることの重要性をこうした時に感じますし、学校教育にも加えられるべきだと切実に思います。だって、受験勉強とか入社試験用の勉強のときに、こうした基礎知識を学んでいれば朝日新聞の担当記者(あるいはデスクの方)も、こんな初歩的な間違いをせずに済んだはずですから。それに、「性には多様性がある」ことを知識として皆が共有していれば、いじめも随分と減ることでしょう。これからは、そういう時代にしなければですね。

 最近話題の「教育再生」の性教育に関する動向って、もしかして「LGBTいじめ」を増やす方向に進んでいやしないでしょうかね。それが心配。FC2 同性愛Blog Ranking

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