fc2ブログ

フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

関西レインボーパレード誕生記006●地上の魅力。未知の魅力。

 6日後の週間天気予報は曇りと発表され、とりあえず一安心の大阪に明日まで滞在しています。パレード・コースは結構な距離を歩くので、下見の時のように快晴で汗ばむ陽気の場合には熱中症なども心配されますから、とりあえずは一安心ですね。涼しくて雨さえ降らなければ「パレード日和」だと言えるでしょうから、あとは急に季節外れの台風が発生したりしないことを祈りましょう(笑)。

 自転車を一日500円で借りることができたので、暇さえあれば近所をぶらぶらと走り回っています。僕は東京でも何かと自転車で行動しているので、それだけですっかり「ここに住んでいる」かのような錯覚に陥ります(笑)。ちょっと出かけてみるだけでも「普段着の飾らない大阪」を見ることができるもんですね。 

 駅前とか繁華街、通天閣の周囲とか、いわゆる「観光地」として有名な一角はいかにも「大阪らしい(とイメージされる通りの)」原色でケバケバしい看板や建物に溢れているのですが、ちょっと離れてみれば何処にでもある何の変哲もない住宅地が広がっていたりします。メディアが報道したり紹介したりするのは、視聴者や読者が期待する「もっとも大阪らしい場所」であり「大阪らしいイメージ」であって、実際の生活感覚とは距離があるんだろうなぁ~と、地元の方々の気持ちがなんとなく想像できるような気がしました。

 いわゆる「大阪らしい(とされる)」繁華街の難波には最近、丸井が進出してきてちょっとしたブームなんだとか。パレードの終着点であるこの一帯は「なんばウォーク」と呼ばれる地下街が縦横無尽に張り巡らされ、常に大変な賑わいようです。 
 大阪駅前(梅田)の辺りもそうなのですが、現在の大阪のメインストリートは完全に「地下街」に移行してしまったようですね。風雨を避けたり信号に煩わされる心配はないのですが、小奇麗で近代的に整備されたこうした地下街は「街としての個性」がなく、歩いているとつい、大阪にいるということを忘れてしまいそうになります。街の魅力は、やっぱり地上にあるんだと思います。

 そんな地上を堂々と歩く「関西レインボーパレード」は、参加しながらも大阪のいろんな顔を見ることの出来る本当に面白いコースですよ。僕としては、松平健さんが「暴れん坊将軍/唄う絵草紙~マツケンサンバ」を公演中の新歌舞伎座の建物の格好の良さに見とれました(笑)。ちなみに、ちょうどこの建物の裏あたりが大阪のゲイタウンの一つ「ミナミ」らしいです。(下見で仕入れた情報。笑)

 今回のパレードは、なにせ準備期間の短さと「はじめてのこと」であるが故の未知な部分がたくさんありますし、東京や札幌のパレードのように歴史のある実行委員会が存在するわけではありませんから、より強く「参加者自身が作り出す」感覚が味わえるのではないかと思います。今まで僕が参加したパレードとは別の意味での楽しみ方が出来るような気がしています。

 前日には大阪のLGBTコミュニティーにとっての最大の集客イベントである「PLuS+」が行われますし、夜通し各所で関連イベントが行われるみたいです。朝まで飲んだ人たちがとれだけ13時に、大阪市役所脇・女神像前の広場に集まるのか・・・ドキドキですね(笑)。FC2 同性愛Blog Ranking

 
→「関西レインボーパレード2006」公式サイト
→「関西レインボーパレード2006」公式ブログ
→パレード前日に開催PLuS+2006公式サイト

NEWS!
●本日16日(月)22:00から、ゲイとレズビアンのラジオ『かふぇ・らじ』で、パレード共同代表の中村雅樹君と岡亜沙美さんのインタビューが放送されます。→こちら。
●当日の隊列の配置図が公開されました。
こちら。
●「All About同性愛」に、共同代表の岡亜沙美さんとカドさんのインタビューが公開されました。→こちら。
●朝日新聞がパレード開催を報道。当日はどれだけのマスコミが取材に来るのか、そしてどのように報道されるのかにも要注目。→こちら。
スポンサーサイト



HOME |

無料ホームページ ブログ(blog)