FC2ブログ

フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

王の男ブームを追う005●イ・ジュンギさん、日本での記者会見で「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と発言

 日本公開が12月に決定となり、今年の正月映画の目玉として注目を集めそうな韓国映画「王の男(King And The Clown)」ですが、一足先に東京国際映画祭で10/21に上映があります。僕は翌日、関西レインボーパレードに参加するため今回は行かれないのですが、前売券がすでに発売されているようなので観に行かれる方はお早めに。
第19回東京国際映画祭Web「王の男」
●10/21   21:30 - 23:52(開場21:10)
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen7
ゲスト:イ・ジュンイク、イ・ジュンギ
●10/21   19:10 - 23:32(開場18:50)
渋谷Bunkamura シアターコクーン
ゲスト:イ・ジュンイク、イ・ジュンギ
「王の男」公式サイト

 なお、さる9月末には主演のカム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョンの3人が来日してPR記者会見を行ったのですが・・・こういう見出しで報道されると、ゲイとしては一気に気持ちが冷めてしまいます(笑)。
韓国歴史的ヒットの「王の男」は「同性愛映画ではない」(eiga.com 9月26日)

 特に気になるのは、下記の部分です。

 また、その一方でイ・ジョンギは、ヨンサングンとコンギルの関係を「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と複雑な心境を告白。「ヨンサングンとコンギルはともに孤独な境遇で、コンギルにとってはむしろ母性のようなもの」。そんな本作が大ヒットしたことによって「いろいろ騒がれて心に傷を負ったところもあるが、俳優として多くを学び、この映画に出られて本当に光栄」と語っていた。

 韓国の国内で大ヒットしてブームを呼び起こした際に、イ・ジョンギさんには「心に傷を負」うくらいの重圧があったのでしょうか。きっとあったのでしょう。心無い言葉や視線を浴びせかけられる経験をしてしまったのでしょう。

 「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と発言したくなる気持ちもわかりますが、人が人に対して「愛」の感情を抱くこと、それがたまたま同性であるということを「同性愛」と表現することの、なにがいけないというのでしょう。
 そこで「負担」と感じる心理的な背景には、なにがあるのか。「愛」=「異性愛」と思うことが一般常識とされていることについて疑ってみる発想を、彼は一度も持たなかったのでしょうか・・・何ヶ月も役を演じ、同性に愛情を抱く役の人物として生きた経験を持ちながら。

 多くの人たちの心無い言葉で傷ついたのかもしれませんが、記者会見でこんな発言をしてしまうのは、ちょっとどうかと思います。正直、僕はこの記事を目にして、ものすごく腹立たしかったし、映画を観に行くのはもちろん、この映画について考えることも一時的に嫌になりました。今は少し冷めましたが、それでも、なんとなく気持ちにわだかまりは残っています。おそらく今後観に行くとしても、相当「ムカつきながら」の映画鑑賞になることでしょう(笑)。

 なにも僕は「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャーのようにLGBTカルチャー雑誌に登場して同性愛者にあたたかいメッセージを送ってくれとは言いません(笑)。
「yes」創刊の波紋011●ヒースの名言

 ただ、同じ「俳優」という職業で表現者として表に立っているはずなのに、この落差はいったいなんなんだろうと思うだけです。
 アメリカとアジアの同性愛に関する「人権意識」の差も背景にあるのでしょうが、こんな形で「同性愛」という言葉を傷つけられると、はっきりいってムカつきます(笑)。書店でイ・ジュンギさんが表紙になっている雑誌を見かけるだけでも・・・最近ではムカついてます(笑)。そして、ヒース・レジャーはやっぱりすごい表現者だったんだなぁと再確認し、「ブロークバック・マウンテン」を見返したくなるのです。

関連記事
アン・リー「ブロークバック・マウンテン」●MOVIEレビュー
「ブロークバック・マウンテンで見る世界」最新記事はこちら

DVD「ブロークバック・マウンテン」

アニー・プルー著「ブロークバック・マウンテン」

オリジナル・サウンドトラック「BROKEBACK MOUNTAIN」

FC2 同性愛Blog Ranking
スポンサーサイト



中村中(あたる)の歌世界005●中村中中毒宣言

 ど~も。最近、完全に「中村中中毒」あるいは「中村中マニア」と化してしまっているakaboshiです。彼女の歌声に心を鷲づかみにされてからというもの、メディア露出を出来るだけチェックしているのですが、知れば知るほど彼女の人柄に魅了されております(笑)。
 サバサバしていて率直で基本的に明るくて、でもちょっと棘があって翳りもあって・・・岸惠子さん、左幸子さん、工藤静香さんなど僕がリスペクトする女性のパターンに見事当てはまる、素敵なキャラクターの持ち主なんですよ彼女。(尾辻かな子さんもここに当てはまるかも。笑。)いや~嬉しい。

 そういえば、僕がゲイであることを知っている女の子から以前「どうして岸恵子が好きなのにゲイなの?」と不思議がられたことがあります。僕が普段から「恵子さん恵子さん」と騒いでいたものだから、まさかゲイだとは夢にも思わなかったらしい(笑)。言われて始めて気が付きましたが、それは不思議なことなのでしょうか?。そのへんを分析したことはありませんが、なぜか僕は今まで、 人として尊敬する対象は圧倒的に「女性」が多いです。性的な対象としてではなく、その人の生き方とか感性とかキャラクターに惹かれるんですね。あ、そうか。これっていわゆる「ノンケ男性」が中田英寿選手とかイチローに憧れるのと同じような感覚なのかも。そうかそうか。

 さてさて「中村中中毒」(←中が3つ。笑)に罹りたての僕としては当然買いましたよ『友達の詩』とデビューシングル『汚れた下着』をしかもDVD付で。特にサプライズだったのが『汚れた下着』。いや~マジでかっこいいっ!。もしこの曲に先に出会っていたとしても確実にファンになっていたことでしょう。
 恋人がいるのに浮気してしまった主人公の心情が、アップテンポのロックで独特な「毒気」のある歌詞で描写されていて、そのリアリティーにはゾクゾクしてしまいます。PVには女の子のバンドが映っているのですが、演奏している全ての人が中村中さんなんです。その刹那的で汚れた感じがたまりません。
You Tubeで「解像度の悪いガクガクした映像」で雰囲気を知ることは、できます(笑)。

 それにしても彼女のプロモーション戦略は、非常にうまく組まれていますね。彼女を世の中に認知させる「本命曲」である『友達の詩』をデビュー曲ではなく2曲目に持ってきて、その前に全然違うタイプのデビュー曲を発売しておく。

 『友達の詩』は、否が応でもメディアが取り上げる「性同一性障害」というキーワードとともに注目を集めるでしょうから、それだけではイメージが固定されて、下手すると「一発屋」的な印象で終わる恐れがあります。そこをどう回避するかが戦略的に巧妙に練られたリリース方法だと言えるでしょう。

 『友達の詩』で彼女のことを知った人は必然的に「他にどんな曲を歌っている人なのか」と過去の作品を探してみたくなります。だからこそ、全然違うイメージの曲を先にリリースしておくことで、彼女のアーティストとしての幅の広さを認知させることに繋がります。すなわち「イメージの固定化」を防ぐ大切な役割を果たすシングルでもあるんですね、『汚れた下着』は。

 実際、その戦略が功を制する位に、彼女の実力は本物だと思います。シングルのカップリング曲も含めてどの曲も、驚く位に個性が強く「ハッとさせられる」魅力を放っています。早くも11月15日には3rdシングル『私の中の「いい女」』が発売されますし、CD未発表曲『愚痴』を有線放送で流して話題性を高めてもいます。先日の「オールナイトニッポン」では『愚痴』を弾き語りで披露していましたが、これまた面白くて独特の情緒に溢れたスゴイ曲です。有線放送で酒場で流れるのがとっても似合うような、21歳の若者が歌っていることが驚きに感じられるような曲でした(笑)。

 彼女がはじめて買ったCDは研ナオコ『泣かせて』だそうです。日本の歌謡曲が大好きでたくさん聴いているようなので、ある意味「正統派的」な感性も持っていながら、そこに独特の「毒気」をまぶすことの出来る稀有な存在。そこにこそ、彼女の成長過程にあった様々な体験が、いい意味で生かされるのだと思います。
 しかもギターとピアノで弾き語りが出来、ドラムの腕前もすごいらしいですから、ライブ・パフォーマンスも本格的。天下のavexが放っとかないわけがわかります。このまま順調に活動が継続できればこれから確実に「大化け」し、日本の歌謡界に大きな業績を残す存在になることは間違いないでしょうっ!・・・って、完全に「中毒」になってますね~(笑)。このブログ、これから彼女に関するかなりの数の記事がアップされることになると思いますが・・・引かないでね~(爆)。

●You Tubeで「名唱」が見られます。→僕らの音楽3 中村中×岩崎宏美「友達の詩」
研ナオコ「愚図/泣かせて」

1st SINGLE「汚れた下着」
2nd SINGLE「友達の詩」
「友達の詩(1万枚限定生産盤)」
岩崎宏美「Natural」

中村中公式ホームページ
ブログ「恋愛中毒」

NEWS!
●10月9日23:24~日本テレビ「NEWS ZERO」出演
●10月10日22:00~日本テレビ系DRAMA COMPLEX「私が私であるために」で「心は女性だが身体は男性で生まれてきた1人の“女子大生”」が主人公のドラマ放送。中村中さんはミュージシャン役でドラマに初出演。
●10月14日・21日「友達の詩」リリースイベント・・・ラゾーナ川崎プラザ2Fグランドステージ
FC2 同性愛Blog Ranking

HOME |

無料ホームページ ブログ(blog)