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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2006-05
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たかがテレビ025●「真夜中の新宿2丁目~自由奔放な魅惑の街」を見て

 人の数だけ「2丁目」はある。

 5/15(月)22時から放送された日本テレビ「アンテナ22・真夜中の新宿2丁目~自由奔放な魅惑の街」を見ました。前回紹介した時のタイトル(新聞発表と共通)と、実際の放送のタイトルは違っていました。テレビ番組って視聴者を獲得するために、タイトルをいくつも用意するんですね。

 まず全体の印象としては、悪くはなかったです。それはなぜかというと、取材者である東海伸治ディレクター(40~50代と見られる男性)が画面に姿を見せ、「彼の視点から語っている」ことがきちんと示されていたからです。ナレーションも一貫して彼の視点から語られているので、「はじめて二丁目を訪れた中年ノンケ男性は、こういう風に感じるんだろうなぁ~」と、視聴者が判断できるのです。これってすごく大事なことだと思います。

 新宿2丁目ってやっぱり、いわゆる「世間の規範」とはズレた場所だし、だからこそ色んな人が素顔のままでいられる場所なので、はじめて訪れたら「驚いて当然」だと思うし「混乱して当然」なんです。ディレクターはその「驚き」とか「混乱」を正直にナレーションで語っていたし、わからないことはちゃんと「わからない」と言っていました。映されている人たちの素顔を映すだけではなく、作り手という個人の顔もちゃんと示すことは、とてもフェアなやり方だと思う。昨今のテレビ番組は「誰が、どういう目的で、誰に対して」作っているのかわからないものが大半なのですが、この番組は珍しく、そこの所にこだわって作っているところが良かったと思います。

 番組で描き出されたように、二丁目に集まる人は多種多様。それを「異常」と言われようが「変態」と言われようが「わからない」と言われようが、日常空間で生きているときよりも「自分を開放できる」場所だから人が集まるんです。真面目なお店から風俗店まで、ありとあらゆるタイプの空間がある。だから人それぞれ違ったイメージの「新宿2丁目」があるし、あの街との付き合い方があるんです。

 僕にだって僕なりの「新宿2丁目」との関わりがある。最初はやっぱり怖かったし、相当な覚悟で足を踏み入れました。その後、あそこで出会った人、別れた人、やったこと、やれないこと・・・色んな記憶や夢があの街にはある。これからも僕の心の中で、そんな存在であり続けるだろうと思う。

 地方に住んでいる方や「LGBTである自分」に何となく気付きつつも受け入れていない人にとって、この番組の視聴体験は計り知れない影響を及ぼすのかもしれない。そういった「責任」を引き受けようとする作り手の意識が感じられる、なかなかの力作だと思いました。

 宣伝手法には疑問

 ただ、毎度のことながら日本テレビに特有の「センセーショナル性」を前面に押し出した暴力的な番組宣伝の手法には、疑問を感じました。放送当日に流されていた番組宣伝スポットCMで使われていた「怖いもの見たさのあなたに送る禁断のツアー」と言う言葉は、実際に放送された番組内容を裏切るばかりでなく、番組を見ずにCMだけ見た人の脳裏に強烈な「偏見」を増長させる恐れがあるのではないかと思いました。テレビは本当に影響力の大きなメディアですから、もっとそのことに自覚を持って欲しいです。
CMは、「アンテナ22」の公式ホームページ内「予告動画」で見ることが出来ます。

 また、テリー伊藤、伊東四郎両氏の出てきたスタジオでのトークコーナーは、いらなかったのではないでしょうか。あんな中身のない話を「ちょろちょろっと」語るだけなら必要がないし、内容がVTRと重複していました。せっかく東海ディレクターや現場のスタッフが汗水流して取材したVTRがたくさんあるんだから、それだけできちんとした「映像作品」としてまとめるべきだったと思う。その方が、より深く視聴者の心に問いかける番組になっていたのではないかと悔やまれます。テレビって基本的に「視聴者に親切なものとして」作られるみたいですが、時にその配慮は仇にもなります。

 この番組に関してはこれから数回に分けて、内容を振り返って行こうと思います。ご覧になった方がいらっしゃいましたら、一緒に語り合いましょう。FC2 同性愛Blog Ranking
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たかがテレビ024●日本テレビ『アンテナ22』にて「真夜中の新宿2丁目禁断の同性愛の楽園 」今夜放送

潜入レズビアンナイト▽男と男…愛の修羅場

 相変わらず、「同性愛」と「禁断」は仲のよろしい言葉なようで。
 今夜(5/15)22:00~日本テレビ「アンテナ22」では新宿二丁目が特集されるようです。インターネットのテレビ番組表では上記のような言葉が乱舞しています。
 日本テレビ 「アンテナ22」の公式ホームページには予告動画、取材スタッフの「現場メモ」など、詳しく番組内容が紹介されています。
トピックを抜き出すと・・・

●同性愛者たちのメッカ、面白人間の集う街、それが新宿2丁目
●月に一度エネルギー爆発!レズビアンナイト
●2丁目最年少!20歳のママ  サクセスストーリー
●「太ればモテる」と5年で70キロ増!寂しがり屋の“デブ専”ママ、「これが私の生きる道」

 これまでにも何度かテレビの情報番組で新宿2丁目が取り上げられたことはありますが、レズビアンのイベントがきちんと紹介されるのは珍しいことかもしれませんね。ホームページの「現場メモ」によると、わりと長期の取材が行われたようで、二丁目の人たちも協力的だったようです。

「2丁目界隈には300軒もの店が入っているのですが、横のつながりがとても深い街なんですね。1軒の店で何か起きたら、翌日には全店に知れ渡っているくらい。ですから、我々がある店にカメラを持って取材したら、翌日にはほとんどの店で、アンテナ22の番組名が知れ渡っていました。おかげで、「あの店にはこんな人がいるわよ」といった、多くの情報も得やすかったです。」

 また、インターネット番組表(ON TV JAPAN)では次のように紹介されています。 

同性愛者の街、ゲイタウンとして知られる東京・新宿2丁目を探訪する。ここには、300店あまりのゲイバー、レズビアンバー、おなべバーにニューハーフクラブなどがひしめいている。夜9時過ぎからにぎわいだす。ほとんどが同性愛者たちだが、最近は若い女の子たちも増えている。ゲイの人には本音が言えるという。この街で36年定食店を営業している加地律子さん(60)の元には、2丁目の住人たちが食事がてら、商売や恋愛などの悩みを打ち明けにくる。彼らを元気づける”りっちゃん”はまさに”2丁目の母”だ。

 番組の司会は伊東四郎とテリー伊藤。
 さあ。果たして「ノンケ」の視線から、あの街がどのように切り取られて紹介されるのでしょうか。どの程度ディープな所まで踏み込むことが出来たのでしょうか(笑)。
 「新宿二丁目」というと世間が連想する「怖くて怪しくて近寄り難い場所」というイメージを、これ以上増幅させない番組であることを願います。それが、取材に応じたゲイやレズビアンたちへの最低限のマナーですからね~。FC2 同性愛Blog Ranking

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