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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2005-12
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「yes」創刊の波紋002●「yes」に見る従来のゲイ向け雑誌とのちがい

「ゲイはフツーのことである」という前提

 前回も紹介した雑誌「yes」 ですが、さっそく読んでみました。そしてこのゲイ雑誌は販売方法だけではなく記事の書き方も「フツー」なんだということに気がつきました。

 基本的なコンセプトとして記事の書き手が、ゲイを「フツーのこと」と捉えて書いていることが伝わって来るのです。だから読者としても「自分はフツーなんだ」という感覚で読むことができるのです。必要以上に自分の特殊性を意識しないで済むから精神的に楽なのです。

 従来のゲイ雑誌は、買うときもコソコソする必要がありましたが内容も「エロネタ」や「ゲイであることの悩み」「ゲイ・コミュニティーの紹介」など、ゲイであることの特殊性を読者に意識させることによって成り立っていたと思います。これは大きな違いです。

一般企業が広告を出稿した理由

 違いは広告にも表われています。この雑誌には、いわゆる「ゲイ・コミュニティー」でおなじみのゲイ向け商法で稼いでいる企業は広告を出していません。その代わり、社会でよく目にする一般企業が広告を出稿しているのです。

●掲載順に紹介すると・・・
MTV、東芝EMI、ワーナー・ミュージック・ジャパン、Levi’s、Bunkamuraル・シネマ、ユニバーサル・ミュージック、TOWER RECORDS、森美術館、アミューズメントソフトエンタテインメント、TASCHEN japan、TENDO PLY、新宿武蔵野館、CIBONE、Gay Games Chicago。
●他に、記事とのタイアップ(提携)掲載として・・・
TIPNESS、ブルーベル・ボーテ(香水)、イヴ・サンローラン・パルファン、ケンゾーパルファム、クリニーク・ラボラトリーズ、アサヒビール他。

 ファッション業界や音楽業界、ゲイ向け映画をこれから上映する映画館などから幅広く広告を集めていることがわかります。

 従来のゲイ雑誌には、こうした一般企業の広告はほぼ、ありませんでした。一般企業のイメージ戦略としては、ゲイ雑誌への広告出稿は敬遠されていたのではないかと思われます。なぜならそれらの雑誌はゲイ向けの出版社やビデオメーカー、ゲイ向け性風俗店の広告で占められているため、若い男の裸体中心の、見た目もどぎつく刺激的な広告が中心なのです。中には広告が雑誌の半分ほどを占めているものもあります。しかもそのほとんどが「性風俗」絡み。ゲイ以外の人の目に触れることをまったく想定していないことがわかります。
 限られた人たちが隠れてコソコソ読む雑誌に広告を掲載しても、一般企業としては限定された広告効果しか見込めません。これでは敬遠するでしょう。

ルックスからでもいいから入って来いっ!

 しかしこの 「yes」 は一般書店やレコード店の店頭の目立つところで販売されるので、不特定多数の人が手にとり中味を見るでしょう。ゲイではないけど内容に興味を持って買う人も少なからず出てくると思います。あからさまなポルノや性描写がないため、読者層を限定しません。でも内容は明らかに「ゲイ向け」であり、「ゲイについて」書かれている記事が大半なのです。

 そんな「グレーゾーン」に食い込むことに挑戦している姿勢に、僕は可能性を感じます。ゲイであることを「かっこいいこと」「先進的なこと」というイメージで描いている編集方針も、ちょっと気恥ずかしいながらも嬉しいものです。実際、そういう「ルックス的なこと」からゲイに興味を持つ人も少なくないでしょう。表層的な入り方かもしれませんが、出会わないよりはマシです。
 「エロ」で好奇のイメージを増強して敬遠されるよりも100倍マシだし健康的な出会い方ではないでしょうか。

次回は、記事に寄せられたコメントへの返答も兼ね、この雑誌についてまだまだこだわってみようと思います。FC2 同性愛Blog Ranking


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