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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2005-12
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三島由紀夫とつきあってみる。010●霊に導かれた死・・・!?<前>

12/4に放送されたTBSドキュメンタリー『報道の魂』
「英霊漂ふ・・・~三島由紀夫自決・35年目の夢枕~」を見ました。
三島由紀夫の死について、かなり踏み込んだ内容で面白かったですよ。
一挙に掲載するととんでもなく長くなるので(笑)2回に分けて紹介します。

「なぜなのかと悔しく思った。」

この番組の主人公は、本多清さん(58歳)。
彼は1970年当時、倉持清という名前で楯の会に所属し、三島由紀夫の片腕として重宝される存在だったらしいです。

本田さんは三島氏を「先生」と慕い尊敬していたのに、なぜか自決のメンバーから外されました。同志の森田必勝は三島氏と最後まで行動を共にし、三島氏の首を撥ねて一緒に自決したというのに・・・。


どうして俺が選ばれなかった・・・?

三島氏の自決後、奥さんから三島氏の遺書を渡されたけれど彼としては納得できません。きっと、嫉妬も入り混じった複雑な気持ちを抱いたことでしょう。
今の本多さんは、もういい年なので落ち着いて語っていますが、若き日に心酔していた人に選ばれなかった悔しさはいかばかりだったかと思います。58歳の今でもその情熱は燃え続けていることを証明すべく、半裸のまま野外で真剣を振ったり、楯の会の制服でカメラに敬礼して見せたりと、健気なまでに撮影に協力しています。(かなり「やらされてる」感じでもありましたが・・・笑。)

そんな期待通りの場面の後、番組ではまず、誰もが気になる三島氏の自決の謎について推理して行くのですが・・・これがなかなか怖いんですっ!。

ニ・ニ六事件の将校の幽霊にとりつかれていた!?

自決の年の正月、三島邸で新年会があったそうです。そこには楯の会のメンバーや、友人の美輪明宏氏が出席していました。美輪さんはそこで、三島氏の背後に「青い影」を見たというのです。

そのことを告げると三島氏は「お~、こわい~」とふざけていたものの、いったい誰の霊なのかが気になって、色々と名前を出しはじめました。そして「磯部か? 」と口にしたところで、サッとその「青い影」は消えたというのです。


磯部浅一とは、ニ・ニ六事件を指導した青年将校であり、三島氏が少年時代から最も強く関心を持っていた人。天を恨み国を恨み親を恨み・・・呪いを書きまくった遺書を残した将校なのです。
美輪さんは三島氏に警告します。
美輪明宏
「三島さんあなたね、これにとりつかれてたらエライことになるから、これはお祓いした方がいいわよ。これだけ霊が強いんだから・・・。ねえ、自分であって自分でない行動をとってるなぁって不思議に思ったことは、おありにならない?」
三島由紀夫
「あるよ。『英霊の聲』を書いているときに。その時だけは朦朧として、半分居眠りしてるのに筆だけが闊達に動いてた。おかしいなぁと思って・・・それで、出来上がったのを見て不満足な部分があるから書き直そうとしてもどうしても何か、書き直せない力が働いてた。」

こ・・・こわ~っ!!

ちなみに『英霊の聲』とは・・・

1966年に書かれた作品で、ニ・ニ六事件の青年将校が霊媒を通して、国や親や世の中への恨みつらみの言葉を吐く内容だそうです。
三島氏は自決の年(1970年)の5月になって『英霊の聲』を自ら朗読してレコードに録音しました。番組では本人の朗読の声が紹介されましたが、無機質な読み方が本当に何かにとりつかれている人のようで・・・なんとも不気味な印象です。


本多さんは当時を振り返ります。
「若かったので『ニ・ニ六事件のような決起では無駄死にになる』と先生に申し上げたことがありました。今思えばそれが、私が外された理由の一つだったのでしょう。」

「三島先生は、国を憂い、大義を問う死に方を求めていました。子ども心に焼きついた青年将校たちの生き方、死に様は、最終的に先生のお手本となってしまいました。」

やはり計算されていた!? あの死に方。

三島氏のあの死に方・・・。
決起して失敗してみんなから裏切られて死んで行くという展開は、磯部浅一の最後とそっくりだそうです。しかも11月25日という日は、三島氏の誕生日の49日前。つまり三島氏は自決から49日経った後、自分の誕生日に生まれ変わろうとしたのではないかという説が紹介されます。
↓つまり・・・
11月25日(自決)+49日=1月14日(誕生日=再生)

こんなことまで計算していただなんて・・・(でも、彼ならやりそう・・・。)
番組後半は、こんな三島氏と付き合った本多さんの現在の姿が紹介されます。
(つづく)
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