工藤静香さんの父・工藤勘七さん亡くなる・・・02
昨日、葬儀が行われたようです。
報道陣は完全にシャットアウト。勘七さんは芸能人ではないので当然です。
もし彼が芸能人だとしても、こうした私生活での出来事、しかも悲しい出来事の場合は家族や近親者の選択が最優先されるべきだと思います。
「芸能人は公人と同じなのだから、私生活がさらされても文句を言うな。それが商売だろ。」と発言する馬鹿な芸能リポーターもいますが、仕事の場と生活の場は本来、違うものです。
芸能人といえども「人権」はあるのです。あたりまえのことです。
昨日も書きましたが、静香さんはかつて結婚を公表した際、暴力的なまでのメディア・スクラム(集団的過熱取材)にさらされました。そして、言われのない誹謗中傷がネット上を飛び交い、せっかく万人に公開されていた公式ホームページは閉鎖されます。
結婚した相手が、いわゆる「好感度NO,1」と言われる人であり、そのファンたちの嫉妬がそうした行動をとらせていたようです。命に関わるような言葉も飛び交い、犯罪予告として逮捕されてもおかしくないような言葉をいくつも目撃しました。嫉妬というものは、ここまで人間のグロテスクな面を呼び起こすものなのかと、関心してしまうほどに激しいものでした。それに対して工藤静香ファンの一部も感情的に応戦してしまい、双方が傷つけ合うだけの徒労に終始してしまったのではないでしょうか。
結果的に、そうした中傷の言葉が今でもネット上ではキャッシュとして保存され、「工藤静香」を検索するといくらでも出てきます。せっかく彼女の歌を聴いて彼女のことを知りたくなった人がいたとしても、誹謗中傷や悪意に満ちたデマが飛び交っているのを見たらイヤになるでしょう。現にいまだに、そうした言葉を書き連ねることで「憂さ晴らし」をしている人もいるようです。人の悪口を書くよりも、もっと自分の内面を見つめて書くべきことはたくさんあるだろうに。
残念なことです。
本人も当然そうした言葉の暴力を目にしたでしょう。
以前はテレビで嬉しそうに自分のホームページの事を語っていた静香さん。
しかし今年になってからの発言では「インターネット、つないでいないので見られないんですよ。」とのこと。
彼女がどれだけ傷ついたのかが察せられます。
芸能人が時としてさらされる「好奇のまなざし」は、ゲイへの偏見・好奇のまなざしと種類が似ているように思えて、他人事とは思えません。
その人本人のことをよく知りもしないのに、勝手に自分の持っているイメージで「レッテル」を貼り中傷する。芸能人は素顔でリラックスして街を歩くこともなかなか出来ないでしょう。常に好奇の視線にさらされ続けるわけだから。
よく知らない人に対して単純なイメージを当てはめることは、人間が犯しやすい最も愚かな事だと僕は思います。他者へのレッテル貼りは、自らの怠慢によるものです。そうした怠慢の積み重ねが、結果的に他者への「憎悪」を呼び起こし、行き着くのが戦争です。
戦争というものは、他者を想像することを怠るものが引き起こすもの。原因は自らの怠慢にあるのです。
自分と違う「他者」を理解すること。
理解は出来なくても違いを認め、受け入れること。
この基本がわからない人が、平気で他者をレッテル貼りし、誹謗中傷するのです。
繰り返しますが・・・それは「怠慢」です。
僕は、そういう人間にならないよう気をつけようと思います。
静香さんが早く勘七さんの死から立ち直れるように。
そして、歌手としての自信を取り戻して歌える日が再び来ますように。
あたりまえの一人の人間として、心から願っています。
歌手・工藤静香 2005年リリース作品一覧
アルバム「月影」
●amazon他で発売中。
●PONY CANYONサイトで試聴できます。
●「Fe-MAIL」連載『工藤静香 SHE SEA SEE』
Vol.1・Vol.2・Vol.3
●Real Guideに動画インタビューあり。
●音楽大好き!T2U音楽研究所に「月影」特集ページあり。
シングル「Lotus~生まれし花」
●amazon他で発売中。
シングル「心のチカラ」
●amazon他で発売中
●msnエンターテイメントで
「心のチカラ」についてのインタビューあり
●「Fe-MAIL」に
「心のチカラ」についてのインタビューあり。
山口百恵トリビュートアルバム
「Thank You For・・・part2」
収録曲4「 曼珠沙華」で参加。
●amazonで発売中
●SONY MUSIC SHOPで発売中
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報道陣は完全にシャットアウト。勘七さんは芸能人ではないので当然です。
もし彼が芸能人だとしても、こうした私生活での出来事、しかも悲しい出来事の場合は家族や近親者の選択が最優先されるべきだと思います。
「芸能人は公人と同じなのだから、私生活がさらされても文句を言うな。それが商売だろ。」と発言する馬鹿な芸能リポーターもいますが、仕事の場と生活の場は本来、違うものです。
芸能人といえども「人権」はあるのです。あたりまえのことです。

結婚した相手が、いわゆる「好感度NO,1」と言われる人であり、そのファンたちの嫉妬がそうした行動をとらせていたようです。命に関わるような言葉も飛び交い、犯罪予告として逮捕されてもおかしくないような言葉をいくつも目撃しました。嫉妬というものは、ここまで人間のグロテスクな面を呼び起こすものなのかと、関心してしまうほどに激しいものでした。それに対して工藤静香ファンの一部も感情的に応戦してしまい、双方が傷つけ合うだけの徒労に終始してしまったのではないでしょうか。

残念なことです。
本人も当然そうした言葉の暴力を目にしたでしょう。
以前はテレビで嬉しそうに自分のホームページの事を語っていた静香さん。
しかし今年になってからの発言では「インターネット、つないでいないので見られないんですよ。」とのこと。
彼女がどれだけ傷ついたのかが察せられます。

その人本人のことをよく知りもしないのに、勝手に自分の持っているイメージで「レッテル」を貼り中傷する。芸能人は素顔でリラックスして街を歩くこともなかなか出来ないでしょう。常に好奇の視線にさらされ続けるわけだから。
よく知らない人に対して単純なイメージを当てはめることは、人間が犯しやすい最も愚かな事だと僕は思います。他者へのレッテル貼りは、自らの怠慢によるものです。そうした怠慢の積み重ねが、結果的に他者への「憎悪」を呼び起こし、行き着くのが戦争です。
戦争というものは、他者を想像することを怠るものが引き起こすもの。原因は自らの怠慢にあるのです。
自分と違う「他者」を理解すること。
理解は出来なくても違いを認め、受け入れること。
この基本がわからない人が、平気で他者をレッテル貼りし、誹謗中傷するのです。
繰り返しますが・・・それは「怠慢」です。
僕は、そういう人間にならないよう気をつけようと思います。
静香さんが早く勘七さんの死から立ち直れるように。
そして、歌手としての自信を取り戻して歌える日が再び来ますように。
あたりまえの一人の人間として、心から願っています。
歌手・工藤静香 2005年リリース作品一覧

●amazon他で発売中。
●PONY CANYONサイトで試聴できます。
●「Fe-MAIL」連載『工藤静香 SHE SEA SEE』
Vol.1・Vol.2・Vol.3
●Real Guideに動画インタビューあり。
●音楽大好き!T2U音楽研究所に「月影」特集ページあり。

●amazon他で発売中。

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●msnエンターテイメントで
「心のチカラ」についてのインタビューあり
●「Fe-MAIL」に
「心のチカラ」についてのインタビューあり。

「Thank You For・・・part2」
収録曲4「 曼珠沙華」で参加。
●amazonで発売中
●SONY MUSIC SHOPで発売中
<収録曲>
1.鈴木雅之 / さよならの向こう側
2.I WiSH / いい日旅立ち-Tribute Version-
3.RAG FAIR / 横須賀ストーリー
4.工藤静香 / 曼珠沙華
5.スネオヘアー / ちっぽけな感傷
6.原田知世 / パールカラーにゆれて
7.大橋純子 / 美・サイレント
8.アン・ルイス / イミテイション・ゴールド
9.ケイコ・リー / 秋桜
10.三原じゅん子 / 愛の嵐
11.柳ジョージ / 夢先案内人
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