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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

工藤静香「replay」●アルバム『月影』レビュー02


純情な心は疾うに死んだわ
気が付かないでしょ? 解ってないでしょ?
いい子のままで 泣くだけなんて意味がないの
荒く華奢な感情 求め探る情感
戻れないまま 浮遊しているの あなたを



「replay」
words:愛絵理
music,arrangement:Jin Nakamura


●REVIEW●
「もっと愛して欲しい。」
心の奥底にくすぶる欲望が強くなればなるほど、
思い通りにならぬ苛立ちは強くなる。
一方、そこまで自分を虜(とりこ)にしてくれる相手に出会えたことへの、喜びのようなものも感じられる。

工藤静香本人の作詞だが、ファンにとってはお馴染みの「強がる女」的な言葉が随所に見られる。特にいちばん彼女らしいのが次の言葉。
「いい子のままで泣くだけなんて 意味がないの」
・・・そう強かるのだが、その声はなかなか届かない。
なぜなら
「すぐに抱きしめてよ」
「早く連れて行って」
「私の心 取り戻して」
という言葉が多用されるように、強がるけれど本当は、相手に主導権を握って欲しいのだ。
・・・待っているのだ愛されるのを。
ジリジリしながら(笑)。

~アルバムの一曲目は幻想的なインストゥルメンタル「intro」。
続く2曲目がこの曲なのだが、一転してアップテンポで疾走感のあるアレンジにハッとさせられる。その展開がなんともスリリング。
低音のベースがリズミカルに刻む中、鋭いボーカルが耳に心地いい。
そのクールな疾走感が、重くなりがちな詞をかえって生々しく際立たせる。



?わかっちゃいるけど、自分からは動き出せない。
だけど好きになってしまった状態からは抜け出せない・・・。
こうした感情はかなり身に覚えがあります。そして後悔してばかり(笑)。
待っているだけでは何も動かないわけだから・・・。
問題はプライドなんですよね、プライド。プライドがいつも邪魔をするんです、僕の場合特に。
プライドをかなぐり捨てて素直になれたら、どんなに楽になることか。
・・・しかし、「戻れないまま浮遊している」という表現は凄い。
でもある意味、浮遊している時がいちばん充実して楽しい時なのかもしれなかったりして。

工藤静香の書く詞は絵画的で、抽象的な部分があります。聴き手に答えを強制しないのでイメージを勝手に膨らませることができます。この曲で改めて感じました。
誤読だと感じる人がいても、それはそれでいいんじゃないかと思います。ここはあくまで僕が感じた主観を書いているREVIEWです。




「月影」
information

PONY CANYONサイトで試聴できます。
●「Fe-MAIL」にアルバムについてのインタビューあり。
・・・連載『工藤静香 SHE SEA SEE』Vol.1.2.3.4
Real Guideに動画インタビューあり。
音楽大好き!T2U音楽研究所に「月影」特集ページあり。

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