フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-06
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尾辻かな子さんWe're OK!121●まさかこんな日が本当に来るとは・・・!尾辻さんは本当に「日本初のレズビアン公言国会議員」としての忙しい議員生活をスタートさせています。


 えーっと。公式な感じの紹介はレインボー・アクションブログに任せるとして(笑)、ここは僕の個人ブログなので、くだけて書かせていただきますよ。

 このブログを2006年あたりからご覧いただいている方にはわかっていただけるかと思うのですが、なんだかまだ信じられない感覚なんですよね。尾辻さんが参議院議員に本当になり、今、次から次へと国会で質問を行うことができるチャンスに恵まれ、多忙な日々を過ごしているということが。

 そして、議員になった尾辻さんに「議員としての日常」をイベントで聞き出しているというのも、本当にこれは現実なのだろうかという感じが拭えないのも事実です。だって、ほんの一か月前には想像できなかったことなのですよ!どんだけ激動の一か月なんだか、という感じですが(笑)。

 今回のレインボー・アクションのイベントには、2007年の尾辻さんの選挙の時に毎日のようにお会いして、活動を御一緒した方々も数多く参加してくださり、久しぶりの再会が嬉しかったです。そして、最近から参加している人たちとの交流も生まれる場になり、時間軸が縦に繋がりなおされたような気がしたことが最もうれしかったです。こうした活動が成熟していくには、経験値も年齢も雑多で幅広い人たちが交流し合うことこそ必要だと思いますから。

 そして、これでようやく、命をかけて(と言っても過言ではないくらい)尾辻さんの活動の撮影にすべてをささげ、熱中していた6年前の夏の自分のことを本気で受け入れられる気がします。誰が何と言おうと、これは僕の人生にとって「外せないこと」なのです。

【YouTube】尾辻かな子さんと語る、セクシュアリティと政治01●2007年の経験を経て、レズビアンをカミングアウトした国会議員としての日々が始まってみて


『尾辻かな子さんと語る、セクシュアリティと政治2013 ~存在認知の「先」を目指すには~』

<イベント概要>

 先日ついに、日本で初めて同性愛者であることを公言している国会議員が誕生しました。

 尾辻かな子さん。2005年、大阪府議会議員時代に「東京レズビアン&ゲイパレード(当時の名称)」にてレズビアンであることをカミングアウト。その後、2007年に民主党の公認を受け、参議院の全国比例に立候補。その際の得票をもとに今年の5月末に繰り上げ当選が叶い、さっそく質問に立たれるなど精力的な活動を展開されています。

 セクシュアル・マイノリティの「存在認知」に限って言えば、かなり進んできたとも言えそうな昨今。存在を知ってもらった「先」の具体的な社会的課題に関して、多くの人々が個人で呼びかけたり運動体を作ったりして取り組んでいます。直面させられている課題は多種多様ですが、例えば、ひとりひとりが取り組んでいけることもあれば、コミュニティ内での解決を模索する方が適していることもあります。また、国や自治体など、行政が取り組む必要があることなど、その手段や方法、段階もさまざまです。

 そこで、それぞれの課題やテーマは今、どのようなレベルで取り組むのが最適と言えるのか?。また、さらに発展させていくには、どのような方法が考えられるのか?具体的な方法を、尾辻かな子さんをゲストに迎えて一緒に考えてみようと思います。

 当日、話されて欲しいテーマについてはTwitterやメールで事前に募集します。「セクシュアルマイノリティの日常生活に関わる事柄で、こういうことに取り組みたい」。あるいは「もっとこの事柄が注目され、取り組まれるべきだと思う」などの考えをお持ちの方、ぜひ、この機会に積極的にご参加ください。

レインボー・アクション第12回主催イベント
『尾辻かな子さんと語る、セクシュアリティと政治2013
~存在認知の「先」を目指すには~』
2013年6月18日(火)19時-21時
 (開場は20分前より)
■出演:尾辻かな子さん (民主党参議院議員)
■聞き手:島田暁 (レインボー・アクション代表。映像作家)
■司会:藤田裕喜 (レインボー・アクション請願・陳情チームチーフ)
■会場:なかのZERO学習室4
中野駅南口より。線路沿い新宿方面徒歩8分
http://www.nices.jp/access/zero.html
■入場料:500円
…「レインボー・アクション」のファンドレイジングイベントとして開催させていただきます。入場料は会場のレンタル代や、今後の会の活動実費として使用させていただきます。
■予約は不要です。お気軽にお越しください。
■主催・お問い合わせ:レインボー・アクション
rainbowaction.net@gmail.com

■出演
尾辻かな子さん
…民主党参議院議員。2003年大阪府議会議員に当時最年少で当選。2005年に東京レズビアン&ゲイパレードで、現職政治家として初めて同性愛者であることをカミングアウト。著書『カミングアウト~自分らしさを見つける旅』出版。2007年7月に、民主党公認で参議院全国比例から立候補。2008年、絵本『タンタンタンゴはパパふたり』を翻訳。衆議院議員公設第一秘書、ヘルパー二級を取得し、介護の道へ。デイサービス、通所リハビリテーション、特定入居者生活介護施設にて勤務。同時に専門学校の社会福祉士養成課程(通信)で学ぶ。
http://www.otsuji-k.com/

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尾辻かな子さんWe're OK!120●レインボー・アクション主催イベント『セクシュアリティと政治2013』にて、尾辻さんと久しぶりに公開の場で対話します。

 レインボー・アクション第12回主催イベントのお知らせです。尾辻かな子さんをゲストにお迎えして、これからのセクシュアルマイノリティ関連の活動について考える内容。

 尾辻さんはこれまで2007年に『セクシュアリティと政治』、2008年に『パフナイト★セクシュアリティと政治08』に出演されており、このブログでもYouTubeで紹介して来ましたが、それぞれ主催が違います。

 今回は、僕が代表を務めているレインボー・アクションの主催ということで、聞き手として参加させていただき、尾辻さんと公開の場で久しぶりに対話する機会になります。(2010年1月のパフ★シネマ「フリーヘルド/FREEHELD」上映会以来になります。)

 日本のセクシュアルマイノリティの「日常生活の問題を政治の課題だと認識させていく活動」において、主に90年代以降さまざまな先人たちが畑を耕したところに、2000年代、尾辻さんは種を蒔いた存在ではないかと僕は思っています。その方が、先ごろ日本初の同性愛者公言当事者議員としての活動を始められたこの歴史的転換期に「これから」を考えるイベントが、こうして開催できることが本当に嬉しいです。

 なるべく歴史を「縦」にも繋げて物語りながら、さまざまなことが発見される会になればと思っていますので、是非この機会をお見逃しなく!




6月18日(火)19時緊急開催!
『尾辻かな子さんと語る、セクシュアリティと政治2013 ~存在認知の「先」を目指すには~』

 先日ついに、日本で初めて同性愛者であることを公言している国会議員が誕生しました。

 尾辻かな子さん。2005年、大阪府議会議員時代に「東京レズビアン&ゲイパレード(当時の名称)」にてレズビアンであることをカミングアウト。その後、2007年に民主党の公認を受け、参議院の全国比例に立候補。その際の得票をもとに今年の5月末に繰り上げ当選が叶い、さっそく質問に立たれるなど精力的な活動を展開されています。

 セクシュアル・マイノリティの「存在認知」に限って言えば、かなり進んできたとも言えそうな昨今。存在を知ってもらった「先」の具体的な社会的課題に関して、多くの人々が個人で呼びかけたり運動体を作ったりして取り組んでいます。直面させられている課題は多種多様ですが、例えば、ひとりひとりが取り組んでいけることもあれば、コミュニティ内での解決を模索する方が適していることもあります。また、国や自治体など、行政が取り組む必要があることなど、その手段や方法、段階もさまざまです。

 そこで、それぞれの課題やテーマは今、どのようなレベルで取り組むのが最適と言えるのか?。また、さらに発展させていくには、どのような方法が考えられるのか?具体的な方法を、尾辻かな子さんをゲストに迎えて一緒に考えてみようと思います。

 当日、話されて欲しいテーマについてはTwitterやメールで事前に募集します。「セクシュアルマイノリティの日常生活に関わる事柄で、こういうことに取り組みたい」。あるいは「もっとこの事柄が注目され、取り組まれるべきだと思う」などの考えをお持ちの方、ぜひ、この機会に積極的にご参加ください。

レインボー・アクション第12回主催イベント
『尾辻かな子さんと語る、セクシュアリティと政治2013
~存在認知の「先」を目指すには~』
2013年6月18日(火)19時-21時
 (開場は20分前より)

■出演:尾辻かな子さん (民主党参議院議員)
■聞き手:島田暁 (レインボー・アクション代表。映像作家)
■司会:藤田裕喜 (レインボー・アクション請願・陳情チームチーフ)
■会場:なかのZERO学習室4
中野駅南口より。線路沿い新宿方面徒歩8分
http://www.nices.jp/access/zero.html
■入場料:500円
…「レインボー・アクション」のファンドレイジングイベントとして開催させていただきます。入場料は会場のレンタル代や、今後の会の活動実費として使用させていただきます。
■予約は不要です。お気軽にお越しください。
■主催・お問い合わせ:レインボー・アクション
rainbowaction.net@gmail.com

■出演
尾辻かな子さん
…民主党参議院議員。2003年大阪府議会議員に当時最年少で当選。2005年に東京レズビアン&ゲイパレードで、現職政治家として初めて同性愛者であることをカミングアウト。著書『カミングアウト~自分らしさを見つける旅』出版。2007年7月に、民主党公認で参議院全国比例から立候補。2008年、絵本『タンタンタンゴはパパふたり』を翻訳。衆議院議員公設第一秘書、ヘルパー二級を取得し、介護の道へ。デイサービス、通所リハビリテーション、特定入居者生活介護施設にて勤務。同時に専門学校の社会福祉士養成課程(通信)で学ぶ。
http://www.otsuji-k.com/

★事前に討議テーマを募集します。
・Twitter・・・「#RA_seiji」を付けてつぶやいてください。当日の議論の際に参考とさせていただきます。(こちらで捕捉した場合、Rainbow_ActionアカウントからRTさせていただきます。)
https://twitter.com/#!/Rainbow_Action
・Facebookではこちらの記事のコメント欄にアイデアをお寄せください。
https://www.facebook.com/events/508290282570621/
・メール
rainbowaction.net@gmail.com

★g-ladに尾辻かな子参議院議員へのインタビューが掲載されています。
http://gladxx.jp/people/3263.html



レインボー・アクションは、「市井に生きるセクシュアル・マイノリティと友人たちの生活感覚と存在を、社会的に可視化して行く目的」で活動しています。
公式サイト
http://www.rainbowaction.net/
Twitter
https://twitter.com/#!/Rainbow_Action
Facebook
http://www.facebook.com/RainbowAction

レインボー・アクションの活動はカンパで運営しています。上記の活動を続けるには、ミーティングやイベント開催のための会場使用料、事務経費、郵送料、交通費、デモや街頭アクション開催のための車両レンタル代、横断幕制作費などの出費が見込まれます。今後も活発に活動を続けるためにも、ご支援・ご協力をお願いいたします。

尾辻かな子さんWe're OK!119●本当に!日本にもようやくレズビアンであることを公言した国会議員が誕生することになりました。尾辻さんおめでとう!

 なんと4年ぶりに「尾辻かな子さんWe're OK!」カテゴリーの更新になります。2009年5月に新宿二丁目の「尾辻かな子事務所」のクロージングイベントの模様を紹介して以来のことですね。覚えてますかぁ~?118回も僕はこのブログで尾辻さんのことを書いてきたことになるんですね~(当時は「akaboshi」の名前で。笑)

 NHK時事通信産経新聞が本日、正式に尾辻かな子さんの繰り上げ当選を報道しました。これで正式に、日本で初めて「レズビアンであること」を公言している人が、国会議員になることになります。

 左の画像は2007年の参議院選挙に尾辻さんが民主党全国比例から立候補した際に、選挙運動で使われていたフライヤーです。なつかしい・・・。当時は残念ながら落選という結果だったわけですが、まさか約6年後に、このようなサプライズが起きるとは!。想像すらしていなかったので本当に驚きました。世の中、何が起こるかわかりませんね~。

 実はこのブログに「尾辻かな子」という文字が最初に登場したのは2006年1月20日。駅のキオスクで売られていた『Newsweek』の表紙に大きく「ゲイin Japan」という見出しが踊っていたのを発見し、当時の僕はまだウブだったので、なかなかレジに持っていくことができず、何軒目かのコンビニでようやく勇気を振り絞って購入できたことを今でも鮮明に憶えています。

 そして僕は、この雑誌を読んだことで初めて、日本に「同性愛者であると公言している大阪府議会議員がいる」ということを知ります。なんとこの時、すでに尾辻さんのカミングアウトから半年が経過していたというのに、僕はまったく知らなかったのですね、しかもこの『フツーに生きてるGAYの日常』を書き始めていたにもかかわらずですよ!。セクシュアル・マイノリティの情報が当時、いかに世間に広まりにくく、インターネットでも「興味を持って調べなければ知り得ない」種類のものだったのかがわかります。

 このNewsweekを読んだことで僕は一挙に「日本のセクシュアル・マイノリティ関連の『活動』」に興味が湧き始めたわけですが、まだ自分が「ゲイである」ということを、このブログで書いて読者と会ったりするだけの範囲に開示しているのみだったため、なかなか一歩を踏み出す勇気が踏み出せずにいました。

 その4ヶ月後に尾辻さんらが中心となって起こしたアクション「Act Against Homophobia」(今の『やっぱ愛ダホ!』が生まれるきっかけとなる活動)の新宿街頭での活動の様子を見に行ったことから、一気に僕は多くの人と出会い、行動し始めるようになります。まさに、一冊の雑誌が引き金となったわけですねーおそろしいw。

 そこから翌年の2007年7月の参議院選挙まで、ひたすら僕は尾辻さんの行動を追いかけながら、ドキュメンタリーを撮影し始め、全国をまわりながらいろんな人や活動と出会い、その忙しい日々の中で、自然と「ゲイである自分」のことを受容できるようになり、自分の名前で映像作品を発表することに繋げることができました。

尾辻かな子「Running to the rainbow」PV


 僕の人生において、尾辻かな子さんとの出会いがなかったら、今頃なにをしているのか、どういうことにライフワークを見いだせているのか見当がつきません。照れくさくて直接は言えませんが、ここではこっそり書かせてください。

 尾辻さん。今は素直に言えます。本当に、本当にありがとうございます。そして、悲願だった大きな夢の実現が、こうした形で訪れたことを嬉しく思います。

 おめでとうございます!

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尾辻かな子さんWe're OK!118●新たな出会いと繋がりをつくり、事務所クロージングイベント終了。



 クロージングイベントにも関わらず悲壮感とは全く無縁。むしろ笑顔あふれる楽しい時間でした。4月29日に開催された、新宿2丁目の「尾辻かな子事務所クロージングイベント」には、入れ替わり立ち替わり70名ほどが訪れ、久々の再開に湧いたり、あの空間との「別れ」を実感したりしました。

 もともとは、4月11日に尾辻さんが呼びかけた、内々での「事務所お別れ会」が発端でした。集まったメンバーで、「なにか最後に記念に残ることをやりたいね」ということになったのです。この場所をきっかけにして出会った人たちと、ちゃんともう一度「出会い直してみる」ことこそ、次に繋がるのではないかという思いから。

 当日は開始時刻の16時の時点で事務所には47人が来場。シークレットゲストの伏見憲明さんが、30分間にわたってスピーチ「先人たちの思いに寄せて」を行ってくださいました。新宿2丁目という「場」で聴くことにより、歴史の縦のつながりが波となってゴーッと音を立てながら、「今」に向かって押し寄せてくるような感じがしました。来場した方々にはスペシャルな体験だったのではないでしょうか。→伏見憲明公式サイトにてテキスト・音声を公開中。

 16時半からは、ハーヴィー・ミルクを暗殺した人として知られるダン・ホワイトを主人公にしたアメリカのテレビドラマ『EXECUTION OF JUSTICE』(破滅の銃弾 ハーヴェイ・ミルク殺人事件)をスクリーン上映。彼があの行動に至るまでに、どんな日常を過ごし、どんな問題にぶつかったのか。当時の風俗も含めて丁寧に描き出した見応えのあるドラマ。歴史を様々な角度から「立体的に検証する」ことにより、世界というものの複雑さや奥深さ、面白さが感じられるような作品でした。

 そして18時半からは。ゲイバー「Tac's Knot」でお馴染み大塚隆史さん(タックさん)をお迎えしてのメモリアルトーク『「希望」のバトン ~映画『MILK』で語る、これから」が行われました。トーク開始前の休憩時間に会場の隅で、タックさんから尾辻さんにプレゼントが渡されていたのですが、これが凄い。

 造形作家であるタックさんが画かれた、「尾辻かな子事務所」のある新宿2丁目の風景画だったのです。このサプライズに不意を突かれた尾辻さん、こっそり涙を流していました。暮れゆくオレンジ色の空のもと、「尾辻かな子事務所」の看板が煌々と照っているカラフルな風景。いや、あれはもしかしたら「明けゆく空」なのかもしれない。心のこもった最高のプレゼントを、人知れずこっそり渡すタックさんって、なんて粋な人なんだろうと思いました。

 さまざまな話題で盛り上がったり、「カミングアウトという言葉についての論議」がくり広げられたりと、今後さらに詰めて考えてみたいと思わされる話題も提出されたトークが終わり、最後には、会場を訪れた有志が記入した「寄せ書き」を、事務所スタッフとして重要な任を担い、この日も司会を担当した後藤純一さんが代表する形で尾辻さんにプレゼント。終了後も人々はなかなか事務所を去ろうとせず、あちこちでワイワイと語り合う光景が続きました。

 すべて終了し、片付けもひと段落して。主催メンバーは近所のゲイバー「メゾフォルテ」に行きました。ここは、パネリストとしても参加して下さった福島光生さんの経営する店なのですが、水曜日は伏見憲明さんが担当する「エフメゾ」が行われています。そこに、な、なんと!。あの伝説の人、南定四郎さんがいらっしゃったのです!なんでも、伏見さんが企画したイベントの日程を一週間違えていらしていたのだとか。近年は新宿2丁目や、いわゆる「ゲイ・コミュニティー」とは距離を置かれていた南さんですが、なんとこの日12年ぶりに訪れたとのこと。それがちょうど、尾辻事務所のクロージングイベントの日であり、日本の、いわゆる「ゲイリブ」を担ってきた歴代の人たちが多く揃っているタイミングだったということに、「運命のいたずら」のようなものを感じました。

 日本で初めてレズビアン&ゲイパレードを開催することを提案し、実行したのは南さん。その他、現在に繋がる様々な活動の歴史をたどると、多岐にわたる分野で「はじまりは南さんだった」という事実に付きあたります。77歳というのが信じられないほど背筋がピーンと伸び、お酒もたくさん嗜まれ、大きな声で「かつてのいろんなエピソード」を、たくさんたくさん聴かせてくれました。「いやぁ~。まさか今、活動している君たちにこうして出会える日が来るとは、夢にも思わなかったよ・・・」と、何度も口にしていました。

 尾辻かな子事務所のクロージングは、こうして人々に「新たな出会いと繋がり」をたくさんもたらして、無事、終了したのでした。FC2 同性愛 Blog Ranking

尾辻かな子さんWe're OK!117●快楽は、エロスのみにて得るものではなく。

 尾辻事務所の片付けと荷物の搬出は、とりあえず終了。あの狭くてウネウネした階段の構造を恨めしく思いながらも(笑)、6人がかりでなんとか全ての荷物を下ろしました。

 途中、大型ブラウン管テレビを2人で下ろす際、指先に荷重が集中してしまったことから階段の途中で手が外れてしまい、「パリ~ン!」という素敵な音が…(あはは~)。

 ガラスが割れたわけではなく、台座のテーブルが欠けたようだったので大事には至りませんでしたが。見かねた尾辻さんらが加わり4人がかりで、もうなにがなんだかわからない持ち方でソロソロと階段を進み、下に到達した時には…感動モノでした!!!…嗚呼。感動って、あんなふうに難局を切り抜けたときにこそ味わえるもんなんですねぇ。

 こんな風に大道具を他人と息を合わせて運ぶってぇのは、かつて演劇に関わっていた時代に「日常的にやっていたこと」だったのですが。社会でデスクワーカーとして働き始めてからは、とんと御無沙汰。久々にやってみて気付いたことは、これってつまり、肉体を使った「コラボレーション」なんだなぁと。

 そして、頭脳を使った「コラボレーション」と同じくらいに、他人と何かが通じ合ったときに感じる、あの独特の爽快感とか達成感とかがあるんだなぁと。一種、快楽に近いような。もちろん、重いものを運ぶのは辛いですよ。辛いけど、それ以上に感じる「悦び」みたいなものがあるんですよ。なんなんだろ、あの感覚。

 人ってのはやっぱり、他人と何らかの形で関わり合ったり一緒に力を合わせて何かを達成した時にこそ「悦び」を感じるように出来ているのかもしれない。しかも、それは頭脳方面だろうが肉体方面だろうがさらに下がってエロス方面だろうが(笑)、そこに貴賎はなく、等価なんだなぁと感じました。だって、楽しかったんですもん。

 何に関してもそうですけど。
 
 人が頭と身体を実際に使って、悩みながら為した「行動」に対して、結果だけを見て「頭」方面からのみで高みから論評することは、実際に現場で起きていた「大事なこと」の大部分を見落としてや居ないか?と思うんですよ。

 …現場を踏まずに何が語れる?

 モノを語る者が「現代の事象」を語る際に忘れてはならない「大原則」ってのは、やはりあるものだと肝に銘じなければね。FC2 同性愛 Blog Ranking

尾辻かな子さんWe're OK!116●象徴さよなら

 今日、尾辻事務所の片づけを少し手伝った。

 いつも通りの階段を上がって扉を開けると、たくさんのダンボール。事務所を彩っていた『物』たちが、要るものと要らないものに整理され、運び出されるのを待っていた。

 セクシュアル・マイノリティに関する書物で溢れかえっていた本棚。部屋の真ん中の柱に設置され、木の香りが温かくて柔らかくて、事務所を象徴する存在だった。

 その本棚を、事務所の女性スタッフの方と一緒に分解した。『バディ』や『G-men』などのゲイ・ヌードグラビアが満載な雑誌を、棚から外す。

 「もう、こういうの見てもな~んにも思わなくなったわよ。」

 その人が何気なく言った。ノンケさんであり、セクマイ当事者との接点が全くないままに、いきなり新宿二丁目のド真ん中にある事務所スタッフとして関わり始めた彼女。さすがに最初の頃は「おっかなびっくり」だったみたいで、よくいろんなことを質問された。

 それに対して「僕にとってのフツー」を説明すると、目をまん丸くしたり、口をポカーンと大きく開いたり。あるいは、「なんだ、おんなじなのねぇ・・・」と納得したり。

 そんな会話をするのが楽しかったことを思い出した。この事務所では、そんな出会いが「日常」として存在していた。

 本棚を分解しながら、「ああ・・・本当にここ、無くなるんだなぁ」と、やっと実感した。

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尾辻かな子さんWe're OK!115●尾辻事務所が閉まるという。


人というのは誠に勝手なもので。

出来たときには「なんてありがたい場所に、ありがたいスペースが」と
思っていたけれど。

いつの間にか「あるのが当たり前」になっていて、
その「ありがたさ」を意識しなくなっていたことに気が付いた。

新宿二丁目のド真ん中にある「尾辻かな子事務所」が、
4月いっぱいで閉鎖されるとのこと。

そのことを知ったとき。
歩きながら、走馬灯のようにいろんな記憶が映像として脳裏によみがえり、
いろんな感情が湧き上がってきて胸がいっぱいになり、
頭の中がグルグルして、真っ直ぐ歩けなくなった。
落ち着くまでに時間がかかった。

僕の今のライフスタイルは、あそこが無かったら
確実に違ったものになっていた。それは確実に言える。

冗談じゃなく、あそこで泣いたし笑ったし、
いろんなことを経験した。いろんなものを見た。
いろんな出会いがあり、別れがあった。
そして、その日々の断片を映像に撮った。

撮り貯めたものの中には、生々しすぎて、
まだ見返すことの出来ないものもたくさんある。
すごく情けないことだけど。
どうしても、まだ「今の僕の心臓」では、見返すことができない。
それだけ「当事者性」を持ちながら、映像を撮ってしまっていた。
だから、作るべき映画も完成できない。
つまり、あの頃、思い描いていた「先」に進めないままなのだ。

一言では言い表せないほどに複雑なものが、
あの場所にはある。

そういう対象が、無くなるという。
ゆっくりと、気持ちの中のいろんなものを
整理して行くべき時期なのかもしれないと思った。


★4月11日(土)15時に、クロージングについてのミーティングがあるそうです。
尾辻かな子事務所にて。FC2 同性愛 Blog Ranking



YouTubeに見る尾辻事務所

■2007年3月11日
  九州男での「国会へキックオフ!」イベントの直後から尾辻事務所の開放スタート。事務所内で署名を集めていた遠藤まめた君。(これが初登場。)
  
KICK OFFイベントPLAYLIST

■2007年4月14日
石坂わたるさんの選挙前。
  
石坂わたるさん街頭活動PLAYLIST

■2007年5月11日
「やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー!」直前インタビュー  
  
「やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー!」PLAYLIST

■2007年5月17日
民主党全国比例公認記念記者会見。
  
記者会見PLAYLIST

■2007年5月17日
プロモーションビデオ完成、「バディ」付録DVD用に納品。
  

■2007年5月27日
第1回ボランティアミーティングの日に新宿2丁目ではお祭りが。尾辻さんの「情報ライブミヤネ屋」出演報告。
  

■2007年6月15日
民主党ホームページ用CM完成
  

■2007年7月12日
公示日の朝。事務所での出発式。
  
尾辻かな子さんの選挙戦PLAYLIST

■2007年8月12日
新宿二丁目レインボーまつり2007。
  
新宿二丁目レインボーまつりPLAYLIST

■2008年8月10日
新宿二丁目レインボーまつり2008。
  

■2009年2月7日
フレデリック・マルテルさんを囲む会
  
「フレデリック・マルテルさんを囲む会」PLAYLIST

尾辻かな子さんWe're OK!114●野々上愛さんとトークin高槻06●HIV/AIDSとコミュ二ティーの課題。社会全体の問題。



 日本のHIV/AIDS対策は、感染拡大をなかなか抑えられずに「遅れている」と言われています。特に男性同性愛者、そしてMSM(ゲイというアイデンティティーを持ってはいないけれども、男性とSEXをする人)に感染が多いという現状があります。

 予防・啓発キャンペーンを、どのように進めていくのか。ゲイ・コミュニティーでは多くの人々によって日々、様々な取り組みが試行錯誤で行われています。社会にとって緊急の課題となっているこの問題と、どう向き合って行くべきなのか。野々上愛さん尾辻かな子さんが、それぞれに語ります。

06●HIV/AIDSとコミュニティーの課題。社会全体の問題。
  

 トークの中でも出てきましたが、ノンケ(異性愛者)の間でも例外なく感性は拡がっています。特にノンケの場合には、「ゲイ・コミュニティー」ほどはHIV/AIDSに関する予防・啓発キャンペーンが届きにくいという現実があるため、検査に行く確率も低く、危機感が低いという現実があります。また、「ゲイの病気であって、自分には関係ない」という偏見を持っている人も多いということも、誰にも身近な問題だという意識が持たれにくい原因となっているようです。

 HIV/AIDSの問題を考えることは、「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」や「性をタブー化する」この社会の問題点を、いろいろと浮き彫りにする契機にもなります。ゲイ・コミュニティーには、そういった意識で情報を発信している方がたくさんいて、ゲイ雑誌や個人サイトなどで日常的に学ぶことが出来ます。そうした情報に接するとき、「コミュニティー」の存在意義と大切さを実感します。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さんWe're OK!113●野々上愛さんとトークin高槻05●タンタンタンゴの図書館撤去 in アメリカ



 ・・・お…尾辻さんがコブシを振り上げてますけど、どうしたっていうの!?(←なんつ~導入の仕方。爆)

05●タンタンタンゴの図書館撤去inアメリカ
  

 mixiとかネットのニュースで流れると、けっこう影響力あるんですよね。 「タンタンタンゴはパパふたり」の日本での知名度は、5月にネット上のあちこちのニュースサイトで取り上げられた、海外からのニュースのおかげで一気に高まったようです。まるで日本での発売キャンペーン期間に合わせたかのようで、タイミング的にも非常にラッキーなことでした。

関連記事●「タンタンタンゴはパパふたり」が、2年連続苦情ナンバーワン!~米図書館協会(ALA)調査

 試しにこの本を東京都の図書館横断検索で探してみたのですが、けっこうあちこちの区や市町村で収蔵され始めたようですよ。「サイレンス」な日本社会の中では、派手な動きや、すぐに目に見える形での変化は生まれません。だからこそ地道に少しずつ、ジワジワと長期戦。これ、基本ね。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さんWe're OK!112●野々上愛さんとトークin高槻04●レズビアンだと気付いたタイミング



 トランスジェンダーなど「性別違和」を感じる人は、物心付いた頃から「違和」を感じ始めるという話をよく聞きますが・・・同性/両性愛者の場合、自分が「そうなのではないか」と感じるのは「生まれつき」というわけではありません。

 いつ「自分はそうなんだ」と意識するのか。人によって様々だとは思いますが、尾辻さんが答えた一言に野々上愛さんは不意を衝かれたようで、大きなリアクションを取っていました。僕は尾辻さんの答えよりも、むしろ野々上さんの驚き方に驚きました(爆)。

04●レズビアンだと気付いたタイミング
  

 同性(両性)愛者の多くは同性を好きになった時に初めて、「自分が同性(両性)愛者なんだ」と気付きます。異性愛が当然とされる世の中において、同性(両性)愛者はそこで自分が(世間で言うところの)「当然」の存在では無いことに気付き、自己の存在とはなんなのか、根底から見つめ直して構築し直すのです。

 お互いに知らなかったこととか誤解とかを、笑い合える関係っていいですね。こんな風にやわらかい対話を通して偏見を解いたり、理解を深めたりして行くことこそ、これからの時代、必要になってくるのではないでしょうかね。肩肘張らずに、他者を信頼してリラックスして。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さんWe're OK!111●野々上愛さんとトークin高槻03●問題は「非対称性」



 セクシュアル・マイノリティーがマスメディアで扱われるとき。どうしても「キャラが立っている」人たちの印象が強くなりがち・・・だとこれまで言われてきましたが、どうなんでしょう。マスメディアの権威そのものが低下して来て情報環境が多様化してきた最近は、ずいぶんと事情が変わって来ているような気もしますが。

03●問題は「非対称性」
  

 「非対称性」をわかりやすく言い換えるならば、「不公平」ということになりますかね。FC2 同性愛Blog Ranking

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