フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-07
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レインボーマーチ札幌体験記010●天使がウインク

この機会がなかったら。

これらの映像は一生見返すこともなく
「お蔵入り」していたのかもしれない。

   

あの頃は、映像をしばらくやめていた時期だった。
やる気が無くなっていた時期だった。
力が湧いてこなかった。
でも札幌にビデオカメラは持って行った。
このブログに写真としてアップしようとは思っていたから。

そのせいか
まるで写真を撮る時のようにカクカクとした動きで
撮ってしまっているけれど、
これらの映像には半年前の「忘れちゃいけない気持ち」が
いっぱい詰まっている気がする。

あの時、撮りながら少しずつ思い出していた。
「そういえばかつての僕は、
こんな風に純粋な気持ちでカメラを廻していたんだっけ。
それが喜びだったんだっけ」と。 

パレードの後。

札幌大通り公園で行われたプライド集会でも
カメラを廻し続けた。
撮るのがいつの間にか「喜び」に戻っていたから。

そこで出会った強烈なメッセージに、
僕はおもいっきりパンチを浴びせられた。
でも心地よかった。
なにかがスッキリした。
不思議と、未来が見えてくるような気がした。

ボケボケしていた僕を目覚めさせてくれたのは、
「親の会」のお母さんが大声で発してくれた、
こんなメッセージだった。

  

「泣いた」なんて書くのは
ちょっと恥ずかしいけれど、
この後の僕は号泣した。

泣くと人はスッキリできる。
そして、次へと進むことができる。

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★上田文雄札幌市長と尾辻かな子さんの
「レインボートーク ’07
〜レインボーシティの実現へ」
開催迫る!


 3月21日(水)
 13:00開場
 13:20開演

会場:かでる2・7 510会議室 
    札幌市中央区北2条西7丁目
参加費:500円(資料代込み)

主催:レインボーマーチ札幌実行委員会
NPO法人札幌レズビアン・ゲイコミュニティサポートセンターat有志

上田市長と尾辻さんのスピーチ映像はこちら

レインボーマーチ札幌体験記009●やわらかな街へ

  

札幌にはかなわない

全国からLGBTが集まって
派手な格好で歩き回っても
溶け込めてしまう風景の不思議

警察はパレードの進行がスムーズに運ぶようにと
手動で信号を変えている

街の人々は「今年もこの時期になったんだねぇ」と
僕らの存在で季節を確認する

継続は力なり



★上田文雄札幌市長と尾辻かな子さんの
「レインボートーク ’07
〜レインボーシティの実現へ」
開催迫る!

日時:3月21日(水)13:00開場 13:20開演
会場:かでる2・7 510会議室 
   札幌市中央区北2条西7丁目
参加費:500円(資料代込み)
主催:レインボーマーチ札幌実行委員会
NPO法人札幌レズビアン・ゲイコミュニティサポートセンターat有志
上田市長と尾辻さんのスピーチ映像はこちら
★僕は今回、さすがに行くことが出来ないのですが(笑)札幌のたけむらさんたちがビデオで撮影するそうです。うまく撮れたら送ってもらい、YouTubeにアップする予定。お楽しみに!
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レインボーマーチ札幌体験記008●記録しながら見つけたんだ。

  

札幌のたけむらさんから
3/21(祝)のレインボートーク2007のことを知らされ、
久しぶりに札幌パレードで撮影した映像を見返してみた。

あの時はコミュニティーに知り合いが少なくて
不安だったけど、ビデオを廻してさえいれば
自分の居場所があるような気がしていた。
つまり「引き篭もりカメラマン」だった。

そんなことまで思い出して、自分で笑ってしまった。

プライド集会での上田市長の力強いメッセージと、
尾辻さんの勢いのあるスピーチ。
たしか尾辻さんとは集会後に初めて挨拶をした。
ネット上だけでの付き合いが、リアルなものへと変わった瞬間だった。
嬉しかった。

そして、「親の会」のお母さんからの魂の叫びのような
素敵なメッセージ。
あの明るさの裏にある様々な思いが感じられて
録画しながら泣いてしまった。

あの時に得た感動が僕に火をつけて
その後、大阪へと向かわせたんだっけ。

そんなことを思い出した。

札幌で僕は
その後の僕を見つけたんだ。



★長らく放置していた「レインボーマーチ札幌体験記」。映像にて連載復活します。

★上田文雄札幌市長と尾辻かな子さんの
「レインボートーク ’07
〜レインボーシティの実現へ」
開催迫る!

日時:3月21日(水)13:00開場 13:20開演
会場:かでる2・7 510会議室 
   札幌市中央区北2条西7丁目
参加費:500円(資料代込み)
主催:レインボーマーチ札幌実行委員会
NPO法人札幌レズビアン・ゲイコミュニティサポートセンターat有志
上田市長と尾辻さんのスピーチ映像はこちら

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レインボーマーチ札幌体験記007●それぞれの目



 ちょっと先回りして市街地の喧騒の中から、パレードが来るのを待ち構えてみました。日常的な札幌の休日の大通りに、この集団がどんな「非日常」を持ち込むことになるのか。出来るだけ通行人の視点から感じてみたかったのです。でも後から考えてみたら、実は僕も参加者たちと同じように風船を身に付けていたので、おもいっきり「非日常」をもたらす存在の一員だったわけですがね。(←「あたま隠して尻隠さず」笑)。



 エッジの部分で何が起こるのか。先導車が存在を告げたときに、まず「どんな表情」「どんな反応」が起こるのか。やはり一番の関心は、そこにあります。

 「私たちは誇り高きレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーです。学校や職場など、あなたの隣に私たちは生きています。特別な存在ではありません。」
 尾辻かな子さんたちが拡声器で呼びかけることによって、LGBTの隊列だということを知る人たち。人それぞれ、様々な反応でパレードの隊列を見つめます。その表情がなんとも言えず、スリリング&エキサイティング&ドラマティックっ!



















 ふと見上げると、ビルの高い窓から覗き込む人たちもたくさんいました。地上の喧騒を見つめる目が穏やかなのが印象的です。なにを語り合っているんでしょうね。


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レインボーマーチ札幌体験記006●パワー充填



 いよいよ出発!パレードの隊列はまず、札幌大通り公園の周りを取り囲むようにして進みます。時は日曜の昼下がり。家族連れや恋人同士がまったりのんびりと「休日モード」でボーっと過ごしている中を、大音響とカラフルな風船を身体に付けた1000人以上の集団が行進するのです。しかし、札幌というのはなんて度量の大きな町でしょう。迷惑そうな顔をする人は、ほとんど見かけられません。

 公園の周りの道路は車の通行がほとんどなく、なんの障害も気にすることなく占有出来るのです。道幅も広くてゆったりしていてパレードに最適な環境です。おそらくこの道は週末になると各種イベントが華やかに行われているのでしょう。札幌市民は、公園の周りで何かが行われていること自体に「慣れっこ」であるようです。ちっとも動じていないのが、ある意味すごいです(笑)。





 たまたま通りかかったおじさんがブラスバンドの演奏にはしゃぎ、風船を触って声援を送ったりと、あちらこちらで素敵な光景が繰り広げられているものだから、カメラでの撮影が追いつかなくて困りましたっ!。
 あぁ・・・西遊記の孫悟空になって分身できたらよかったのに〜(笑)っと、マジメに思いながらの撮影でした。


 東京のパレードと札幌のパレードの大きな違いは、参加者同士でお互いに「何をやっているのか」見ることができることでしょう。隊列が公園をぐるっと半円形に取り囲むということは、反対側にいるフロートをチェックできるからです。



 180度の視界全部がパレードの人並みで埋め尽くされる光景は壮観でした。いろんな音が混ざり合い、拡声器から発せられるメッセージが「こだま」し合って互いを刺激し、高揚感をさらに掻き立てて行くのです。

 尾辻かな子さんの乗った先導車が、札幌市役所前にさしかかりました。荘厳なビル構えをバックに、変わらぬテンションでメッセージを発し続ける尾辻さん。報道写真に使うには絶好の撮影ポイント(笑)。やはりこうしたスポットでは僕も含めた撮影隊の「ポジション」がかぶってしまって大変でした。「良い画」を撮るには時として、度胸と図々しさが必要とされるんです、ハイ。(↑お前はパパラッチかっ!笑)。

 もう一つの絶景スポットはやはりテレビ塔でしょう。巨大な鉄骨が青空に映えて美しく、さらに「撮影魂」に火を点けます(笑)。それにしても、こういう広場が市内の中心部にちゃんと「憩いの場」として作られているというのが、近代計画設計都市・札幌ならではの特徴ですね。都市景観のすべてがやたらに合理的・人工的で理にかなっています。




 公園で休息する人たちから温かい視線のエネルギーを吸い取り、パワーを充填したパレード参加者たちはいよいよ、市内中心部の最も交通量の多いスポットに向かいます。リハーサルを終え、さぁいよいよ本番を迎えるといった感じの、なんとも言えない気持ちの高ぶりが心地いいです。そしてこれからいよいよ、街行く多くの人々に僕らの存在が「出会って」行くことになるのです。


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レインボーマーチ札幌体験記005●路上へのカウントダウン

 札幌から東京に戻ってきた時。まず思ったのが「飛行機、落ちないで良かった〜」・・・じゃなくって(笑)意外にも「あぁ、住み慣れた町はホッとするなぁ」ということでした。東京ってずっと住んでいると空気の汚さとか建物の密集具合とか人の多さに辟易して脱出したくなるんですが、実はいつの間にかこの町の空気感が自分の身体感覚に馴染んでいたことを発見。「住めば都」とはよく言ったものです。ちなみに「恐怖の飛行機」との戦いは、ブログを見て心配してくれたパートナーが頻繁に連絡をとってくれたので、おもいっきり甘えながらなんとかクリアーできました(←ノロケはもういいだろっ!笑)。


 さてさて肝心のパレードのレポートですが、いよいよ「出発のとき」を迎えます。
 札幌の中心地にある大通り公園に集まった参加者たちは、風船をたくさん持って列を作り始めます。BGMが高まり「いよいよ」という雰囲気が増してきた時・・・僕の心は「尾辻さん」を探していました。そう、あの大阪府議会議員の尾辻さん。

 これまで5月17日8月13日に至近距離まで接近しておきながら、僕に勇気がなくて一言も言葉を交わせなかった尾辻さん。それにも関わらずブログ上では毎日のようにその名を記し、完全なる片思い状態を継続中の「あの」尾辻さんと一言でも言葉を交わすことが、今回の僕の重要な(「最大の」と言ってもいいかもしれない。)目的の一つなのですからっ!(笑)

 東京のパレードでは先頭を歩いていた彼女のことだから、きっと今日も先頭を歩くに違いない。そう思って「先頭車両」を探してみたら…いらっしゃいましたよ白い服でカラフルな首飾りを付けた尾辻さんがっ!。なにやら人と打ち合わせをしているようなので、手が空きそうなタイミングをドキドキしながら見計らっていたのですが、なかなかチャンスが訪れません。

 突然、僕のすぐ傍で巨大なビニールが風になびいて大きな音を立てて膨らんでいたので驚きました。コンドームを象徴する大きなバルーンを、3人がかりで運ぶみたいです。すごく巨大で、これはものすごく街頭の人々の目を引くのではないでしょうか。こうしたものが堂々と行進できてしまうところが、さすが札幌。規制の多い東京との差を感じさせられます。

 バルーンに気を取られて見とれていたら…尾辻さんはいつの間にか「車上の人」になっていました(爆)。どうやら今回の彼女は街宣車の上に乗って、パフォーマンスをするらしいのです。「あの尾辻さんがいるっ!」ということで周囲にはみるみる人が集まってきます。写真を撮る人や「おっつ〜ん!」と声を掛けて手を振る人もいて、尾辻さんも笑顔で振り返したりしています。
・・・あぁ、完全にタイミングを逃してしまったぁ(笑)。いくらなんでも僕はまだ「おっつ〜ん!」とは呼べないしぃ〜(↑無理に呼ばんでもいいだろ。笑)。自分の小心者ぶりにちょっぴり打ちひしがれながらも、いつの間にか始まったパレード開始を告げる掛け声に導かれ、そんな僕でも知らないうちに、素敵な同志たちの生み出す興奮の渦中に溶け込んで行くことが出来ました。

実行委員の男性がステージから呼びかけます。
「準備はいいかぁ〜。」
皆「おぉ〜っ!」
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、スタート〜!」


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レインボーマーチ札幌体験記004●当日朝のワクワクドキドキ

 ど〜も。前日どんなに疲れていても必ず朝5時には目覚めてしまう「おじいさんのような人」akaboshiです。「レインボーツアー」の飛行機の関係で今日の午前まで札幌にいます。東京に帰ってから落ち着いて書いてもいいのですが、記憶が生々しい時にしか書けないものもあると思うので、昨日のことを思いつくままにバーっと書いておきます。詳細は帰ってからじっくりと、例のごとく長期にわたって連載しますので御覚悟をっ!(笑)。 

 半蔵門君のラジオのあと、前夜祭にも行こうかと思っていたのですが一日中動き回った疲労がピークに達していたので宿に帰ってすぐ寝ました。翌日のパレードこそが本番だし、体力的に万全な状態で臨みたいですしね。

 当日の札幌は朝からまさに「パレード日和」。本州では台風が猛威を振るっているというのに別世界みたいな青空です。朝、宿のサウナに入ったあとに髪をドライヤーで乾かしていたら、鏡越しに見覚えのある顔が・・・!。なんと昨日の交流会で知り合った方でした(笑)。僕がサウナに入っている時から気付いていたそうです・・・ってことは、僕だけ全裸を見られていたってこと?(爆)

 彼は交流会のあと、ススキノのゲイバーに繰り出し飲み続けていたとのこと。
 僕が「ゲイバー、まだ行ってないんですよね〜」と言うと「え〜、せっかくなんだから行かなきゃダメだよ。どんな人がタイプなの?」と聞かれ、「うっ・・・」と詰まってしまいました(笑)。そういえばゲイの世界って「ガッチリ」とか「デブ専」とか「細専」とか不思議な言葉が流通していて、要するに「外見によるタイプ分け」が細分化しているんです。ゲイバーもタイプ別に人が集まるようにカラーがはっきりしている店が多いみたいで・・・。う〜ん、そういえばはっきりと「自分は○○専だ」って意識したことがないなぁ。強いて言うなら「年上専」で「楽天家専」なんだろうか(爆)。身体のタイプはあんまり気にしないなぁ。

 応えない僕を放っておいて彼は「もしガッチリ専だったらこんなイベントがあるよ」と、フライヤーを渡してくれました。実行委員会の公式イベントではない「ゲイバーの主催イベント」で、すごくユニークで面白そう。へ〜、さすがは1000人のLGBTが集まるお祭りだけあって、あちこちでいろんなイベントが開催されるんですね。今夜、もし時間があったら覗いてみようかな〜と思いました。

 こんな感じで顔見知りが出来るとパレード会場に行く際にもすごくリラックスできますね。朝食をしっかりとって軽装にして、いざ会場に向かいました。そのことを東京にいるパートナーに連絡とりたかったんだけど、あいにく留守電になってたのでメールで報告。「これからパレードに向かうよ〜」って気持ちを共有したかったけど、彼は今、仕事がとにかく忙しい時なのでしょうがない。でも、自分がこういう楽しい時とか、わくわくする気持ちになる時って、好きな人と少しでいいから精神的に「つながりながら」共有したいって思うもんなんですね。「あ、僕もこういうことを感じるようになったんだ」って、こういう時に確認したりします。   

 札幌の大通り公園の一角には、すでにブースが建てられフロートを先導する車もきらびやかに装飾され、ベンチには風船がたくさん括り付けられてカラフルで綺麗です。だいぶ人も集まっていて、ブースではLGBT当事者のお母さん達(地元のグループ「at」の方々)が賑やかにおにぎりを売っている姿がまず目に飛び込んできました。同じテントの中にはカミングアウトコンサルタントのかじよしみさの姿もありましたよ。きらびやかな衣裳をまとったドラァグクイーンや格好いいGO GO ボーイたちが、おばちゃんたちからおにぎりを買って食べています(笑)。このブース独特のおちゃめな光景は、何ともいえない「あたたかさ」に満ちていましたよ。

 ポワ〜っとその光景に見とれていたらいきなり「あ〜っ!」と僕を指差す人がっ!。以前ちょっとだけ会ったことがある知り合いと久しぶりに再会しました。彼は、僕が「ゲイであること」に不安定で悶々としていた時期にゲイバーに連れて行ってくれた人で、東京の人。「なんでここに来てるの〜っ!」と驚かれましたが、ええそうですね、自分でもこの変化にはびっくりです(笑)。彼の彼氏も紹介されました。カップルっぽく白い服で揃えていて、お似合いのかわいいカップルという感じです(笑)。

 昨日お世話になった半蔵門さんの姿も見つけました。予告どおり真っ赤な上下ですごく目立つ格好だけど何だか彼にはピタリとはまります。僕はビデオカメラを持参していたので、「夜なべ」して作ったというプラカードを撮影させてもらいました。持たせてもらったらけっこう大きくて重たくて、ここまで持ってくるだけでも大変だったんじゃないかと思います。みんなスゴイよホント。

 時間が迫るにつれてどんどん会場には人が溢れ出し、ブラスバンドも隊列を組んで練習を始め、賑やかで活気に満ちてきます。参加者の受付もはじまり、「みなさん、風船をたくさん持ってくださ〜い」との呼びかけが行われました。札幌のパレードっていいですね、参加者みんながカラフルな風船を持つんです。そのことによって一体感が生まれますし、「このパレードに賛同している者ですよ」という意思表示にもなるんです。プラカードにも匹敵するようなメッセージ効果をもたらしていると思うし、なにより見た目が陽気で明るくて楽しい気分になります。これってけっこう大事だと思う。 

 僕は今回、ビデオを力入れて撮ろうと目論んでいたので両手がふさがってしまいます。実行委員の人に「風船どうぞ〜」と渡されたのですが「すみません、持てないので」と言うと、「カバンに付けたらどうですかぁ〜?」と切り返されました。なるほど、その手があったか(笑)。かくして僕はリュックに風船4個をくくりつけながら妙に仰々しいビデオカメラを両手で構える、ちょっと怪しげな人になりながらパレードの周囲をひたすら走り回ることになったのです(笑)。<つづく>


 熱中して書いてると止まらなくなって、下手したら飛行機の時間を逃してしまいそうなので今朝はこれにてさようなら〜。今後書く予定の当日の出来事をいちおうメモっときます。 

●パレード開始前の尾辻かな子さんを目撃(でも挨拶できず。笑)
●パレード開始後の驚いた光景
●パレードが街頭に出たときの札幌ならではの素敵な光景
●隊列に入ったり出たりしながらパレードを見て感じたこと
●「プライド集会」での札幌市長あいさつ。
●「プライド集会」での尾辻かな子さんあいさつ。
●「家族の会」のおばさんの素敵な挨拶。
●果たして僕は、尾辻さんに挨拶できたのか・・・!?
●半蔵門くんと歩いて向かった劇団フライングステージ公演会場。札幌という街の素敵な側面。  
●劇団フライングステージ「ふたりでお茶を」観劇で感激。たくさんの涙。
●果たして僕は「夜の街」に繰り出せたのか・・・!?
●果たして僕は再び「恐怖の飛行機」をクリアー出来るのか・・・!? (←現在の最大の関心事。あぁ、怖いよ〜)
<個人連絡>
sakuraさんごめん!ヒゲの人さがしたんだけど、目印の具体的な内容をド忘れして、どの人がsakuraさんなのか特定できなかった・・・(←ほんとドジですいませんです)。FC2 同性愛Blog Ranking

レインボーマーチ札幌体験記003●声と思いと情熱と〜半蔵門和己くんの生き方

 も〜う、昨日は本当に嬉しかった。あんなに素敵な時間を過ごせるとは思わなかった。昨日過ごした2時間のことは、たぶん一生、思い返すたびに僕を元気付け勇気付け励ましつづける宝物になるだろうと思う。そのくらい、最高の温かさを与えてもらう時間だった。今、思い返してもジワーっと涙が出てくるほどだから、この思いを「熱い」うちに熱いままに書き残しておきたい(笑)。

 ♪ひとつ曲がり角ひとつ間違えてぇ、迷い道く〜ねくね〜(by渡辺真知子←古っ!)

 札幌に着いて2日目。カプセルホテルは思ったよりも快適で、前日の飛行機の疲れは完全に消え去り気分爽快。昼までは市内のあちこちを散策しました。

 それにしても札幌は思ったよりも手強かった(笑)。碁盤目のように整然と区画整理されて地名が「数字」で表されているというのは、僕のような方向音痴の観光客にとっては逆にわかりづらく憶えにくい。どこの交差点もきっちりと真四角だし、ビルが多くて見晴らしが利かないので「自分が今どこにいて、どこに向かっているのか」を掴むことが難しいのです。ちょっとデパートに入ったりすると、出たときに方向がわからなくなり、同じところをグルグル廻ってしまったりと結構、翻弄されました。

 昼食は札幌に来た観光客としては定番のカニ料理のお店に入り、かに釜飯を食べて「札幌にいるんだ」ということを身体の内部からインプット(笑)。そしていよいよ、実行委員会主催の「レインボーマーチ交流会」に行ってみました。

 なんて素朴でユルユルな交流会(笑)。

 「マムカフェ」という、ビルの2階にある喫茶店スペースに行ってみると、すでに参加者たちが自己紹介を始めていました(ええ、僕は迷ったので遅刻したのです。笑)。受付で実行委員会の方に「呼ばれたい名前を書いてください。ハンドルネームでもいいですよ」とシールを渡されたので、思わず「アカボシ」と書いて参加してしまいました(笑)。いきなり本名を明かすのはやっぱり、まだ自分の中で抵抗があるようです。

 実行委員会の人が4名程と、出席者は10名程。(最終的には15名程)。はじめてパレードに参加する人が多く、緊張した面持ちでこれまでの自分のことや、札幌に来た思いを語っています。実行委員の人が一生懸命雰囲気を和らげようとしているのですが、なんだか「こそばゆ〜い真面目な感じ」で会は進行します。「こ・・・呼吸困難になりそう・・・どうしよう・・・」というのが僕の本音(笑)。もともと「歩こう」と決心して札幌に来ている人たちには、改めてパレードの経験談を語る必要はないのでは・・・とも思いましたが、会の一番の目的は「友達づくり」にあるのでしょうし、一人で来て不安な人にとっては関わりやすいイベントなのかな、とも思いました。

 参加者のタイプとしてはゲイが最も多く、次いでレズビアン。MtFトランス志向の人など。20歳のバイセクシュアルの女の子が「私、レインボーマーチのホームページを見つけたとき、感動して泣いたんです」と言いながら本当に涙を流しはじめるという、ものすごく純真かつピュアな場面もあったりして、実行委員会の人たちが最初は驚きながらも、その姿をしっかりと目に焼き付けている表情が印象的でした。「ふわ〜っ」とした雰囲気の交流会だったけれど、そうしたちょっとしたことで、僕ら特有の「言葉にしなくてもわかりあえる共通点」が通い合う瞬間が生まれるんだなぁということを発見させてもらいました。
 
 まさかこんな所で会えるとは・・・!

 自己紹介の最中、遅れてきたゲイの方がいました。眼鏡をかけていて滑舌がものすごくはっきりしていて、パンパンと物事を語るその人が名札に記した名前がなんと「半蔵門和己」・・・なに〜っ!このブログと相互リンクしている「劇団半端者」の筆者じゃないですかっ!(ほかに絶対ありえない。笑)。そういえば彼は札幌の人だったのですっ!・・・やばい。名札に「アカボシ」なんて書いてるからバレてしまう〜(←って、別にいいだろ。笑)。

 休憩時間に僕から声をかけたらやはり気づいていて「まさかここで会えるとはっ!」と感動の対面(?)を果たしたのでした。いやぁ〜、僕にとっては「思い描いていたイメージ通りの人」だったので、すごく嬉しかったです。半蔵門さんは僕がこの記事を書いたのを見かけていてくださって、しかも非公開コメントに連絡先まで教えてくれていたのですが、チェックし忘れていたという酷い僕(笑)。彼は札幌の地域コミュニティー放送局で番組を持っていて、この日も夜の7時から生放送があるらしい。しかも翌日のパレードのことを番組で宣伝し、「参加宣言」をするのが恒例になっているという。「これは見にいかなきゃっ!」と強烈に思ったので、予定していた劇団フライングステージの観劇は翌日にずらし、急遽その場から半蔵門さんのスタジオに「見学者」としてお邪魔させてもらうことにしました。

 いきなり仕事場訪問。 
 
 ショッピングセンターの2階にあるコミュニティーFM局のスタジオの席に、ヘッドフォンを付けて座ります。DJは半蔵門さんの他に僕らより世代が上の男性と女性。僕はそんなDJたちの至近距離に座り「えっ、僕はここにいていいわけ?」という夢遊状態のまま夜7時からの本番がスタート。番組は基本的にフリートーク。さっきまでの雑談で出てきたネタを、3人が見事なコンビネーションで5〜10分程度の「大人のトーク」として即興で展開するのですが、笑いをこらえるのに大変なほど、それが面白いんです。曲をかけている間は僕も加わって普通に「世間話」をするのですが、トークの時間になると彼らは突如として「DJモード」に切り替わり、曲の間に話していた「なんでもない会話」からヒントを得て、流麗で聴き心地も良くユーモアとペーソスに溢れたトークへと昇華するのですっ!。番組の聴取者からはリアクションのメールが寄せられ、それすらも話題に組み込んで行きます。・・・僕は思いました。「プロの技」とは、こういうことを言うのだと。

 責任

 そしていよいよ半蔵門君の「パレード参加宣言コーナー」の時間に。
 ・・・やっぱり僕は当事者だからでしょうか。聴いていて鳥肌が立つのを抑えることが出来ませんでした。彼はパレードの主旨や目的を上手に的確に説明し、「明日、自分も参加します。赤色の服を着てプラカードを持っている人がいたら、それが僕です」と公言し、そして最後にこう付け加えました。

「これを聴いている人の中にも、同性を好きになっている自分のことを不安に思っている人がいるかもしれません。でも、あなたが聴いているラジオの向こうにも、あなたと同じような人がいます。あなたは、決して一人ではありません。」

 僕、他の人がいなかったら泣いてたかもしれない(笑)。照れくさくてその場ではうまく言えなかったけど、ヘッドフォン越しに聴いた「ON AIR用音声」の半蔵門君の言葉は、当事者である僕にとって心の芯にまで届くストレートで力強い温かいメッセージでした。半蔵門君は普段から「ゲイであること」を隠さずにDJ活動をしているので、心の支えになっている人が少なからずいると思います。その責任をこうして彼は、ちゃんと引き受けて活動しているのです。

 彼の話によれば、こうしたメッセージを発信できる立場になるまでには様々な、周囲や自分との戦いがあったそうです。しかし、そんなことを微塵も感じさせない力強い声で、しっかりとストレートにメッセージを発信している彼の姿を間近で見ることが出来た僕は、本当に幸せ者だと思いました。この日のこの場面のことは、僕がこれから「ゲイとして」の自分を開示して生きて行く時に、何度も思い出されて何度も力付けてくれる記憶になると思います.本当に、本当にありがとうね半蔵門君。

 なぜか出演しちゃったり(笑)

 予定では番組の前半だけを見学させてもらうつもりだったのですが、あまりにも素敵な空間だったのでそのまま、番組終了の夜9時までスタジオに居させてもらいました。そしたら・・・雑談の流れでいきなり、僕もトークに参加することになってしまいました(爆)。「東京から来たアカボシさんで〜す」と紹介され、僕が東京でパレードを見て感化され、今、このタイミングで自分としては歩いてみたくなったという思いを喋らせてもらいました。後半30分はそのまま「トーク・チーム」の一員として、札幌でも公開されているという映画「トランスアメリカ」のことなども話したりなんかして。

 まさかそんな展開になるとは思ってもいなかったけど、本当に「この瞬間が永遠に続いていたらいいのに」と感じるほどに素敵な温かさを感じることの出来る体験でした。そして、札幌に来て良かった、このブログを書いていて良かったと心から思い、偶然に導かれたかのような不思議な成り行きに、感謝しました。

 半蔵門君ら「素敵な3人組」で3年間に渡って作り上げてきたこの番組は、局の方針転換でこの秋に終わってしまうそうです。僕は本当に貴重な瞬間を目撃することが出来ました。半蔵門君は「ラジオからしばらく距離を置きたい」と言っていたけど・・・

 半蔵門君。 
 僕から見ると君はまさしく「ラジオの申し子」であり、これほど真剣に「人と人がつながり合う、真のメディアのあり方」を考えて実践している人はなかなかいないと思う。君は一生ラジオを続けるべきだ。そして孤独にさまよう魂を、温かく包み込んで力付け続けるべき人だ。本当にそう思う。
がんばれ!


 半蔵門君は昨夜から今日にかけて、パレードで掲げるプラカードを作っているそうです。これも彼にとっては毎年恒例の「いつものこと」。札幌のパレードって、こういう一人一人の思いが詰まって、しかも「恒例」になっているものなんですね。僕も今日、おもいっきり楽しんできます!。FC2 同性愛Blog Ranking

レインボーマーチ札幌体験記002●なんとか飛行機クリア〜

 ど〜も。札幌からもブログを更新してしまう「ちょっとネット依存気味な人」akaboshiです(笑)。ラッキーなことに宿泊先にネットが無料で使えるスペースがあったので、札幌での体験を「実況中継的」に書いておくことができそうです。画像などは載せられないと思いますが、それは東京に帰ってから改めて。そのかわり、こういうこともあろうかとチラシをメインにしたイメージ画像を前もって作っておいたので、札幌にいる間はこちらとともにお楽しみください(←っていうか用意周到すぎ。爆)。

 ところで昨日はも〜う悲惨でした。前回書きましたが僕は本当に飛行機に一人で乗ったことがないので、ものすっごく緊張して冷や汗かきながらの搭乗だったんです。近畿日本ツーリストが企画したレインボーツアーの20:30羽田発新千歳行きに乗ったのですが、出発の1時間前に集合・・・といってもロビーに旗を持った添乗員がいるというわけではなく受付を各自が済ませるのみ。(←そりゃそうか。笑)チラッと受付のお姉さんの手元にあるメンバーの数を見てみたら、この便に乗る人は7〜8人程度。

 出発まで時間があるので昨日買ったばかりの真っ赤な表紙の「yes vol.4」を読みながら時間を潰していたのですが・・・時間が迫るにつれて「飛行機」というものへの恐怖心がどんどん高まり気持ち悪くなってきたのです。パートナーとメールを交わしたり電話したりして「怖いよ〜」と訴えたら「小学生じゃないんだから」と笑われるし・・・(笑)「飛行機の事故は交通事故よりも確率が少ないんだよ」という言葉に、なんとか平静を取り戻そうと自分を騙し騙し機体に乗り込みました。

 僕の両隣の席には明らかに「パレードに行くんだろうなぁ」と雰囲気で伝わってくるLGBTの方々が(笑)。3人連れの人たちはどうやらブラスバンドでの参加者みたいで、着いてからの段取りだとか実行委員の人とのやりとりなどを話しています。聞こえてきた会話によると札幌で「生演奏」のブラスが参加するのは始めて(?)のことらしく「楽しみにしてますよ」と実行委員長に言われたことなどを楽しそうに話しています。元気な時なら話しかけて会話に加わったでしょうが・・・その時の僕は本気で気分が悪くなっていました(笑)。加速して機体が浮き上がるときの圧力とか、飛んでる最中の不安定感とか・・・自分が今、乗っているこの大きな物体が本当に飛んでいるんだという映像を思い浮かべると悪寒が走るのを抑えることが出来ません、これはマズイ。

 それでもとにかく目を瞑っていたら、本当に眠ることが出来たので助かりました(笑)。気付いたときには着陸態勢。添乗員のお姉さんに「お客様、着陸ですのでリクライニングを立ててください」と注意されて目を覚まし、地面に機体が付く瞬間の恐怖を乗り越え、ぐったり疲れながらもなんとか22:00に新千歳に到着。あぁ、生きててよかったぁ〜と深呼吸。それにしても・・・どうして他の人たちはあんなに平気な顔で平然としていられるんだぁ〜っ!(←そりゃぁ、慣れてるからでしょうね。笑)

 新千歳から札幌まではさらに電車で50分。かなりボーっとした頭で札幌の宿に着いたときには「着いた」という感動よりは「早く寝たい」という活動停止の欲求のみ(笑)。軽くサウナに入ってあっという間に眠りにつくことができました。でもおかげで眠りは深かったらしく、今朝の目覚めは最高にすっきり。札幌の街を軽く散歩もしてみました。

 いや〜、さすがは道庁所在地。僕が思っていたよりもはるかに札幌は都会なので驚きました。しかもけっこう整備されていて綺麗な感じ。東京のような「ゴミゴミ感」が感じられない不思議な街。道路が京都のように碁盤目状に張り巡らされて整然としているので、はじめての旅行者でも迷いにくい構造ではあります。レンタサイクルでも借りて、いろいろ走り回ってみよっかな〜。それから、劇団フライングステージの公演「二人でお茶を」を見に行ったり、実行委員会主催のイベントに行ってみたりして過ごそうと思ってます。
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レインボーマーチ札幌体験記001●あはは〜。行っちゃいま〜す。

 つい一ヶ月前の東京でのパレードは「なんとな〜く見学」しに行っただけなのに、なんなんでしょうか、この一ヶ月の変わりっぷりはっ!(爆)。調整すべき諸事情が無事にクリアー出来たので、本当に行ってしまいます札幌へ!たぶん歩くと思いますパレード!・・・これもみんなあの日渋谷でパレードの隊列に「感化」されたおかげです。

 やっぱり黙って見ているだけではつまらない。でも、いろいろと不安もあって躊躇する自分もいる。だったらまずは、生活圏から遠く離れた地方でのパレードで度胸試しをしてみて、自分の「覚悟を固めて行く場」として利用させてもらおうかな、と思い、行ってみることにしました。

 札幌のパレードには、札幌独特の雰囲気とか歴史があるみたいだし、なにしろ札幌市長が直々に協力して挨拶までしてしまうらしいですから、一度は見ておきたいです。(東京の誰かさんとはエラい違いですね〜。)そんな素敵な人を直に見るだけでも、とてもいいパワーをもらえそうな気がします。

 でも、よくよく考えてみたら僕、生まれてから今日にいたるまで飛行機に乗ったのは「たった一度」のみ!(爆)。しかもその一回は仕事だったから集団で誘導されるがままにフラフラと乗った記憶があるだけなので・・・ヤバイです。果たして僕は無事に札幌まで辿り着くことが出来るのでしょうか。しかも、近畿日本ツーリストの「レインボーツアー」で用意されているホテルはちょっとお値段が張ってしまうため何処に泊まるか決めかねていたら、すでにこんなに日にちが迫っていました(笑)。たまりかねたパートナーが今朝、勝手に札幌のカプセルホテルに予約を入れといてくれたので助かりましたが・・・ほんと、僕が抜けている性格なもので、いつも助けられてます。(情けな〜。)

 そんなこんなで、今回は一人で行くのですが、「行く前に誰も知り合いがいなくても、これだけ楽しむことが出来ましたよ〜ん」って楽しく報告できるように、積極的にいろんな人と知り合いになって来ようと思いま〜す。誰か僕を見かけたら声かけてくださいね〜!(←って、顔も晒してないのにどうやってわかれっちゅうねん。笑)

★このブログはいつの間にか、札幌レインボーマーチ公式サイトと相互リンクしています。

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