フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-04
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工藤静香「潤んだハート」●名曲レビュー012

 切なさがこの心凍らせる 冷たく
 息をかけても 曇るだけ

 愛しさが情熱を燃やしてる 激しく
 涙落ちても 消せなくて

 どんなに深く信じてみても
 ダメみたい
 時間よ戻って

 何が真実で 何が罪なのか
 こんなに近いのに 分かり合えない
 抱きしめられるたび
 (How)can I believe again
 forgiving all this pain

 今ならきっとね ありがとうって言える
 こんなに こんなに貴方を愛せた
 燃え尽きたハートは
 こんなに痛いんだ


 words:愛絵理
 music:家原正樹
 arrangement:中野定博


 惚れると人は盲目になる。しかし惚れなければ見えないものがある。だったら僕は惚れ続けたい。いつか醒める時が来るからと、乾いた目で傍観していては何も感じない。何も掴めない。そんな自分はもう要らない。

 惚れるも醒めるも、我が心に向き合えばこそ。傷つくことの出来る心があることを、誇りに思いたい。

●2005年4月に発売されたシングル「心のチカラ」のカップリング曲。本人作詞。PONY CANYONサイトで視聴できます。
工藤静香「心のチカラ」
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工藤静香「私について」●名曲レビュー011


 私について 語られる出来事
 もれなく聞いてから 愛し始めて
 私について 誰も知らない
 あなたのその瞳は 何処を見てたの

 風が吹く予感
 内からかけた鍵を あなたが解き放つ

 薔薇かもしれない 毒かもしれない
 不思議かも 炎かもしれない
 みつめてほしい あぁ教えてほしい
 きっと それが正しい

 私について 知らなすぎるのは
 どんな人より  たぶん私よ


 words:中島みゆき
 music:後藤次利
 arrangement:Draw4


 鏡を見なければ 自分の姿はわからない
 相手に映る姿を通して 人は自分を知って行く
 相手が変われば自分を映す 鏡も変わるし見方も変わる
 とらえどころのない世界
 とらえどころのない存在
 人は一人じゃ生きられない


    

●1990年。当時まだ20歳だった静香さんに、中島みゆきさんが書き下ろした曲。数々のヒット曲に隠れて今日ではインパクトが薄い印象になっていますが、当時のヒットチャートでは1位を記録。歌番組では「歌いこなそう」と懸命な姿が印象的でした。歌詞に「鍵」という言葉が使われていたり、アレンジがラテンテイストだったりと、どことなく新曲の「Clavis-鍵-」の世界観と似ているためか、最近よくこの曲のことを思い出します。

●たしか、このCDシングルは17歳の誕生日に、当時仲の良かった女の子がプレゼントしてくれた思い出があります。すごく気の合う子だったんだけど、不思議と互いに「一定の距離」を置きながらの関係でした。なにかを探り合っているかのような微妙な距離感。もしかして彼女は、僕の本質を見抜いていたのかもしれない、なんて思うことがあります。機会があったら再会して、いろいろ話してみたい人の一人です。

●考えてみると、そういう人って何人も思い当たります。僕が自分を隠さず「今の僕のままで」会うことは、なんだかやっと本当の意味でその人たちと「出会う」ことになるような気がします。


●「雪・月・花」以来、工藤静香・中島みゆき8年ぶりのコラボ・シングル
  「Clavis-鍵-」 発売中。
PONY CANYONサイトで試聴が出来ます。
●テレビ・ラジオ出演・雑誌掲載最新情報はこちら。
「Fe-MAIL」でインタビュー掲載中。

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工藤静香「us」●名曲レビュー010


 孔雀が羽を広げてる
 大事なものを隠すように

 果てなく続く心の中
 願う幸せ 喜びも
 言葉にすれば

 僕らは・・・

 無情にも過ぎて行く時代の中で
 牙をむき爪を立て
 生きるんだ
 夢で想うより険しい道を
 信じ合い守り合い
 僕らは


 「us」
 words:愛絵理(工藤静香)
 music:AYUMI MIYAZAKI
 arranged by:TSUKADA

 未来の成り行きは誰にもわからない
 過去の出来事ならば すでに知っている

 たくさんの涙 たくさんの悲しみ
 たくさんの憎しみから生まれた たくさんの戦い

 もう戦いたくはナイ でも戦わなければ失うこともアル
 黙っていたら同じ憎しみが 再び生み出されるスパイラル
 抜け出したいけど抜け出すためには
 牙も爪も必要なときがある

 あくまでも戦略としての 上手に研ぎ澄まされた
 心ある爪が


コラボ記事
LGBT可視化に向けて029●「ホモフォビア賞」第一号誕生

●24thアルバム「Jewelry Box」
①maple  ②my dear  ③us  ④足下を飾る太陽
⑤Endless World  ⑥Wonderful Moment ⑦宝石箱  
⑧深紅の花  ⑨Believe Again  ⑩PRAY
⑪maple-remix-

NEWS!
本日18:00~フジテレビ系「ミュージックフェア21」に工藤静香さんが出演。新曲「Clavis-鍵-」、中島みゆきさんの曲「かもめはかもめ」、松田聖子さんの曲「瞳はダイヤモンド」を歌います。
共演は徳永英明氏、武田雅治氏。→公式サイト
(★地方により放送日・放送時間が若干違うようなのでご注意を。)FC2 同性愛Blog Ranking

工藤静香「きらら」●名曲レビュー008


 思いを きららの流れに
 貴方に 伝えたくて

 ずっと 感じている
 胸に溢れてる

 聞かせて どこまで続くの
 聞かせて 何を待つの
 何を 運んでゆく
 どこか寂しげに

 ねえ 抱きしめて つかまえて
 本当の私を
 川の流れは 貴方への
 戸惑いを溶かすの



 「きらら」
 words・music:ЯK
 arrangement:澤近泰輔


●「ЯK」こと河村隆一氏とのコラボレーションで生まれたこの曲は、1998年に連続ドラマ「神様、もう少しだけ」の挿入歌として使用され、カップリング曲「in the sky」と共に粘り腰のヒット。NHK紅白歌合戦では葉加瀬太郎氏のバイオリンをバックに熱唱を聴かせてくれた。

●ЯKプロデュース作品は「きらら」「in the sky」「一瞬」「piece of a star 」の4曲。どれも彼女の繊細で透き通った声質が生かされたシンプルな曲調であり、中島みゆき作品での「ダークな世界観」とはまた異質な面を引き出した河村隆一氏とのコラボレーションも、歌手・工藤静香の大事な財産である。

●とどめておきたい。永遠にしてしまいたい。だから人は歌にする。

   

●「きらら」収録アルバム・・・「カレント」
●コラボ記事・・・劇団フライングステージ「ムーンリバー」●PLAYレビュー
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工藤静香「雪・月・花」②●名曲レビュー007


何かを私に与えてくれるのならば
ひとつだけ与えて
自由をください
あなたを愛してもいいという
自由だけをください

解き放して 私を早く
縛らないで 私を早く
あなたなしで生きる未来の寂しさから
自由にしてよ
なんにもわかっていない人ね

雪・月・花
移ろわないのが恋心
雪・月・花
ひたすらつのるばかり
Ah・・・

words,music:中島みゆき
arrangement:瀬尾一三



●前回に引き続き「雪・月・花」。二番の歌詞は、ますます激しさがエスカレートするのです。

●中島みゆきの詩世界は、毒を毒のままでポーンと聴き手に放り投げてくるのが特徴。偽善というオブラートで表面を清潔に包まないからこそ、聴き手の心に直接突き刺さってしまう。
狂気が生み出す「凶器」のようなものである。

●「移ろわないのが恋心」と断言し、その思い一色で最後まで攻め続けるのがこの歌の強さ。なんのためらいもなくそう思えることって、一生のうちにそうあるものではない。ついにはそんな思いを持たずに生涯を閉じる人もいるだろう。だからこそ、幸運にも狂うべき時を迎えたら、あとさきの事など考えないで思いっきり狂うべきなのだ!(注:命を落とさない程度にね。笑)

●この歌の持つ激しさが「最近の自分からは遠のいたなぁ~」と感じてしまったら気をつけよう。人として「アガッてしまった」証拠なのかもしれないから。

31thシングル
「雪・月・花」
(1998年2月18日発売) C/W②Wish

収録アルバム
「Best of Ballade カレント」 
「Millennium Best」
「中島みゆき SONG LIBRARY BEST SELECTION」 

PV集
「female 5&6 」(DVD)・・・狂気の映像世界です。

中島みゆき版「雪・月・花」収録アルバム
「おとぎばなし-Fairy Ring 」


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工藤静香「THAT IS WHY」●名曲レビュー005

いつも着るのはお下がりばかり
新しい服着てみたいのに
袖は長く 丈も長くて
腕まくりして砂遊びね

何より好きなお祭りの日は
ヨーヨーすくい わた菓子食べて
日が暮れれば 空には花火
細く上がって大きく咲く

幼い頃に残る想い出は
全部が大きくて
SO THAT IS WHY

探してるものは まだみつからない
カバン一つ持ってここに来た
WHY 何を怖がるの
今までだって進んでこれたよ


「THAT IS WHY」
words:愛絵理
music:吉川理
arrangement:CHOKKAKU



●1999年に発売されたアルバム「Full of Love」より本人の作詞曲。レコードに針を落とすアナログ音から始まり、重みのあるアレンジで展開されるミディアムテンポの曲です。

●このアルバムは工藤さんがサーフィンに熱中していた時期のものであり、彼女のアルバムにしては珍しく軽めのトーンで統一されています。その中でこの曲のマイナーな曲調は異色ではあるのですが、僕はいちばん聴き込んでいます。

●幼い頃の記憶というのは、ふとした時に突然蘇り現在の感情を揺さぶります。時には夢に出てきたり、歌を聴くことで思い出したり・・・。どうしてそれを思い出したのかを考えてみると、現在の自分の精神状態を計るバロメーターにもなるような気がします。

●工藤さんには年の近いお兄さんがいたらしく、どうやら「お兄さんっ子」だったようです。ちなみに僕は逆のパターン(笑)。幼い頃の写真を見ると、2歳違いの姉の後ろに、いつもくっついて写っています。姉は男まさりの性格であり、一緒にいれば大体、守ってくれました。年の近い姉弟というものは、ほぼ一緒に育つために親友以上の精神的つながりを持つようです。今でも姉に会うと、自分を見ているかのような気持ちになります。いちばん理解しあっている人間同士なのかもしれません。

●工藤さんの大好きだったお兄さんは亡くなりました。工藤さんがソロデビューする前の10代の頃、どうやらバイクの事故だったようです。(この情報は、木村拓哉さんと結婚した時の騒動の渦中、週刊誌に書かれていた記事で知りました。)

●光と闇の共存する彼女の歌世界や価値観に、そのことは少なからず影響を及ぼしているのではないかと思います。その事実を知ってから彼女の作詞した曲を聴き返してみたら、お兄さんに捧げたのではないかと思われる曲がいくつかあることに気が付きました。

●「探してるもの」というのはきっと、みつからなくていいんだと思います。みつけるまでの過程が「生きる」ということだと思うから。


22ndアルバム「Full of love」
(1999年6月2日発売)
①Blue Zone
②ダイナマイト
③Toward・・・
④LOOSE
⑤ずっと
⑥SEASIDE
⑦Super
⑧THAT IS WHY
⑨ZIGUZAGU
⑩すべてを僕が・・・
⑪color
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工藤静香「深紅の花」●名曲レビュー004

永遠なんていらないから 
今はただ
透き通るまで 愛を染めて 
赤い血で

Nothing Lasts Forever
壊れて行く時間を止めて
終わりのない愛を信じた
そんな夜

でも時は流れる 
いつか砂に帰る
いつか又 
深紅の花咲くまで

その時まで 
I say Good-bye



「深紅の花」
words:橘朋実
music,arrangement:YOSHIKI




●工藤静香、独身時代最後のシングル。前作から一年半のブランクを経て発売。
ピアノとストリングスに乗せて、繊細で息の詰まるような世界観を聴かせてくれます。

●リリースに間隔が開いたのは、デビューからずっと所属しつづけたレコード会社「PONY CANYON」との契約が切れ、なかなか次の会社が決定しなかったことが理由のようです。

●せっかく歌手として充実の時を迎えようとしていた彼女にとって、やりきれない日々だったと思います。その間も芸能活動を休んでいたわけではなく、連続ドラマに出演したり、音楽バラエティーの司会をしたりもしていました。
肝心の歌手活動は?。ファンとしては不安な気持ちで彼女の動向を見守っていました。

●そんな最中、木村拓哉氏との種子島デートが芸能マスコミを大々的に賑わせます。
この数年前から彼女はサーフィンにはまっていたので驚きはしませんでしたが「歌はどうしたの?」と、やっぱり思ってしまうのでした。

●一年半ぶりのリリース決定の情報が流れた時の方が、僕としては驚かされました。なんと「元カレ」であるYOSHIKI氏の経営するレコード会社から、YOSHIKI氏のプロデュースで発売するというのですから。

●しかし、それはとても彼女らしいやり方だと思いました。
「歌手としての人生で、一度はYOSHIKIの曲を歌いたかった。時期は今しかないと思った」
・・・この言葉を聞いて、僕はホッとしました。周囲がどう思おうが、彼女が歌手としての自分の必然を貫けているのなら、それでいいんです。

●こうしたことは、表現者としてお互いをリスペクトしているからこそ出来ることだと思います。
そして発売されたこの曲は、YOSHIKI氏のプロデュースに全面的に身を委ね、
「ボーカリスト」に徹しきったピュアな歌い方を楽しむ彼女でした。
澄み切った歌声からは、音楽を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

35thシングル「深紅の花」 (2000年11月8日発売)
C/W②足下を飾る太陽
③PRAY
収録アルバム「Jewelry Box」
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工藤静香「嵐の素顔」②●名曲レビュー003

空車の赤いサイン 流れる街角
どこをどう歩いていたのか 海が見えてきたわ

見知らぬ人でもかまわないから
ふるえるこの肩どうぞ 抱きしめて欲しいの
ふいに頭上かすめ ジェットが飛ぶ
心細さを集めて 波にほうり投げた
海が割れればいいの・・・

嵐を起こして すべてを壊すの
嵐を起こして 素顔を見せるわ

「嵐の素顔」
words:三浦徳子
music,arrangement:後藤次利


●REVIEW●
前回に引き続き「嵐の素顔」。
この曲は2番の歌詞も面白い。

不意に頭上かすめ、ジェットが飛ぶ

・・・突然挿入される風景描写。
飛び去るジェットの残響音は、目の前に広がる海の大きさを強調し、主人公の孤独をさらに際立たせる。

孤独と対峙し、自らの素顔を悟った彼女は、新しい恋に向かうのだろうか。
それとも、もう一度素顔で彼と向き合うのだろうか。

ジェットの飛び去った彼方に思いを馳せる彼女には、広大な未来が拓けている。



●工藤静香さんと三浦徳子さんについて●
この二人の組み合わせは、デビュー当時から始まっています。1988年に発売された2ndシングル「Again」のカップリング曲「If」が最初です。
その後、1stアルバム「ミステリアス」では、タイトルチューンの「ミステリアス」と「パッセージ」の2曲を担当。秋元康、松井五郎、田口俊らと共にデビュー当時の彼女を支え、「歌手・工藤静香」というブランドを形成するために重要な役割を果たしました。
作詞家・三浦徳子の名は、歌謡曲に興味のある人ならばよく目にすることと思います。他にどういう曲を手がけて来た人なのか。「パノラマ歌謡曲」というサイトからピックアップしてみました。

●作詞家・三浦徳子の業績(1987年までの主なシングル)●

1978年
石川ひとみ「右向け右」
石川ひとみ「くるみ割り人形」
八神純子「みずいろの雨」

1979年
八神純子「想い出のスクリーン」
榊原郁恵「青春気流」
庄野真代「ジャングル・コング」
岩崎宏美「万華鏡」

1980年
岩崎宏美「スローな愛がいいわ」
八神純子「甘い生活」
松田聖子「裸足の季節」
河合奈保子「大きな森の小さなお家」
松田聖子「青い珊瑚礁」
多岐川裕美「酸っぱい経験」
野口五郎「愁雷」
ピンク・レディー「うたかた」
松田聖子「風は秋色」
パティ「明日…咲く」
沢田研二「おまえがパラダイス」

1981年
松田聖子「チェリーブラッサム」
松田聖子「夏の扉」
郷ひろみ「お嫁サンバ」
沢田研二「渚のラブレター」
榊原郁恵「太陽のバカンス」
郷ひろみ「もういちど思春期」
三原順子「真っすぐララバイ」
沢田研二「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」
郷ひろみ「哀愁ヒーロー」

1982年
三原順子「氷河期」
田原俊彦「君に薔薇薔薇・・・という感じ」
郷ひろみ「純情」
柏原よしえ「恋人たちのカフェテラス」
早見優「Love Light」
小泉今日子「ひとり街角」
沢田研ニ「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」
八神純子「Touch you, tonight」
シブがき隊「ZlGZAGセプンティーン」
田原俊彦「ラブ・シュプール」

1983年
シプがき隊「処女的衝撃!」
早見優「夏色のナンシー」
田原俊彦「シャワーな気分」
中村雅俊「瞬間の愛」
早見優「渚のライオン」
杏里「CAT’S EYE」
早見優「ラッキー・リップス」

1984年
吉川晃司「モニカ」
沢田研二「渡り鳥はぐれ鳥」
杏里「気ままにREFLECTION」
高田みづえ「原宿メモリー」
堀ちえみ「東京SugarTown」
早見優「ミスターセーラーマン」
田原俊彦「顔に書いた恋愛小説[ロマンス]」
刀根麻理子「デリンジャー」
堀ちえみ「クレイジーラプ」
荻野目洋子「ディセンバー・メモリー」

1985年
MIO「Good-bye, Lonely Blue」
堀ちえみ「リ・ボ・ン」
杏里「16BEAT」
渡辺典子「野バラのレクイエム」
TUBE「ベストセラー・サマー」
富田靖子「スウィート」
志村香「星のシンフォニー」
志村香「秋風はあなた」
富田靖子「君はシンデレラ」

1986年
渡辺典子「ここちE」
堀ちえみ「夏咲き娘」
湯江健幸「思い出のアニー・ローリー」

1987年
酒井法子「男のコになりたい」
真弓倫子「片想いグラフィティ」
石田ひかり「く・ち・び・る・ハート・ツー」

●こうして見てみると、各時代の「アイドル」と呼ばれた歌手を中心に幅広いタイプの楽曲を手がけてきたことがわかります。意外だったのは松田聖子のデビューから5曲目までのシングルを全て手がけていたということ。まさか「嵐の素顔」と同じ人が「♪あ~~、わたっしぃのぉぉ、こぉいわぁぁぁ~」を作っていたとは・・・守備範囲広いですね~(笑)。

●郷ひろみ「お嫁サンバ」、杏里「CAT’S EYE」、シブガキ隊「ZlGZAGセプンティーン」、吉川晃司「モニカ」など、他にもスゴイ曲がたくさんありますね。全体的に「強い・激しい・尖った・濃い」イメージの歌詞を得意としているようです。

●80年代に活躍したアイドルは職業作家に曲を依頼していたので、ヒットチャートは限られた売れっ子作家達が席捲していました。三浦徳子さんも間違いなくその一人。傾向としては、デビュー当時で路線を模索中のアイドルを手がけることが多かったようです。「嵐の素顔」もそうした流れの一つではありますが、80年代後半に不調気味だった三浦徳子さんにとっては、久々に「ヒット曲」として成功した作品であるようです。

●その後、工藤静香への楽曲提供は1993年まで続きますが、シングルとしては1991年の「Please」のみ。しかしアルバムの中で、その独特の激しい世界観は強烈なスパイスになっています。松井五郎氏と並び、セルフ・プロデュース開始までの初期の時代を支え続けた大切なブレーンであったと言えるでしょう。

7thシングル「嵐の素顔」 (1989年5月3日発売)
c/w「永遠の防波堤」
☆収録アルバム
「HARVEST」 「Unlimited」 「intimate」
「スーパーベスト」
「She Best of Best」 「Millennium Best」
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工藤静香「嵐の素顔」①●名曲レビュー002

「君は素敵だから一人で平気さ
明日になれば また新しい恋に出逢えるだろ…」

強い女気取る くせがついたのは
みんなそう あなたのせいよ 
少し背のびしてた

冷たいピリオド 笑っちゃうね
人さし指 空に向け 鉄爪(ひきがね)を引きたい
空が落ちればいいの

嵐を起こして すべてを壊すの

「嵐の素顔」
words:三浦徳子
music,arrangement:後藤次利


●REVIEW●
彼のために自分を磨き「いい女」になれたと思っていた。
しかし結局見せていたのは、
強がって背伸びばかりしている自分のエゴだったのかもしれない。

フラれた夜。
一人で街を彷徨い、夜更けの海岸に辿りつく彼女。
「見知らぬ人でも構わないから、震えるこの肩どうぞ抱きしめて欲しいの。」
耐えられぬ孤独の叫び。
素顔を解放して乱れたくもなる。
・・・なぜその姿を彼に見せられなかったのか。なぜ仮面ばかり被ってしまったのか。
嵐を起こして壊したいのは、そんな自分自身。
空を落として殺したいのは、そんな自分の幼さなのだ。


●この曲、高校時代にかなり流行してました。その頃の僕は吹奏楽部の一年生。文化系なのにも関わらず、なぜか体育会系みたいなスパルタ的しごきに耐えながら、ひたすら体力作りと基礎訓練に明け暮れてました。帰宅したら疲れきって寝てばかりだったので、この歌をテレビで歌う姿は、ほとんど見てません・・・せっかく全盛期だったのに~(笑)。どうやら「ザ・ベストテン」とかで一位を獲りまくっていたようですね。

●すごく憶えているのは修学旅行のバスで熱唱していた女の子。
バスガイド用のマイクを片手に、ものすごいテンションで歌い、振りも付いてました。
なにげにこの曲、リズム展開が複雑だから大変なはずなのに・・・唖然としました(笑)。

●ものまね番組で、この曲の手の動きをマネされることが多く、今では良くも悪くも彼女の代名詞のようになった曲です。しかし彼女としても「お気に入りの曲」ではあるみたいです。
昨年の「HEY!HEY!HEY!スペシャル」では司会のダウンタウンに「これだけたくさん曲があると嫌な曲もあるでしょ」と突っ込まれた際、「この曲は好き」と発言しています(←この曲「は」って、どういうこと・・・?笑。)

また、6月に放送されたNHKの「音楽 夢くらぶ」では世良正則さんが率いるバンドの生演奏をバックに、野太くパンチの効いた歌声を披露。久しぶりに歌手として圧倒してくれました。

●ただ、ヒットした当時のあの「振り」をやることについては、現在では抵抗があるようです。
今年の2月に「Lotus~生まれし花」のプロモーションで「ミュージックステーションSPECIAL」に出演した際、彼女の出演にちなんで80年代後半のアイドルたちがVTRで特集されました。
当時のアイドルは、やたらと無意味な振り付けをしながら歌わされることが多かったのですが、「あり得ないよね~。」「ダサい。」「アカ抜けてない。」と、自ら爆笑しながら突っ込んでいました(笑)。周囲の若い歌手たちが、彼女の無邪気な毒舌にどう対処していいのか困っていた姿が印象的です。
その後のメドレーでは「嵐の素顔」「黄砂に吹かれて」「慟哭」「Lotus」を歌ったのですが、あの「振り」は披露しませんでした。代わりにバックのスクリーンに映された過去の映像の中の彼女は、肩をイカらせて異様なテンションで踊りまくっていましたが(笑)。

●自分の過去に対して、彼女はよく笑い飛ばします。特に「アイドル」と呼ばれていた時期の自分に対しては容赦なく突っ込みを入れます。ただ、毒舌が過ぎることもあり、たまにハラハラさせられますが・・・(笑)。彼女はけっこう「トリックスター」なのではないかと思っています。

●僕としても、この曲が「工藤静香の代表曲」とされることについては異存はありません。
「嵐を起こしてすべてを壊す」・・・い~じゃないっすか。ROCKです。

7thシングル「嵐の素顔」 (1989年5月3日発売)
c/w「永遠の防波堤」
☆収録アルバム
「HARVEST」 「Unlimited」 「intimate」
「スーパーベスト」
「She Best of Best」 「Millennium Best」
☆この記事には続編があります。
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工藤静香「裸爪のライオン」●名曲レビュー001

裸爪のライオン 飛べないカモメ
まだ あきらめを覚えていない者

今日 僕は古い教科書を焼いた
涙をぬぐいながら
校庭の隅で いつもひとりだった
あの頃の日々を焼いた
凍りついた街を捨てて
旅に出る一日前だった

ハートが数える高度計(アルティメーター)
押さえても 押さえても つのってゆく
めげそうな めげそうな炎を
眠るなと 眠るなと 風が殴る
だれも知らない 明日はじまる伝説


「裸爪(はだし)のライオン」
words:中島みゆき
music,arrangement:後藤次利


●REVIEW●

この歌には何度
励まされてきたことか。

僕が中学時代に発売され、受験や思春期特有のいろんな悩みの渦中にある時、カセットテープに録音したこの曲から流れる、たどたどしいけど力強い歌唱に、エネルギーをもらいつづけて来ました。

二十歳を過ぎて実家を出た時。
東京での一人暮らしに向けて不安でいっぱいの時も。

一人の部屋でたまに聴いては、助けられた大切な曲です。




●1988年に発売された5曲入りミニアルバム「静香」収録曲。この年、デビュー2年目の彼女はシングル「FU-JI-TSU」ではじめて中島みゆきさんの詞を歌い、ヒットチャートの1位を獲得。その直後に発売されたこのアルバムでは、全曲の作詞を中島みゆきさんが担当しています。

●当時18才の、まだ声が細くて幼く、頼りない感じの歌声です。この骨太なロックナンバーを歌いこなすには正直、当時の彼女の声では力不足だったようですが、一生懸命声を振り絞り、なんとか歌いこなそうとしている感じがあって引き込まれます。「若さ」の持つ特権。
がむしゃらで一途な想いが詰まった一曲だと言えるでしょう。

●裏話として・・・当時、プロデューサーから「作詞を頼むとしたらユーミンと中島みゆき、どちらがいい?」と聞かれた彼女は、迷わず「みゆきさんっ!」と即答したそうです。この時に「ユーミン」と答えていたらその後の大ヒット曲「MUGO・ん・・・色っぽい」「黄砂に吹かれて」「慟哭」「激情」などは生まれなかったわけですね。路線も全然違っていて、松田聖子的アイドルポップスを歌うことになったのかもしれません。(想像できない~。笑)

●アルバム収録曲やシングルのカップリング曲には、知られざるみゆきさん提供曲がたくさん収録されています。この連載でどんどん紹介して行こうと思います。

ミニアルバム「静香」(1988年7月21日発売)
①証拠をみせて
②さよならの逆説
③FU-JI-TSU
④ブリリアント・ホワイト
⑤裸爪のライオン


☆この曲の「中島みゆきバージョン」は
アルバム「おとぎばなし-Fairy Ring」に収録されています。

jyobonさんのブログで、工藤静香「Super Best」が紹介されています。
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