嵐のようなRonさん満喫のLiving Together Lounge

イベント開始は17時からと告知されていたのですが、Ronさんの出番は18時頃とRonさんのブログに書いてあったので、「イベント自体には遅刻しちゃったなぁ~」と少し罪悪感を感じながら17時30分頃に会場に着いたのですが、ArCHの入り口には主催者の張由紀夫さんが居たので時間を再確認すると、Ronさんのトークは18時40分頃からとのこと。(ちょっと予定がズレたみたい。)
階段を下りて地下の会場に入ると、ドリンクを飲みながら楽しげに談笑する人が既にいるもののイベント自体は始まっておらず、僕はRonさんの姿を探します。時間はズレたものの出番が迫っているわけで、きっと緊張してるに違いない。そう思って緊張を和らげようかと思って。
ところが場内にRonさんの姿は見えなかったので、もしかして楽屋のようなところに居て緊張に身を震わせてるのかも知れないとも思い、ケータイで電話かけてみたらすぐにRonさんは出たのですが「今、新宿着いたとこ~」と緊張とはまったく無縁のいつもの調子。・・・心配して損した(爆)。
まぁホッとして入り口付近のソファで知り合いのビアンさんと喋ってたら、くま絵師な悠君とかヒゲとホルンなsakuraさんが来たのでRonさんの大物っぷりを報告したらば「このイベントは、慣れてる人はゆっくり来るんだよ」とのこと。あれま~と思ってたらRonさんとパートナーさんが重役出勤で登場(笑)。
そして定刻になり張さんたちのトークが終わり、いよいよステージに上がったRonさんは、前口上を述べず(ほぼ)いきなり椅子に座って手記の朗読を開始。しかもRonさんがチョイスした手記はかなり、SEXに関する記述が赤裸々な内容(ドピュッとか。笑)。
しかもRonさんがあの口調で怒涛のように朗読するものだから一種独特の不思議なリズムが生まれて途中で会場から笑いが起きたりなんかして、そしてそのままトークに突入したのですが、まさに嵐のように繰り出される言葉の内容の面白さに、あっという間に時が過ぎて行ったのでした。あ~いいもの見た。そして格好良くて惚れそうになりました。(ホントに惚れるとアイデンティティの見直しがややこしくなりますのでやめときます。爆)
その後、Ronさんとパートナーさんとココロカフェで食事したのですが実はウチらが直接会うのはすごく久しぶりで、正月にパフスペースでやった「綾さんに聞く!MtFレズビアンな恋バナ&SEX」以来だということが判明。つまり半年ぶりだったのに全然そう感じないのが不思議でした。すべてを含めて嵐のようなひとときでした。
★今日のRonさんのトーク、そのうちYouTubeに載ると思います~。→FC2 同性愛 Blog Ranking
Ronさんが8月1日(日)の「Living Together Lounge」に出演●新宿二丁目ArCHで17時から。HIV陽性者の手記朗読&音楽イベント

このたび、8月1日に新宿二丁目のArCHというクラブで行われる「Living Together Lounge」に出演することになったそうで、公式サイトにイベント情報がアップされています。(こちらでのRonさんの写真は素敵ですよ~。→Living Together Lounge)
このイベントは「Living Together計画」の一環として、HIVの人もそうでない人も「すでに一緒に生きている」というメッセージを発信するため、毎月第一日曜日に無料で開催されている音楽&HIV陽性者の手記朗読イベントです。これまでに何度も「ろんちゃんのテキトー日記」でHIV/AIDSについての知識を「ちゃんと持とう」と発信してきたRonさんが今回なにを語るのか。親と年齢の違う双子の弟としては見逃すわけには参りませんっ!→FC2 同性愛 Blog Ranking
Rainbow Arts - セクシュアル・マイノリティ(LGBT)によるアートの祭典、新宿・全労済ホールSPACE ZEROにて31日(土)17時まで開催中

毎年夏のお楽しみ。レインボーアーツが今年も始まったということで、新宿西口の全労済ホールスペースZEROに行ってきました。

今年は31組のアーティストによる多彩な作品が、一堂に会しています。

セクシュアリティを強く意識し、エロスを前面に出した作品もあれば

キュートなセンスの作品もあり、平面だけではなく立体での出展も多数。

ジャンルも表現方法もさまざま。多様なセクシュアリティ、性自認のアーティストたちが、ゆるやかな繋がりを楽しみながらの表現空間を今年も創出していました。

会期は31日(土)17時まで。JR新宿駅から京王新線新宿駅方面へと続く地下道を通れば、冷房の利いた環境のままで会場最寄りの出口まで行けますよ。→FC2 同性愛 Blog Ranking
リム・デズリ監督『恋人はバンパイア』のDVDが発売されました

★『116 恋人はバンパイア My First Kiss』 [DVD]
トークでマーガレットさんも指摘しておられましたが、レズビアンであるリム・デズリさんの「カラッとした持ち味」が生かされたポップでキュートな作品であり、上映時も大好評でした。まだご覧になったことの無い方はぜひ、この機会にどうぞ。TSUTAYAでもレンタルで並んでいるそうです。
リム・デズリ監督はレズビアンとして「クィア映画」やTVドラマを制作する他にも、マレーシアにおけるビルマ難民の問題を扱ったドキュメンタリー映画『HOME』を制作するなど、ジャンルを越境して幅広く活躍中。現在は、カナダのバンクーバーで次回長編作品の準備中とのことで、今度はどういった作品になるのでしょう?こちらも楽しみです!
●パフ★シネマですが、akaboshiが現在作品制作中のため休止させていただいております。また秋ごろに再開できればと思ってますので、その際にはよろしくお願いします。→FC2 同性愛 Blog Ranking
ゲイ嫌いの少年を養子にとったゲイ・カップルを描く『パトリックは1.5歳』、EUフィルムデーズ2010にて6/17(木)15:00、6/19(土)16:00上映

この映画、昨年(2009年)の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されたときに観たのですが、同性愛者に対する偏見をバリバリに持った少年を、手違いで養子として引き取らざるを得なくなったゲイ・カップルの悲喜こもごもがコメディタッチで描かれていて、印象深い作品でした。(→当時の記事はこちら。)
中でも面白かったのは、ゲイ・カップルが養子を取るまでの審査の過程が描かれていたところ。スウェーデンでは最近、同性同士のカップルが養子をとって子育てをするケースが増えてきているようなのですが、ちゃんと子育て環境が整っているかどうか、役所からの厳正な審査を受ける必要があるのです。そのために緊張する様子が描かれていて「なるほど~。そういう現象も発生するのかぁ~」と思いました。

…こうやって思い出して書いていたら、また観たくてしょうがなくなってきました(笑)。上映は6/17(木)15:00と、6/19(土)16:00の2回。
フィルムセンターといえば普段は昔の日本映画を上映しているので1950年代~70年代頃の日本映画が大好きな僕としては通いまくっているところなのですが、まさかあのスクリーンで海外のゲイ映画が観られるだなんて思わなかったのでうれしいです。この貴重な機会にもう一度、観返してみようと思います。→FC2 同性愛 Blog Ranking
60年代の岸田今日子は「性の多様性解放映画」のミューズだった。レズビアン映画『卍』、そしてゲイバー描写映画『肉体の学校』に主演

●DVDも発売中→『卍』 [DVD]
谷崎潤一郎がこの原作を書いたのは1928年(昭和3年)のこと(早っ!)。その7年後である1935年(昭和10年)には、吉屋信子原作の『乙女シリーズ その一 花物語 福壽草』が映画化(2009年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映)されるなどの動きがあったようですから、日本近代文学や映画の世界では昭和初期に「女性同性愛モノ」を描くことや、それを求める市場がある程度形成されていたようですね。(しかし戦時体制により、そうした文化的成熟はやがて一気に後退させられたようですが。)
「男性同性愛モノ」としては終戦から4年後の1949年に発表された、三島由紀夫の『仮面の告白』が先駆的な作品と言われているわけですが、昭和初期にはどうだったのでしょう?気になるところです。
●『仮面の告白』(新潮文庫)
ところで。この「卍」は日本映画界でも愛されている原作のようでして、以下の通り4度も映画化されています。なんとな~く、異性愛男性向けの「AV」的な需要に応じているような雰囲気も感じられます。(たぶんそういう側面が強いのでしょう。)
1964年7月25日に増村保造監督、若尾文子と岸田今日子の主演で映画公開→[DVD]
1983年2月12日に横山博人監督、樋口可南子と高瀬春奈の主演で映画公開→[DVD]
1998年3月6日に服部光則監督、坂上香織と真弓倫子の主演で映画公開→[VHS]
2006年3月25日に井口昇監督、秋桜子と不二子の主演で映画公開→[DVD]
●YouTubeより~映画『卍(まんじ)』予告編
「禁断の恋に落ちる」とか「彼女らの奔放な性の行状」といった表現に、昭和初期の文学が持っていた「同性愛観」が滲み出ているわけですが、その後の映画化によって描かれ方に変化があるのか?ないのか?も含めて、比較鑑賞してみるのも面白いかもしれません。<増村保造監督版・作品解説>(amazonより
)
・・・柿内弁護士(船越英二)の妻、園子(岸田今日子)は美術学校で知り合った若い娘光子(若尾文子)と禁断の恋に落ちる。彼女との永遠の愛を信じていた園子の前に、光子の婚約者と名乗る綿貫(川津祐介)が。実は綿貫から逃れたいのだと言う光子に、園子は光子と心中の芝居を打つ。ところが、駆けつけた柿内は光子と関係を持ち、溺れていく。光子に翻弄され続ける園子。ある日、綿貫は彼女らの奔放な性の行状を新聞に暴露する。追いつめられた3人が選んだ道とは…。
谷崎潤一郎の同名小説の映画化1作目。監督は『兵隊やくざ』『陸軍中野学校』の増村保造。谷崎文学の官能的な世界を忠実に映像化。当時20代の若尾文子の小悪魔的な演技が光る。(仲村英一郎)
さて岸田今日子さんといえば『卍』の翌年には、木下亮監督『肉体の学校』に主演。こちらでは、池袋のゲイバーに入り浸ってバイセクシュアル男性(山崎努)への恋に溺れて行く有閑マダムを演じるなど、1960年代の日本映画において数少ない「セクマイが描かれた映画」に2本も主演されています。1964年の勅使河原宏監督『砂の女』でも、香り立つように性的な存在である女性を演じており、当時の日本映画界で「性描写」が積極的に推進され、その世界観を体現できる代表的な女優として存在していたのだということがわかります。
そんな彼女だからこそ、当時においては画期的な表現だったであろう「レズビアンもの」や、「バイセクシュアル男性に溺れるマダム役」が舞い込み、見事に「ミューズ」としての役割を果たしていたのでしょうね。
DVD化されていないのでなかなか観ることが出来ない『肉体の学校』ですが、6月13日(日)~19日(土)にラピュタ阿佐ヶ谷で開催される岸田今日子特集上映で観ることが出来ます。60年代のゲイバー風俗が見事に活写されていることでも見応えのあるこの映画、ぜひ機会を見つけて御覧になることをオススメします。『薔薇族』も創刊されていなかった時代にセクマイ当事者たちをドラマとして再現した活気に、僕は大いなる刺激を受けました。→FC2 同性愛 Blog Ranking
こそばゆそうな映画 『ナチュラル・ウーマン2010』

★公式サイト
松浦理恵子原作『ナチュラル・ウーマン』
この映画に僕が興味を持っている理由は、こそばゆそうだからなんですね(爆)。同性愛に「美しさ」の意匠をまとわせ耽美的に描くというのは、つまりは異常視しているわけで基本的に「ヘテロ的な感性が捉えた同性愛」なわけです。小説や映画で昔から繰り返されているパターンではあるのですが、「そんなに特別視しないで、なんでもな~く描いてよ」と思う反面、「でも・・・耽美的で背徳感の漂う世界もエロティックだし、嫌いではない」と思う、もう一人の自分がいるものでして。
そんな「もう一人の自分」は結構、「ヘテロ視点」が必死になってクリエイトする「同性愛というフィクション」の、創り込まれた世界を見て感じる「こそばゆさ」が、好きだったりするんですよ。いろいろ分析できるという意味でも興味深いですし。

宣伝チラシをよく見ると、はるな愛さんや浅香唯さん、内田春菊さん、斉藤由貴さんらのコメントが載せられているのですが、山田まりやさんの以下のコメントは、すごくいいなぁと感じました。(以下抜粋)
●映画『ナチュラル・ウーマン2010』予告編(30秒後に映像スタート)「私の知ってるハズの私はまだ裸の心を知らないのかもしれない。別れを経験する度に新しい自分に出会えたなら、これからも傷つく事を恐れずに男女問わず人に恋焦がれたい。」
う~む。予告編では「まだ、誰も知らない、女の愛の秘密」とか言ってるよ。期待通りにこそばゆい~。だってさぁ・・・「まだ、誰も知らない」っていう「誰も」には、「それを知っている人たち(当事者)」のことは含まれてないんですよっ!。これってば完全にヘテロ男目線の言葉じゃねぇかっ!というツッコミを言いたくなる自分がいつつも、この仰々しい感じ、嫌いじゃないので自分が引き裂かれます(爆)。怒り心頭になるのか、それとも「耽美な美しさ」に酔えるのか。さてどっち!?→FC2 同性愛 Blog Ranking
パレードパレード~♪

今年の日本国内での開催状況ですが、昨年開催されなかった神戸や東京の開催日が発表されるなど、各地で華やかに行われることになりそうです。このブログから発信されてきた過去のYouTube映像と共に、ちょっとまとめてみました~。
●5月16日(日)KOBEふれんどりーマーチ
・・・「神戸まつりおまつりパレード」の参加団体としての開催であり、市民まつり参加型パレードの草分け的存在。昨年は新型インフルエンザ騒動で「神戸まつり」自体が中止になったので2年ぶりの開催。このほど抽選を通過し、無事に開催することが本決まりになったそうです。16時20分あたりからのスタートになりそう。
→参加方法などの詳細は、ふれんどりーKOBE公式ページで順次発表。
2007年★神戸LGBTIQプライドマーチ2007 PLAYLIST
2008年★神戸LGBTIQプライドマーチ2008 PLAYLIST
●8月14日(土)第7回東京プライドパレード
・・・2007年以来、3年ぶりにいよいよ復活開催!国内のパレードとしては参加者数は最大級が予想されます。ロゴのデザイン募集や「“みんな”でブラス」そしてボランティアスタッフの募集なども始まっているようですので公式ホームページをぜひ御覧になってみてください。
→第7回東京プライドパレード公式ページ
2007年★第6回東京プライドパレード PLAYLIST
●9月頃 第14回レインボーマーチ札幌
→第14回レインボーマーチ札幌公式サイト(準備中)
2006年★第10回レインボーマーチ札幌2006 PLAYLIST
2008年★第12回レインボーマーチ札幌2008 PLAYLIST
●10月頃 第5回関西レインボーパレード
→関西レインボーパレードブログ(2010年の最新情報掲載)
2006年★第1回関西レインボーパレード2006 PLAYLIST
2008年★第3回関西レインボーパレード2008 PLAYLIST
2009年★第4回関西レインボーパレード2009 PLAYLIST
→FC2 同性愛 Blog Ranking
浜崎あゆみニューアルバム収録「Lady Dynamite」のPVに

→Gyao音楽・浜崎あゆみ「Lady Dynamite」
ドラァグ・クイーンが踊ってて男だらけ、つまり設定はゲイナイト。大人数で撮影されているので、もしかして知ってる人の顔が発見できるかも(?)。この歌詞の内容にゲイナイト持ってくるのってナイス♪
★浜崎あゆみ『Rock'n'Roll Circus(DVD付)』
ちなみに、これまでマーガレットさんは数々のPVに出演してきているらしく、安室奈美恵『ALARM』でも発見したこと有り。
マーガレットさん関連映像
●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭03●「後悔なんてしない/No Regret」主演イ・ヨンフンさんTALK
●パフ★シネマ●リムデズリ×マーガレットTALK
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綾さんがセクシャルマイノリ茶(tea)に出演!配信中

4月の配信分にはパフナイトやRonとakaboshiの直撃トークでおなじみ綾さんが出演していますので、ぜひこちらのサイトの「趣味・その他」のカテゴリーにある「セクシャルマイノリ茶(tea)からダウンロードしてどうぞ!(音が出ます)
☆注:後半で誰かさんが暴走してますが、お気になさらずに~。(ノー編集かよっ!みたいな。爆)→FC2 同性愛 Blog Ranking
メキシコの首都・メキシコシティーでも同性婚合法化、同性カップルが養子を迎えることも認める&日本のマスメディア全然伝えず
●Mister Gay Mexico
アメリカの首都ワシントンDCでの同性婚合法化に続いてメキシコの首都メキシコシティーでも、同性婚と同性カップルが養子を迎えることが合法化されました。ラテンアメリカでは初めてのことなんだそうですよ。
さて日本のマスメディアはどの程度伝えるか?と注目していたのですが、こうしたニュースをいつも報じるロイターとCNNのネットニュースと、それ以外では日刊スポーツだけでしたねぇ。これではネットのヘビーユーザー以外にはほぼ、認知されていないと見做してもいいのではないかと思います。う~む。しかもAFPは、セクマイ当事者側ネットメディアであるGEIRO.orgに、同ニュースを「世界のこぼれ話」カテゴリーに入れたことを批判される始末。なんだかなぁ。
ところでメキシコシティってどんな所なんだろうと思ってたら、先ほど(7日夜22時)に放送されたNHKスペシャル『MEGAQUAKE第3回~巨大都市を未知の揺れが襲う』で、1985年に長周期地震に襲われた都市としてたくさん映し出されました。超コワかったよぉ~という番組の感想はさておき、高層ビルがたくさんある超近代都市で、東京に似た雰囲気の場所が映し出されていました。
あと、メキシコと言えばなんと言っても(?)アメリカ映画『ブロークバック・マウンテン』。イニスとなかなか会えないジャックが、男を求めて旅する場所として登場していましたね。YouTubeで上記の「Mister Gay Mexico」の開放的な映像を見つけた時に、ふと、そんなことを思い出したのでした。
GEIRO.orgのこちらの記事によると、ローマカトリック教会や保守派議員からの反発も予想されるようですが、こうした動向が「世界に伝えられることによって変わっていくもの」も絶対にあると思うので、一進一退はあるかもしれませんが、マスメディアにはまだまだ積極的にニュースとして、伝え続けて欲しいです。
●Gay Marriage in Mexico City(2009年12月)
→FC2 同性愛 Blog Ranking
アメリカの首都ワシントンDCでの同性婚合法化に続いてメキシコの首都メキシコシティーでも、同性婚と同性カップルが養子を迎えることが合法化されました。ラテンアメリカでは初めてのことなんだそうですよ。
さて日本のマスメディアはどの程度伝えるか?と注目していたのですが、こうしたニュースをいつも報じるロイターとCNNのネットニュースと、それ以外では日刊スポーツだけでしたねぇ。これではネットのヘビーユーザー以外にはほぼ、認知されていないと見做してもいいのではないかと思います。う~む。しかもAFPは、セクマイ当事者側ネットメディアであるGEIRO.orgに、同ニュースを「世界のこぼれ話」カテゴリーに入れたことを批判される始末。なんだかなぁ。
ところでメキシコシティってどんな所なんだろうと思ってたら、先ほど(7日夜22時)に放送されたNHKスペシャル『MEGAQUAKE第3回~巨大都市を未知の揺れが襲う』で、1985年に長周期地震に襲われた都市としてたくさん映し出されました。超コワかったよぉ~という番組の感想はさておき、高層ビルがたくさんある超近代都市で、東京に似た雰囲気の場所が映し出されていました。

GEIRO.orgのこちらの記事によると、ローマカトリック教会や保守派議員からの反発も予想されるようですが、こうした動向が「世界に伝えられることによって変わっていくもの」も絶対にあると思うので、一進一退はあるかもしれませんが、マスメディアにはまだまだ積極的にニュースとして、伝え続けて欲しいです。
●Gay Marriage in Mexico City(2009年12月)
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