フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-10
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KAN「世界でいちばん好きな人」●名曲レビュー

時にぼくらは少しくい違い 意志をぶつけ合う
そんな時はただ雨降るように透明に丁寧に

確かなものは残ってないけど 少し自信が持てる
いつか静かに君の存在に裏付けられて

世界でいちばん好きな人
それはあなたと言ってくれるなら
その想いがいつまでも変わらぬようにと抱きしめる

遠くで起きてる戦争は いつ終わるのかもわからない
せめてぼくらはずっと互いを 許し合い生きよう

ぼくは誰とも争わないし 誰を憎む根拠もない
ただ落ち着きを取り戻すため ちらつくテレビを消そう




 「美しい」という、本来一人一人違うはずの概念が
 あたかも「皆で共有できる正解」であるかのように使われだした時代に
 危機を感じない僕らの危機。
 いつの間にか、 めまぐるしいスピードで何かが煽られている。

 「美しさ」の共有は一体感を生む。
 反面、陶酔状態に陥ることの弊害は20世紀の歴史が証明している。

 僕らはもう道具じゃない。僕らは悪魔を退治する正義でもない。
 僕らは一人一人、違ったものに「美しさ」を感じ、違ったものに「正しさ」を見つけ、
 違うことの豊かさを面白がれる複雑な生き物であるはずだ。

 ・・・冷静に。


「世界でいちばん好きな人」
Written by:KAN

収録アルバム
「遥かなるまわり道の向こうで」

KAN公式サイトアルバム試聴

NEWS!
●TOKYO FM「大江千里のLive Depot」9/28放送にKANが出演しました。現在、番組公式ホームページでライブ映像公開中。こちら。
「世界でいちばん好きな人」も歌ってます。
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KANリスペクト003●アルバム「遥かなるまわり道の向こうで」30日発売

 工藤静香さんと同じ位、僕を精神的にずっと支え続け、励まし続け、寄り添い続けてくれた歌を生み出している人にKANさんがいます。僕は嬉しい。この夏は、この2人が同時に活発な歌手活動を再開してくれたから!。これはきっと、なにかいい事の前触れに違いない。大きく踏み出せという後押しなのかもしれない。勝手にそう解釈しながら、両者の新譜の発売日を楽しみにしています。

 KANさんにとってアルバムのリリースは5年ぶり。この間、フランスに移住して歌手活動を停止していたので「もしかして引退かも・・・」とハラハラしていました。彼の「小心者でおっちょこちょいだけどユーモラスな歌世界」はやはり唯一無二のものであり、もう聴けなくなるなんて信じられないと思っていました。それはまるで、自分の大切な一部分がもぎ取られてしまったかのような感覚でした。だから今回の本格復活は本当に嬉しいし、彼の周囲に「彼の音楽のファン」がたくさんいて、ちゃんと待っていて支え続けているという事実には感謝です。

 一時期は「歌い続けること」の壁にぶつかり、「遥かなるまわり道」をしてしまったKANさんだけど、ちゃんとこうして帰ってきた。そんな今の彼だからこそきっと、力が抜けた「本当に豊かな歌」が歌えるのかもしれません。普通の言葉で、普通の視線で、小さなことを大切に歌う彼のセンスとユーモアが、僕は大好きです。

14thアルバム「遥かなるまわり道の向こうで」→試聴はこちら。
1.世界でいちばん好きな人
2.キリギリス
3.彼女はきっとまた
4.小さき花のテレジア
5.エンドレス
6.おしえておくれ
7.遥かなるまわり道の向こうで
8.カレーライス
9.RED FLAG(一般道路速度超過)
10.アイ・ラブ・ユー(version:CJP)

KAN公式サイト
KAN「遥かなるまわり道の向こうで」
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KANリスペクト002●新曲「カレーライス」を入荷してくれCDショップさん!

 このブログに「KANリスペクト」というコーナーがあるのをお気づきでしたか?。
 ずっと放置してましたが、やっと嬉しいニュースが書けるんです。2/22に、KANの4年半ぶりのニュー・シングル「カレーライス」が発売されました。
●KAN公式サイトで視聴ができます。

 僕は高校時代から彼の音楽のファン。大方の人と同じく「愛は勝つ」で存在を知ったのですが、その後もずっとファンであり続け、工藤静香さんと同じ位の頻度で聴いて生きてきました(笑)。しかしKANさんは2001年のアルバム『Gleam & Squeeze 』に「カラス」という意味深な曲を収録したのを最後にフランスに移住してしまい、日本での音楽活動は事実上停止。このまま引退してしまうのかと悲しみに暮れていたのですが・・・昨年あたりからSMAPや後藤真希さんらに楽曲を提供。じわじわと「復活」を匂わせていました。

 KANのファンは実は音楽業界に多いらしく、平井堅さんやaikoさんが「好きなアーティスト」として名前を挙げているのを目にしたことがあります。彼らの音楽を聴いていると、コンセプトやメロディー展開、「ポップ」を志向する音楽的センスに共通点が感じられることがあり、納得です。
 待ちに待った本格復活。あのひょうきんなキャラクターと共に、これからも「カッコつけちゃうけど実は気弱な『男の本音』を歌わせたら右に出るものはいない」と僕が勝手に思っている(笑)、KANの歌世界に期待しようと思います。

 それにしても、このCDを買い求めるのにCDショップを4件も廻ることになるとは思いませんでした。発売日だったのでまさか売り切れたわけではないでしょうから、どうやら最初から入荷すらされていないようなのです(ひどい〜)。
 やっと見つけた4件目でも「NEW RELEASE」コーナーにはもちろんなく、かといってアーティスト別の棚に「KANコーナー」があるはずもなく、悲惨なことに「カ行」の所に入りきれなくて棚の隙間に横向きに挟み込まれていました・・・。
 この曲、一応ドラマ主題歌だぞ〜(TBS系の昼ドラマ「銭湯の娘!?」)。もしかして奥様たちが「あらっKANだなんて久しぶり〜」と買いに来るかもしれないじゃないかっ。同日発売の宇多田ヒカルさんや槇原敬之さん、ドリカムの新譜等が特設コーナーまで設けて店頭に何十枚も並べられている光景が、非常にまぶしく羨ましく感じられました。CDショップさん、せめて一枚ずつでもいいから入荷しといてくれ〜!

 曲は、KANならではの脱力感が相変わらずで、長年のファンにとっては「ツボ」でした。シングルにしては地味だけど、聴きこむほどに味の出るスルメソングになりそうです。

●KAN「カレーライス」

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KAN「カラス」

アルバム「Gleam & Squeeze」に収録されているこの曲は、なんともいえず胸に迫ってくる。
「孤独」と向き合い、新たな地平に向かって歩き出そうとする人の気持ちを、夕空を行くカラスに重ね合わせているのだが、その情景描写を詩が唄い、ギターによる哀感を帯びた響きが世界観を丁寧に表現する。なおかつ「ジメッ」としていないところがいい。
日本での歌手活動を一時休止しフランスに旅立つ前のKANの気持ちとも察せられるが、誰もがきっと、何か新しいことに踏み出す前の、期待と不安でいっぱいながらも自由に身を委ねる爽快感・・・。そんな心情と重ね合わせることが出来るだろう、普遍性を帯びた名曲だ。
ちょっと嫌なことがあったとき、気持ちを落ち着けたいときに無性に聴きたくなる。

●「Gleam & Squeeze」
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