第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開16●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク7●たとえ政治的に正しくないと言われても

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。今回でこの映画に関するトークの紹介は最後になります。
『そして彼女は片目を塞ぐ』7●たとえ政治的に正しくないと言われても
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
http://d.hatena.ne.jp/negorin/
話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開15●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク6●世の中が見え過ぎないよう片目を塞ぐ

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。今回も質疑応答の場面。「奇妙な喪失感がある」との語り始めから導き出された対話です。
『そして彼女は片目を塞ぐ』6●世の中が見え過ぎないよう片目を塞ぐ
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
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●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開14●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク5●武装するより下ろすことで楽になる

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。今回は質疑応答において、『ふつうの家』『しみじみと歩いてる』『そして彼女は片目を塞ぐ』を続けて観たことで発見したという共通点について、指摘していただいた場面です。
『そして彼女は片目を塞ぐ』5●武装するより下ろすことで楽になる
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開13●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク4●日本の映画批評に性差別的傾向が強い原因

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。今回は質疑応答による「社会問題をドキュメンタリーで表現することについて」の問いかけから、日本の映画批評界について感じることを語った場面です。
『そして彼女は片目を塞ぐ』4●日本の映画批評に性差別的傾向が強い原因
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
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・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開12●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク3●わかり合える夢から他者と出会う現実へ

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。摂食障害の自助グループが「わかり合える」ことで繋がっていることと、上川多実さんが部落問題のコミュニティの場で「結局はわかり合えない」と感じたこと。マイノリティ・グループにとっての「場」の、それぞれの特性のようなものが浮かび上がる場面です。
『そして彼女は片目を塞ぐ』3●わかり合える夢から他者と出会う現実へ
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
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●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開11●『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク2●自分を守るための、他者との間の境界線

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の3本目として上映されたのは根来祐さんの監督作『そして彼女は片目を塞ぐ』。上映後には「当事者がみずから発すること」と題したトークを、上川多実さんと僕とで開催しました。その映像をご紹介しますので、ご覧ください。摂食障害の自助グループで出会った人たちを撮る時に知り得た裏話を根来さんが語っている場面です。
『そして彼女は片目を塞ぐ』2●自分を守るための、他者との間の境界線
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『そして彼女は片目を塞ぐ』上映後トーク
「当事者がみずから発すること」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:根来祐、上川多実、島田暁
上映作品
●『そして彼女は片目を塞ぐ』
(監督:根来祐 2001年/57分/DV。3日19:00上映)

家族制度や大量消費社会、性差別社会が個人に及ぼす影響をつぶさに読み取っていく。
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2001日本パノラマ上映。
監督プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
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●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開9●『しみじみと歩いてる』上映後トーク4●関西レインボーパレード初年度の裏表ドキュメンタリー撮影がきっかけ

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の2本目として上映されたのは僕の監督作『しみじみと歩いてる』。上映後には上川多実さんと根来祐さんとで「わかること、わからないこと」というテーマのトークを行いましたので、どうぞご覧ください。こちらそしてこちらそしてこちらの続きとなる今回も、質疑応答になります。この映画はレズビアン、ゲイ、FtMトランスジェンダー、MtFトランスジェンダーが主要な登場人物になっているのですが、なぜその人たちを撮影することになったのか、理由を質問されたので応えた場面です。
『しみじみと歩いてる』トーク4●関西レインボーパレード撮影がきっかけ
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『しみじみと歩いてる』上映後トーク
「わかること、わからないこと」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:島田暁、上川多実、根来祐
上映作品
●『しみじみと歩いてる』
(監督:島田暁 2010年/68分/DV。3日16:15上映)

・第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞。青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル、愛媛LGBT映画祭上映。
・YouTube予告編
監督プロフィール:
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開8●『しみじみと歩いてる』上映後トーク3●誰も違和感を抱かない映画は可能?

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の2本目として上映されたのは僕の監督作『しみじみと歩いてる』。上映後には上川多実さんと根来祐さんとで「わかること、わからないこと」というテーマのトークを行いましたので、どうぞご覧ください。前々回そして前回からの続きとなる今回は、質疑応答になります。映画やトークで専門用語を丁寧に説明していないこと、そして、映画の中で描かれたセクシュアル・マイノリティが「セクマイ全体を代表している」と捉えられる恐れがあることについて、どう思うかという質問が出ました。
『しみじみと歩いてる』トーク3●誰も違和感を抱かない映画は可能?
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
「違和感を抱く」ということは、思考が始まる機会として、大切にすべきことだと僕は思います。
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『しみじみと歩いてる』上映後トーク
「わかること、わからないこと」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:島田暁、上川多実、根来祐
上映作品
●『しみじみと歩いてる』
(監督:島田暁 2010年/68分/DV。3日16:15上映)

・第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞。青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル、愛媛LGBT映画祭上映。
・YouTube予告編
監督プロフィール:
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
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話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開7●『しみじみと歩いてる』上映後トーク2●ヘテロ女コンプレックス、ゆらぎの有無

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の2本目として上映されたのは僕の監督作『しみじみと歩いてる』。上映後には上川多実さんと根来祐さんとで「わかること、わからないこと」というテーマのトークを行いましたので、どうぞご覧ください。前回からの続きとなる今回は、上川多実さんがセクシュアル・マイノリティと部落問題に「接点」を見つけたきっかけと、根来祐さんの「ゆらぎ」について語られた場面です。
『しみじみと歩いてる』トーク2●ヘテロ女コンプレックス、ゆらぎの有無
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
<参考>
■ヘタレ腐女子×ゲイ●石原都知事受かっちゃったよトーク1●同性愛とTV
「ヘテロセクシュアル女性」であることを強いられることに違和を感じているという根来祐さんと、あまり感じたことがないという上川多実さん。性自認やセクシュアリティに関する「ゆらぎ」についても、有る人と無い人がいる。それぞれの「違い」が当たり前に浮かび上がったトークでした。当たり前に語り合えるっていいですね。
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『しみじみと歩いてる』上映後トーク
「わかること、わからないこと」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:島田暁、上川多実、根来祐
上映作品
●『しみじみと歩いてる』
(監督:島田暁 2010年/68分/DV。3日16:15上映)

・第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞。青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル、愛媛LGBT映画祭上映。
・YouTube予告編
監督プロフィール:
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/
話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
http://d.hatena.ne.jp/negorin/
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開6●『しみじみと歩いてる』上映後トーク1●ヌードへの賛否と「勝ち組」のしんどさ

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
5月3日(土)の2本目として上映されたのは僕の監督作『しみじみと歩いてる』。上映後には上川多実さんと根来祐さんとで「わかること、わからないこと」というテーマのトークを行いましたので、どうぞご覧ください。映画の中に、綾さんのヌード場面が出てくるのですが、その場面への賛否両論を含んだ反響を通してわかったこと、そして、ついついMtFトランスジェンダーを見るときに周囲が陥りやすい固定観念などが浮かび上がりました。
『しみじみと歩いてる』トーク1●ヌードへの賛否と「勝ち組」のしんどさ
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
<参考>
■「しみじみと歩いてる」MediR上映会(根来祐さん×島田暁。2011年7月開催)
僕としては、根来さんが語ってくださった、いわゆる高度経済成長などを『プロジェクトX』的に支えてきた父親たちのような「『勝ち組』の人たちのしんどさ」みたいなものが浮かび上がっているという指摘が、とても嬉しかったし、今後掘り下げて行きたいテーマを認識させてもらったような気がします。
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『しみじみと歩いてる』上映後トーク
「わかること、わからないこと」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●スピーカー:島田暁、上川多実、根来祐
上映作品
●『しみじみと歩いてる』
(監督:島田暁 2010年/68分/DV。3日16:15上映)

・第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞。青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル、愛媛LGBT映画祭上映。
・YouTube予告編
監督プロフィール:
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/
話し手(他作品監督)プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開5●『ふつうの家』上映後トークwith黒川みどりさん5●子どもに部落問題をどう伝えていくのか

5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。
①と②と③と④からの続きとなる『ふつうの家』上映後トーク。質疑応答の場面のご紹介となります。「お父さんがパンツ一丁で出られていますが、公開について抵抗はなかったのでしょうか。」「お子さんにどう部落問題を伝えていくのでしょうか、そして、今の視点からお父さんからの伝えられ方を振り返ってどう思うのでしょうか」などの質問が寄せられました。
『ふつうの家』トーク05●子どもに部落問題をどう伝えていくのか
■第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST
多実さんが最初に「親が自分に作ってくれたものの」記憶が「狭山事件のゼッケン」「差別糾弾!」だったというエピソード、壮絶でしたw。自分の経験をもとに、多実さんがこれからどう親子関係を築いて行くのか。僕にとっても大きな関心事ですし、また経過を(映画の上映付きで)語り合ってみたいです。
第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『ふつうの家』上映後トーク
「マイノリティの自画像と他者像」
2012年5月3日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。
●ゲスト:黒川みどりさん
・・・歴史学者、静岡大学教授。被差別部落史が専門。
著書『描かれた被差別部落――映画の中の自画像と他者像』
『つくりかえられる徴―日本近代・被差別部落・マイノリティ』
●聞き手:上川[長谷川]多実、根来祐、島田暁
上映作品
●『ふつうの家』
(監督:長谷川[上川]多実 2000年/45分/DV。3日13:30、4日19:00上映)

・映画美学校主催『1st Cut』ドキュメンタリープログラム、森達也の夜の映画学校、<ヤマガタ+>映画祭「にっぽん新・記録宣言!」上映。
監督プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/
聞き手(他作品監督)プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
http://d.hatena.ne.jp/negorin/
●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/
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