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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-05
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第1回東京プライドフェスティバル05●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク●「しょうもないもの」に傷つけられることはない。



 5回にわたってお送りしてきた第1回東京プライドフェスティバル・オープニングトーク「つなぐ・つたえる・あらわす」は、今回で最終回。

 出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

  
第1回東京プライドフェスティバルPLAYLIST

 砂川さんによると、セクシュアルマイノリティのイベントというとどうしても「ゲイ色」「男性色」が強かったので、あえてこの3人でのトークを企画したとのこと。その狙いは当たったようで、実際に会場では例年のパレードの時よりも断然、女性の比率が高かったように思います。

 「社会のことよりもまず、個人としての生き方の充実」を語る笹野みちるさん。「やっぱり社会にも、少なからずの課題があるでしょ」というスタンスの北原みのりさん。そして、表現における自然な流れとして「レズビアンである自分」を書くことになり、それは特別なことではなかったという竹内佐千子さん。

 それぞれの個性や立ち位置が明確に分かれていながらも、闘い合うのではなく「そうなんだぁ~」と聴き合っている様子が、やわらかな雰囲気を醸し出していたように思います。そして、彼女らのトークの空気感に自然に溶け込みつつ、それぞれの個性を引き出していた砂川秀樹さんの進行ぶりが印象的でした。FC2 同性愛 Blog Ranking
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第1回東京プライドフェスティバル04●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク●エロの終わりが縁の終わり!?



 第1回東京プライドフェスティバル・オープニングトーク「つなぐ・つたえる・あらわす」。出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

 前回の映像のラストで予告されている通り、今回はエロトーク炸裂です。笹野さんがイキナリ「まだまだ健在ですか?北原さん」って飛ばしてくれます(爆)。

  

第1回東京プライドフェスティバルPLAYLIST

■レベッカ・ブラウンさんの最新刊 『犬たち』

 北原さんの話にも出てきますし、こちらのトークでも語られたことですが、セクシュアル・マイノリティの歴史というのは「社会的なイメージとの格闘の歴史」でもあったわけですね。

 今、この国においてセクシュアル・マイノリティの表現者が「闘い」だとか「政治的な闘争」をあまり意識せずに、のびのびと表現できる環境が整っているのは、やはり先行世代が「闘ってきた」積み重ねがあったからなのだと思います。本当に本当に感謝ですし、もっと学んで行かなくちゃと思ってます。

 このトークの映像は次回がいよいよ最終回です。FC2 同性愛 Blog Ranking

第1回東京プライドフェスティバル03●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク●それぞれの結婚観



 第1回東京プライドフェスティバル・オープニングトーク「つなぐ・つたえる・あらわす」。出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

 今回は、竹内佐千子さんがFtMトランスジェンダーの方と付き合っている日常を「男になりタイ!私の彼氏は元オンナ」で著したというエピソードから発展し、パートナーシップの話や、それぞれが「結婚」というものに対して思い描いているイメージが語られました。

03●それぞれの結婚観
  
第1回東京プライドフェスティバルPLAYLIST
「SATC」ミランダ役のシンシア・ニクソンが、レズビアン恋人と婚約!
(2009年5月19日 eiga.com)
既婚者ゲイに聞く!同性婚するっ てどんな感じ?

■砂川さんの話に出てきた映画はこちら。
『ウーマン ラブ ウーマン [DVD]』

(amazonより解説引用)・・・異なる時代に同じ家に住んでいた3組のレズビアン・カップルの愛の姿を描いたオムニバスTVムービーで、中絶問題を扱った『スリー・ウィメン この壁が話せたら』の続編でもある。

 1961年の第1話(ジェーン・アンダーソン監督)は、長年連れ添った恋人を亡くし、独りになった老女(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)の哀しい生きざまを、第2話(マリサ・クーリッジ監督)はフェミニズム運動を背景に、女子大生リンダ(ミシェル・ウィリアムズ)が男装のエイミー(クロエ・セヴィニー)に惹かれていく姿を、そして2000年の第3話は、子どもを持ちたいがゆえに精子バンクに足を運ぶカップル(シャロン・ストーン、エレン・デジェレス)の騒動を描いていく。

 それぞれが性別を越えた愛そのものに言及し、社会一般の差別にもメスを入れており、決して興味本位で取り扱ってもらいたくない真摯な作品に仕上がっている。個人的には第1話の悲劇に胸を打たれるものがあったが、フェミニズム運動の中でレズが差別されていたという第2話にも驚くものもある。第3話は女優でレズビアンであることをカミングアウトしたアン・ヘッシュの監督で、E・デジェレスは当時の彼女の恋人であった。(増當竜也)

 このドラマ、話にはよく聞くので前々から「見なくちゃ」と思いつつ、まだなんですよね~。

 トークでは、パートナーシップや結婚観についての意見やイメージが3者3様で面白いなぁと思いました。北原さんが、「自分としてはこう思う」という意見と「周囲を見ていると、こう思う」という風に違う意見を自らの中に同居させているのが、印象的です。FC2 同性愛 Blog Ranking

第1回東京プライドフェスティバル02●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク●闘わなくってもいいじゃない



 前回から紹介している第1回東京プライドフェスティバル・オープニングトーク「つなぐ・つたえる・あらわす」。出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

 今回はそれぞれの分野で活躍してきた3人が、「レズビアンであること」や、世間に対して「闘うということ」に対する、それぞれの思いや心理的な「距離」を語りました。

02●闘わなくってもいいじゃない
  
第1回東京プライドフェスティバルPLAYLIST

竹内佐千子さんの歴代コミック
「honey & honey」
「ハニー&ハニーデラックス―女の子どうしのラブ・カップル」
「午後のハレンチティータイム―男を知らないサチコ&百戦錬磨マイの最強エロトーク」
「男になりタイ!私の彼氏は元オンナ」
「くされ女子!」

笹野みちるさんの本
「Coming OUT! (幻冬舎アウトロー文庫)」
「泥沼ウォーカー」 

 竹内佐千子さんのコミックエッセイって、作者としては「闘う」つもりは全然なくとも、書店に実際に並んでいる光景を見ると、「うわ~・・・闘ってるぜぇっ!」って、僕には感じさせられたことがあります(笑)。

 笹野みちるさんは、バンド「東京少年」のボーカリストとして活躍した後、1995年に著書の出版でカミングアウトし、一時期はレズビアンとしてのストレートなメッセージソングなども歌われていたわけですが、近年はどちらかというと肩の力が抜けた感じで、より深く自身の内面を探った中から導き出される音楽を追及しているように、僕には感じられます。

 北原みのりさんは、女性のためのセックス・トーイ・ショップ「LOVE PIECE CLUB」を1996年に立ち上げ、まさに実業の世界で自らの道を切り拓いてきた人。それまで「タブー」とされてきた物の見方を刷新し、数えきれないほどの人々の生と性を解放し、勇気づけ続けきたわけで・・・こう考えてみると、すごい3人の組み合わせ・・・!

 さて次回はそんな3人が「結婚」とか「同性婚」というキーワードへの見解を語ります。お楽しみに。FC2 同性愛 Blog Ranking

第1回東京プライドフェスティバル01●オープニング&トーク「つなぐ・つたえる・あらわす」



 5月23日(土)。東京・代々木公園イベント広場では第1回東京プライドフェスティバルが開催されました。

 昨年の8月9日に開催が予定されていたものの諸事情で中止されてしまった東京プライドパレード。運営母体である東京プライドも一時は存続が危ぶまれたのですが、「東京プライド再建委員会」に属していた砂川秀樹さんらが中心になって東京プライド再建が具体化し、パレードの代わりに「フェスティバル」の開催が発表され、NHK『ハートをつなごう』の公開収録とのコラボレーションという形で開催が実現しました。

 当日、僕は「フェスティバルの観客」として存分に楽しませてもらいました。さまざまな条件を乗り越え、とにかく開催にこぎつけられた関係者の方々、そしてボランティア・スタッフとして当日の設営から撤去まで、実際に身体を使って汗を流して下さった方々がいたからこそ、楽しめた時間です。本当にありがとうございました。

 当ブログでは「プレス受付」をした上で、主催者側から撮影が許可されている演目のみを撮影しました。この日、会場に足を運ぶことができなかった方々に、少しでも現場の雰囲気を想像していただけたらと思います。それではまず、11時から行われたオープニングにおける司会者の挨拶と、代表の砂川秀樹さんの挨拶をご紹介します。

01●オープニング・砂川秀樹さん挨拶
  

★砂川秀樹さんの挨拶は、11時からの「Brass MIX!」によるファンファーレ演奏の中で行われました。(Brass MIX!は主催者側からプレスに対して撮影禁止の指示が出ていたため、映像では紹介できません。)

02●レインボーマーチ札幌からの祝電
  

★今年は9月21日(祝・月)に開催が決定し、13回目になるというレインボーマーチ札幌実行委員会からの祝電でした。なお、僕はステージに常にへばりついて撮影していたわけではないので、全てを撮影出来ているわけではありません。取りこぼしている場面もたくさんあります。その点、ご承知おきください。

03●北原みのりさん・笹野みちるさん・竹内佐千子さんトーク01
  

 Brass MIX!による約30分間のオープニング演奏の後は、「つなぐ・つたえる・あらわす」というタイトルのガールズ・トークが行われました。出演は北原みのりさんLOVE PIECE CLUB代表)、笹野みちるさん(ミュージシャン→ブログ)、竹内佐千子さん(漫画家→公式サイト)の3人。司会は砂川秀樹さん(東京プライド代表)です。

 今回の映像では笹野みちるさんの14年前の「カミングアウト」にまつわるお話でしたが、この後さらに出演者の皆さんが「ぶっちゃけトーク」をして下さったので非常に面白かったです。次回をお楽しみに。FC2 同性愛 Blog Ranking

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