フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-09
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ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界016●「MILK」で語る、これから10●悲壮感を払いつつ、下半身だけの問題ではないと言い続けよう



 誰かさんが、リブ的な活動の場ではタブーかもしれない「カミングアウトって言葉が嫌い」という本音をぶちまけた前回に続き、しばらくその話題が続くわけですが、会場にいた遠藤まめた君が言ってくれたキーワードが、今から思えば最も的確に、僕が感じていることを言い表してくれていたなぁと思います。

 

 
希望のバトン~「ミルク」で語る、これから PLAYLIST
尾辻かな子さん日本外国特派員協会会見 PLAYLIST
尾辻かな子さん民主党公認記者会見 PLAYLIST
尾辻かな子さん街頭活動 PLAYLIST
尾辻かな子さんの選挙戦 PLAYLIST

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MILK(上)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
MILK(下)-ゲイの「市長」と呼ばれた男
MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯

 ちょっとバカっぽくても、場の空気にそぐわなくても、僕は「本音を言い合うこと」を大事に関係をつないで行きたいと思います。それが、2007年の尾辻かな子さんの選挙戦に関わって、僕が「最も強く感じたこと」でした。

 異論がぶつかり合うからこそ練られて行くものを大事にすべき。そういう機会や態度が、当時の僕や当時の周囲の人々との関係の中で、ものすごく足りなかったなぁというのが僕にとっての反省点です。その反省をバネにして、「当たり前」を疑ってみたり、「遠回り」かもしれない道を、あえて廻ってみたり。その面白さを、僕は今後もこのブログや映像表現によって追及し続けようと思っています。

 同質なモノの中に異質なモノが入って行くことで活性化し、ブレークスルーが起こる。僕は、ミルクの起こしたムーブメントから、そのことを学びとりました。FC2 同性愛 Blog Ranking
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ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界015●「MILK」で語る、これから09●カミングアウトって言葉が嫌い!?


 
 こらぁ~っ!誰だっ!

 日本で初めてメディアに「カミングアウト」という言葉を乗せた人と、『カミングアウト―自分らしさを見つける旅』という本を出して国政に挑戦した人を相手に「カミングアウトっていう言葉が嫌い」とかホザいてる奴はっ!!

 
希望のバトン~「ミルク」で語る、これから。 PLAYLIST

 僕、実は自分がこうした活動に関わるようになった原点は、2006年5月17日に書いたこの記事にあるような気がしてるんですよ。

LGBT可視化に向けて001●「運動体」への嫌悪と向き合う

 今だに少なからず現在進行形の気持でもあり、だからこういうことを言っちゃうんですね~。でも、嫌な顔をせずに笑顔で対話してくださった皆さんには本当に感謝です。スゴイ人たちだ・・・。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界014●「MILK」で語る、これから08●「守るべきもの」が出来てこそのカミングアウト



 前回の映像のラストで「えぇ~っ!タックさんがそんなこと言っちゃうのぉ~?」と場内が騒然となったわけですが、発言の真意が今回、明かされます。

09●「守るべきもの」が出来てこそ
  
映像を最初からご覧になるにはこちらから。

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 個人的に・・・カミングアウトを巡っては以前、「カミングアウト教の信者じゃないから」という物騒なタイトルを付けて騒いだ前科があるわけですが(笑)。

 このトークでのタックさんの発言は、かなり腑に落ちるものでした。さすが!長年お店で市井に生きる人々の声に直に触れ、自身もパートナーとの生活で感じたことをゲイ雑誌等で書き続けてきただけあって、「生活に根差した」ところから発している思想なんだと感じさせられます。説得力があります。そして、「人前で発言する者の基本姿勢は、こうでなくては」と、反省させられました。

 ・・・にもかかわらず、このあと僕は調子に乗って、さらに自説を捻じ込んでしまったわけで・・・(よっぽど鬱憤が溜まってたんだねぇ。汗)。スミマセン、このトークの公開、今回で終わりにしてもいいですかぁ~?(←双子の姉が許してくれなそう。爆)。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界013●「MILK」で語る、これから07●大塚隆史さん 「性的なこと」は黙っててもいいんじゃない?



 「同じ同性愛者」だからと言って必ずしも意見が同じかといえばそうではないことはこちらのトークでも触れられていますが、そういう意味で今回の映像は注目に値します。

 前々回前回と続けて「2007年の尾辻かな子さんの選挙戦」を振り返っているわけですが、話の途中で大塚隆史さん(ゲイバー「Tac's Knot」)が、「カミングアウト」について意外な発言をし、一時、会場は騒然となります。どうぞ最後まで続けて御覧ください。

07●自分たちだけの利益追及では広がらない
  

08●大塚隆史さん 「性的なこと」は黙っててもいいんじゃない?
  
映像を最初からご覧になるにはこちらから。
パフナイト「選挙戦をふりかえる~レインボーは蜃気楼だった?」(2007年9月開催)

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 なぜ、大塚隆史さんの発言で会場が騒然となっているかといえば、彼は日本で初めて「カミングアウト」という言葉をメディアに乗せた人として知られているからです。そんなタックさんの発言の、該当部分を抜き出してみます。

 「カミングアウトって・・・リブ的に考えれば手段として『すごい大事なことだ』って感じだけど、でも、『普通に生活しててカミングアウトってそれほど必要かな?』って言われると、『確かになぁ』って。言わなくても済むことってたくさんあるから・・・みたいな気にもなっちゃうんですよね。

 僕はすごく『パートナーシップ、パートナーシップ』って言ってた人間だからなのかもしれないけど、ホモセクシュアルっていうか性的なことは、黙ってたっていいんじゃないかなっていう気がするんですよ。」

 個人的には、タックさんのこの発言に「日本のゲイリブ」が突き当たっている問題点や課題が集約されているように感じました。「リブ的に、こうであらねばならない」という理念というのは、要するにタテマエ。生活感覚の中から滲み出て来た「本音」ではないわけです。しかしその使い分けを平気でしている人が、いわゆる「活動家」の中に多いように感じるんです。

 ハーヴィー・ミルクらが牽引し、世界中に影響を与えた方法論や思想。そういった外来的な理念をもとにした「ゲイリブとは、こういうもの」という「答え」がまずあって。それに当てはまらない考え方や方法論を「後進的」だとついつい思ってしまう思考の癖。そこから解放されて一度、根本から疑って自分の頭で考え、身体で感じてみながら自らの思想を鍛え上げなければ、真に「日本の社会に根差した形での本当に必要な活動」って見えてこないのではないかと思うんですよね。

 2007年の選挙において、「日本のLGBTはまだカミングアウトが進んでいないから広がらなかった」と言ってしまうのは簡単です。しかしそれは裏を返せば当時の選対本部が、2007年の時点での「日本社会に生きるセクシュアル・マイノリティの多数派の生活感情(本音)をわかっていなかった」ということ。それだけ「カミングアウト推進圧力(あるいは強制圧力)」を当事者たちに感じさせるような方法論が取られていたわけですから、投票行動や支援活動に至らせる心理的な敷居を自ら「上げてしまっていた」とも言えるわけですよ。

 あの選挙から学ぶことがあるとするならば。

 こうした活動に関わっている人たちこそ、「絶対的に正しい答え」があると思いがちな思考の癖を疑ってみることの必要性。そして、「本音」と「タテマエ」を使い分けずに語り合える関係性を、周囲の人々と築けているかどうかの点検ではないでしょうか。

 僕は今回の記事において、タックさんの発言やカミングアウトについての見解が「正しい」とか「間違っている」とか言いたいわけではありません。異論を忌憚なくぶつけ合えない環境には「進化」なんてない。そして、その環境は自らが心から必要だと気付いて求めて動かなければ、作り出せるものではない。そのことを言いたいのです。

 そういう意味で、いろんな見解が拮抗して述べられ、ぶつかり合っているこのトークは「豊かな場」ではあったんだなぁと感じています。「進化への可能性」というのは常に「本音」のぶつかり合い=対話の中からこそ見えてくるものなのではないでしょうか。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界012●「MILK」で語る、これから06●後藤純一さん 理念よりも「実存」を知った選挙だった



 前回の映像の最後の部分で、2007年の尾辻さんの選挙についての話になりました。選挙対策本部で重要な任に就いていた、後藤純一さんが振り返ります。すごく印象的な言葉が出てきました。

06●後藤純一さん 理念よりも「実存」を知った選挙だった
  
映像を最初からご覧になるにはこちらから。
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 1970年代当時のアメリカの「ゲイリブ活動家」たちの尖鋭性や過激さ、「活動のためならなんでも利用してやろう」という方法論・・・。たしかに圧倒されますし、だからこそ獲得されてきたものもたくさんあるので、リスペクトの気持ちは湧いてきますけれども・・・。だからと言って単純に、「日本でも同じことをやるべきだった」とか、「これからやるべきだ」とは、ま~ったく思いませんねっ!。

 だから映画『MILK』を見ていても、僕にとっては「方法論的」にはあまり参考になることはなかったし、むしろ「これと違う方法論はなんなんだろう」と、反面教師に近い形で見ていた部分も多々ありました。

 さて。タックさんのハーヴェイ・ミルク論は、まだまだ続きます。「えっ!!まさか・・・カミングアウトという言葉を日本で広めたタックさんが、自らそのようなことを言っちゃうの?」という爆弾発言も飛び出しますので、お楽しみに。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界011●「MILK」で語る、これから05●尾辻かな子さん~男の世界で「女性」として



 いわゆる「ゲイ的な見方」から話していると何度も「男から降りる」という言葉が使われるわけですが、ではレズビアンである尾辻かな子さんの周辺では「女から降りる」という言い方をするのでしょうか?(僕の経験では、レズビアン達がそういう言い方をしているのは聴いたことがないんですよね・・・。)

 素朴な疑問から、話は思わぬ方向へ展開します。

05●尾辻かな子さん~男の世界で「女性」として
  
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 「女から降りる」もなにも・・・。世のメインストリーム、特に政治の世界で勝負しようとした場合、女性は「厳然とした男社会に、どう参画していくか」という発想からは自由になりようがないわけですね。男側は、そんな苦労は全くせずに済んでいるというのに。「男というマジョリティ」側にいる者の「呑気さ」と「特権性」が浮かび上がるエピソードだと思いました。(そして僕もその一員です。)

 さて「あの選挙」についてのトーク。次回は、尾辻かな子事務所で重要な役割を果たしてきた後藤純一さんが思いを語ります。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界010●「MILK」で語る、これから04●大塚隆史さん帰国後のゲイメディア遍歴は薔薇族から



 前回に続いて大塚隆史さん(Tac's Knot)のお話が続きますが、も~う面白い面白い。アメリカで見聞を広げて「頭ん中がカミングアウト~ッ!」な状態になっての帰国後は、日本におけるゲイメディアの黎明期のさまざまな現場に携わったのだとか。「伝説のあの人たち」とのエピソードが、次かから次へと語られます。

04●大塚隆史さん帰国後のゲイメディア遍歴
  
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 まさかこのトークの直後に、南定四郎さんが12年ぶりに新宿2丁目を訪れた現場に遭遇するとは、夢にも思いませんでした。(翌週にはトークショーまでありましたし。 )

 タックさんの帰国後の最初の仕事が、ゲイであることを隠さずに働ける場を求めた結果、「薔薇族」を選んだというのが面白いです。選択肢が非常に少なかったのでしょうね。勤める際には親にもカミングアウトをした上だったという・・・その「気概」が凄いと思います。

 その後も『アドン』『MLMW(ムルム)』など次から次へと活躍の「場」があり続け、一般誌『POPEYE』での連載が始まり、「スネークマンショー」でのラジオDJに繋がった。新たな表現ジャンルへのゲイの進出を「切り拓いてきた」わけで。文句なしに、日本におけるゲイ・アーティストのパイオニアですね。恐れ入りましたっ!FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界009●「MILK」で語る、これから03●きっかけはエロスだった ~大塚隆史さん、ゲイリブとの出会い



 その興奮と喜びたるや、さぞや凄かったんだろうなぁ・・・。

 1970年代という早い時期に「カミングアウト」という言葉を日本のメディアに乗せた大塚隆史さん(Tac's Knot)。そのような活動に至る経緯を伺ったのですが、とっても納得のいく「入り方」だと思いました。

03●きっかけはエロスだった ~大塚隆史さん、ゲイリブとの出会い
  
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 「自分は同性愛者なのかもしれない」ということに向き合い始めた初期。僕も異常なテンションでエロ画像を集めたりとか、ネットで情報をむさぼるように求めた時期がありました。もう、それはそれは凄い勢いだった・・・(笑)。ただ、僕の場合は「触れようと思えばすぐに触れられる環境があった」わけですから幸せといえば幸せです。

 求めても、なかなか得られない時代における先人たちの飢餓感や孤独は、ものすご~いものがあったのでしょう。そして、当事者が発する「自らを肯定してくれる言葉」に初めて触れられた時には、心が深く満たされたことでしょう。なんか、その状況とか気持ちを想像しただけで、泣けてきてしまいますよ本当に・・・。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界008●「MILK」で語る、これから02●タックさん衝撃の過去。「今は丸くなったけど、昔は・・・」



 前回の映像の最後で大塚隆史さん(Tac's Knot)に「(男から)降りた分岐点は?」なぞという質問をぶつけてしまったわけですが(冷汗・・・)、どのように切り返してくださったんでしょ~か?。そして、福島光生さん(メゾフォルテ)によって明かされた、タックさんの「衝撃の過去」とは・・・!!

02●今は丸くなったけど、昔は・・・
  

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 タックさんと福島さんの出会いは、伊藤文学さん(薔薇族)経営の喫茶店「祭」だったんですね。ゲイバーの扉を開けにくい初心者にとって、昼間から営業しているにも関わらず同性愛者が集う「入門の店」として、大きな役割を担っていたことがわかります。店に置いてあったノートが、今でいう「ネット掲示板」や「mixi」のような役割を果たしていたようですし。

 そういえば今、それに相当する店ってあるのでしょうか?。ネット隆盛の昨今、もうそのような店は必要ないのでしょうかね?あったらあったで逆に新鮮な気もしますし、経営戦略によっては成功する可能性、あるのかもしれないです。新宿二丁目っていうのはどうしても、「夜」とか「酒」というイメージと密接な場でありますから。

 「昼」に「ノンアルコール」のままで、なおかつ「リアルに出会いたい」という人々の受け皿が、いわゆる「コミュニティ活動の場」に限定されている現状というのは、別の意味での敷居の高さを生じさせているような気もします。「入門の店」の存在って、けっこう大切かも~。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界007●「MILK」で語る、これから01●「男」という葛藤



 お待たせしました。4月29日に開催された新宿2丁目・尾辻かな子事務所クロージングメモリアルトーク『「希望」のバトン~「MILK」で語る、これから』の模様を御紹介します。パネリストは大塚隆史さん(造形作家、ゲイバー「Tac's Knot」 )、尾辻かな子さん(尾辻かな子公式サイト)、福島光生さん(ゲイバー「メゾフォルテ」)。司会は後藤純一さん(All About 同性愛)、akaboshiです。

 トーク開始前には、アメリカのテレビ映画である『EXECUTION OF JUSTICE』(破滅の銃弾 ハーヴェイ・ミルク殺人事件)をスクリーンで鑑賞(無料上映)。ハーヴェイ・ミルクを暗殺した人物である「ダン・ホワイト」を主人公に据え、彼の側から、ミルクの暗殺という歴史を見つめ直したドラマでした。まずはその話から。冒頭に、大塚隆史さん(タックさん)が1979年に担当していたラジオ番組「スネークマンショー」の貴重な音声も入ってますよ。

01●「男」という葛藤
  

 『EXECUTION OF JUSTICE』は、タックさんも言ってますがかなり丁寧に真摯に誠実に、ダン・ホワイトの心理に寄り添おうとして作られたドラマです。消防士出身の「マッチョ」な男であり、真面目で誠実で真っ直ぐであるが故に、歯車が狂い出したら対応できない彼の不器用な様子に、親しみを感じるほどでした。そして、彼が追い詰められたのは、彼一人がおかしかったからではなく、いろんな複合的な要因が積み重なった上での出来事だったのだと、冷静にとらえ返すことができますよ。

 社会のあちこちで「ユニセックスで居ること」が心地よく感じられるようになった現代の日本の感覚からすると、「男から下りる/下りない」で悶々と苦しむ葛藤というのは、もしかして、ほんの少ししか想像できなくなってきているのかもしれないです。

 僕の場合、「男っぽくあれ」と強制される経験は、あまり無かったです。そして、ゲイではあるのですが、「女の子っぽい」と言われてからかわれた経験も無いんですよね。そういう意味では「自分には講演会で語るネタがない」と嘆く、やすよちゃんと同じような気持になることがあります。想像するしかないんですよね、「男から下りられない」で悩む人や、「女っぽい」ということでイジめられた人たちの気持ちを。

 一方では、自分のことを「ゲイなのだ」と受け入れるまでには、かなり強く「ホモフォビア」を抱えてましたし、同性愛者を「バカにする側」に居たような気がします。そんな過去の自分を清算したくて、こういうブログを書いているのかもしれないと思ったりします。FC2 同性愛 Blog Ranking

ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界006●尾辻かな子事務所クロージングイベントで『MILK』トークショー開催

 新宿2丁目にある尾辻かな子事務所が4月いっぱいで閉まることになり、その前日である4月29日の16時からメモリアル・イベントを開催することになりました。

 公開中の映画『ミルク』について感想を語ったり、これからの日本のムーブメントの方向性を探ったり。ざっくばらんと語り合う会に出来ればと思います。

 なお、特別ゲストとして、ゲイバー「タックスノット」大塚隆史さんが登場。

 1970年代のNYに滞在し、帰国後、ラジオ番組「スネークマンショー」(1979年~80年)で、ゲイのポジティブな生き方を日本で発信した経験や、ハーヴィー・ミルクが牽引した時代とその後のムーブメントを、リアルタイムで見て来た視点からの思いを語っていただきます。

 なお、トーク開始前には、ミルクを暗殺した同僚議員「ダン・ホワイト」を主人公として描いたアメリカのテレビドラマを観ます。(日本語字幕つき)。4月29日は、ぜひ尾辻かな子事務所のクロージング・イベントへ!

「希望」のバトン ~映画『ミルク』で語る、これから
―尾辻かな子事務所クロージング・メモリアルトーク


4月29日(祝)16時~
入場料:無料

●パネリスト
大塚隆史さん(造形作家、ゲイバー「タックスノット」)
福島光生さん(新宿二丁目振興会会長、ゲイバー「メゾフォルテ」)
尾辻かな子さん

●司会
後藤純一、akaboshi

●会場
尾辻かな子事務所
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-14-9 篠原ビル3階 
TEL:03-3356-0540

●主催
尾辻かな子事務所クロージングイベント実行委員会

★16時から上映する映像は、
『EXECUTION OF JUSTICE』
(破滅の銃弾 ハーヴェイ・ミルク殺人事件)
上映時間:103分
★トークは18時頃からを予定。
★来場者が多い場合、入場をお断りする場合もあります。
あらかじめご了承ください。

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