東京国際レズビアン&ゲイ映画祭40●クロージングでは川久保昭弘氏の追悼映像上映。そして来年は20周年!

連載が長期にわたりましたが、第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010の映像紹介は、クロージングイベントで最終回です。最終日7月19日の『波に流れて』上映後、ステージには映画祭代表の宮沢英樹さんが登場してあいさつ。司会はレイチェル・ダ・ムールさんでした。
また、映画祭のパンフレットのアート・ディレクションを担当する等、性的マイノリティ関連のコミュニティ活動における「アート」方面で活躍された川久保昭弘さんがお亡くなりになったということで、追悼映像も上映されました。
●クロージング1/2
●クロージング2/2
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
毎年、日本作品の初上映の場となっているだけではなく海外のクィア映画の日本初上映、そして劇場公開への足がかりとしての機能も担っている東京国際レズビアン&ゲイ映画祭ですが、今年の上映作品からは『シングルマン』が現在ロードショー公開中。中国映画『スプリング・フィーバー』がUPLINKの配給で11月6日(土)より渋谷シネマライズ他でロードショー公開されます。
来年はついに20周年ということですが、考えてみたら開催が途切れずに20年間ずっと継続開催され続けたコミュニティイベントは他にはありません。これからも変わらずに、いろんな国籍・いろんなジャンルの映画を紹介し、「YES」と「NO」だけでは割り切れない「世界の多様性の豊かさ」を発信し、心の奥底から揺さぶり続ける映画祭であって欲しいです。今後も期待してます!→FC2 同性愛 Blog Ranking

『しみじみと歩いてる』第2回東京上映会
11月23日(祝)14:00上映(トーク付き1300円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分
制作:akaboshi企画
『関西レインボーパレード』で出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。今回は映画に出演している九州のゲイ・カップルをゲストに向かえて「地方に暮らすセクシュアルマイノリティとして思うこと」を上映後にトーク。ぜひお越しください!→上映会の詳細はこちら。
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭39●レインボー・リール・コンペティション表彰式。グランプリは乙女チック少年と少年の映画『くらげくん』

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。最終日の7月19日に行われた恒例の「レインボー・リール・コンペティション」では国内の映像作家らによる多彩な上映作品の競映が繰り広げられました。
観客の投票によってグランプルが決定されるわけですが、僕としても正直「どっちにしようか」と本気で悩むほど全体的なレベルが高いと感じましたし、上映された6作品のバランスや上映順などのプログラム構成も丁寧に練られており見応えがありました。
レインボーリールコンペティション1/2
レインボーリールコンペティション2/2
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
グランプリを受賞した『くらげくん』はその後、以下の映画祭で上映されたり数々の賞を受賞しています!
●第32回 ぴあフィルムフェスティバル *準グランプリ
●那須国際短編映画祭2010 *グランプリ
●Shinsedai Film Festival 2010 招待上映(カナダ)
●ひめじ国際短編映画祭2010 *監督賞
●第2回下北沢映画祭 *グランプリ&観客賞
●長岡アジア映画祭2010 *グランプリ
●仙台短篇映画祭2010 (9/19上映)
●西東京市民映画祭2010 (10/3上映)
●ふかや映画祭2010 (10/10,11,16,17上映)
●福井映画祭2010 (11/20上映)
乙女チックな少年と、少年の会話がチャーミングで、でも渋い後味も残る映画でした。これからも上映機会があるみたいですから、ぜひチェックして見てみてくださいね。ちなみに僕が最終的に投票したのは『友達』でした。他の作品もバラエティに富んでて、それぞれの良さがあって本当に充実した上映でした。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭38●中国のゲイ・バイセクシュアル描写映画『スプリング・フィーバー』出演者トーク

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。最終日の7月19日に上映された中国映画『スプリング・フィーバー(Spring Fever)』上映後には、主演俳優のチン・ハオ(QIN Hao)氏と、チェン・スーチョン(CHEN Sicheng)氏が映画祭のために来日し、Q&Aセッションが開催されました。司会はドラァグ・クイーンのマーガレットさんです。
この映画は2009年のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞し、東京フィルメックスで「春風沈酔の夜」というタイトルで上映された際にはロウ・イエ監督が来日してトークも行われ、観に行きました。アイデンティティやセクシュアリティの「垣根」の曖昧さを戦略的に描き出した作品であり、演出や映像スタイルとしても様々な「垣根」が曖昧になるよう構成されているため、ちょっと気を抜くと混乱を来してしまいそうになる緊張感に満ちた作品です。
前作『天安門、恋人たち』
『スプリングフィーバー』俳優トーク1
『スプリングフィーバー』俳優トーク2
『スプリングフィーバー』俳優トーク3
『スプリングフィーバー』俳優トーク4
『スプリングフィーバー』俳優トーク5
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
出演している俳優さんたちが本当に、監督の演出スタイルや映画そのものを愛していることが伝わってくるトークだと感じました。
『スプリング・フィーバー」ですが、日本ではUPLINKの配給で11月6日から渋谷シネマライズで公開されます。これまで2回観ましたが、観れば観るほど味わいの深くなる映画だと感じました。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭37●『おばけのマリコローズ』出演者・監督&レイチェル・ダムールさんトーク

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。7月18日(日)のプログラム「日本作品集: マリコとレイチェル」では『La forêt de Rachel D'Amour』と『おばけのマリコローズ』が上映され、上映後には期待通り、おばけのマリコローズさんの生歌が響きわたりましたっ!
●『おばけのマリコローズ』出演者&レイチェル・ダムールさんトーク1/2
●『おばけのマリコローズ』出演者&レイチェル・ダムールさんトーク2/2
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
やばいっす。この日以来なにかと脳内で「バァ~イかもしれないじゃん♪」のメロディーが、マリコローズが大きく目と口を開いたイメージとともに脳内に浮かんでリフレインし続けてまして、軽く中毒症状に陥っております(爆)。
ゲイもビアンもバイもトランスも、そうじゃない人もそれぞれの抱腹絶倒ができる稀有なコメディ『おばけのマリコローズ』は今年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010にて「ファンタランド大賞イベント賞」を受賞したのを皮切りに、青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル2010で上映され、今後は関西クィア映画祭2010での上映が決まるなど、まだまだ上映の機会が控えているそうです。
なにを置いてもとにかく観て~っ!と手放しでおススメ。笑い死にするかと思うくらい笑いまくりました。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭36●『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』監督のQ&Aセッション

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。7月17日(土)にはニュージーランドのドキュメンタリー映画『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』の上映と、来日したリアン・プーリー監督によるQ&Aセッションが行われました。
驚くなかれ!ニュージーランドの国民的人気者であるコメディエンヌ「TOPP TWINS」は、ともに同性のパートナーが居る双子の姉妹、つまりレズビアンの双子なのです。この映画ではニュージーランド芸能界における双子の活躍の歴史をアーカイブ映像をふんだんに収録して描き出しながら、それぞれの親との関係やレズビアンとしてのパートナーとの生活、さらには癌告知を受けてからの闘病の様子、現在も活発に続けているライブ活動の様子を描き出しており、ニュージーランド国内では大ヒットを記録したとのこと。現在は世界各国の映画祭で上映が重ねられているそうです。
●Topp Twins - movie trailer
Q&Aセッションではニュージーランドの「超リベラルな国民性」に驚かされるエピソードが満載。カルチャーショックを受けること必至の内容となっております。
●『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』監督トーク1/4
●『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』監督トーク2/4
●『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』監督トーク3/4
●『双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ』監督トーク4/4
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
デュオは1985年に「わたしたちはレズビアン~♪」と歌ってたにも関わらず、ホモフォビックな手紙一つ受け取ったことが無いとのこと。ニュージーランドおそるべしっ! →FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭35●『とある放課後に』出演・林浩太郎さんトーク

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。17日(土)のトップバッターとしては国内長編作品として『とある放課後に』(松浦健志監督)が上映され、上映終了後には出演者の林浩太郎さんとレイチェル・ダムールさんのトークが行われました。
『とある放課後に』林浩太郎さんトーク01
『とある放課後に』林浩太郎さんトーク02
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭34●『悔やむ人たち』監督×針間克己さんのQ&Aセッション

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010で行われた来日ゲストのQ&Aセッション。スウェーデンのドキュメンタリー映画『悔やむ人たち』の7月18日(日)17:00の上映後に行われた、マルクス・リンデーン監督と針間克己さんのQ&Aセッションを御紹介します。
『悔やむ人たち』監督×針間克己さん01
『悔やむ人たち』監督×針間克己さん02
『悔やむ人たち』監督×針間克己さん03
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
針間克己さん関連著作
■『NHK「ハートをつなごう」LGBT BOOK』
■『性同一性障害って何?―一人一人の性のありようを大切にするために』(プロブレムQ&A)
■『性同一性障害と戸籍―性別変更と特例法を考える』 (プロブレムQ&A)
■『一人ひとりの性を大切にして生きる―インターセックス、性同一性障害、同性愛、性暴力への視点』
この映画については16日上映時の中村美亜さんと監督のトーク映像も公開中です。併せてご覧ください。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭33●『ハリウッド・ジュテーム』監督&プロデューサーによるQ&Aセッション

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。青山スパイラルホール初日となった7月15日(木)の『ハリウッド・ジュテーム』上映後に行われたQ&Aセッションの模様をご紹介します。
来日ゲストはジェイソン・ブッシュマン監督と、チャールズ・ハーマン・ワームフェルドさん(プロデューサー)。チャールズさんの方も映画監督をなさっている有名な方であり、お二人は私生活でもパートナーなのだそうです。
『ハリウッド・ジュテーム』トーク01
『ハリウッド・ジュテーム』トーク02
『ハリウッド・ジュテーム』トーク03
『ハリウッド・ジュテーム』トーク04
『ハリウッド・ジュテーム』トーク05
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
パリでの冴えない日常から抜け出したくなった中年男(ゲイ)が、ハリウッドに行ってスターになれば人生が開ける!と期待して(ある意味、やぶれかぶれで)行くわけですが、そこで味わうことになる現実の厳しさが、シビアに鋭く、でもどこか温かな視点で描き出される映画でした。ゲイのライフスタイルを、下半身方面のことまで含めてかなり丹念に描き込んでいますが、どこへ行っても結局は無気力で彷徨ってばかりの主人公の「寄る辺無さ」が強く印象に残りました。
フランス人であること、そして性的マイノリティであること。さすらう日々の中で主人公は否応無く自らの属性を意識させられるわけですが、そうした中で、ハリウッドに職を求めて同じように住み着いている性的マイノリティたちとも交流するわけですが、「際物扱い」しかされずに主流になれず、くすぶっていたりします。
現実を夢見がちに描くのではなく、ハリウッドに暮らす人々の日常性だとか生活の雰囲気を「平熱で」描きだすところに、この映画の大きな狙いがあったのではないかと感じました。ジャーナリスティックな視点を持った劇映画だと言えるでしょう。
ジェイソン・ブッシュマン監督はこれが長編デビュー作ということで、今後、パートナーの方と共にどのような作品を手がけて表現を深化させていくのか注目です。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭32●『悔やむ人たち』監督×中村美亜さんのQ&Aセッション

第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010で行われた来日ゲストのQ&Aセッションを順次、御紹介していきます。まず第1弾は、スウェーデンのドキュメンタリー映画『悔やむ人たち』の7月16日(金)16:45上映後に行われた、マルクス・リンデーン監督と中村美亜さんのQ&Aセッションです。
『悔やむ人たち』監督×中村美亜さん01
『悔やむ人たち』監督×中村美亜さん02
『悔やむ人たち』監督×中村美亜さん03
『悔やむ人たち』監督×中村美亜さん04
『悔やむ人たち』監督×中村美亜さん05
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
中村美亜さんの著作
■『クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす』
■『心に性別はあるのか?―性同一性障害のよりよい理解とケアのために』
60代を迎えた2人のMtFトランスジェンダーがスタジオで向かい合い、これまでの半生を振り返りながら様々な思いを吐露して行くこの映画。性転換手術をしたことを後悔したり、過去の過ちを告白したり。対照的なキャラクターの両者の言葉のやりとりがスリリングで、なおかつ2人の歩みの壮絶さに圧倒されながらも、人生について様々なことを感じ、考えさせてくれる名画でした。
今回の上映だけで終わらずに、ぜひ国内のクィア系映画祭やその他の上映機会がたくさん生まれて欲しい、広がりを持つ可能性を充分に秘めた映画だと思います。今回見逃した方は今後、上映の機会がありました時にはぜひ、御覧になってみてください。
この映画に関してのQ&Aセッションですが、18日(日)の上映時には針間克己さんを聞き手に迎えて行われました。そちらも撮影しましたので、後日の御紹介をお楽しみに。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭31●青山スパイラルホールでのオープニングでは『ハリウッド・ジュテーム』監督のメッセージがありました

7月15日(木)から青山スパイラルホールで開催中の第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。連日、この機会で無ければなかなか観ることのできない、世界各国のセクシュアルマイノリティ関連映画がスクリーンを賑わせています。
今年は海外からの来日ゲストも多数訪れており、それぞれの監督やプロデューサーらが、作品を生み出す際にどのような格闘や思考の過程を経たのかが伺えるなど、刺激に満ちたトークが繰り広げられていますよ。
今日はとりあえず、青山スパイラルホールでの初日(15日)上映の『ハリウッド・ジュテーム』の上映前に行われた、映画祭スタッフの皆さんとジェイソン・ブッシュマン監督の挨拶を御紹介します。こんな雰囲気でスパイラルホールは連日賑わってます!
ハリウッド・ジュテーム上映前トーク●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
■第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST
上映後には監督とプロデューサーが登場してのQ&Aセッションも行われましたので、後日御紹介します。
映画祭の開催はいよいよ19日(月)まで。最終日は「ゆかた」で来場すると200円のキャッシュバックがあったりするみたいです。ロビーに出展された各ブースも賑わってますし、お祭り気分が味わえそうですよ。→FC2 同性愛 Blog Ranking
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭30●青山スパイラルホールでの上映が始まりました。

いよいよ青山スパイラルホールでの上映がスタートした第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。ボランティアスタッフの方々のセッティング作業により、スパイラルホールはすっかりいつもの映画祭会場に生まれ変わっており、会場の外のレインボーフラッグも、会場内のレインボーのライトも、いつもどおりに迎え入れてくれました。
あのレインボーの光景は、ゲイである自分と向き合いはじめた当初、すごく温かく感じられた「心の原風景」とも言えるものなので、いつもすごくホッとする気持ちを味わいます。
●関連記事
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に行ってみた。(2005-07-19)
さて初日(7/9)は20時から『ハリウッド・ジュテーム』の上映があったのですが、上映前には、ある方の追悼映像が明るくスタイリッシュな音楽と映像で流されました。その方とは、アートディレクターの川久保昭弘さん。左に紹介させていただいた第8回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭フライヤーの印象的なデザインをはじめ、コミュニティのイベントの数多くのフライヤーデザインを担当された方なのだそうです。4月にお亡くなりになったとのことです。→追悼ブログ
上映前に代表の宮沢さんらが登場して挨拶した時にそのことが語られたわけですが、今年で19回を数える映画祭は、そうした数多くのボランティアの人たちの思いの集積が引き継がれることによって、こうして続いてきているのだという歴史の厚みを感じるひとときでした。
映画祭は7月19日(月)まで。今年もボランティアスタッフの皆さんの奔走のおかげで、普段なかなか観ることのできない貴重な映画が一同に集結します。僕は例年のごとく、友人とワイワイ語り合いながらの日々になりそうです。今年はこれらの映画からどんな発見をし、何を感じ、どんな風に自分が変化していくのか。楽しみです。→FC2 同性愛 Blog Ranking