フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-11
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尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ019●「なんで男アカンねん」って言われても・・・

 このシリーズでアーカイブとして紹介している映像は、すでに1年前のもの。暑さが本格化してきた昨今、灼熱の太陽を浴びるとまず思い出すのは、一年前、あちこちの街頭で「暑さ」と戦いながら、喉を嗄らした日々のことです。



 前回紹介した十三駅前でのハプニングを乗り越え、淀屋橋の大阪市役所前に着いたとき。「うわ~、パレード思い出しますね~」とまず、口にする人がいました。そう、ここは2006年の10月に、第1回関西レインボーパレードが御堂筋への第一歩を踏み出した記念すべき場所。尾辻さんにとっても、当時のいろんな思い出が懐かしく感じられる中での演説となったようです。声のテンションが上がっていたように感じました。

23●大阪市役所前での街頭演説
  

 この場所では大阪のテレビクルーが横から撮影していたということもあり、一般公道で行う演説のわりには「同性愛者」「レズビアン」という立場の発言が多かったのですが、そのことによって、ビラ配りのメンバーに通行人からのハプニングが起きたようです。尾辻かな子応援ブログの管理人ハルルさんが、車に乗り込んでから語っていたことで判明しました。

24●「なんで男アカンねん」って言われても・・・
  

 街頭で「おっちゃん」が親しげに話しかけてくること自体、とても大阪的な光景ではあるのですが、その発言内容が「セクハラ」に当たることが、「おっちゃん」には想像できていたのでしょうかね?。

 セクマイの「可視化」が達成されたあかつきには、セクマイが思春期に「どう悩み、傷ついてしまいがちなのか」をも知ってもらうための方策が、考えられるべきなのではないかと思います。そうじゃないと、「トラウマ」を刺激されるような「セクハラ発言」を、一方的に受け続けなくちゃなりませんからね。

 「笑い」で返せるときと返せないときがありますから。世の中、強い人ばかりではないんですよ。FC2 同性愛Blog Ranking
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尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ018●「レズビアンとか書いてあったから・・・女同士でナニをやることやろ?」



 「街頭に出る」ということは不特定多数の人々の前に出て行くことですから、それだけ「矢面に立つ」ということでもあります。そのことを実感したやりとりが、2007年7月20日の大阪・十三駅前で起こりました。

21●大阪・十三駅前~「防災と女性」という視点
  

 この演説終了後。尾辻さんの後ろでレインボーフラッグを持っていたケンゾヲさんに、少し攻撃口調で話しかけている中年男性がいました。その場には緊張感が漂い、だいぶ長い間やりとりが行われていたので、僕は刺激しないようにこっそりと近付き、その様子を録画したのですが・・・やりとりの最後のあたり。次のような会話がビデオには記録されていました。

■男性 「レズビアンとか書いてあったから・・・。女同士でナニをやることやろ?そのようなことをやってはる人が・・・」
■ケンゾヲさん 「やってはるとかじゃなくって。あの~、趣味とか嗜好ではないんで。そういう偏見を無くして行こうということで。少数者に優しい政治をするということは、皆にやさしい政治ということで」
■男性 「民主党の小沢が言ったみたいだな」
■ケンゾヲさん 「そうなんです。だから日本ではじめてなんです。外国なんかだと例えば、パリの市長さんなんかだと同性愛者ですし。」
■男性 「そうなんかい・・・。」
■ケンゾヲさん 「日本で初めてのことなんで、応援をぜひ。」
■男性 「・・・わかりました・・・民主党も別れそうなんでしょ、バラバラなんでしょ」
■ケンゾヲさん 「いろいろとあるんで。よろしくお願いします。」
■男性 「・・・がんばってください。」

 ケンゾヲさんが終始、穏やかに対応していたので結果として対話は和やかに終了したのですが、僕がビデオを廻していたことに気付いたその男性は、「今のカットしてナ」と何度も言っていたので公開は控えておきます(笑)。ただ、その直後に移動の車中でケンゾヲさんにインタビューした会話は、御紹介します。

22●大阪・十三駅前街頭演説終了後の車中
  

 「同性愛者である」ことによって民主党から公認を受けた尾辻さん。したがって選挙中は「レズビアン」「同性愛者」という、尾辻さんの属性について街頭で述べる機会が多かったのですが、道行く人の中にはそれらの言葉に「偏見」を持っている人が、少なくはありません。

 そうした視線を少なからず感じながらの選挙活動ですから、「恐怖」に近い感情が無いと言えば嘘になります。この日の男性以外にも、偏見をぶつけてくる反応は、選挙期間中あちこちで日常的に見られました。当事者にとっては、自らの「トラウマ」と向き合わされることにもなりますから精神的にキツかった人も居たことでしょう。でも、支援者たちは「こんな人が居たんだよ~」と皆で「ネタ」として笑い飛ばし、それらの恐怖を吹き飛ばしながら、選挙活動を行っていました。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ017●三宮朝立ち→甲子園ららぽーと→阪急尼崎駅前



  前回まで紹介した怒涛のような神戸での活動の翌日。神戸・三ノ宮駅で7:30から行われた「朝立ち」には、出勤前の時間を利用して、尾辻さんのお母さんである尾辻孝子さんも参加していました。孝子さんは、ほんの少しでも時間が空くと大阪の選挙事務所に通ったり、街頭活動に参加するなど、娘の選挙活動を懸命にサポートしていました。

20●三宮朝立ち→甲子園ららぽーと→阪急尼崎駅前
  

 選挙カーで街宣活動をしながら移動し、10時頃から甲子園ららぽーと前で行われた演説は、7月20日ということもあり、終業式を終えた小学生や中学生が通り過ぎる中で行われました。また、阪神尼崎駅前では、7月16日に起きたばかりの新潟県中越沖地震の被災者に贈るための募金活動を、地元の高校生が行っている光景がありました。

 この日は、この後もあちこちへ移動しては「スポット演説」を行った尾辻さん。ふだん、こうした候補者の姿を街中で見かける時は「一瞬」でしかありませんが、その「一瞬の出会い」を作り出すために、本人はこれほどまでに手を振り、喋り続けるのか・・・と、その光景に圧倒されながら撮影を続けました。

★今回から、「尾辻かな子さんWe're OK!」「尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ」のカテゴリーを分割しました。選挙戦の未公開映像の数がハンパではないためです(笑)。続々と公開しますので、どうぞお楽しみに。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ016●「あ、知ってる~!」「・・・レズ?」など様々な反応を受けながら



 このシリーズ、なんだかものすご~く久しぶりですね~。前回載せたのはいつだったっけと辿ってみたら、なんと2月1日でした(←空けすぎ。爆)。早いもので「あの夏」から、もうすぐ一年になるわけで。既に心には何のわだかまりもなくなり、かえって面白がって映像を見返すことが出来るようになりました。

 というよりも、「無性に見たくなった」という気持ちが強いです。昨年の今頃は本当にあちこちで、毎日のように街頭で「性の多様性」「マイノリティー」「同性愛者」「ゲイ」「レズビアン」などの言葉が連呼され、直接、街の人々と出会う機会が連続していました。それが「当たり前」なのかと錯覚してしまうほどの頻度で、それは行われ続けていました。

 そんな日々をただひたすらに記録した映像で、まだ未公開のものがたくさんあります。これからも、少しずつ紹介出来ればと思っています。今、冷静に見返してみることで、いろんな意味で今後の参考になることが、少なからずあるだろうと思うからです。

尾辻かな子さんの選挙戦19●神戸・三宮アーケイド練り歩き
  

 この映像は2007年7月19日。神戸三宮おっくんカフェでの学習会(映像)の直後に行われた、三宮アーケイドでの練り歩きの模様です。選挙戦に入ってから既に8日目。毎日、あちこちで一日中喋り通しで尾辻さんの声はガラガラでした。

 夜中8時を過ぎるとマイクを使っての選挙活動は禁止されます。そのため支援者たちによる「肉声」でのアピール活動が行われました。道中では握手を求めてくる人もいれば、遠巻きから「知ってる~!」「・・・レズ?」と言いながら眺めている人も居る。映像には、そんな様子が捉えられていました。

★尾辻かな子さん最新NEWS
 6月15日(日)14時から、大阪府高槻市『JK's BIRD(3F)』にて、高槻市議会議員の野々上愛さんとのトークイベントが開催されます。(詳しくはこちらを参照。)野々上さんは、尾辻さんが政治家になる前のインターンシップ生時代に同期だった方。性的マイノリティの政策を高槻市でも展開し、市役所への申請書類の中で不必要な男女記載欄撤廃などの実績を持っているそうです。

 なお、このトークイベントの企画者は、昨年の選挙のときに高槻での尾辻さんの街頭演説を見に行き、それをきっかけに様々な出会いやイベント参加を重ね、ついには自身がこういうイベントを企画するに至ったとのこと。すごく張り切っているので、どんなイベントになるのか楽しみです。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ015●溺れた時の泳ぎ方を教えなきゃアカン!



 前々回そして前回と、昨年7月19日に神戸元町の「おっくんカフェ」で行われた学習会の様子を紹介してきましたが、今回が最終回。会場からの質疑応答では、HIV問題と行政のかかわり、そして女性問題、ジェンダー格差、性的マイノリティのメンタルヘルス、労働環境の地方格差など、さまざまな政治課題への言及がありました。

03●レズビアンの経済的貧困とジェンダー格差
  

04●溺れた時の泳ぎ方を教えなきゃアカン!
  

 質疑応答で尾辻さんの語っていた「セクシュアリティという切り口から見えてくるいろんな問題」は、上述したようにたくさんあります。しかも解決されずに放置されたまま、実際に生活者が困っています。それらの一つ一つを丁寧に解決して行くためにも、こちらの映像で語られたようにセクシュアリティーのメインストリーム化が、今後さまざまな分野で必要になってくることでしょう。その流れを作るためには「共感の輪」を広げることが必要です。そのことに気付いた一人一人が、地道な対話と活動を続けて行くしかありません。焦らずに、でも着実に。

 学習会の終了後は街頭でマイクが使える制限時間である20時までのわずかな時間を使い、元町駅前で演説が行われました。これは、この日取材に来ていた日経新聞、日本テレビ、TBSテレビの取材クルーに「画を撮ってもらう」という目的もありました。

尾辻かな子さんの選挙戦18●神戸元町駅前での街頭演説
  

 元町駅前では尾辻さんのお母さんである尾辻孝子さんもビラ配りに参加。通行人に一枚一枚、政策の書かれたビラを手渡していました。そしてこの後、尾辻さんとボランティアたちは元町駅南口の商店街を一時間ほど練り歩き、朝から晩まで時間いっぱい使っての、神戸でのアピール活動は終わったのでした。



2月は関西で尾辻さんのイベント目白押し!
 そんな神戸で尾辻さんを招いてのイベントが2つ。そして大阪で市民講座として自主的に企画された講演会が立て続けに開催されますよ~!(以下、尾辻かな子を応援する会サイトからの転載です。)

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  2月10日は神戸に行こう!(おっつんイベント2本立て)
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 イベントフライヤーはこちら

□■イベント詳細■□
 ==昼の部==
 神戸LGBTIQプライドマーチ特別勉強会「虹色の社会へ向けて」
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 ゲストスピーカー:尾辻かな子
 ■テーマ(予定)
  ◇虹色の社会って?
  ◇市民祭参加型パレードの目指すもの
  ◇ILGA国際会議(タイ・チェンマイ)報告会
 □時間:13:30~16:30(予定)
 □場所:神戸市立総合福祉センター第2会議室(神戸市中央区橘通3-4-1)
 □会費:無料
 □主催:神戸LGBTIQプライドマーチ

 ==夜の部==
 「おっくんのバレンタインパーティー」
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 おっつんとバレンタインの夜を(ゲスト:尾辻かな子)
 □時間:18:00~21:00
 □場所:おっくんカフェ(神戸市中央区北長狭通4-3-23(2F) TEL078-392-2628)
 □会費:2,500円(1drink付き・軽食有り) *事前予約頂いた方は2,200円
 □主催:おっつん神戸応援会
 □賛同・神戸LGBTIQプライドマーチ
☆★司会に「パフナイト」のつな決定! ★☆
 人数確認のため、事前にご予約(ニックネーム可)ください。
 予約頂いた方に限り会費2,500→2,200円になります!
 みんなでチョコの交換をします!  200~300円位のチョコをご用意ください。
☆ゲイもレズビアンもノンケさんもみんなで楽しもう!☆

■□参加申込■□
 どちらのイベントもどなたでも参加できます。
 夜の部にご参加の場合は事前にご連絡下さい。
 
■□申込み・お問合わせは■□
 mixi「おっつんとの絆」コミュにて。または尾辻かな子を応援する会サイト管理人まで。

■━━━━━━━━━━━━━━■
  2月11日は大阪・枚方市で講演
■━━━━━━━━━━━━━━■
*参加申込みをお願いします!
大阪枚方市・市民企画講座
講演「人間の性の多様性を認め合う社会に」
時間: 午後1時30分~4時30分
場所:メセナひらかた(大阪府枚方市)  入場は無料

参加申込→メセナひらかた・ウィルへ 
TEL 072-843-5636 FAX 072-843-5637  先着70名様まで。
詳しくは・・・サークルcielarko  講座チラシ(PDF)
場所が不安・・・という方は「一緒にいきましょう!」という企画もあります。
mixi「おっつんとの絆」コミュのイベント覧をご覧下さい!



 ちょうど連休ということもありますし、少し遠い人にとっても参加しやすい日程ですね~。関西方面の方も、関西方面でない方も(爆)ぜひ、最新の尾辻さんの発言を聴いたり語ったり遊んだりしに、お出かけになってみてはいかがでしょう!FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ014●どんな選択をしても損をしない社会に


「議員としては『多様性』という価値観ばかりを言っていてもしょうがない。それを法律に落としていかなきゃいけないと思う。」

 前回に引き続き、2007年7月19日の神戸での学習会の模様を紹介するわけですが、ケンゾヲ★さんからの問いかけに、尾辻さんはまず上記のように応えました。そして・・・

神戸LGBTIQプライドマーチ勉強会02●どんな選択をしても損をしない社会に
  

 この映像内での尾辻さんの発言の要点をまとめると・・・

差別禁止法がないという現状を変えて行きたい。
・「男性の、ある決まった人たち」のみが優遇されている社会制度を、変えて行きたい。
・市民としての権利を、 「どんな選択をした人たち」にも公平に。

・ビジネスの世界の「ダイバーシティ(多様性)トレーニング」を政治の世界にも。

・社会の活性化につながる。・・・といった感じでしょうか。政治の世界って基本的に「風見鶏」気質だから、社会の中で「いちばん最後に」変わる傾向にあるらしいですねぇ。これは根気良く続けるしかありませんなぁ~(爆)。

■尾辻さんが言及した東京での街頭活動の映像はこちら。
 ●鳩山由紀夫氏との街頭演説風景
 ●大河原まさ子さん(参議院議員・東京選挙区トップ当選)の応援演説
 ●あべ祐美子さん(品川区議会議員・民主党)の応援演説(アウシュビッツの話)

 神戸での学習会の映像は次回も続きます。そしてこの日、時間ギリギリまで行われた神戸元町駅前での街頭演説の模様も御紹介します。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ013●「異性愛しかない」という政治の場での前提を変えるため



 な~んか最近やっと胸がズキズキ痛まずとも、「ふ~ん」って感じである意味突き放して、選挙の頃の映像を見返すことが出来るようになりました(爆)。さて、地味~に半ば意地のように続けている「選挙戦アーカイブ」も今回で9回目。2007年の7月19日に神戸・元町の「おっくんカフェ」で収録した勉強会の模様をお届けします。

 この会は神戸LGBTIQプライドマーチ準備会が主催したもので、「セクシュアルマイノリティーとアドボカシー~市民活動の中でわれわれの出来ること」というタイトル。司会はケンゾヲ★さんで、会場には30名ほどの参加者と、日経新聞やテレビの取材が入っていました。尾辻さんはこの前日には一日中、京都で街頭活動を行い、この日も朝から神戸のあちこちで喋り通しだったということで、声がガラガラになってますね。あと、関西では尾辻さん、安心して関西弁で喋れるということもあってか早口で、東京とはキャラが違うように感じるのは僕だけでしょうか(爆)

14●神戸LGBTIQプライドマーチ勉強会01●「異性愛しかない」という前提を変えるために
  

 民主党からの公認が遅れた理由などが端的に説明されていますね。それから、尾辻さんがどうして「国政に出よう」と思ったのかが、よりわかりやすく伝わってくる話でした。

 尾辻さんは2005年当時、現職の政治家としては初めてカミングアウトしたわけで、それを知ったLGBT当事者たちからは、日常生活におけるさまざまな「困ったこと」の相談がメール等々で寄せられるようになったそうです。以前、メールを整理している光景を見たことがあるのですが、ホント冗談じゃなくたくさんのメールが寄せられてたみたいですよ、尾辻さんの所には。

 これまではそうした声を「吸い上げる場」がはっきりとは見えなかったわけで、それだけ「同性愛当事者の現職政治家」が出たということは、当事者たちの間にインパクトを与えていたわけです。尾辻さんはその一つ一つの声に日常で接するにつれ、「異性愛しかない」という前提で成り立っている政治の場を変えて行くことを志向するようになったわけですね。その歩みはこれからも続きます。準備会での映像、あと数回分ありますのでお楽しみに。FC2 同性愛Blog Ranking




■尾辻さんの今後の活動予定

1月24(水)~27日(日) ILGA国際会議出席(タイ・チェンマイ)  
2月2日(土)東京中野で講演会 (主催:日本レインボー聴覚障害者団体) 
2月4日(月)ボイス・オブ・へドウィグDVD発売記念トークショー出演(東京) 
2月10日(日)神戸LGBTIQプライドマーチ勉強会にて講演、アフターパーティーゲスト出演 
2月11日(月祝) 大阪・枚方市市民企画講座で講演
2月17日(日) ILGA国際会議報告会(東京・新宿)

★各予定の詳細については、尾辻かな子を応援する会尾辻かな子応援ブログ、あるいはmixi「おっつんとの絆」を御参照ください。

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ012●選挙戦アーカイブ08●マジョリティーとマイノリティーは、線引き一つなんです。



 前回も紹介した7月14日夜の新宿二丁目での演説は、台風が接近中の雨の中、ギャラリーが集まらないにも関わらずなぜ決行されたのかと言えば、メディア数社からの取材が入っていたからです。密着取材のテレビ局に加え、大手週刊誌やスポーツ新聞の記者らが、「公示後初の二丁目での演説」を記事として仕上げるべく、この日は尾辻事務所を訪れていました。尾辻さんの立候補と選挙活動の動向は、メディア関係者にかなり注目されていました。

12●新宿二丁目仲通りでの、福島光生さんの応援演説
  

 福島さんの言っている「壮大なアンケート調査です」というキーワードは、LGBT当事者向けのメッセージとして選挙中、たびたび用いられました。この言葉の背景には、「同性愛者の当事者であることを公表した議員経験者の尾辻かな子が、性的マイノリティーの声を国会に届けることを打ち出して出馬すれば、ある程度の票が集められる」と民主党が判断したからこそ、全国比例の候補者として公認が下りたという意味が込められています。つまり「同性愛者である」ということがプラスに評価されての出馬だったというわけです。

13●演説終了。そしてmf(メゾフォルテ)での雑誌取材へ
  

 20時ギリギリまで演説をした尾辻さんは、そのまま福島光生さんの経営するバー「mf(メゾフォルテ)」に向かいます。引き続き、週刊誌のインタビューと写真撮影が行われるからです。バーへ向かう途中も、スポーツ新聞数社の記者がインタビューを続けていました。こうしたちょっとした移動時間にも記者たちは、少しでも他社より面白い独自のコメントを取ろうと尾辻さんに質問を投げかけ続けるのです。尾辻さんは休む間もなく、それらに応え続けていました。

 mf(メゾフォルテ)でのインタビューは、性的マイノリティーの事情にあまり詳しくないノンケの記者さんに対して、尾辻さんと福島さんが「これは政治課題なんだ」ということを丁寧に説明していました。こうした取材の光景を、何度見かけたことでしょう。そしてそのたびに説明する尾辻さんの言葉を、何度聞いたことでしょう。

 性的マイノリティーのことを「イロモノ」として扱わない真摯な取材態度で書かれた記事が、選挙期間中はたくさんメディアに載りました。そのことに「慣れていた」という当時の状況が、今となってはとても贅沢なことだったように思い返されます。

 尾辻さんは演説で「マジョリティーとマイノリティーは線引き一つです」と言いました。果たしてこの意味が、(構造的に)マジョリティー側に足場を置きがちなマスメディアの記者さんに、どれだけ伝わったのでしょう。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ011●公示後初、新宿二丁目での街頭演説



 選挙戦中、撮影していた数多くの尾辻さんの演説の中で、特に驚いたのがこの時の演説です。あいにくの雨の中でギャラリーが少なく、テレビ局や雑誌の取材陣が取り囲む中での演説ではありましたが、尾辻さんの「当事者向けのメッセージ」の感情的ボルテージが最も高かったのは、この時ではなかったかと、振り返ってみて思います。

11●公示後初、新宿二丁目街頭での演説
  

 この日はとにかくハードスケジュールでした。前回まで紹介していた東京レズビアン&ゲイ映画祭会場付近での演説を終えた尾辻さんは選挙カーに乗り込み、池袋に向かいます。ちょうど東口のシアターグリーンで劇団フライングステージの公演「サロン~彼女の生き方、ゲイの生き方~」が行われていたからです。

 移動の街宣カーの中でも尾辻さんは主立った場所でのアナウンスを続け、新宿駅前での渋滞に巻き込まれながらも、なんとか18:30の開演前に間に合います。そのまま劇場前に立ってアピールをした後は、休む間もなく新宿二丁目に戻って街頭演説を行いました。選挙期間中、候補者が野外でマイクを使って演説できるのは20時までと決まっています。仲通り交差点では制限時間ギリギリまで粘っての演説が行われました。

 選挙期間中の尾辻さんは日本全国の主要都市に飛び回るため、東京に滞在できる日数は限られていました。しかも7月14日は東京で「毎夏恒例のLGBTイベント」が集中して行われているということで、とにかく「当事者向けのメッセージ」を発することに終始した一日だったと言えるでしょう。その流れを受けて気持ちが高まった上で、この演説に繋がったようですが、あまり他の場では語られることのなかった並々ならぬ決意と意志が込められた、印象的な演説ではありました。

 次回は新宿二丁目振興会の福島光生さんの応援演説と、メゾフォルテに移動してから行われた雑誌取材の様子を御紹介します。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ010●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山スパイラルホール前での演説



 尾辻さんの選挙を支えたスタッフは「選挙活動初心者」がほとんどであり、街頭での声出しの際にも、ついつい力が入りがち。まだ選挙戦が始まったばかりだった7月14日。スタッフに対して尾辻さんが「もっと柔らかくお願いしますね」と、何度も要請していた姿が印象的でした。

10●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山スパイラルホール前での演説
  

 立ち止まって聴く人。素知らぬ顔で通り過ぎる人。握手を求めて来る人。遠巻きに眺める人…。「映画」というフィクションを観終えたばかりの観客に、尾辻さんの訴え方はどのように映ったのでしょう。FC2 同性愛Blog Ranking

尾辻かな子さん’07参院選アーカイブ009●色とりどりの傘の中。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山通りでの演説



 傘の波に埋もれる尾辻さん…。

ところで。今年の1月6日に始めたこのシリーズも、いつの間にか100回目を迎えてしまったんですねぇ~(怖っ!爆)。今後もカメラ小僧としては引き続き、尾辻さんの奮闘する姿を追い続けたいと思っております。

 さてさて「選挙戦アーカイブ」は「これでもかっ!」というくらいマニアックに、ディテールにこだわりながら、超スローペースで続けておりますが(笑)今回は前回に引き続いての第16回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭会場付近での演説風景です。ウィメンズプラザからスパイラルホールに向かう途中の交差点で話し始めた尾辻さん。近隣の飲食店には映画祭を観に来た方々が休憩していたようで、拍手が洩れ聞こえて来たりしましたよ。

09●東京国際レズビアン&ゲイ映画祭・青山通りでの演説
  

 「全国比例候補」というと、大組織によって賑々しい選挙活動を展開しているのかというイメージを持ちがちですが、尾辻さんには大組織のバックアップがありませんから、こうしてちっちゃな車で少人数で「一人一人との出会い」を積み重ねて行くしか無かったわけですねぇ。そういえば選挙期間中には、党や大組織から一大プッシュされている他の候補の賑々しい宣伝振りを目にすることも多かったのですが、「なんでこんなに違うの?」と思わされる場面がたくさんありました。

 今年は尾辻さんや石坂さんや上川さんの選挙活動を見ることで、自分がこれまで思い描いていた「政治」というものへの先入観とか思い込みが、ずいぶんと崩されて行ったように思います。いろんな意味で、実はとっても「人間くさい」場なんだなぁと知りました。FC2 同性愛Blog Ranking

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