フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2008-05
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ボーイズ・ラブを読んでみる01●24時間戦えないから。

 仕事で、ちょっとしたミスをした日。無事にフォローはしたものの精神的に少し疲れながらの帰り道。電車に揺られながら『きのう何食べた?』の単行本を読み始めてみたら、スーッと気分が軽くなってリラックスできました。その時に思いました。「あぁ。BLにハマる人って、こういう気分を知っているのかもしれないなぁ」と。

 マッチョじゃないんですよね、世界観が。「強さ」とか「上昇志向」を鼓舞されて追い立てられるような、いわゆる「熱血サラリーマン漫画」のギラギラした暑苦しさとは、まるで対極に位置するであろう柔らかさ。だって主人公はいつも「晩飯なににしよう。あそこのスーパーであれを買って・・・。おっ。今日は大根が安売りだ」とか、そういうことが頭の中を占めているんですよ。会社人間ではなく「生活人間」とでも呼びたくなるような肩の力の抜け加減が、読者をもリラックスさせるんだと思うんです。

 そういう生活を「男」が「男」と同居しながらやっているということ。だけど、そのことを殊更に「特殊なこと」として際立たせるのではなく、あくまでも「主人公にとってのフツーの日常生活」として描き出す。実はこれって、ものすごく高度な表現なのではないかと感じました。

 まだ全部を読んではいないのですが、この作品が醸し出す独特の「力の抜けた感じ」の魅力に、しばらくハマることが出来ることを「幸せ」だと感じています。この漫画は家で静かに読むよりも、電車の中で吊り革に掴まりながら読むのが似合うような気がします。

 「生」の真実とはきっと、なんの変哲もない日常に目を凝らすことで浮かび上がってくる。そんなことを教えてくれるボーイズ・ラブ漫画です。

★「ボーイズ・ラブを読んでみる」という新シリーズを始めます。こちらの記事にコメントをいただいたことをきっかけに、BL市場の大きさと多様性に興味を持ちました。ラフな感じで書いて行こうかな、と思ってます。FC2 同性愛Blog Ranking


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