フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-06
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薔薇族は生きている068●香山リカさん×本間真夫さんトーク ~内藤ルネさんについて



 10月28日(水)20時から、原宿のマヌエラカフェで開催されたトークショー「香山リカ×本間真夫さんトークショー」に行ってきました。観客は35人ほどで満員になる大きさのスペース。ギャラリー兼喫茶もできる店で「内藤ルネお言葉展」が開催されているのに合わせたトークショーです。

 本間真夫さんと言えば、『薔薇族』の初期から中期を引っ張った伝説の編集者=藤田竜氏のこと。この貴重な機会、見逃してはなるまいと情報を知り次第すぐ申し込み、楽しみにして出かけました。

 ゲイ雑誌の編集の人とか、おネエタレントの方とか、伊藤文学さんのトークなどでよく見かける方とか、観客席のオーラが「濃い」感じの中、本間さんが登場。

 杖をついているけれども背筋はピーンと伸び、笑顔がよく似合う柔らかい表情と語り口で、内藤ルネさんについての思い出話を語ってくださいました。本間さんのサービス精神旺盛な話しぶりに、客席からはしょっちゅう笑い声が上がっていました。僕はいちばん前の席に座ったのですが、手を伸ばせばすぐに触れてしまう距離に2人が居るという現実に、ちょっとクラクラしながらもトークを聴きました。

 本間さんと内藤ルネさんは、本間さんが18歳の時に出会って以来、52年間も一緒に過ごしてきた、要するに(今の言葉で言うならば)「同性パートナー」であり、事実上の運命共同体だったのです。90年代リブ以降のゲイ言論では「薔薇族世代」の人たちの生き方や、存在のあり方の評価を軽視する風潮もあったようですが、そろそろそういう偏ったフィルターのかかった歴史解釈からは解放されるべきではないかと思います。人間の営みとは、ある時代を境に「スパッと」区切れたり分類出来たりできるような単純なものではないはずです。

 2人が長く一緒に過ごして来られた秘訣として本間さんが挙げていた理由で印象的だったのは、「色んな事に関する感覚が一緒だった」ということです。そして、「出会うべくして出会った」という風にもおっしゃっていました。照れずに真顔でそれが言えるって、凄いことだよなぁと思います。

 ただ、どちらかというと本間さんはセンスとしてはオーソドックスなものに惹かれるけども、ルネさんは「変わったモノ」の方に走る傾向があり、「そういう違いはあったけれども」と注釈を付けていましたが、もっと深いところでは「似ていた」ようです。たぶん、一緒に居ることが心地よかったんじゃないかと感じられました。そうでなければ52年間も、同じ人との生活が続くわけがありません。

 昔気質の人らしく、基本的にはストレートな物言いはあまりしませんでしたし、わざと毒を吐きながらのトークではありましたが、言葉や表情の端々から、ルネさんとの関係はこの人にとって「人生そのもの」だったんだろうなぁということが伝わってきました。

 セクシュアルな関係は別にしても、一緒に居ることが「意識されないくらいに当たり前のこと」だと感じられるような関係だったんだろうなあと。かつて『薔薇族』の編集者の時代は、かなり怖い人だったという伝説がある本間さんですが、現在はやさしい瞳で柔らかな口調で、ルネさんのことを語っているんです。その表情から読み取れる「積み重ねてきた人生の深み」は、半端じゃないほど多義的で複雑な色合いを見せていました。

 ゲイ絡みの話はなかなか出て来なかったのですが、香山リカさんがふと、ルネさんが夜中に「伯爵の絵」を描くことを好んでいたという方面に話を振った時、「それはつまり少年を裸にしてどうこうするという絵なんですけどもね」と本間さんが応じたことで、広がって行きました。

 なんでも、2002年に「内藤ルネ再ブーム」を巻き起こした弥生美術館での展示では、かつて薔薇族の表紙絵を描いていたことや、数々の「男の絵」を描いていたことなどには一切触れず、「かわいい少女絵のパイオニア」という方向性で徹底していたそうなのですが。それを見に来た記者が書いた新聞評で「潔くない」と指摘されたことで考えを改めたそうで、同じ美術館で2回目に展覧会が開かれた時には、「ゲイ雑誌の表紙絵を手掛けた画家」としての側面にもスポットを当てた展示が行われたのだそうです。

 現在においても「少女絵」の分野での「内藤ルネ」という名前は一人歩きを続けており、各地の百貨店から展覧会の引き合いがものすごく、若い女性を中心にブームが続いているようですが、ともするとそこで「かわいい」ルネさんに触れている人たちは、ルネさんのもう一つの顔を知らないのかもしれません。

 ファンシー雑貨として消費される方面ばかりが注目されているのでは、作家としてのルネさんの大事な側面が置き去りにされてしまいます。そういう歴史は、意識的に「気付いた者たち」が語り続けないと、消えて行ってしまうものなのかもしれないと感じました。

 ともかく、これまで書物の中や、昔の『薔薇族』誌面での「藤田竜」という架空の存在としてしか知らなかった本間さんの実像が、こうして見られたことは心躍る体験でした。僕はルネさんにはかろうじて、亡くなる半年くらい前に上野の松坂屋で開催されていた「内藤ルネ展」を見に行った時に著書にサインを描いてもらった際に喋ることが出来たんですね。「人」って、やっぱり直接会ってみないとわからない雰囲気とか、存在の独自性とか、発しているオーラとかがありますよね。今日、「肌」で感じたこの感覚は、大切に記憶しておこうと思います。

 本間さんは伊豆・修善寺での生活は既に切り上げ、現在は東京に住んでいるそうです。

『内藤ルネ自伝 すべてを失くして―転落のあとに』



【当ブログ内、内藤ルネさん関連記事】
046●内藤ルネさんを偲ぶ01●半世紀以上の同性パートナーシップに乾杯!
052●明かるいところへ出ようと歩いて来ました。~藤田竜さんとの100号記念対談
053●内藤ルネさんを偲ぶ02●銀座でお別れ会「アデュー内藤ルネさんの会」開催
056●内藤ルネ特集~男性同性愛者として生きた生涯を奔放に赤裸々に
057●内藤ルネさん追悼インタビュー~伊藤文学さん

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薔薇族は生きている067●田亀源五郎×伊藤文学トーク06●ゲイ雑誌のギャラ事情



 草創期は「発表の場が出来た!」という純粋な喜びにあふれたゲイ雑誌の誌面。しかし発行部数も伸び、いくつもの雑誌が競合するようになり、書き手たちにも「プロ意識」が生じて作品の質が向上してくると、当然のことながら掲載に対する「報酬」に関する問題も生じてくるわけです。

10●ゲイ雑誌ギャラ事情
  
薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート PLAYLIST

 お~っと文学さん、話が深入りするのを避けましたねぇ(・・・逃げた!爆)。旧来のゲイ雑誌界の常識に疑問を持った田亀源五郎さんらの世代が、改革してきたという側面もあるみたいです。感謝!FC2 同性愛 Blog Ranking

薔薇族は生きている066●田亀源五郎×伊藤文学トーク05●ハッテン場でNHKの名刺を配ったアナウンサー「楯四郎」



 歴代の薔薇族に寄稿して誌面をにぎわせた人たちの中には、当然のように様々な職業の人が居たわけですが、数々の小説を書いた楯四郎さんは、なんとNHKアナウンサー。ハッテン場で平気で名刺を配るなど、当時としては(というより今だったとしても)、かなり開放的に豪快に振る舞っていた方だったようです。

08●ハッテン場でNHKの名刺を
 
■楯四郎氏に関する、伊藤文学さんのブログ記事
「『薔薇族』の人びと」その6〜小さな縁(えにし)が波紋のように
■伊藤文学さんの著書(薔薇族関連の人々のエピソードがいっぱい)
『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

09●さぶ表紙・三島剛氏の心の傷
 
薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート PLAYLIST

 いや~それにしても楯四郎さんのエピソードはすごいですね。『恐喝者』という文章、捜し出して読んでみよっと。

 そして、『薔薇族』に居られなくなって『さぶ』に移り、結果的には『さぶ』の一時代を象徴する表紙絵の画家になった三島剛さん。文学さんが語った彼に関するエピソードは、些細なことだけれども、その人の「人となり」についての想像力を膨らませてくれる貴重なものだなぁと思いました。文学さんの頭の中には、ある時代の日本の男性同性愛者たちについての人間臭い「記憶」が、ギッシリとたくさん詰まってるんですね。

■薔薇族関連ニュース

★「内藤ルネお言葉展」開催中マヌエラ画廊公式ページより
【開催期間】2009年9月19日(土)~11月15日(日)
・・・マヌエラ初の企画展。オープンから一年を迎えるにあたって、内藤ルネ先生のお言葉展を企画いたしました。内藤ルネ先生の愛がたっぷり詰まった「内藤ルネ自伝 すべてをなくして」(小学館クリエイティブ)より心に響いた言葉のかずかずを展示しております。 展示期間中は書籍「内藤ルネ自伝 すべてをなくして」(小学館クリエイティブ)とシールブックの販売も予定しております。

★本間真夫氏×香山リカさんトークショー開催
長年内藤ルネ先生のマネジャーをつとめられてきた本間真夫氏を迎えてのトークショー。内藤ルネ先生についてのお話を伺います。
【開催日時】10月28日(水)20時~(開場19時半)
【会場】マヌエラ【参加費】2000円(お茶付き)【参加人数】35名

【お申し込み方法】
メールタイトル【10月28日イベント】とし、
■お申し込み代表者名■電話番号■このイベントを何で知ったか■お連れ様氏名
以上をご記入の上メールアドレスinfo@manuela-cafe.comまでご応募ください。

 このブログのこのシリーズ映像をよくご覧になってくださっている方は、もうお気づきですね。10月28日に香山リカさんとトークショーを開催する本間真夫氏とは・・・そう。内藤ルネさんと長年生活を共にしながら、薔薇族で一時代を築いた「あの人」のこと。「日本の同性愛者には中高年のロールモデルが無い」とか言ってるそこのあなた!この貴重な機会お見逃しなく!(ロールモデルって、必ずしも「模範的」でなくてもいいような気がするんだけどね~。)FC2 同性愛 Blog Ranking

薔薇族は生きている065●田亀源五郎×伊藤文学トーク04●三島剛氏、最初は男女の春画から!?



 伊藤文学さんの口から、歴代の『薔薇族』を彩ったゲイ作家たちのエピソードが続きます。今回登場するのは、長谷川サダオさん、林月光(石原豪人)さん、三島剛さんです。

06●妖怪もSMもホモも・・・
 

07●三島剛・男女の春画から!?
 
薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート PLAYLIST

 えっ! NHKの人って・・・!?。次回、驚愕のエピソードが明らかに!FC2 同性愛 Blog Ranking

薔薇族は生きている064●田亀源五郎×伊藤文学トーク02●ゲイ作家たちの葛藤


 前回から空きましたが連載を続けます。

 1971年の薔薇族の創刊によって「表現の場」が生まれた全国の男性同性愛者の絵描きたち。ただ、雑誌の編集方針や掲載スタイルと、作家たちの表現欲求との間には様々な葛藤が生まれていたようです。会場にいらしていた作家の稲垣征次さんのお話などから浮かび上がりました。

05●ゲイ作家たちの葛藤
 
薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート PLAYLIST

 それにしても、伊藤文学さんのおっしゃった「薔薇族は編集会議を開いたことがない」というエピソードはスゴイですね~。それだけ70年代当時は男性同性愛に関する情報の飢餓感があって、ゲイ雑誌が「売れやすかった時代」だったということなのでしょう。

【伊藤文学さんNEWS】
9月26日(土)15:00~伊藤文學ワークショップ
会場:高円寺NOHOHON 会費:1000円
・・・日本に“同性愛マスコミ”を起ち上げた男、『薔薇族』編集長・伊藤文學。ノンケでありながら、下手なゲイよりはるかに長く、そして深くゲイの世界を見つめてきた出版界の怪人が講師をつとめる月イチのワークショップです。毎回、硬軟とりまぜた様々なテーマで、ユルくて濃いトークを展開します!なにぶんにも狭い会場なので、収容人数を超えてしまったときには入場をお断りする場合があります。確実に参加されたい方は、事前にご予約ください。

参加申込アドレス ryuususumu☆gmail.com(スパム予防のため、お手数ですが☆を@に変えて送信してください)

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薔薇族は生きている063●田亀源五郎×伊藤文学トーク01●ゲイの歴史を調べると、必ず出てくる三島由紀夫



 「裸の女房」の出版記念パーティーが開催された翌日である6月8日(日)。伊藤文学さんは銀座「ヴァニラ画廊」でのトークショーに出演しました。

 6月13日(土)まで開催されている「伊藤文学コレクション~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート」を記念して、同展覧会の監修を担当したゲイ・エロティックアーティストの田亀源五郎さんとのトークショー。司会は薔薇族副編集長の竜超さん。観客は約50名。15時から2時間近くにわたって行われました。

 同展覧会の出展作家たちは皆、『薔薇族』にイラストを投稿することから表現の場を得ることができ、ファンを獲得して独自の表現世界を確立した人ばかり。そうしたアーティストたちの裏話から、三島由紀夫氏の同性愛者としての素顔まで、「そこまで言っちゃっていいの?」と驚くようなエピソードがふんだんに出てくる、おもいっきり刺激的なトークでした。歴史の証言としても、貴重な逸話がたくさん出てきます。

01●風俗奇譚から薔薇族へ
  
田亀源五郎さん関連書籍
  ■『田亀源五郎禁断作品集』
  ■『日本のゲイ・エロティック・アート vol.1 ゲイ雑誌創生期の作家たち』
  ■『日本のゲイ・エロティック・アート Vol.2』
伊藤文学さん関連書籍
  ■『裸の女房―60年代を疾風のごとく駆け抜けた前衛舞踊家・伊藤ミカ』
  ■『「薔薇族」の人びと その素顔と舞台裏』
  ■『「薔薇族」編集長』 (幻冬舎アウトロー文庫)
  ■『薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い』
竜超さん関連書籍
  ■『消える「新宿二丁目」―異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?』

02●3万円で売れてたゲイビデオ
  
間宮浩さん関連書籍
  ■『新宿の美少年たち』
笹岡作治さん関連書籍
  ■『若者狩り 完全限定版 [笹岡作治作品集「壱」]』

03●三島由紀夫「憂国」秘話
  
三島由紀夫・映像内言及作品
  ■『憂國』 [DVD]
  ■『花ざかりの森・憂国―自選短編集』 (新潮文庫)

★僕も「憂国」のレビューを書いたことがあるんだけど、もし生きてたらなんていわれたのかなぁ?(読んで欲しかった~ミシマLOVE。笑)

04●三島由紀夫と福島次郎
  
福島次郎さんの発売禁止になった本
  ■『三島由紀夫―剣と寒紅』
三島由紀夫・映像内言及作品
  ■『禁色』 (新潮文庫)

 同展覧会では、12人の作家たちによる原画が大量に展示されており、これだけの量のゲイ・エロティックアートが一度に見られるのは滅多にない機会だということです。

 70年代~90年代まで。主に『薔薇族』の誌面を飾ったイラストや絵画が中心なのですが、原画というのはやはり迫力が違います。筆使いや鉛筆の細かいタッチなど、作家が込めた感情がダイレクトに伝わってくるのです。

 ふだんは会社勤めなどをしながら、『薔薇族』にこうした絵を投稿することで、自らの「ゲイ性」を開放していた作家たち。鬱屈した欲求が表現へと昇華したプリミティブな魅力に溢れていました。

 インターネットなんて無かった時代。当時の作家たちは『薔薇族』に載ることで自信が付き、さらに研鑽を積んで豊かな表現世界を形成したのです。日本の同性愛史の厚みや深さを感じることのできる貴重な機会です。ぜひ、足を運んでみてください。

 ★伊藤文学コレクション
~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート
 

6月1日(月)~6月13日(土)
平日12時~19時/土曜・祝日 12時~17時
特別展示・入場料500円

■出展作家(予定):田亀源五郎/三島剛/船山三四/小田利美/遠山実/児夢(GYM)/長谷川サダオ/木村べん/平野剛/大川辰次/稲垣征次/三上風太

■出展協力:田亀源五郎/城平海/荻崎正広
■監修:田亀源五郎
■企画・プロデュース:Maipu Design 清水良洋

会場:銀座ヴァニラ画廊(Vanilla Gallery)
東京都中央区銀座6‐10‐10第2蒲田ビル4階
Tel&Fax 03‐5568‐1233

★トークの掲載は今後も続きますので、どうぞお楽しみに。FC2 同性愛 Blog Ranking

薔薇族は生きている062●6月は伊藤文学さんのコレクション展&著書「裸の女房」出版

 伊藤文学さんと、2007年の1月に劇的な(?)出会いをしてから早2年あまり。当ブログではこれまで、文学さんがテレビに出演したりする機会や、トークショーを開催する機会などにカメラを廻し、お伝えしてきました。

 最近は個人的に御無沙汰していたのですが、6月は何回も会うことになりそうです。6月1日(月)~銀座での「伊藤文学コレクション~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート」の開催。そして、かねてからの念願だった著書の出版記念パーティーと、文学さんの活動が活発になるからです。

★伊藤文学コレクション
~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート~

6月1日(月)~6月13日(土)
平日12時~19時/土曜・祝日 12時~17時
特別展示・入場料500円

■出展作家(予定):田亀源五郎/三島剛/船山三四/小田利美/遠山実/児夢(GYM)/長谷川サダオ/木村べん/平野剛/大川辰次/稲垣征次/三上風太
■出展協力:田亀源五郎/城平海/萩埼正広
■監修:田亀源五郎
■企画・プロデュース:Maipu Design 清水良洋

会場:銀座ヴァニラ画廊(Vanilla Gallery)
東京都中央区銀座6‐10‐10第2蒲田ビル4階
Tel&Fax 03‐5568‐1233

★特別トークショー開催!伊藤文学×田亀源五郎
6月7日(日)15時~/入場料:1500円(1ドリンク付)
司会進行:竜超(『薔薇族』副編集長)

 歴代の『薔薇族』を彩った日本のゲイ・エロティック・アートを一同に見られる貴重な機会になりそうですね。

 さて、文学さん念願の著書とは、『薔薇族』を1971年に創刊する以前の1960年代後半に、文学さんの奥さんだった前衛舞踊家・伊藤ミカさんと過ごした日々を、文学さんが書き下ろしたノンフィクションです。

 伊藤ミカさんは当時、教師として勤務しながら、前衛舞踊界で「O嬢の物語」「愛奴」などの作品で「裸」で踊ることにこだわり、その尖った芸術性がマスコミでも高く評価されはじめていました。アヴァンギャルド芸術が盛んだった60年代後半のアート・シーンの牽引役になると期待されていた矢先に・・・なんと、彼女は自宅の風呂場で事故死してしまいます。

 その当時は半ば彼女のマネージャーのような役目を担っていたという、若かりし頃の文学さん。彼女の突然死により、思い描いていた人生のレールが大きく方向転換を余儀なくされたことが『薔薇族』の創刊につながったのです。そうしたエピソードを書いた本を「必ず出版したい」と以前から繰り返し言っていたのですが、ついに実現することになりました。

伊藤文学著『裸の女房―60年代を疾風のごとく駆け抜けた前衛舞踊家・伊藤ミカ』
定価:2000円 彩流社より6月刊行

★「裸の女房」の出版を祝う会
6月6日(土)・16時開場、16:30開会(終了は19時)
銀座・キャバレー「白いばら」(中央区銀座3-5-18)、
Tel:03(3564)0967
会費:10000円(本代・おみやげも含む)

・・・会費がなんと1万円!しかも銀座の老舗キャバレーで行われるという超レア・イベントというところに、今回の出版に賭ける文学さんの「本気度」が伝わってきます。6月の第1週の週末は、2日続けての「文学イベント」。ファンの方々はぜひ、この2度とない(であろう)機会を、どうぞお見逃しなく!FC2 同性愛 Blog Ranking




■当ブログ内・伊藤文学さん関連映像PLAYLIST
薔薇族城落城
伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門
伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る
伊藤文学さんのところにゲイ雑誌 Badi(バディ)の取材がっ!
伊藤文学さん薔薇族394号トーク

薔薇族は生きている061●内藤ルネ展を見た後は、新宿“文学”散歩

 自力復刊薔薇族の編集部からのお知らせです。

 薔薇族の恩人であり、伊藤文学編集長の盟友でもあったイラストレーター・内藤ルネ氏。

 その一周忌によせた「内藤ルネ展“ロマンティック”よ、永遠に」が、10月29日~11月4日に伊勢丹新宿店で開催されます。

 氏の生前の作品や、久本雅美さん、常盤貴子さん、坂井真紀さんがルネ・ドールに扮した作品などの展示、グッズなどの販売も行われる予定だそうです。

 薔薇族では11月1日(土)の午後のひととき、文学編集長と共にその展示を鑑賞した後、新宿の街を散策し、お茶を飲みながら語らうイベントを企画しています。ルネさんのこと、かつての新宿二丁目のこと、あれこれ聞いてみませんか。

 会費は2000円(お茶代等の実費は各自負担)。こちらは薔薇族の出版費用に充てられます。

 お申し込みは、bungaku@barazoku.co.jp までお願い致します。



・・・文学さんと新宿二丁目を歩きながら話せる機会が今、あるなんて。これはなかなか貴重な機会ですよ!これまで参加したことのない方もぜひ、お気軽にどうぞ。FC2 同性愛Blog Ranking


再掲載
伊藤文学「薔薇族」創刊の頃を語る03●日本ゲイマスコミの誕生(2007年7月収録)
  

内藤ルネさん追悼インタビュー●伊藤文学さん(2007年11月収録)
  

薔薇族は生きている059●昭和レトロへようこそ



 8月22日から開催される「伊籐文学のコレクション展」を前に、会場の設営をお手伝いしに下北沢「ONE LOVE BOOKS」に行ってまいりました。

 久々にお会いした文学さんは、顔の色つやも良く元気でした。ただ、以前と比べて確実に足腰が弱ってきているなぁということは感じます。徒歩では、あまり遠出が出来なくなって来ているようです。

 オープニングパーティーは、23日(土)17時~21時まで。会場の3軒右となりにあるダイニング・バー「Zu inn」にて開催することになりました。この時間内に来ていただけると、とても涼しく落ち着いた雰囲気のバーで、伊籐文学さんと語らうことが出来ますよ。(会費は飲食付きで1000円~となります。)

 なお、ギャラリーとパーティー会場は別となっており、ギャラリーで絵を見るだけならば無料となっております。薔薇族に掲載された有名作家の表紙絵やグラビアの直筆画が見られるチャンスです。たとえば、内藤ルネさんや三島剛さんなど。錚々たる顔ぶれの作家陣です。

 もちろん、絵の展示即売も行っております。コレクション展の開催は8月22日(金)~9月2日(火)まで。下北沢の、ちょっと昭和レトロな雰囲気が漂う街角まで、ぜひ、お出かけください。FC2同性愛 Blog Ranking


伊籐文学さん関連映像PLAYLIST
薔薇族城落城
伊藤文学さんのところにゲイ雑誌Badi(バディ)の取材がっ!
伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門
伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る

薔薇族は生きている058●伊藤文学のコレクション展、下北沢で22日から開催

 当ブログ、ひさびさの伊藤文学さん情報です。8月22日から、下北沢の文学さん宅のすぐそばのONE LOVE BOOKS(→地図はこちら)で「伊藤文学のコレクション展」が行われることになり、ご家族の方が作られた手作りチラシがネットに公開されました。

 文学さんのブログにアップされた告知記事を見ると、相変わらずの直言・直球な文学節が冴えて(?)おりますねぇ・・・。だって、会場になる本屋の人のことを、「どんな食事をとっているのか分からないが、40代の親父さんは、やせ衰えている。」とか書いてるんですよっ!(爆)。

 文学さんは今年の前半は体調が思わしくなく、思うようにトークイベント等を開けない状態が続いていたのですが、今回はお宅のすぐそばでの開催ということで、久々にこうした機会を設けることが出来ました。23日(土)17時~21時にはオープニングパーティも開催するそうです。この時間に行くと、確実に文学さんに会えるということみたいです。

 明日、搬入を手伝いに久々に文学さんに会うのですが楽しみです。文学さんとタブーの無い会話を楽しんでいると、心がどんどんほぐされて行くんですよ~。生き返る♪。

 あ、あと。僕は関わるのを休ませてもらっていたのですが、4月と7月に自力復刊薔薇族、なにげに発行されております。(→詳しくは文学さんのブログで。)そちらの販売もしていただいている本屋さんですので、お近くの方はぜひ、お立ち寄りください。

 それにしても。文学さんとか『薔薇族』との関わりを持たないと、自分に、深い部分での「心の余裕」が無くなって行くのを感じます。実際、いろんな事情で余裕が無かったので関われなかったのですが、離れると更に余裕が無くなって悪循環になってしまうみたい(爆)。自分にとっての「核」の一つだったんだなぁ・・・。また復帰したいと、そろそろ思い始めました。FC2 同性愛Blog Ranking

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