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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2020-07
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薔薇族は生きている046●内藤ルネさんを偲ぶ01●半世紀以上の同性パートナーシップに乾杯!

 とてもショックな報せが舞い込みました。薔薇族の初期からイラストレーターとして活躍し、薔薇族の人気編集者だった藤田竜さんと50年以上にもわたる同性パートナーシップを続けて来た内藤ルネさんが、昨夜お亡くなりになりました。

 自力復刊薔薇族では、内藤ルネさんと藤田竜さんに、二人の「パートナーシップ」についての話を近々聞きに行こうと伊豆の修善寺に文学さんと出かけることを構想したりしていたのですが…間に合いませんでした。とてもショックですし残念でなりません。

 1950年代には、街を歩けば多くの女の子が「ルネ・グッズ」を持っていたと言われています。日本のファンシーイラストの草分けとして若い頃から有名だったルネさんは、1970年代に「ルネパンダ」のイラストで更なる大ブームを起こします。1971年に薔薇族が創刊され、パートナーの藤田竜さんが編集に関わるようになるのですが、しばらくは二人の仲は伊藤文学さんにも秘密だったそうです。

 その後、ルネさんは薔薇族にイラストを寄せるようになったのですが「内藤ルネ」という名前があまりにもビックネームだったために薔薇族誌面では名乗ることが出来ず「佐原サム」のペンネームを使っていました。1984年からは表紙のイラストを担当するようになるのですが、皮肉にもその頃は「内藤ルネ・ブーム」が終焉していたため、薔薇族誌上でも本名を使うようになったのです。そして薔薇族の売り上げ全盛期の「顔」として長期にわたって「ファンシーな男の子」の絵を描き続け、大事な役割を担われました。

 ルネさんの急死は、これから各メディアで報道されることでしょうが、竜さんとルネさんのパートナーシップについて言及する記事は、恐らく無いのではないかと思われます。また、「薔薇族」との関わりについてもニュースで報じるメディアが果たしてあるのかどうか…。期待せずに注目しましょう。

 ちなみに産経新聞の報道では、藤田竜さんが本名である本間真夫氏として登場していますが、「友人」と表記されています。50年にわたるパートナーシップを続けていてもいまだなお、同性パートナーは「友人」として表象されてしまうという現実があります。

★伊藤文学さんのブログに、近年の内藤ルネさんに関する記述があります。
心の豊かさだけは持ち続けて(2005年7月31日)
ルネさん、竜さんからの二冊の本の感想文(2006年8月4日)
ルネさん、死なないでよかったね。 2006年9月19日

<再掲載>
伊藤文学「薔薇族」創刊の頃を語る03●日本ゲイマスコミの誕生
…ルネさんと竜さんに関するエピソードが語られています。
  

 実は僕、今年の3月に上野の松坂屋で行われた「内藤ルネ展」でのサイン会で、ルネさんの姿を撮影していました。次回はその模様を御紹介します。FC2 同性愛Blog Ranking

薔薇族は生きている044●薔薇族394号 入稿



 前回の記事で文学さんが座骨神経痛を患ったことをお伝えしたのですが、もはや寝たきり常態化か!?と覚悟の上で下北沢を訪ねたところ…奥さんと一緒に元気に寿司屋で「遅いねぇ~君たち~ぃ」と出迎えてくださいました(あ~元気でよかった)。なんでも、お孫さんの運動会で6時間も座ったままでいたことが身体に響いてしまったとのことで、今はだいぶ楽になってきたとのこと。薔薇族394号(10月下旬発売)を印刷所に入稿するための最終チェックを行ってくださり、いつもの「文学節」は健在でした。

  

 日常生活ではつい「ギスギス」しがちなのですが、文学さんのところでホワ~ンとした時間を過ごすと明日への活力が蘇って来ます。なんなんでしょうねぇ、不思議なオーラを放つ文学さんの「人間的な魅力」の秘密を知りたくて、今後も僕は下北沢に通い続けるのでしょう。

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薔薇族は生きている043●伊藤文学・創刊の頃を語る08●めちゃくちゃ面白い破天荒な人生を歩んでください



 ちょっと心配なことになりました。今日、文志奇狩都氏(薔薇族副編集長)が原稿を貰いに伊藤文学さんのお宅を訪ねたのですが、なんと文学さんが座骨神経痛を患って寝たきりの状態になっていたというのです。どうやら座っていると痛みが止まらないらしく、次号に掲載予定の原稿を仕上げることもままならないので奥さんが口述筆記したとのこと。15日あたりに病院で診断してもらうことにはなっていますが、無事に回復できるかどうかは今のところ定かではありません。文学さん自身はとても元気なのだそうですが…。思うように身体が動かせないのってストレス溜まるでしょうし、心配です。

 さて当ブログで連載してきた銀座でのトークショー「七夕の夜に逢おう」の模様は今回が最終回。文学さんの大ファンだという画商の方からの熱いメッセージと、文学さんの「締めの挨拶」です。それではどうぞ~。

08●めちゃくちゃ面白い破天荒な人生を歩んでください
  
★この方がハマッてくださったという映像は、今年の2月に文学さんと僕が出会ったその日に収録したものです。「薔薇族」が30年以上にわたって発行されていた第二書房の社屋。その解体の過程を記録しました。→薔薇族城落城

09●忘れるってことがいちばん、大事なのかなと。
  

 まだまだこれからもたくさんトークショーやインタビューを収録したいですし、一緒に訪ねようと計画している場所もあります。文学さんの身体、なんとか回復して欲しいです。

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薔薇族は生きている042●伊藤文学・創刊の頃を語る07●他人事とは思えない何かがあるんです、ゲイの人には。

 「なんでも鑑定団」の放送紹介で中断しましたが、銀座で行われた「七夕の夜に逢おう!」の映像の続きです(もう秋だっつ~に。爆)。これまでは専ら伊藤文学さんのトークを紹介してきましたが、今回は会場を訪れた20名ほどのお客さんのうち、撮影をOKしてくださった方の自己紹介映像をお届けします。これが面白いことに、見事に「ノンケさん」ばかりになりました~(爆)。

07●他人事とは思えない何かがあるんです、ゲイの人には。
  

 まず最初の写真の方は漫画家のソルボンヌK子さん。サブカルチャーの評論家として著名な作家の唐沢俊一さんの奥さんであり、2005年に薔薇族がメディア・ソフト社によって復刊された当時から原稿を寄せてくださっています。今回の「自力復刊」も引き続き支援してくださっていて、なんと原稿を無償で提供してくださっているのです。本当に頭が下がります。3月に行われた邪宗門でのお茶会にも来てくださっているので映像にも出てきますよ。

 伊藤文学さんのイベントは不思議です。セクシュアリティーや年代を問わず、幅広い人びとが集結するんです。しかも普段LGBTコミュニティーでは見かけないような人が多く、開催するたびに新鮮な出会いがあります。

 右の写真の男性もその一人。なんと現役の自衛隊員だそうで、山梨からわざわざこの会のために出てきたとのこと。ご本人がおっしゃるところによると「ノンケさん」なのですが、ネットを通して文学さんのことを知り、著書『薔薇ひらく日を』を読んでますます興味が深まっているとのことです。8月に邪宗門で行ったトークショーにも引き続いて参加してくださり、本当に文学さんのファンなんだという気持ちが伝わって来ます。今後もあちこちでお会いできるのではないかと思うと楽しみです。

伊藤文學著・「薔薇ひらく日を―『薔薇族』と共に歩んだ30年」

 そしてこちらの女性は絵描きさん。周囲にゲイの知り合いがたくさんいるとのことで、とても印象的なことをたくさん言ってくださいました。

 「本物のゲイの皆さんごめんなさい」と恐縮したりもしていたのですが、そんな風に恐縮させてしまっているのだとしたら逆にゴメンナサイです。僕には彼女が語った「他人事とは思えない何かがあるんです、ゲイの人には」という言葉が、すごく心に残りました。そして、もっと幅広い人びとと「ゲイとしての自分を開示しながら」交流したり語ったりして行きたいなぁと、思いました。(日常生活ではまだまだ、なかなか出来ませんからね。)

 映像では紹介できませんが、この倍以上の方々が興奮しながら思いを語ってくださり、それぞれの人生が滲み出る素敵な自己紹介タイムとなりました。『薔薇族』という雑誌の36年間の歩みはゲイ当事者だけではなく、幅広い人々に「同性愛者」の様々なイメージを喚起させ、生き生きとした交流を生んできたんですね。なんとな~く頭の中だけで捉えていた「歴史」の厚みというものを、肌身に実感することの出来るトークショーでした。次回はさらに出席者の声、そして伊藤文学さんの「挨拶」をお届けします。

自力復刊薔薇族3号は現在、編集中。今度は『薔薇族』が創刊から10周年を迎えた1981年を特集します。レズビアンとゲイとの「結婚」が薔薇族誌上で呼びかけられたり、日本初のゲイ・ポルノビデオが発売されたり、新宿二丁目に藤田竜さんのゲイバー「ドラゴン」が開店したりと、トピックが満載のこの年。いよいよ「薔薇族時代」が円熟期を迎えた勢いが誌面から溢れかえっています。お楽しみに!

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薔薇族は生きている041●「開運!なんでも鑑定団」で文学さんのガレの壺、480万円スタートでオークション中!



 9月11日にテレビ東京系で放送された「開運!なんでも鑑定団」ご覧になりましたか?(注:地方によっては放送日時にズレがあるようです。)文学さんは「お宝売ります」のコーナーに出演し、ガレが1914年に製造した花瓶を鑑定してもらいました。

 実はこの花瓶、植物や動物の文様を描くことが主だったガレにしては珍しく、政治的なメッセージを込めた逸品なんです。故郷が攻め込まれ、戦火にさらされることに抗議して創ったメッセージ性の強い作品であり、そうした稀少性が評価され、480万円スタートという高値で売り出されることになりました。

現在、「開運!なんでも鑑定団」のサイトでオークションが行われています。

★ちなみに文学さんのお宅では最近まで、こんな風に飾られてました(笑)。←写真の右上に大きく映っている茶色の不思議な物体が、まさかガレの花瓶だったとは…(無造作すぎっ!爆)。

 放送では他にも「薔薇族」について、とても詳しく紹介されました。日本初の商業同性愛雑誌だということ。創刊しようと思った動機は単行本を発行してからの反響だったということ。発行当初は間違って書店の園芸コーナーに並べられることもあったエピソードなどが、下北沢の「邪宗門」で収録されたインタビューとともに紹介されました。

 僕はスタジオ収録の現場も見学したのですが、なんと司会者の石坂浩二さんは薔薇族を3、4冊程持っているそうです。また、御自身としても600万円位は出してもいいからこの花瓶、欲しいと語っていました。また、島田紳助さんが「同性愛の人もだんだん市民権を得て来ましたね」と言った時、「だから雑誌も売れなくなって来たんでしょうかね」と石坂さんは発言。この部分は残念ながら放送ではカットされていましたが、注目すべき見解ではないかな、と思います。たしかに制度上、実際に市民権を得ているかと言うと違うのですが、芸能界にいるタレントさんや裏方さんたちのリアルな感覚を感じ取ることの出来る会話ではないかと思いました。

 さて。それでは前回に引き続き下北沢の邪宗門で行われたコメント収録の映像を御紹介します。たった数秒のコメントを撮るために、時間をかけて何テイクも重ねる必要があるんですね。文学さんの場合はこれでもスムーズに行えた方だそうで、いつもはもっともっと苦労するのが当たり前なんだと取材クルーの方がおっしゃっていました。

伊藤文学さん「なんでも鑑定団」収録風景02●男は女のことを考えるのがあたりまえだと思っていたのに
  

 事前の打ち合わせによってコメントの内容は決められていたのですが、編集で使いやすいようにまとめるのって…苦労するんですね~。収録は1時間以上かかりました。FC2 同性愛Blog Ranking


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薔薇族は生きている040●緊急NEWS!「開運!なんでも鑑定団」に伊藤文学さん出演。放送は9月11日



 9月11日(火)20:54から放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」に、なんと文学さんが出演してお宝を売ります!。しかも薔薇族の製作資金を稼ぐために、とっても大事なお宝を~っ!(涙)。

 ふつう、文学さんほどの著名人がこういうことをするのって恥ずかしいんじゃないかと思ったりもするのですが…このシリーズをずっと見てくださっている方には、おわかりですね。文学さんはそんな細かいことを気にするようなキャラクターではございません(笑)。むしろ嬉々としてコメント撮りやスタジオ収録に臨み、島田紳助さんや石坂浩二さんとのトークを楽しんでおられました。さあ、文学さんの出品したお宝の査定は、いくらになったのでしょうか?そして…石坂浩二さんの意味深バクダン発言は、放送されるのでしょうか?(←びっくりしたよ本当に。笑)

 それではまず、7月31日に下北沢の喫茶店「邪宗門」で行われたコメント収録の模様を先行公開!

●伊藤文学さん「開運!なんでも鑑定団」9月11日放送分・収録風景@邪宗門
  

 スタジオ収録では文学さん、かなりかっ飛ばして言いたいことを言いまくってましたよ。どうぞお楽しみに~。FC2 同性愛Blog Ranking


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薔薇族は生きている039●伊藤文学・創刊の頃を語る06●軍隊なんかでは上官に可愛いがられると・・・笹岡作治秘話

 かつての日本軍って「男だけの世界」だったわけで。そこにも当然、ある一定数は同性愛者がいたわけで。(どんな時代にも、どんな立場の人たちの中にも、必ず存在しているんですからね。)

 七夕に開催されたトークショーでは、薔薇族創刊当時のエピソードを語った文学さん。1971年と言えば、まだ戦後26年目だったということもあり、読者からの投稿に兵隊経験戦場での体験を記したものも数多くあったそうです。それらは「同性愛者としての視点」をもって書かれているわけですから、歴史的にも非常に貴重な資料であると言えるでしょう。初期の薔薇族には、今の視点から見ると貴重な歴史の証言がたくさん詰まっています。

 その中でも特に異彩を放ったのが笹岡作治さんの作品群。ちなみに「笹岡作治」という名前は文学さんが名付けたペンネームなんだとか。創刊当初は住所・氏名を明かさずに作品を投稿してくる人が多く、笹岡さんもその一人。手がかりといえば消印が「福岡」だということだけなのです。昭和48年7月に発行された「薔薇族No.12」に『ああ,M検物語』という作品が掲載されて以降、福岡から途切れることなく作品が寄せられ、薔薇族誌上を彩る「読者投稿作家」の一人に成長して行ったそうです。

06●軍隊なんかでは上官に可愛いがられると・・・笹岡作治秘話
  
伊藤文学「薔薇族」創刊の頃を語る 全映像PLAYLIST

 べつに同性愛者じゃなくても、若くて健康な男子が全裸にされてペニスを刺激されたら、興奮してしまうのは仕方のないこと。かつて、この国のほとんどの男子が受けさせられた「M検」では、新米が上官に対して身体の全てを晒す「通過儀礼」が行われていたんです。個人としての意志を殺し、国に対して忠誠を誓えるかどうかのテストという意味合いもあったとか…。

 同性愛者としての従軍経験を小説化した「ああ,M検物語」の好評を受け、数々のSM小説を薔薇族誌上に発表した笹岡作治さん。しかし、ある大学生読者からの批判的な投書が掲載されたことに傷つき、以後パッタリと作品投稿が途切れてしまったのだとか。なんともったいないことでしょう。

 才能のある作家を些細なことで潰してしまい、悔やみきれなかった文学さんはその後、「幻の作家」笹岡作治が誰だったのかを探し当てます。昭和47年6月に番町書房から発行された『兵隊画集』の著者である富田晃弘氏。筆跡や関係者の話から、同一人物であることは、ほぼ間違いないようです。(イラストは『兵隊画集』より) 

 笹岡作治さんのエピソードや小説「ああ,M検物語」(←これすっごく面白い!)、前回までに紹介したエログラビアの「大阪のおっちゃん」の話、干されてしまったヤマジュンの話などは、2006年に河出書房新社から発行された伊藤文学著「『薔薇族』の人びと~その素顔と舞台裏」に詳しく掲載されています。

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

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薔薇族は生きている038●創刊の頃を語る05●嫌われて、干されてしまったヤマジュンよ今どこに。



 今では規制が厳しくなって売ることの出来なくなった「少年の写真集」ですが、かつては大人気で出版すると飛ぶように売れていたそうです。しかも、いち早く出版したのは文学さんだったとか。その他にも草創期ならではのハチャメチャなエピソードが次々と出てきます。

05●嫌われて、干されてしまったヤマジュンよ今どこに。
  

 ヤマジュン、かわいそう。今では大人気なのに…。

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■自力復刊薔薇族・夏号の目次はこちら。
■関連映像●薔薇族城落城Playlist伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門
伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る

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薔薇族は生きている037●伊藤文学・創刊の頃を語る04●最初のヌードグラビアは、お花畑の男たち



 前回に続いて創刊当初の話。1971年当時は「男のヌードグラビア」を撮ること自体が珍しかったわけで、なにしろ写真が無い。そこで、まずは文学さんが知り合いの写真家・原栄三郎さんに撮影を頼んだのですが…出来上がった写真は、お花畑で男同士が戯れているという、どう考えても「ゲイ受け」するセンスのものではなかったんですね~つまり大失敗だったというわけで(爆)。この写真、たしかに僕の目から見ても「イケてない」と思います、ええ。

04●最初のヌードグラビアは、お花畑の男たち
  

 「薔薇族」という名前がメジャーになったらなったで、正直に雑誌名を告げるとモデルに逃げられてしまったりもしたそうで。しかし「ヌードグラビア」こそが、読者が薔薇族を買う大きな目的だったりするから外すわけにも行きませんし。苦労は尽きなかったようですが、それを話す文学さんは楽しそう(笑)。

「検証◎薔薇族グラビア黎明期」は自力復刊薔薇族・夏号に掲載
…創刊号で大失敗したヌードグラビアは、編集者・藤田竜さんの計らいにより第二号からガラッとイメージチェンジ。かなり「男っぽい」センスに変わることになります。売り上げにダイレクトに響くでしょうから、そこんところは大事だったんでしょうね~。
 自力復刊薔薇族・第2号では「検証◎薔薇族グラビア黎明期」と題して、当時の掲載写真を多数紹介。伊藤文学さんと藤田竜さんが撮影秘話を明かした対談を再録し、現在の副編集長・文志奇狩人氏が検証しています。

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薔薇族は生きている036●伊藤文学・創刊の頃を語る03●日本ゲイマスコミの誕生



 藤田竜さん、間宮浩さんなどの有力スタッフを得たことで、いよいよ薔薇族は創刊に向かって動き出します。1971年当時は貴重だった「男の写真」は、大阪のおっちゃんと呼ばれていた「円谷さん」から提供してもらいます。そして何より、編集者としての総合能力を持つ藤田竜さんが実力を発揮したことで、薔薇族のその後の歩みが決定付けられるのです。有名な表紙の絵も、初期はほとんど藤田竜さんが担当しています。

伊藤文学・創刊の頃を語る03●日本ゲイマスコミの誕生
  

 個性の強い人物がのびのびと実力を発揮できる「場」があることで、新しい分野は切り拓かれて行くものです。

 こうして、それまでは「会員制」だったりして限られた人々がコソコソと見ることしか出来なかった同性愛雑誌が、東販や日販のルートに乗って一般書店でも売られる「マスコミ」になったわけです。なにしろ創刊号から1万部刷ったわけですからスゴイですね~大冒険(笑)。これはきっと、文学さんが同性愛者の当事者では無かったからこそ、やってしまえた冒険だったのではないかと僕は思います。なぜなら当時の当事者たちは、今よりもずっとずっと「自らのホモフォビア」に苦しんでいる人が多かったでしょうから。FC2 同性愛Blog Ranking


■「日本ゲイマスコミの誕生」を特集している薔薇族・2007年夏号は下記の書店、あるいは通販で発売中!1971年に発行された創刊号と第2号について、現在の視点から詳細に読み解きます。
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