解放記念日。

無知がもたらす偏見とか妄想こそが、人と人との争い事や悲劇を生み出す元凶です。自分の中にも少なからず巣食っている、そういったものから出来るだけ解放されたいというのが、僕の人生における一大テーマです。そのためにも、どんどん行動することで自分が「やわらかく」なって行きたいし、つまらない思い込みから解放されて自由になって行きたい。そして、それは「意識し続けなくちゃ」できないことなんだと最近気付き始めています。
★本日行われた尾辻さんの記者会見とIDAHO街頭アクションは映像で収録しました。明日以降、連載させていただきます。神戸LGBTIQプライドマーチの連載も引き続き行いますので、お楽しみに!
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コメント
この記事へのコメント
ところで
このページで教えてもらった「yes」って休刊になっちゃったんですか?
このごろ見掛けないような気がするんですが
このごろ見掛けないような気がするんですが
「運動体への嫌悪」-思い当たることが。
今日は。17日の参加者です。
東南口で挨拶する機会を逃してしまいましたが、akaboshiさんが1年前に書かれた文章も合わせてゆっくり考えられたので、せっかちに挨拶せず賢明でした。
活動参加以前にakaboshiさんの文章から受けた印象は、私が韓国に興味がありつつもネットの嫌韓運動に影響されて嫌韓の立場を取り続け、結局偏見に気がついてから偏見を捨てるまでに1年以上かかった経験と同様でした。(無知から来る恐怖心)
しかし活動に参加して、akaboshiさんの文章に思い当たる節が、と思ったのは、通行人に掲げたポスターと見比べられて「同性愛」の代表のような視線で見られるうちに、「同性愛で何が悪い」と、自分をよろいで保護しながら通行人と対峙するような感覚があったからです。
尾辻さんのような、石坂さんのような柔らかい先駆者が居ても、私のように自分を防護する必要性を感じてしまうのは、不思議ですね。
「嫌韓」はネット上だけで、現実に遭遇したことは無いので情報を選べば接することなく生きられますが、同性愛嫌悪はネットよりも現実にあるのかな、とか思います。
つらつら書かせていただき、失礼致しました。
東南口で挨拶する機会を逃してしまいましたが、akaboshiさんが1年前に書かれた文章も合わせてゆっくり考えられたので、せっかちに挨拶せず賢明でした。
活動参加以前にakaboshiさんの文章から受けた印象は、私が韓国に興味がありつつもネットの嫌韓運動に影響されて嫌韓の立場を取り続け、結局偏見に気がついてから偏見を捨てるまでに1年以上かかった経験と同様でした。(無知から来る恐怖心)
しかし活動に参加して、akaboshiさんの文章に思い当たる節が、と思ったのは、通行人に掲げたポスターと見比べられて「同性愛」の代表のような視線で見られるうちに、「同性愛で何が悪い」と、自分をよろいで保護しながら通行人と対峙するような感覚があったからです。
尾辻さんのような、石坂さんのような柔らかい先駆者が居ても、私のように自分を防護する必要性を感じてしまうのは、不思議ですね。
「嫌韓」はネット上だけで、現実に遭遇したことは無いので情報を選べば接することなく生きられますが、同性愛嫌悪はネットよりも現実にあるのかな、とか思います。
つらつら書かせていただき、失礼致しました。
没名子さんへの横レスとその他思うこと
HIV関連のボランティアをやっていた当初の頃は、僕は「HIV患者の権利をゲイの権利にすりかえて論ずる人」が大嫌いで(HIVの場合LGBTというよりゲイの、という感じになるんだけど)。
でもそこの線引きをきちんとするにはお互いに攻撃しあうのではなくて、両方に当事者として当てはまる人が動いていくのが効果的なんだって気が付いて、それが僕が動く原動力になってます。
このサイトから得られる情報のおかげで僕の中の「アクティビスト観」もかなり丸くなってきたかな、なんてね。
>没名子さん
yesは休刊しています。
発行元では新しい雑誌の創刊を目指しているようなので、それが成就するにしろしないにしろ、「yes」という雑誌はもう出ない可能性が高いように思います(誌名は残す可能性もないとは言えませんが)。
でもそこの線引きをきちんとするにはお互いに攻撃しあうのではなくて、両方に当事者として当てはまる人が動いていくのが効果的なんだって気が付いて、それが僕が動く原動力になってます。
このサイトから得られる情報のおかげで僕の中の「アクティビスト観」もかなり丸くなってきたかな、なんてね。
>没名子さん
yesは休刊しています。
発行元では新しい雑誌の創刊を目指しているようなので、それが成就するにしろしないにしろ、「yes」という雑誌はもう出ない可能性が高いように思います(誌名は残す可能性もないとは言えませんが)。
●ぐるりさん。
そうですね。当事者であることを明かした状態で新宿の街頭に居てみると、
「世間の目」というものの実態を感じる瞬間が何度もありました。
でも、大多数の人々は無関心を装って通り過ぎて行きますし、
中にはとても興味深そうに足を止めて見入っている人もいました。
一言では語れない、通行人一人一人にも、一人一人の思いがあります。
それを無視して、ある特定の人の特殊な反応だけで
「街の反応はこうだった」と短絡的に決め付けてしまわないように
気をつけなければと、今年のIDAHOでは思いました。
「世間の目」というものの実態を感じる瞬間が何度もありました。
でも、大多数の人々は無関心を装って通り過ぎて行きますし、
中にはとても興味深そうに足を止めて見入っている人もいました。
一言では語れない、通行人一人一人にも、一人一人の思いがあります。
それを無視して、ある特定の人の特殊な反応だけで
「街の反応はこうだった」と短絡的に決め付けてしまわないように
気をつけなければと、今年のIDAHOでは思いました。
●sakuraさん。
「yes」の件、説明ありがとう。雑誌は今、本当に厳しいみたいだね。
「アクティビスト観」がかなり丸くなったというsakuraさんの表現。とても嬉しかった。
この一年の僕の中のいちばん大きな変化って、そこなんだよね。
「アクティビスト観」がかなり丸くなったというsakuraさんの表現。とても嬉しかった。
この一年の僕の中のいちばん大きな変化って、そこなんだよね。
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